インターネット新教会

インターネット新教会は誰でもいつでも訪れて主を礼拝することが出来ます。 この世の金銭の献金は一切不要ですが、主のものである善と真理は十分の一とは言わず凡てを主に返してください。 自分が語り行ったどんな真理も善い事も自分が語り行ったと思わず、自分を通して主が為されたことを承認して主を見上げ主に帰してください。 聖餐として、聖言とスヴェーデンボリによって明かされた聖言の内意から日々の心の糧を得てそれを日常生活で活用してください。 洗礼として、なぜ悔い改めるのか、何を悔い改めるのか、どのように悔い改めるのかということを知り、また日々悔い改める習慣を持ってください。 悪から離れて用を為すために、隣人に悪を為すことを恐れて、憎しみ、復讐心、姦淫、欲心、自尊心、不平、愚痴等を遠ざけ、また隣人に役立つことを喜んで自分の役割、仕事、使命等を誠実に果たしてください。 偽善を避け主を義とするために、そのことは自分がそのようにしているのではなく、自分を通して主が為されておられることを承認して、主を見上げ、主を義として、主によって善い実を結んでください。

5-7163~7169意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7163~7169意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7163.二十二~二十三節、「そして、モーセはエホバに立ち返り、また言った。主よ、なぜあなたはこの民に悪を為されたのですか? なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?
そして、私があなたの御名において話すためにファラオに行ってから彼はこの民に悪を為し、またあなたはあなたの民を救い出すことで救いませんでした。」
「そして、モーセはエホバに立ち返り、また言った」は、神的な律法からの苦情を意味し、「主よ、なぜあなたはこの民に悪を為されたのですか?」は、真理と善の中に居る者達が間違った原理により過度に害されることを意味し、「なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?」は、それでも神的なものから発している律法は異なって言うことが認められる時を意味し、「そして、私があなたの御名において話すためにファラオに行ってから」は、間違った原理の中に居る者達に現れた神的な律法から命じられた時を意味し、「彼はこの民に悪を為した」は、その時、間違った原理が吹き込まれたことによって教会の真理と善の中に居る者達の害されることが認められたことを意味し、「またあなたはあなたの民を救い出すことで救いませんでした」は、間違った原理からの攻撃の状態から連れ出されなかったことを意味する。

7164.「そして、モーセはエホバに立ち返り、また言った」が、神的な律法からの苦情を意味することは、「エホバに立ち返ること」の意味が、間違った原理と悪の中に居る者達から真理と善の中に居る者達への攻撃について神的なものへ知らせることの苦情であることから知られよう。「エホバに立ち返ること」が苦情であることは後に続く箇所から明らかである。また「モーセ」の表象が神的な律法であることから知られよう。そのことについては6723, 6752, 6771, 6827, 7014番に示された。それ故、神的な律法である真理からの苦情である。そのような支配が真理の中に居る者達の上に居る間違った原理の中に居る者達にある。

7165.「主よ、なぜあなたはこの民に悪を為されたのですか?」が、真理と善の中に居る者達が間違った原理により過度に害されることを意味することは、「悪を為すこと」の意味が間違った原理により過度に害されることを許すことであることから知られよう。なぜなら、真理と善の中に居る者達について言われる時、それが霊的な意味において悪を為すことであるからである。またここの民である「イスラエルの子孫達」の表象が、直ぐ上の7162番のように霊的な教会からの者達であることから、従って教会の真理とその善の中に居る者達であることから知られよう。

7166.「なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?」が、それでも神的なものから発している律法は異なって言うことが認められる時を意味することは、「なぜここへ」の意味が異なって言われる時、なぜそのようにあるかであることから知られよう。またそれらを自分自身から言う「モーセ」の表象が神的なものからの律法であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7164番に示された。また「差し向けられること」の意味が発することであることから知られよう。そのことについては4710, 6831番に示された。それ故、「なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?」によって神的なものから発している律法は異なって言うことが認められる時を意味する。それは間違った原理からの攻撃について嘆く者から言われるので、神的なものからの律法が異なって言う如く見える。それ故に、異なって言うことが認められる。なぜなら、神的なものからの律法は秩序の律法であるからであり、また秩序の律法は間違った原理からの攻撃の状態の中に居る者達について、彼らは絶望に至るまで害されなければならないからであり、またもし、絶望に至るまで害されるのでなければ攻撃からの最後の用は存在しないからである。絶望に至るまで試練が増やされることは、ゲッセマネの主の試練から明瞭に知られよう。マタイ伝、26. 38, 39、マルコ伝、14. 33-36、ルカ伝、22.44、を参照、またその後、十字架の上でもまた絶望の状態に至るまで導かれた。マタイ伝、27.46、を参照、また主の試練は誠実な者達の試練の原型である。それ故に主は御自身について行くことを欲する者は自分の十字架を手に取らなければならないと言われた。マタイ伝、10.38、16.24、を参照、なぜなら、主の栄化は人間の再生の原型であるからであり、3138, 3212, 3296, 3490, 4402, 5688番を参照、また再生は特に試練によって為されるからである。

7167.「そして、私があなたの御名において話すためにファラオに行ってから」が、間違った原理の中に居る者達に現れた神的な律法から命じられた時を意味することは、「話すために行くこと」の意味が命令を伝えることであることから知られよう。ここでは現れることである。なぜなら、神的なものからの命令は地獄の中に居る者達に明瞭には持って行けないからであり、霊達を通して彼らに勧告が為されるからである。それ故に神的なものからの命令の如く彼らに見える。また「ファラオ」の表象が間違った原理の中に居る者達、また害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, 7142番(に示された)。また「エホバの御名」の意味が主が礼拝されるための信仰と仁愛の凡てのものであることから知られよう。そのことについては2724, 3006, 6674番(に示された)。従って神的な律法の凡てのものである。なぜなら、神的な律法は仁愛と信仰のものを除いて他のものではないからである。というのは神的な律法は主から発している神的な真理であるからであり、また主から神的な善と神的な真理があるからであり、また神的な善は愛と仁愛であるからであり、また神的な真理は信仰であるからである。

7168.「彼はこの民に悪を為した」が、その時、間違った原理が吹き込まれたことによって教会の真理と善の中に居る者達の害されることが認められたことを意味することは、「悪を為すこと」の意味が吹き込まれた間違った原理によって害することであることから知られよう。ここでは害されることが認められることである。なぜなら、攻撃と試練の中に居る者達は注ぎ込まれた間違った原理によって害されることが出来ないからである。というのは主が守られるからである。またここの民である「イスラエルの子孫達」の表象が上の7162番のように教会の真理と善の中に居る者達であることから知られよう。

7169.「またあなたはあなたの民を救い出すことで救いませんでした」が、間違った原理からの攻撃の状態から連れ出されなかったことを意味することは、「救い出されること」の意味が間違った原理からの攻撃の状態から連れ出されることであることから知られよう。なぜなら、前の箇所において間違った原理からの攻撃について取り扱われたからであり、それ故、ここではそれらから連れ出されることが取り扱われているからである。「あなたの民」が教会の真理と善の中に居り、また害された者達であることは直ぐ上の7165, 7168番に認められよう。

5-7167~7169原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7167~7169原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7167. `Et ex quo veni ad Pharaonem ad loquendum in nomine Tuo': quod significet cum mandatum ex illis quae legis Divinae sunt appareret illis qui in falsis, constat ex significatione `venire ad loquendum' quod sit mandatum perferre, hic apparere, nam mandatum a Divino non manifeste perfertur ad illos qui in infernis, sed fit ad illos exhortatio per spiritus, inde apparet illis sicut mandatum a Divino; ex repraesentatione `Pharaonis' quod sint qui in falsis et infestant, de qua n. 6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, 7142; et ex significatione `nominis Jehovae' quod sit omne fidei et charitatis quo Dominus colitur, de qua n. 2724, 3006, 6674, ita omne quod est legis Divinae, nam lex Divina non aliud est quam quod est charitatis et fidei; lex enim Divina est verum Divinum procedens a Domino, et quod procedit a Domino est Divinum Bonum et Verum, et Divinum Bonum {1} est amor et charitas, et Divinum Verum est fides.

7167. `Et:また、そして、ex:~から、~により、quo:それから、そのことから、veni:来た、行った、(一人称単数完了)ad:~に、~へ、Pharaonem:パロ、ファラオ、ad:~に、~へ、loquendum:話すことへ、in:~の中、~において、nomine:名、名前、Tuo'::あなたの、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、cum:その時、その場合、mandatum:命令、命じられた、ex:~から、~により、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、legis:律法、法律、Divinae:神的な、sunt:ある、appareret:現われた、見えた、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` venire:来ること、行くこと、ad:~のために、~へ、loquendum':話すことへ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、mandatum:命令、命じられた、perferre,:伝えること、知らせること、hic:ここに、この場に、apparere,:見えること、現れること、nam:なぜなら、というのも、mandatum:命令、命じられた、a:~から、~により、Divino:神的な、non:否、manifeste:明瞭に、はっきりと、perfertur:持って行かれる、運ばれる、ad:~に、~へ、illos:彼らへ、qui:その者達、in:~の中、~において、infernis,:地獄、sed:しかし、fit:為される、行われる、ad:~に、~へ、illos:彼らへ、exhortatio:奨励、勧告、刺激、誘因、per:~を通して、~によって、spiritus,:霊達、inde:それ故、そこから、apparet:現れる、見える、illis:それらに、彼らに、sicut:~の如く、~のように、mandatum:命令、命じられた、a:~から、~により、Divino;:神的な、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis':パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、et:また、そして、infestant,:悩ます、損なう、害する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, 7142; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、` nominis:名、名前、Jehovae':エホバ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、omne:凡ての、全体の、fidei:信仰、et:~と、および、charitatis:仁愛、quo:そのために、それによって、Dominus:主、colitur,:礼拝される、崇拝される、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2724, 3006, 6674, ita:このように、従って、omne:凡ての、全体の、quod:こと、それ、そのこと、est:ある、legis:律法、法律、Divinae,:神的な、nam:なぜなら、というのも、lex:法律、律法、Divina:神的な、non:否、aliud:他のもの、異なった、est:ある、quam:~を除いて、~の外は、quod:こと、それ、そのこと、est:ある、charitatis:仁愛、et:~と、および、fidei;:信仰、lex:法律、律法、enim:なぜならば、~というのは、Divina:神的な、est:ある、verum:真理、Divinum:神的な、procedens:生じている、発している、a:~から、~により、Domino,:主、et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、procedit:生じる、発する、a:~から、~により、Domino:主、est:ある、Divinum:神的な、Bonum:善、et:~と、および、Verum,:真理、et:また、そして、Divinum:神的な、Bonum:善、{1} est:ある、amor:愛、et:~と、および、charitas,:仁愛、et:また、そして、Divinum:神的な、Verum:真理、est:ある、fides.:信仰、

7167.「そして、私があなたの御名において話すためにファラオに行ってから」が、間違った原理の中に居る者達に現れた神的な律法から命じられた時を意味することは、「話すために行くこと」の意味が命令を伝えることであることから知られよう。ここでは現れることである。なぜなら、神的なものからの命令は地獄の中に居る者達に明瞭には持って行けないからであり、霊達を通して彼らに勧告が為されるからである。それ故に神的なものからの命令の如く彼らに見える。また「ファラオ」の表象が間違った原理の中に居る者達、また害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, 7142番(に示された)。また「エホバの御名」の意味が主が礼拝されるための信仰と仁愛の凡てのものであることから知られよう。そのことについては2724, 3006, 6674番(に示された)。従って神的な律法の凡てのものである。なぜなら、神的な律法は仁愛と信仰のものを除いて他のものではないからである。というのは神的な律法は主から発している神的な真理であるからであり、また主から神的な善と神的な真理があるからであり、また神的な善は愛と仁愛であるからであり、また神的な真理は信仰であるからである。

7168. `Malefecit populo huic': quod significet quod tunc per injecta falsa viderentur laedi illi qui in Ecclesiae veris et bonis, constat ex significatione `malefacere' quod sit laedere per injecta falsa, `hic videri laedi, nam qui in infestatione et in tentatione sunt non possunt per injecta falsa laedi, Dominus enim tutatur; et ex repraesentatione `filiorum Israelis,' qui hic sunt populus, quod sint qui in veris Ecclesiae et bonis ejus, ut supra n. 7162.

7168. `Malefecit:悪を為した、悪いことをした、不正を為した、populo:人々、民、huic'::これに、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、tunc:その時、やがて、per:~を通して、~によって、injecta:起こされた、吹き込まれた、falsa:諸々の間違った原理(信念)、viderentur:見られた、認められた、laedi:傷つけられること、害されること、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、Ecclesiae:教会、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis,:諸々の善、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`malefacere':悪を行なうこと、悪を為すこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、laedere:傷つけること、害すること、per:~を通して、~によって、injecta:起こされた、吹き込まれた、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、`hic:ここに、この場に、videri:見られること、認められること、laedi,:傷つけられること、害されること、nam:なぜなら、というのも、qui:その者達、in:~の中、~において、infestatione:悩ますこと、攻撃、襲撃、et:~と、および、in:~の中、~において、tentatione:誘惑、試練、sunt:ある、non:否、possunt:出来る、可能である、per:~を通して、~によって、injecta:起こされた、吹き込まれた、falsa:諸々の間違った原理(信念)、laedi,:傷つけられること、害されること、Dominus:主、enim:なぜならば、~というのは、tutatur;:守る、保護する、et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、` filiorum:息子達、子孫達、Israelis,':イスラエル、qui:その者達、hic:ここに、この場に、sunt:ある、populus,:人々、民、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、Ecclesiae:教会、et:~と、および、bonis:諸々の善、ejus,:それの、彼の、ut:~のように、~として、supra:上に、上部に、n.:番号、7162.

7168.「彼はこの民に悪を為した」が、その時、間違った原理が吹き込まれたことによって教会の真理と善の中に居る者達の害されることが認められたことを意味することは、「悪を為すこと」の意味が吹き込まれた間違った原理によって害することであることから知られよう。ここでは害されることが認められることである。なぜなら、攻撃と試練の中に居る者達は注ぎ込まれた間違った原理によって害されることが出来ないからである。というのは主が守られるからである。またここの民である「イスラエルの子孫達」の表象が上の7162番のように教会の真理と善の中に居る者達であることから知られよう。

7169. `Et liberando non liberasti populum Tuum': quod significet quod e statu infestationum a falsis non exempti, constat (c)ex significatione `liberari' quod sit ex statu infestationum a falsis eximi, nam de infestationibus a falsis in praecedentibus agitur, inde liberari hic est ab illis eximi; quod `populus Tuus' sint qui in veris et bonis Ecclesiae, et infestati, videatur mox supra n. 7165, 7168.

7169. `Et:また、そして、liberando:自由にすることで、解放することで、救い出すことで、non:否、liberasti:自由にした、解放した、救い出した、(二人称単数完了略形)populum:人々、民、Tuum'::あなたの、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、e:~から、~により、statu:状態、性質、infestationum:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、non:否、exempti,:取り出された、持ち出された、連れ出された、constat:知られる、明らかである、(c)ex:~から、~により、significatione:意味、`liberari':解放されること、救い出されること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、ex:~から、~により、statu:状態、性質、infestationum:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、eximi,:取り出されること、持ち出されること、連れ出されること、nam:なぜなら、というのも、de:~について、infestationibus:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、in:~の中、~において、praecedentibus:先行しているもの、agitur,:述べられる、取り扱われる、inde:それ故、そこから、liberari:解放されること、救い出されること、hic:ここに、この場に、est:ある、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、eximi;:取り出されること、持ち出されること、連れ出されること、quod:こと、それ、そのこと、` populus:人々、民、Tuus':あなたの、sint:ある、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis:諸々の善、Ecclesiae,:教会、et:また、そして、infestati,:悩まされた、害された、videatur:見られる、認められる、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7165, 7168.

7169.「またあなたはあなたの民を救い出すことで救いませんでした」が、間違った原理からの攻撃の状態から連れ出されなかったことを意味することは、「救い出されること」の意味が間違った原理からの攻撃の状態から連れ出されることであることから知られよう。なぜなら、前の箇所において間違った原理からの攻撃について取り扱われたからであり、それ故、ここではそれらから連れ出されること(が取り扱われているからである)。「あなたの民」が教会の真理と善の中に居り、また害された者達であることは直ぐ上の7165, 7168番に認められよう。

5-7163~7166原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7163~7166原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7163. Vers. 22, 23. Et reversus Moscheh ad Jehovam, et dixit, Domine, quare malefecisti populo huic? quare hoc, misisti me? Et ex quo veni ad Pharaonem ad loquendum in nomine Tuo, malefecit populo isti, et liberando non liberasti populum Tuum. `Et reversus Moscheh ad Jehovam, et dixit' significat querimoniam ex lege Divina: `Domine, quare malefecisti populo huic?' significat quod illi qui in veris et bonis nimium infestentur a falsis: `quare hoc, misisti me?' significat cum tamen lex (c)a Divino (x)procedens videatur aliter dicere: `et ex quo veni ad Pharaonem ad loquendum in nomine Tuo' significat cum mandatum ex illis quae legis Divinae sunt appareret illis qui in falsis: `malefecit populo huic' significat quod tunc per injecta falsa viderentur laedi illi qui in Ecclesiae veris et bonis: `et liberando non liberasti populum Tuum' (x)significat quod e statu infestationum a falsis non exempti.

7163. Vers.:節、22, 23. Et:また、そして、reversus:引き返した、帰った、戻った、立ち返った、(dep)Moscheh:モーセ、ad:~に、~へ、Jehovam,:エホバ、et:また、そして、dixit,:言った、Domine,:主よ、(呼格)quare:それ故に、なぜ、malefecisti:悪を為した、悪いことをした、不正を為した、(二人称単数完了)populo:人々、民、huic?:これに、quare:それ故に、なぜ、hoc,:これへ、misisti:行かせた、差し向けた、派遣した、(二人称単数完了)me?:私を、
Et:また、そして、ex:~から、~により、quo:それから、そのことから、veni:来た、行った、(一人称単数完了)ad:~に、~へ、Pharaonem:パロ、ファラオ、ad:~に、~へ、loquendum:話すことへ、in:~の中、~において、nomine:名、名前、Tuo,:あなたの、malefecit:悪を為した、悪いことをした、不正を為した、populo:人々、民、isti,:それに、et:また、そして、liberando:自由にすることで、解放することで、救い出すことで、non:否、liberasti:自由にした、解放した、救い出した、(二人称単数完了略形)populum:人々、民、Tuum.:あなたの、
`Et:また、そして、reversus:引き返した、帰った、戻った、立ち返った、(dep)Moscheh:モーセ、ad:~に、~へ、Jehovam,:エホバ、et:また、そして、dixit':言った、significat:意味する、querimoniam:不平、苦情、ex:~から、~により、lege:律法、法律、Divina::神的な、`Domine,:主よ、(呼格)quare:それ故に、なぜ、malefecisti:悪を為した、悪いことをした、(二人称単数完了)populo:人々、民、huic?':これに、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis:諸々の善、nimium:過度の、極端な、過剰な、infestentur:悩まされる、害される、a:~から、~により、falsis::諸々の間違った原理(信念)、` quare:それ故に、なぜ、hoc,:これへ、misisti:行かせた、差し向けた、派遣した、(二人称単数完了)me?':私を、significat:意味する、cum:その時、その場合、tamen:それでも、やはり、lex:法律、律法、(c)a:~から、~により、Divino:神的な、(x) procedens:生じている、発している、videatur:見られる、認められる、aliter:他の方法で、異なって、dicere::言うこと、`et:また、そして、ex:~から、~により、quo:それから、そのことから、veni:来た、行った、(一人称単数完了)ad:~に、~へ、Pharaonem:パロ、ファラオ、ad:~のために、~へ、loquendum:話すことへ、in:~の中、~において、nomine:名、名前、Tuo':あなたの、significat:意味する、cum:その時、その場合、mandatum:命令、命じられた、ex:~から、~により、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、legis:律法、法律、Divinae:神的な、sunt:ある、appareret:現われた、見えた、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis::諸々の間違った原理(信念)、`malefecit:悪を為した、悪いことをした、populo:人々、民、huic':これに、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、tunc:その時、やがて、per:~を通して、~によって、injecta:吹き込まれた、着せられた、falsa:諸々の間違った原理(信念)、viderentur:見られた、認められた、laedi:傷つけられること、害されること、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、Ecclesiae:教会、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis::諸々の善、`et:また、そして、liberando:自由にすることで、解放することで、救い出すことで、non:否、liberasti:自由にした、解放した、救い出した、(二人称単数完了略形)populum:人々、民、Tuum':あなたの、(x) significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、e:~から、~により、statu:状態、性質、infestationum:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、non:否、exempti.:取り出された、持ち出された、連れ出された、

7163.二十二~二十三節、「そして、モーセはエホバに立ち返り、また言った。主よ、なぜあなたはこの民に悪を為されたのですか? なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?
そして、私があなたの御名において話すためにファラオに行ってから彼はこの民に悪を為し、またあなたはあなたの民を救い出すことで救いませんでした。」
「そして、モーセはエホバに立ち返り、また言った」は、神的な律法からの苦情を意味し、「主よ、なぜあなたはこの民に悪を為されたのですか?」は、真理と善の中に居る者達が間違った原理により過度に害されることを意味し、「なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?」は、それでも神的なものから発している律法は異なって言うことが認められる時を意味し、「そして、私があなたの御名において話すためにファラオに行ってから」は、間違った原理の中に居る者達に現れた神的な律法から命じられた時を意味し、「彼はこの民に悪を為した」は、その時、間違った原理が吹き込まれたことによって教会の真理と善の中に居る者達の害されることが認められたことを意味し、「またあなたはあなたの民を救い出すことで救いませんでした」は、間違った原理からの攻撃の状態から連れ出されなかったことを意味する。

7164. `Et reversus Moscheh ad Jehovam, et dixit': quod significet querimoniam ex lege Divina, constat ex significatione `reverti ad Jehovam' quod sit querimoniam perferre ad Divinum de infestatione illorum qui in veris et bonis, ab illis qui in falsis et malis; quod `reverti ad Jehovam' sit querimonia, patet a sequentibus; ex repraesentatione `Moschis' quod sit lex Divina, de qua n. 6723, 6752, 6771, 6827, 7014; inde querimonia est ex vero quod est legis Divinae, quod tale dominium sit illis qui in falsis super illos qui in veris.

7164. `Et:また、そして、reversus:引き返した、帰った、戻った、立ち返った、(dep)Moscheh:モーセ、ad:~に、~へ、Jehovam,:エホバ、et:また、そして、dixit'::言った、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、querimoniam:不平、苦情、ex:~から、~により、lege:律法、法律、Divina,:神的な、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` reverti:帰ること、立ち返ること、(dep)ad:~に、~へ、Jehovam':エホバ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、querimoniam:不平、苦情、perferre:伝えること、知らせること、届けること、ad:~に、~へ、Divinum:神的な、de:~について、infestatione:悩ますこと、攻撃、襲撃、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis,:諸々の善、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、malis;:諸々の悪、quod:こと、それ、そのこと、` reverti:帰ること、立ち返ること、(dep)ad:~に、~へ、Jehovam':エホバ、sit:ある、querimonia,:不平、苦情、patet:明らかである、a:~から、~により、sequentibus;:後に続く、次の、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Moschis':モーセ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、lex:法律、律法、Divina,:神的な、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6723, 6752, 6771, 6827, 7014; inde:それ故、そこから、querimonia:不平、苦情、est:ある、ex:~から、~により、vero:真理、quod:こと、それ、そのこと、est:ある、legis:律法、法律、Divinae,:神的な、quod:こと、それ、そのこと、tale:このような、次ぎのような、dominium:支配、sit:ある、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、super:~の上へ、~の上に、illos:彼らを、qui:その者達、in:~の中、~において、veris.:諸々の真理、

7164.「そして、モーセはエホバに立ち返り、また言った」が、神的な律法からの苦情を意味することは、「エホバに立ち返ること」の意味が、間違った原理と悪の中に居る者達から真理と善の中に居る者達への攻撃について神的なものへ知らせることの苦情であることから知られよう。「エホバに立ち返ること」が苦情であることは後に続く箇所から明らかである。また「モーセ」の表象が神的な律法であることから知られよう。そのことについては6723, 6752, 6771, 6827, 7014番(に示された)。それ故、神的な律法である真理からの苦情である。そのような支配が真理の中に居る者達の上に居る間違った原理の中に居る者達にある。

7165(x). `Domine, quare malefecisti populo huic?': quod significet quod illi qui in veris et bonis nimium infestentur a falsis, constat ex significatione `malefacere' quod sit permittere ut nimium infestentur a falsis {1}, nam hoc in sensu spirituali est malefacere, cum dicitur de illis qui in veris et bonis sunt; et ex repraesentatione `filiorum Israelis', qui hic sunt populus, quod sint qui ab Ecclesia spirituali, ita qui in veris Ecclesiae et in bonis ejus, ut mox supra n. (x)7162.

7165(x). `Domine,:主よ、(呼格)quare:それ故に、なぜ、malefecisti:悪を為した、悪いことをした、(二人称単数完了)populo:人々、民、huic?'::これに、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis:諸々の善、nimium:過度の、極端な、過剰な、infestentur:悩まされる、害される、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`malefacere':悪を行なうこと、悪を為すこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、permittere:許すこと、許可すること、ut:~のために、こと、~するように、nimium:過度の、極端な、過剰な、infestentur:悩まされる、害される、a:~から、~により、falsis {1},:諸々の間違った原理(信念)、nam:なぜなら、というのも、hoc:これは、in:~の中、~において、sensu spirituali:霊的な意味、est:ある、malefacere,:悪を行なうこと、悪を為すこと、cum:その時、その場合、dicitur:言われる、de:~について、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis:諸々の善、sunt;:ある、et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、` filiorum:息子達、子孫達、Israelis',:イスラエル、qui:その者達、hic:ここに、この場に、sunt:ある、populus,:人々、民、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、ita:このように、従って、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、Ecclesiae:教会、et:~と、および、in:~の中、~において、bonis:諸々の善、ejus,:それの、彼の、ut:~のように、~として、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、(x)7162.

7165.「主よ、なぜあなたはこの民に悪を為されたのですか?」が、真理と善の中に居る者達が間違った原理により過度に害されることを意味することは、「悪を為すこと」の意味が間違った原理により過度に害されることを許すことであることから知られよう。なぜなら、真理と善の中に居る者達について言われる時、それが霊的な意味において悪を為すことであるからである。またここの民である「イスラエルの子孫達」の表象が、直ぐ上の7162番のように霊的な教会からの者達であることから、従って教会の真理とその善の中に居る者達であることから知られよう。

7166. `Quare hoc, misisti me?': quod significet cum tamen lex a Divino procedens videatur aliter dicere, constat ex significatione `quare hoc' quod sit cur ita est cum aliter dicitur; ex repraesentatione `Moschis' qui haec de se dicit, quod sit lex a Divino, de qua mox supra n. 7164; et ex significatione `mitti' quod sit procedere, de qua n. 4710, 6831; inde per `quare hoc, misisti me?' significatur quod lex a Divino procedens videatur aliter dicere. (s)Quia hoc dicitur ab illo qui queritur de infestatione a falsis, apparet sicut lex a Divino aliter (x)diceret, quare dicitur quod videatur aliter dicere, cum tamen non aliter dicit; nam lex a Divino est lex ordinis, et lex ordinis de illis qui in statu infestationum a falsis sunt est quod infestandi sint usque ad desperationem, et nisi {1} ad desperationem, deest ultimum usus ex infestatione; quod usque ad desperationem augeatur tentatio, patet manifeste a tentatione Domini in Gethsemane, Matth. xxvi 38, 39; Marc. xiv 33-36; Luc. xxii 44; et quoque dein super cruce, Matth. xxvii 46, quod usque ad desperationis statum perducta sit; et tentatio Domini est exemplar tentationis fidelium; quare dicit Dominus quod qui Ipsum sequi vult {2}tollat crucem suam, Matth. x 38, xvi 24; nam glorificatio Domini est exemplar regenerationis hominis, n. 3138, 3212, 3296, 3490, 4402, 5688; et regeneratio imprimis fit per tentationes.(s)

7166. `Quare:それ故に、なぜ、hoc,:これへ、misisti:行かせた、差し向けた、派遣した、(二人称単数完了)me?'::私を、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、cum:その時、その場合、tamen:それでも、やはり、lex:法律、律法、a:~から、~により、Divino:神的な、procedens:生じている、発している、videatur:見られる、認められる、aliter:他の方法で、異なって、dicere,:言うこと、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` quare:それ故に、なぜ、hoc':これへ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、cur:なぜ、どうして、ita:このように、従って、est:ある、cum:その時、その場合、aliter:他の方法で、異なって、dicitur;:言われる、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Moschis':モーセ、qui:その者達、haec:これらを、de:~について、se:自分自身から、それ自身から、dicit,:言う、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、lex:法律、律法、a:~から、~により、Divino,:神的な、de:~について、qua:それから、そのことから、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7164; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`mitti':派遣されること、差し向けられること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、procedere,:発出すること、発すること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、4710, 6831; inde:それ故、そこから、per:~を通して、~によって、` quare:それ故に、なぜ、hoc,:これへ、misisti:行かせた、差し向けた、派遣した、(二人称単数完了)me?':私を、significatur:意味される、quod:こと、それ、そのこと、lex:法律、律法、a:~から、~により、Divino:神的な、procedens:生じている、発している、videatur:見られる、認められる、aliter:他の方法で、異なって、dicere.:言うこと、
(s)Quia:なぜなら、ので、hoc:これは、dicitur:言われる、ab:~から、~により、illo:彼から、qui:その者、queritur:不平を言う、嘆く、de:~から、~について、infestatione:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、apparet:現れる、見える、sicut:~の如く、~のように、lex:法律、律法、a:~から、~により、Divino:神的な、aliter:他の方法で、異なって、(x)diceret,:言った、quare:それ故に、なぜ、dicitur:言われる、quod:こと、それ、そのこと、videatur:見られる、認められる、aliter:他の方法で、異なって、dicere,:言うこと、cum:その時、その場合、tamen:しかし、それにもかかわらず、non:否、aliter:他の方法で、異なって、dicit;:言う、nam:なぜなら、というのも、lex:法律、律法、a:~から、~により、Divino:神的な、est:ある、lex:法律、律法、ordinis,:秩序、順序、et:また、そして、lex:法律、律法、ordinis:秩序、順序、de:~について、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、in:~の中、~において、statu:状態、性質、infestationum:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt:ある、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、infestandi:害されるべき、(未来受動分詞)sint:ある、usque ad:~に至るまで、~へ、desperationem,:絶望、自暴自棄、et:また、そして、nisi:~以外、もし~でなければ、{1} ad:~に、~へ、desperationem,:絶望、自暴自棄、deest:存在しない、欠けている、不足している、ultimum:最後、最外部、最低、usus:用、役立ち、ex:~から、~により、infestatione;:悩ますこと、攻撃、襲撃、quod:こと、それ、そのこと、usque ad:~に至るまで、desperationem:絶望、自暴自棄、augeatur:増される、大きくされる、tentatio,:誘惑、試練、patet:明らかである、manifeste:明瞭に、はっきりと、a:~から、~により、tentatione:誘惑、試練、Domini:主、in:~の中、~において、Gethsemane,:ゲッセマネ、Matth.:マタイ、xxvi 38, 39; Marc.:マルコ、xiv 33-36; Luc.:ルカ、xxii 44; et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、dein:次いで、その後、super:~の上で、~の上に、cruce,:十字架、拷問、Matth.:マタイ、xxvii 46, quod:こと、それ、そのこと、usque ad:~に至るまで、desperationis:絶望、自暴自棄、statum:状態、性質、perducta sit;:連れて行かれた、導かれた、et:また、そして、tentatio:誘惑、試練、Domini:主、est:ある、exemplar:典型、模範、似姿、原型、tentationis:誘惑、試練、fidelium;:誠実な、忠実な、quare:それ故に、なぜ、dicit:言う、Dominus:主、quod:こと、それ、そのこと、qui:その者、Ipsum:御自身、sequi:後から行くこと、ついて行くこと、追うこと、vult:欲する、{2} tollat:手に取る、上げる、crucem:十字架、拷問、suam,:自分自身の、Matth.:マタイ、x 38, xvi 24; nam:なぜなら、というのも、glorificatio:栄化、賛美、Domini:主、est:ある、exemplar:典型、模範、写し、似姿、肖像、手本、原型、regenerationis:再生、hominis,:人間、n.:番号、3138, 3212, 3296, 3490, 4402, 5688; et:また、そして、regeneratio:再生、imprimis:特に、ことのほか、fit:為される、行われる、per:~を通して、~によって、tentationes.:誘惑、試練、(s)

7166.「なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?」が、それでも神的なものから発している律法は異なって言うことが認められる時を意味することは、「なぜここへ」の意味が異なって言われる時、なぜそのようにあるかであることから知られよう。またそれらを自分自身から言う「モーセ」の表象が神的なものからの律法であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7164番(に示された)。また「差し向けられること」の意味が発することであることから知られよう。そのことについては4710, 6831番(に示された)。それ故、「なぜあなたは私をここへ差し向けられたのですか?」によって神的なものから発している律法は異なって言うことが認められる時を意味する。それは間違った原理からの攻撃について嘆く者から言われるので、神的なものからの律法が異なって言う如く見える。それ故に、異なって言うことが認められる。なぜなら、神的なものからの律法は秩序の律法であるからであり、また秩序の律法は間違った原理からの攻撃の状態の中に居る者達について、彼らは絶望に至るまで害されなければならないからであり、またもし、絶望に(至るまで害されるので)なければ攻撃からの最後の用は存在しないからである。絶望に至るまで試練が増やされることは、ゲッセマネの主の試練から明瞭に知られよう。マタイ伝、26. 38, 39、マルコ伝、14. 33-36、ルカ伝、22.44、(を参照)、またその後、十字架の上でもまた絶望の状態に至るまで導かれた。マタイ伝、27.46、(を参照)、また主の試練は誠実な者達の試練の原型である。それ故に主は御自身について行くことを欲する者は自分の十字架を手に取らなければならないと言われた。マタイ伝、10.38、16.24、(を参照)、なぜなら、主の栄化は人間の再生の原型であるからであり、3138, 3212, 3296, 3490, 4402, 5688番(を参照)、また再生は特に試練によって為されるからである。

5-7161~7162意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7161~7162意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7161.「あなた達はファラオの目に、またそのしもべ達の目に私達の匂いを悪臭と見なすことを為した」が、そのことのために間違った原理の中に居る者達に私達の従順の凡てのものにそれほど大きな反感があることを意味することは、「見なすことを為すこと」の意味が反感であることから知られよう。そのことについては後に続く箇所で述べよう。また「匂い」の意味が快い認識力であることから知られよう。そのことについては925, 1514, 1517- 1519, 3577, 4626, 4628, 4748番に示された。また「匂い」は快い認識力であるので信仰と仁愛の認識力である。1519, 4628, 4748番を参照、またそれらは快いので従順は最も快いものである。なぜなら、従順は信仰の善と仁愛の善そのものであるからである。それ故、ここの「匂い」によって従順が意味される。
[2]「良い匂い」はその凡てのものが主に快いものであるので、そのように「悪臭」は主に不快なものである。それ故に「悪臭」は反感と忌わしいものでもまたある。更に「悪臭」は実際に悪と間違った原理への反感と忌わしいものに相応する。「悪臭」は反感であるので、それ故、サムエル記におけるように聖言においてもまた反感として言われている。
「イスラエルはペリシテ人達の許に悪臭を放つものに為された。」サムエル記Ⅰ、13.4、同書において、
「アキシュはダビデについて、彼はイスラエルの中のその民に悪臭を放つことを行なうことで自分自身を悪臭を放つ者に為した。」サムエル記Ⅰ、27.12、同書において、
「アンモン人の子孫達は自分達がダビデの許で悪臭を放つ者達に為されたことを見た時、」サムエル記Ⅱ、10.6、同書において、
「アヒトフェルはアブシャロムに言った。あなたの父の許であなたが悪臭を放つ者に為されたことを全イスラエルが聞くために、」サムエル記Ⅱ、16.21、ここで「悪臭」は忌わしい悪として記述されている。アモス書、4.10、またダビデの書、詩篇、38.4, 5、
[3]「ファラオの目に、またそのしもべ達の目に」が、間違った原理の中に居る凡ての者達の認識の中に居ることは「目」の意味が認識であることから、また「ファラオ」の表象が間違った原理の中に居る者達であることから知られよう。そのことは6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, 7142番に示された。
彼らの目において彼らの匂いが悪臭を放つことが言われている。なぜなら、間違った原理と悪の中に居る凡ての者達は善と真理を避けるからであり、それどころか悪と間違った原理を彼らは善と真理と見なすからである。
[4]悪の中に居り、そこから間違った原理の中に居る者達に悪臭があることは、屍の地獄と言われる地獄から明瞭に明らかである。そこに暗殺者達と復讐に最も固執する者達が居る。また排泄物地獄と言われる地獄からも明らかである。そこに姦淫と不潔な快楽を目的として持った者達が居る。それらの地獄が開かれる時、そこから耐えられない悪臭が吐き出される。4631番を参照、しかしそれらの悪臭は霊の内的なものが開かれた者達からでなければ感じられない。しかしそれでもなお、地獄の中に居る者達はそれらの悪臭に快いものを認め、またそこからそれらの悪臭の中で生きることを愛する。4628番を参照、というのは、彼らは屍と排泄物の中で暮らす生き物の如くあるからであり、またそこに自分の生命の楽しいものを持つからである。彼らがその悪臭のスフェア(霊気)の外に行く時、甘い香りと快い香りは彼らに汚らわしい、また特に不快なものである。それらから間違った原理の中に居る者達は「ファラオの目に、またそのしもべ達の目に彼らの匂いを悪臭と見なすことを為した」モーセとアロンによって表象される神的な律法を、またそこからの教義をそれほど拒絶することがどのように理解されなければならないか知られよう。

7162.「私達を殺すために彼らの手に剣を与えることを為した」が、そこから彼らに教会の真理を間違った原理によって滅ぼすことのそれほど大きな情熱があったことを意味することは、「剣」の意味が戦い、また荒らしている間違った原理であることから知られよう。そのことについては2799, 6353, 7102番に示された。また「殺すこと」の意味がイスラエルの子孫達によって意味される信仰と仁愛のものを滅ぼすことであることから知られよう。その者達について殺されることが言われている。なぜなら、イスラエルの子孫達によって意味される霊的な教会の本質的な部分は仁愛と信仰であるからである。6637番を参照、

7161.「あなた達はファラオの目に、またそのしもべ達の目に私達の匂いを悪臭と見なすことを為した」が、そのことのために間違った原理の中に居る者達に私達の従順の凡てのものにそれほど大きな反感があることを意味することは、「見なすことを為すこと」の意味が反感であることから知られよう。そのことについては後に続く箇所で述べよう。また「匂い」の意味が快い認識力であることから知られよう。そのことについては925, 1514, 1517- 1519, 3577, 4626, 4628, 4748番に示された。また「匂い」は快い認識力であるので信仰と仁愛の認識力である。1519, 4628, 4748番を参照、またそれらは快いので従順は最も快いものである。なぜなら、従順は信仰の善と仁愛の善そのものであるからである。それ故、ここの「匂い」によって従順が意味される。
[2]「良い匂い」はその凡てのものが主に快いものであるので、そのように「悪臭」は主に不快なものである。それ故に「悪臭」は反感と忌わしいものでもまたある。更に「悪臭」は実際に悪と間違った原理への反感と忌わしいものに相応する。「悪臭」は反感であるので、それ故、サムエル記におけるように聖言においてもまた反感として言われている。
「イスラエルはペリシテ人達の許に悪臭を放つものに為された。」サムエル記Ⅰ、13.4、同書において、
「アキシュはダビデについて、彼はイスラエルの中のその民に悪臭を放つことを行なうことで自分自身を悪臭を放つ者に為した。」サムエル記Ⅰ、27.12、同書において、
「アンモン人の子孫達は自分達がダビデの許で悪臭を放つ者達に為されたことを見た時、」サムエル記Ⅱ、10.6、同書において、
「アヒトフェルはアブシャロムに言った。あなたの父の許であなたが悪臭を放つ者に為されたことを全イスラエルが聞くために、」サムエル記Ⅱ、16.21、ここで「悪臭」は忌わしい悪として記述されている。アモス書、4.10、またダビデの書、詩篇、38.4, 5、
[3]「ファラオの目に、またそのしもべ達の目に」が、間違った原理の中に居る凡ての者達の認識の中に居ることは「目」の意味が認識であることから、また「ファラオ」の表象が間違った原理の中に居る者達であることから知られよう。そのことは6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, 7142番に示された。
彼らの目において彼らの匂いが悪臭を放つことが言われている。なぜなら、間違った原理と悪の中に居る凡ての者達は善と真理を避けるからであり、それどころか悪と間違った原理を彼らは善と真理と見なすからである。
[4]悪の中に居り、そこから間違った原理の中に居る者達に悪臭があることは、屍の地獄と言われる地獄から明瞭に明らかである。そこに暗殺者達と復讐に最も固執する者達が居る。また排泄物地獄と言われる地獄からも明らかである。そこに姦淫と不潔な快楽を目的として持った者達が居る。それらの地獄が開かれる時、そこから耐えられない悪臭が吐き出される。4631番を参照、しかしそれらの悪臭は霊の内的なものが開かれた者達からでなければ感じられない。しかしそれでもなお、地獄の中に居る者達はそれらの悪臭に快いものを認め、またそこからそれらの悪臭の中で生きることを愛する。4628番を参照、というのは、彼らは屍と排泄物の中で暮らす生き物の如くあるからであり、またそこに自分の生命の楽しいものを持つからである。彼らがその悪臭のスフェア(霊気)の外に行く時、甘い香りと快い香りは彼らに汚らわしい、また特に不快なものである。それらから間違った原理の中に居る者達は「ファラオの目に、またそのしもべ達の目に彼らの匂いを悪臭と見なすことを為した」モーセとアロンによって表象される神的な律法を、またそこからの教義をそれほど拒絶することがどのように理解されなければならないか知られよう。

7162.「私達を殺すために彼らの手に剣を与えることを為した」が、そこから彼らに教会の真理を間違った原理によって滅ぼすことのそれほど大きな情熱があったことを意味することは、「剣」の意味が戦い、また荒らしている間違った原理であることから知られよう。そのことについては2799, 6353, 7102番に示された。また「殺すこと」の意味がイスラエルの子孫達によって意味される信仰と仁愛のものを滅ぼすことであることから知られよう。その者達について殺されることが言われている。なぜなら、イスラエルの子孫達によって意味される霊的な教会の本質的な部分は仁愛と信仰であるからである。6637番を参照、

5-7161~7162原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7161~7162原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7161. `Quod putere fecistis odorem nostrum in oculis Pharaonis et in oculis servorum ejus': quod significet quod propter illa tanta aversatio sit obsequii nostri omnibus illis qui in falsis sunt, constat ex significatione `putere facere' quod sit aversatio, de qua sequitur; et ex significatione `odoris' quod sit perceptivum grati, de qua n. 925, 1514, 1517-1519, 3577, 4626, (x)4628, 4748; et quia odor est perceptivum grati, est perceptivum fidei et charitatis, nam illa sunt grata, n. 1519, 4628, 4748; et quia illa sunt grata, est obsequium gratissimum, nam obsequium est ipsum bonum fidei et charitatis; inde est quod per `odorem' hic significetur obsequium.
2 Quia odor est id omne quod Domino gratum est, ita putor est id quod Domino ingratum est, proinde est putor aversatio et quoque abominatio; {1}etiam putor actualiter correspondet {2}aversationi et abominationi, quae sunt {3}falsi et mali; quia putor est id quod aversationis est, ideo quoque in Verbo {4}pro aversatione dicitur, ut apud Samuelem,
Putidus factus est Israel apud Philistaeos, 1 Sam. xiii 4:
apud eundem,
Achischus de Davide, quod putidum faciendo putidum se fecerit in populo suo, in Israele, 1 Sam. xxvii 12:
apud eundem,
Cum viderent filii Ammonis quod putidi facti essent apud Davidem, 2 Sam. x 6:
apud eundem,
Achitophel ad Abschalomem, ut audiat universus Israel, quod putidus factus sis apud patrem tuum, 2 Sam. xvi 21;
in illis locis `putidus' pro aversatione: apud Esaiam,
Confossi {5}gentium projiciantur, et cadaverum earum ascendat putor, et montes liquescant sanguine, xxxiv 3;
`putor {6}' pro malo abominabili; similiter apud Amos iv 10; et apud Davidem, Ps. xxxviii 5, 6 [A.V. 4, 5].
3 Quod `in oculis Pharaonis et in oculis servorum ejus' sit in perceptione omnium illorum qui in falsis sunt, constat ex significatione `oculorum' quod sit perceptio, n. 4339; et ex repraesentatione `Pharaonis {7}' quod sint qui in falsis, de qua n. 6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, (x)7142. Quod in oculis illorum dicatur fetere odor illorum, est quia omnes qui in falsis et malis sunt aversantur {8}bona, et vera illis putent.
4 Quod {9}putor sit illis qui in malis ei inde falsis sunt, patet manifeste ab infernis quae vocantur inferna cadaverosa, ubi sicarii et vindictae tenacissimi, et {10}ab infernis quae vocantur (x)excrementicia, ubi adulteri et qui pro fine habuerunt foedas voluptates; cum aperiuntur illa inferna, exhalantur inde fetores intolerabiles, {11} n. 4631, sed illi non sentiuntur nisi ab illis quibus interiora, quae sunt spiritus, aperta sunt; sed usque illi qui {12}in infernis illis sunt putores illos {13}appercipiunt gratos, et inde amant vivere in fetoribus illis, n. 4628; sunt enim sicut {14} illa animalia quae in cadaveribus et {15}excrementis degunt, et ibi {16}vitae suae jucundum habent; cum {17}illi extra sphaeram fetorum illorum veniunt, odores dulces et grati illis sunt taetri et maxime ingrati; ex his constare potest quomodo intelligendum quod illi qui in falsis sunt tantum aversentur illa quae {18}sunt legis Divinae, (c)et (t)inde doctrinae, quae repraesentantur per Moschen et Aharonem, de quibus dicitur (x)quod `fetere fecerint odorem illorum in oculis Pharaonis et in oculis servorum ejus.'

7161. `Quod:こと、それ、そのこと、putere:見なすこと、信じること、思うこと、考えること、fecistis:行なった、為した、(二人称複数完了)odorem:匂い、悪臭、nostrum:私達の、in:~の中、~において、oculis:目、Pharaonis:パロ、ファラオ、et:また、そして、in:~の中、~において、oculis:目、servorum:奴隷達、しもべ達、ejus'::それの、彼の、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、propter:~のために、~の故に、illa:それは、tanta:それだけ、それほど、このように大きな、aversatio:憎悪、反感、sit:ある、obsequii:従順、恭順、nostri:私達の、omnibus:凡ての、全体の、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt,:ある、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`putere:見なすこと、信じること、思うこと、考えること、facere':行なうこと、為すこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、aversatio,:憎悪、反感、de:~について、qua:それから、そのことから、sequitur;:後に続く、続いて来る、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`odoris':匂い、香り、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、perceptivum:認識力、知覚力、grati,:快い、喜ばしい、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、925, 1514, 1517-1519, 3577, 4626, (x)4628, 4748; et:また、そして、quia:なぜなら、ので、odor:匂い、香り、est:ある、perceptivum:認識力、知覚力、grati,:快い、喜ばしい、est:ある、perceptivum:認識力、知覚力、fidei:信仰、et:~と、および、charitatis,:仁愛、nam:なぜなら、というのも、illa:それらは、sunt:ある、grata,:快い、喜ばしい、n.:番号、1519, 4628, 4748; et:また、そして、quia:なぜなら、ので、illa:それらは、sunt:ある、grata,:快い、喜ばしい、est:ある、obsequium:従順、恭順、gratissimum,:最も快い、最も喜ばしい、nam:なぜなら、というのも、obsequium:従順、恭順、est:ある、ipsum:そのもの、それ自身、bonum:善、fidei:信仰、et:~と、および、charitatis;:仁愛、inde:それ故、そこから、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`odorem':匂い、香り、hic:ここに、この場に、significetur:意味される、obsequium.:従順、恭順、
[2] Quia:なぜなら、ので、odor:匂い、香り、est:ある、id:それは、omne:凡ての、全体の、quod:こと、それ、そのこと、Domino:主、gratum:快い、喜ばしい、est,:ある、ita:このように、従って、putor:腐敗、悪臭、est:ある、id:それは、quod:こと、それ、そのこと、Domino:主、ingratum:不愉快な、いやな、est,:ある、proinde:それ故に、従って、est:ある、putor:腐敗、悪臭、aversatio:憎悪、反感、et:~と、および、quoque:~もまた、同じく、同様に、abominatio;:忌まわしいもの、忌まわしいこと、{1} etiam:~もまた、更に、putor:腐敗、悪臭、actualiter:実際に、本当に、correspondet:相応する、一致する、{2}aversationi:憎悪、反感、et:~と、および、abominationi,:忌み嫌うもの、嫌悪すべきもの、憎悪、嫌悪、忌まわしいもの、忌まわしいこと、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、{3}falsi:間違った原理(信念)、et:~と、および、mali;:悪、quia:なぜなら、ので、putor:腐敗、悪臭、est:ある、id:それは、quod:こと、それ、そのこと、aversationis:憎悪、反感、est,:ある、ideo:それ故、そのために、その理由で、quoque:~もまた、同じく、同様に、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、{4}pro~として、~のために、aversatione:憎悪、反感、dicitur,:言われる、ut:~のように、~として、apud:~のもとに、~において、Samuelem,:サムエル記、
Putidus:腐った、悪臭を放つ、factus est:為された、行なわれた、Israel:イスラエル、apud:~のもとに、~において、Philistaeos,:ぺリシテ人、1 Sam.:サムエル記Ⅰ、xiii 4: 
apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Achischus:アキシュ、de:~について、Davide,:ダビデ、quod:こと、それ、そのこと、putidum:腐った、悪臭を放つ、faciendo:行なうことで、為すことで、putidum:腐った、悪臭を放つ、se:自分自身を、それ自身を、fecerit:行なった、為した、in:~の中、~において、populo:人々、民、suo,:自分自身の、それ自身の、in:~の中、~において、Israele,:イスラエル、1 Sam.:サムエル記Ⅰ、xxvii 12: apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Cum:その時、その場合、viderent:見た、認めた、filii:息子達、子孫達、Ammonis:アンモン人、quod:こと、それ、そのこと、putidi:腐った、悪臭を放つ、facti essent:為された、行なわれた、apud:~のもとに、~において、Davidem,:ダビデ、2 Sam.:サムエル記Ⅱ、x 6: apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Achitophel:アヒトフェル、ad:~に、~へ、Abschalomem,:アブシャロム、ut:~のために、こと、~するように、audiat:聞く、universus:凡ての、全体の、全世界、Israel,:イスラエル、quod:こと、それ、そのこと、putidus:腐った、悪臭を放つ、factus sis:為された、行なわれた、(接続法二人称単数完了)apud:~のもとに、~において、patrem:父、tuum,:あなたの、2 Sam.:サムエル記Ⅱ、xvi 21; in:~の中、~において、illis:それらから、彼らから、locis:場所、位置、`putidus':腐った、悪臭を放つ、pro:~として、~のために、aversatione::憎悪、反感、apud:~のもとに、~において、Esaiam,:イザヤ、
Confossi:刺し通された、突き通された、{5} gentium:諸民族、異邦人達、projiciantur,:捨てられる、放棄される、et:また、そして、cadaverum:死体、屍、earum:それらの、ascendat:登る、上がる、上昇する、増水する、putor,:腐敗、悪臭、et:また、そして、montes:山々、liquescant:液体になる、溶ける、sanguine,:血、血液、xxxiv 3; `putor {6}':腐敗、悪臭、pro:~として、~のために、malo:悪、abominabili;:忌まわしい、similiter:同様に、似ている、apud:~のもとに、~において、Amos:アモス、iv 10; et:また、そして、apud:~のもとに、~において、Davidem,:ダビデ、Ps.:詩篇、xxxviii 5, 6 [A.V. 4, 5].
[3] Quod:こと、それ、そのこと、` in:~の中、~において、oculis:目、Pharaonis:パロ、ファラオ、et:また、そして、in:~の中、~において、oculis:目、servorum:奴隷達、しもべ達、ejus':それの、彼の、sit:ある、in:~の中、~において、perceptione:理解、認識、omnium:凡ての、全体の、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt,:ある、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`oculorum':目、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、perceptio,:理解、認識、n.:番号、4339; et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis {7}':パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, (x)7142. 
Quod:こと、それ、そのこと、in:~の中、~において、oculis:目、illorum:それらの、彼らの、dicatur:言われる、fetere:悪臭を放つこと、odor:匂い、香り、illorum,:それらの、彼らの、est:ある、quia:なぜなら、ので、omnes:凡ての、全体の、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、malis:諸々の悪、sunt:ある、aversantur:離れる、避ける、(dep){8 bona:諸々の善、et:~と、および、vera;:諸々の真理、imo:というよりはむしろ、それどころかむしろ、bona:諸々の善、et:~と、および、vera:諸々の真理、illis:それらに、彼らに、putent,:見なす、信じる、思う、考える、quod:それを、そのことを、}bona,:諸々の善、et:~と、および、vera:諸々の真理、illis:それらに、彼らに、putent.:見なす、信じる、思う、考える、
[4] Quod:こと、それ、そのこと、{9}putor:腐敗、悪臭、sit:ある、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、in:~の中、~において、malis:諸々の悪、ei:彼に、inde:それ故、そこから、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt,:ある、patet:明らかである、manifeste:明瞭に、はっきりと、ab:~から、~により、infernis:地獄、quae:それらは、そのことらは、vocantur:呼ばれる、inferna:地獄、cadaverosa,:屍の、死体の、ubi:そこで、その場所、sicarii:刺客、暗殺者、et:~と、および、vindictae:復讐、罰、tenacissimi,:最もしっかりつかむ、最も固執する、et:また、そして、{10} ab:~から、~により、infernis:地獄、quae:それらは、そのことらは、vocantur:呼ばれる、(x)excrementicia,:排泄物、糞、ubi:そこで、その場所、adulteri:姦淫、変造、偽造、et:~と、および、qui:その者達、pro:~として、~のために、fine:目的、意図、habuerunt:持った、foedas:不潔な、不快な、voluptates;:快楽、喜び、cum:その時、その場合、aperiuntur:開かれる、明らかにされる、illa:それらは、inferna,:地獄、exhalantur:吐き出される、発散される、inde:それ故、そこから、fetores:悪臭、intolerabiles,:耐えられない、抗しがたい、{11} n.:番号、4631, sed:しかし、illi:彼らは、それらは、non:否、sentiuntur:感じられる、nisi:~以外、もし~でなければ、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、quibus:その者達、interiora,:内的な、より内なる、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、spiritus,:霊達、aperta sunt;:開かれた、解放された、sed:しかし、usque:それでもなお、やはり、illi:彼らは、qui:その者達、{12} in:~の中、~において、infernis:地獄、illis:それらに、彼らに、sunt:ある、putores:腐敗、悪臭、illos:彼らを、それらを、{13}appercipiunt:把握する、認める、gratos,:快い、喜ばしい、et:また、そして、inde:それ故、そこから、amant:愛する、vivere:生きること、in:~の中、~において、fetoribus:悪臭、illis,:それらから、彼らから、n.:番号、4628; sunt:ある、enim:なぜならば、~というのは、sicut:~の如く、~のように、{14} illa:それは、animalia:生きている、生命のある、動物の、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、cadaveribus:死体、屍、et:~と、および、{15}excrementis:排泄物、分泌物、degunt,:生活する、暮らす、時を過ごす、et:また、そして、ibi:そこに、そこで、{16}vitae:生命、suae:自分自身の、jucundum:愉快、楽しい、habent;:持つ、有す、cum:その時、その場合、{17}illi:彼らは、extra:外部で、外で、外的に、sphaeram:スフェア(霊気)、fetorum:悪臭、illorum:それらの、彼らの、veniunt,:行く、来る、odores:匂い、香り、dulces:甘い、うまい、et:~と、および、grati:快い、喜ばしい、illis:それらに、彼らに、sunt:ある、taetri:汚らわしい、et:~と、および、maxime:特に、とりわけ、ingrati;:不愉快な、いやな、ex:~から、~により、his:これらから、constare:知られること、potest:出来る、可能である、quomodo:どのように、どうして、どのようにして、intelligendum:理解されるべき、(未来受動分詞)quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt:ある、tantum:それだけ、それほど、このように大きな、aversentur:離れる、拒絶する、(dep)illa:それらを、quae:それらは、そのことらは、{18}sunt:ある、legis:律法、法律、Divinae,:神的な、(c) et:また、そして、(t) inde:それ故、そこから、doctrinae,:教え、教義、quae:それらは、そのことらは、repraesentantur:象徴される、表象される、per:~を通して、~によって、Moschen:モーセ、et:~と、および、Aharonem,:アロン、de:~について、quibus:その者達、dicitur:言われる、(x) quod:こと、それ、そのこと、` fetere:悪臭を放つこと、fecerint:行なった、為した、odorem:匂い、香り、illorum:それらの、彼らの、in:~の中、~において、oculis:目、Pharaonis:パロ、ファラオ、et:~と、および、in:~の中、~において、oculis:目、servorum:奴隷達、しもべ達、ejus.':それの、彼の、

7161.「あなた達はファラオの目に、またそのしもべ達の目に私達の匂い(を悪臭と)見なすことを為した」が、そのことのために間違った原理の中に居る者達に私達の従順の凡てのものにそれほど大きな反感があることを意味することは、「見なすことを為すこと」の意味が反感であることから知られよう。そのことについては後に続く箇所で述べよう。また「匂い」の意味が快い認識力であることから知られよう。そのことについては925, 1514, 1517-1519, 3577, 4626, 4628, 4748番(に示された)。また「匂い」は快い認識力であるので信仰と仁愛の認識力である。1519, 4628, 4748番(を参照)、またそれらは快いので従順は最も快いものである。なぜなら、従順は信仰の善と仁愛の善そのものであるからである。それ故、ここの「匂い」によって従順が意味される。
[2]「(良い)匂い」はその凡てのものが主に快いものであるので、そのように「悪臭」は主に不快なものである。それ故に「悪臭」は反感と忌わしいものでもまたある。更に「悪臭」は実際に悪と間違った原理への反感と忌わしいものに相応する。「悪臭」は反感であるので、それ故、サムエル記におけるように聖言においてもまた反感として言われている。
「イスラエルはペリシテ人達の許に悪臭を放つものに為された。」サムエル記Ⅰ、13.4、同書において、
「アキシュはダビデについて、彼はイスラエルの中のその民に悪臭を放つことを行なうことで自分自身を悪臭を放つ者に為した。」サムエル記Ⅰ、27.12、同書において、
「アンモン人の子孫達は彼ら(自分達)がダビデの許で悪臭を放つ者達に為されたことを見た時、」サムエル記Ⅱ、10.6、同書において、
「アヒトフェルはアブシャロム(に言った)。あなたの父の許であなたが悪臭を放つ者に為されたことを全イスラエルが聞くために、」サムエル記Ⅱ、16.21、ここで「悪臭」は忌わしい悪として(記述されている)。アモス書、4.10、またダビデの書、詩篇、38.4, 5、
[3]「ファラオの目に、またそのしもべ達の目に」が、間違った原理の中に居る凡ての者達の認識の中に居ることは「目」の意味が認識であることから、また「ファラオ」の表象が間違った原理の中に居る者達であることから知られよう。そのことは6651, 6679, 6683, 7107, 7110, 7126, 7142番(に示された)。
彼らの目において彼らの匂いが悪臭を放つことが言われている。なぜなら、間違った原理と悪の中に居る凡ての者達は善と真理を避けるからであり、それどころかそれ(悪と間違った原理)を彼らは善と真理と見なすからである。
[4]悪の中に居り、そこから間違った原理の中に居る者達に悪臭があることは、屍の地獄と言われる地獄から明瞭に明らかである。そこに暗殺者達と復讐に最も固執する者達が居る。また排泄物地獄と言われる地獄からも明らかである。そこに姦淫と不潔な快楽を目的として持った者達が居る。それらの地獄が開かれる時、そこから耐えられない悪臭が吐き出される。4631番(を参照)、しかしそれら(の悪臭)は霊の内的なものが開かれた者達からでなければ感じられない。しかしそれでもなお、地獄の中に居る者達はそれらの悪臭に快いものを認め、またそこからそれらの悪臭の中で生きることを愛する。4628番(を参照)、というのは、彼らは屍と排泄物の中で暮らす生き物の如くあるからであり、またそこに自分の生命の楽しいものを持つからである。彼らがその悪臭のスフェア(霊気)の外に行く時、甘い香りと快い香りは彼らに汚らわしい、また特に不快なものである。それらから間違った原理の中に居る者達は「ファラオの目に、またそのしもべ達の目に彼らの匂い(を悪臭と)見なすことを為した」モーセとアロンによって表象される神的な律法を、またそこからの教義をそれほど拒絶することがどのように理解されなければならないか知られよう。

7162. `Ad dandum gladium in manum illorum ad occidendum nos': quod significet quod inde tantus illis ardor per falsa destruendi vera Ecclesiae, constat ex significatione `gladii' quod sit falsum pugnans et vastans {1}, de qua n. 2799, 6353, 7102; et ex significatione `occidere' quod sit destruere illa quae fidei et charitatis sunt, de qua n. 6767; quae fidei et charitatis sunt significantur per `filios Israelis,' de quibus dicitur quod occiderentur; nam essentialia Ecclesiae spiritualis, quae significatur per filios Israelis, n. (x)6637, sunt charitas et fides.

7162. `Ad:~に、~へ、dandum:与えることへ、gladium:剣、刀、in:~の中へ、~に、manum:手、illorum:それらの、彼らの、ad:~のために、~へ、occidendum:殺すことへ、殺害すことへ、nos'::私達を、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、inde:それ故、そこから、tantus:それだけ、それほど、このように大きな、illis:それらに、彼らに、ardor:火、炎、情熱、per:~を通して、~によって、falsa:諸々の間違った原理(信念)、destruendi:損なうことの、滅ぼすことの、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`gladii':剣、刀、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、falsum:間違った原理(信念)、pugnans:戦っている、et:また、そして、vastans {1},:浄化している、荒らしている、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2799, 6353, 7102; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`occidere':殺すこと、殺害すこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、destruere:損なうこと、滅ぼすこと、illa:それらを、quae:それらは、そのことらは、fidei:信仰、et:~と、および、charitatis:仁愛、sunt,:ある、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6767; quae:それらは、そのことらは、fidei:信仰、et:~と、および、charitatis:仁愛、sunt:ある、significantur:意味される、per:~を通して、~によって、` filios:息子達、子孫達、Israelis,':イスラエル、de:~について、quibus:その者達、dicitur:言われる、quod:こと、それ、そのこと、occiderentur;:殺された、nam:なぜなら、というのも、essentialia:本質的な、本質的な部分、Ecclesiae spiritualis,:霊的な教会、quae:それらは、そのことらは、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、filios:息子達、子孫達、Israelis,:イスラエル、n.:番号、(x)6637, sunt:ある、charitas:仁愛、et:~と、および、fides.:信仰、

7162.「私達を殺すために彼らの手に剣を与えること(を為した)」が、そこから彼らに教会の真理を間違った原理によって滅ぼすことのそれほど大きな情熱があったことを意味することは、「剣」の意味が戦い、また荒らしている間違った原理であることから知られよう。そのことについては2799, 6353, 7102番(に示された)。また「殺すこと」の意味がイスラエルの子孫達によって意味される信仰と仁愛のものを滅ぼすことであることから知られよう。その者達について殺されることが言われている。なぜなら、イスラエルの子孫達によって意味される霊的な教会の本質的な部分は仁愛と信仰であるからである。6637番(を参照)、

5-7154~7160意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7154~7160意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7154.十九~二十一節、「そして、イスラエルの子孫達の調整者達はその日一日のあなた達の煉瓦についてその定めを何も引き下げてはならないと言うことに、自分達が悪い状態にあることを見た。
そして、ファラオの所から彼らが出て来くることにより彼らに向かって立っているモーセとアロンに出会った。
同時に、彼らは彼らに言った。エホバがあなた達を見給え、そして裁き給え、あなた達はファラオの目に、またそのしもべ達の目に私達の匂いを悪臭と見なすことを為し、私達を滅ぼすために彼らの手に剣を与えることを為した。」
「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は自分達が悪い状態にあることを見た」は、断罪の近くに居ることを意味し、「あなた達の煉瓦についてその定めを何も引き下げてはならないと言うことに」は、間違った原理の導入について何も減らされなかったのでを意味し、「その日一日」はどんな状態においてもを意味し、「そして、モーセとアロンに出会った」は、神的な律法とそこからの教義についての思考を意味し、「ファラオの所から彼らが出て来くることにより彼らに向かって立っている」は、間違った原理がそれほど害さなかった時の表明を意味し、「同時に、彼らは彼らに言った」は認識を意味し、「エホバがあなた達を見給え、そして裁き給え」は、神的な処理を意味し、「あなた達はファラオの目に、またそのしもべ達の目に私達の匂いを悪臭と見なすことを為した」は、そのことのために間違った原理の中に居る者達に私達の従順の凡てのものにそれほど大きな反感があることを意味し、「私達を殺すために彼らの手に剣を与えることを為した」は、そこから彼らに教会の真理を間違った原理によって滅ぼすことのそれほど大きな情熱があったことを意味する。

7155.「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は自分達が悪い状態の中に居ることを見た」が、断罪の近くに居ることを意味することは、「見ること」の意味が認識することであることから知られよう。そのことについては2150, 3764, 4567, 4723, 5400番に示された。また「調整者達」の意味が最も密接して攻撃を受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては7111, 7136番に示された。また「悪」の意味が断罪であることから知られよう。なぜなら、本質的に見られた悪は地獄であるからである。6279番を参照、従って断罪である。
「悪い状態の中に居ること」が断罪の近くに居ることであることは最も密接して攻撃を受け入れ、また伝達する者達は害されたからである。そのことが「監督者達により激しく打たれた」ことによって意味されている。7136番を参照、また彼らは間違った原理によって絶望に至るまで継続して吹き込まれ害されたからである。7147番を参照、それ故、「自分達が悪い状態の中に居ることを見る」によって、自分達が断罪の近くに居ることを認めることが意味される。というのは、絶望の中に居る者達は愚弄(攻撃)はそれ以上耐えることが出来ないことを信じるからであり、自分達を捕囚者達の如く明渡すことを除いて異なって出来ないことを考えるからである。なぜなら、そのような状態が絶望であるからである。しかしその時、彼らは上げられること、また言わば暗黒から光へ導かれることが始まる。

7156.「あなた達の煉瓦についてその定めを何も引き下げてはならないと言うことに」が、間違った原理の導入について何も減らされなかったのでを意味することは、「何も引き下げてはならない」の意味が、上の7129番のように何も減らされないことであることから知られよう。また「煉瓦を作ること」の意味が吹き込まれた間違った原理を耐えることであることから知られよう。そのことについては7113, 7145番に示された。

7157.「その日一日」がどんな状態においてもを意味することは、「その日一日」の意味が上の7133番のようにどんな状態においてでもであることから知られよう。

7158.「そして、モーセとアロンに出会った」が、神的な律法とそこからの教義についての思考を意味することは、「出会うこと」の意味が思考であることから知られよう。なぜなら、ここの「出会った」によって彼らを見つけ、また彼らと話したことが意味されるからであり、そのことは内意において彼らについて彼らが表象することについて考えることであるからである。話すことが考えることであることは2271, 2287, 2619番に認められよう。また「モーセ」の表象が神的な律法であることから知られよう。そのことについては6752番に示された。また「アロン」の表象が善と真理の教義であることから知られよう。そのことについては6998, 7009, 7089番に示された。

7159.「ファラオの所から彼らが出て来くることにより彼らに向かって立っている」が、間違った原理がそれほど害さなかった時の表明を意味することは、神的な律法とそこからの教義について言われる時の「向かって立つこと」の意味が表明であることから知られよう。また「ファラオの所から出て来ること」の意味が間違った原理がそれほど害さなかった時であることから知られよう。「ファラオ」が害している間違った原理であることは7107, 7110, 7126, 7142番に認められよう。

7159a.「同時に、彼らは彼らに言った」が認識を意味することは、聖言の歴史的な箇所の「言うこと」の意味が認識することであることから知られよう。そのことについてはしばしば示された。

7160.「エホバがあなた達を見給え、そして裁き給え」が、神的な処理を意味することは、「エホバが見、また裁く」の意味が神的な処理であることから知られよう。というのは、エホバは見て、また裁くことを処理されるからである。なぜならば、「見ること」によって神的な認識が意味され、特に予見が意味されるからであり、また「裁くこと」によって神的な配置が意味されるからであり、特に摂理が意味されるからである。なぜなら、それらがそれらの言葉の内意において意味されるからである。誰かの罪が悪を隠した時、エホバが見て、また裁くようにと言うことが習慣であった。

5-7156~7160原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7156~7160原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7156. `Dicendo, Non detrahetis de lateribus vestris quicquam': quod significet quia de injectione falsorum nihil imminutum, constat ex significatione `non detrahi quicquam' quod sit nihil diminui, ut quoque supra n. 7129; et ex significatione `laterificare lateres' quod sit injecta falsa sustinere, de qua n. 7113, 7145.

7156. `Dicendo,:言うことに、言うことで、Non:否、detrahetis:引き下ろす、低くする、下げる、(二人称複数未来) de:~について、lateribus:煉瓦、vestris:あなた達の、quicquam'::誰も、誰か、何も、何か?、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quia:なぜなら、ので、de:~について、injectione:挿入、差し込み、持ち込み、導入、falsorum:諸々の間違った原理(信念)、nihil:無意味、何も~ない、無、imminutum,:減らされた、少なくされた、小さくされた、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` non:否、detrahi:引き下ろすこと、低くすること、下げること、quicquam':誰も、誰か、何も、何か?、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、nihil:無意味、何も~ない、無、diminui,:減らされること、ut:~のように、~として、quoque:~もまた、同じく、同様に、supra:上に、上部に、n.:番号、7129; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`laterificare:型に入れて造ること、こねて作ること、lateres':煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、injecta:起こされた、吹き込まれた、falsa:諸々の間違った原理(信念)、sustinere,:耐えること、持ちこたえること、被ること、受けること、許容すること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7113, 7145.

7156.「あなた達の煉瓦について(その定めを)何も引き下げてはならないと言うことに」が、間違った原理の導入について何も減らされなかったのでを意味することは、「何も引き下げてはならない」の意味が、上の7129番のように何も減らされないことであることから知られよう。また「煉瓦を作ること」の意味が吹き込まれた間違った原理を耐えることであることから知られよう。そのことについては7113, 7145番(に示された)。

7157. `Die in die [ejus]': quod significet in quolibet statu, constat ex significatione `die in die' quod sit in quolibet statu, ut supra n. 7133.

7157. `Die:日、in die [ejus]'::その日に、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、in:~の中、~において、quolibet:どんな~でも、~するものは何でも、statu,:状態、性質、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`die:日、in die':その日に、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、in:~の中、~において、quolibet:どんな~でも、~するものは何でも、statu,:状態、性質、ut:~のように、~として、supra:上に、上部に、n.:番号、7133.

7157.「その日一日」がどんな状態においてもを意味することは、「その日一日」の意味が上の7133番のようにどんな状態においてでもであることから知られよう。

7158. `Et occurrerunt Moschi et Aharoni': quod significet cogitationem de Divina Lege et inde doctrina, constat ex significatione `occurrere' quod {1} sit cogitatio, nam hic per `occurrerunt' intelligitur quod offenderent illos et loquerentur cum illis, quae in sensu interno sunt cogitare de illis quae repraesentant; quod loqui {2} sit cogitare, videatur n. 2271, 2287, 2619; ex repraesentatione `Moschis' quod sit Divina Lex, de qua n. 6752; et ex repraesentatione `Aharonis' quod sit doctrina boni et veri, de qua n. 6998, 7009, 7089.

7158. `Et:また、そして、occurrerunt:現れた、出て来た、出会った、出くわした、Moschi:モーセ、et:~と、および、Aharoni'::アロン、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、cogitationem:思考、de:~について、Divina:神的な、Lege:律法、法律、et:~と、および、inde:それ故、そこから、doctrina,:教え、教義、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`occurrere':出会うこと、quod:こと、それ、そのこと、{1} sit:ある、cogitatio,:思考、nam:なぜなら、というのも、hic:ここに、この場に、per:~を通して、~によって、`occurrerunt':現れた、出て来た、出会った、出くわした、intelligitur:意味される、quod:こと、それ、そのこと、offenderent:見つけた、出くわした、illos:彼らを、et:また、そして、loquerentur:話す、cum:~と一緒に、~と、illis,:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、sensu interno:内意、sunt:ある、cogitare:考えること、de:~について、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、repraesentant;:象徴する、表象する、quod:こと、それ、そのこと、loqui:話すこと、語ること、{2} sit:ある、cogitare,:考えること、videatur:見られる、認められる、n.:番号、2271, 2287, 2619; ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Moschis':モーセ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、Divina:神的な、Lex,:法律、律法、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6752; et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Aharonis':アロン、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、doctrina:教え、教義、boni:善、et:~と、および、veri,:真理、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6998, 7009, 7089.

7158.「そして、モーセとアロンに出会った」が、神的な律法とそこからの教義についての思考を意味することは、「出会うこと」の意味が思考であることから知られよう。なぜなら、ここの「出会った」によって彼らを見つけ、また彼らと話したことが意味されるからであり、そのことは内意において彼らについて彼らが表象することについて考えることであるからである。話すことが考えることであることは2271, 2287, 2619番に認められよう。また「モーセ」の表象が神的な律法であることから知られよう。そのことについては6752番(に示された)。また「アロン」の表象が善と真理の教義であることから知られよう。そのことについては6998, 7009, 7089番(に示された)。

7159. `Stantibus obviam illis in exire illos a Pharaone': quod significet manifestationem tunc cum falsa non ita infestarent, constat ex significatione `stare obviam' cum dicitur de Divina Lege et inde doctrina, quod sit manifestatio; et ex significatione `exire (c)ex Pharaone quod sit cum falsa non ita infestarent; quod `Pharao' sit falsum infestans, videatur n. 7107, 7110, 7126, 7142.

7159. `Stantibus:立っている、置いている、守っている、obviam:~に向かって、向かい会って、会いに、illis:それらに、彼らに、in:~の中、~において、exire:出ること、出て行くこと、illos:彼らを、a:~から、~により、Pharaone'::パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、manifestationem:表明、明示、顕示、顕現、現れ、tunc:その時、やがて、cum:その時、その場合、falsa:諸々の間違った原理(信念)、non:否、ita:このように、それほど、infestarent,:悩ました、そこなった、害した、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` stare:位置すること、~にあること、立つこと、obviam':~に向かって、向かい会って、会いに、cum:その時、その場合、dicitur:言われる、de:~について、Divina:神的な、Lege:律法、法律、et:~と、および、inde:それ故、そこから、doctrina,:教え、教義、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、manifestatio;:表明、明示、顕示、顕現、現れ、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`exire:出ること、出て行くこと、(c) ex:~から、~により、Pharaone:パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、cum:その時、その場合、falsa:諸々の間違った原理(信念)、non:否、ita:このように、それほど、infestarent;:悩ました、そこなった、害した、quod:こと、それ、そのこと、`Pharao':パロ、ファラオ、sit:ある、falsum:間違った原理(信念)、infestans,:悩ましている、困らしている、損なっている、videatur:見られる、認められる、n.:番号、7107, 7110, 7126, 7142.

7159.「ファラオ(の所)から彼らが出て来くることにより彼らに向かって立っている」が、間違った原理がそれほど害さなかった時の表明を意味することは、神的な律法とそこからの教義について言われる時の「向かって立つこと」の意味が表明であることから知られよう。また「ファラオ(の所)から出て来ること」の意味が間違った原理がそれほど害さなかった時であることから知られよう。「ファラオ」が害している間違った原理であることは7107, 7110, 7126, 7142番に認められよう。

[(d)7159a.] `Et dixerunt ad illos': quod significet perceptionem, constat ex significatione `dicere' in historicis Verbi, quod sit percipere, de qua saepius.

[(d)7159a.] `Et:また、同時に、dixerunt:言った、ad:~に、~へ、illos'::彼らを、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、perceptionem,:理解、認識、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dicere':言うこと、in:~の中、~において、historicis:歴史的な、歴史の、Verbi,:聖言、御言葉、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、percipere,:理解すること、認めること、認識すること、de:~について、qua:それから、そのことから、saepius.:たびたび、しばしば、

[(d)7159a]「同時に、彼らは彼らに言った」が認識を意味することは、聖言の歴史的な箇所の「言うこと」の意味が認識することであることから知られよう。そのことについてはしばしば(示された)。

7160. `Videat Jehovah super vos, et judicet': quod significet Divinam dispositionem, constat ex significatione `videat Jehovah, et judicet' quod sit Divina dispositio, quod enim videt Jehovah et judicat, hoc disponit; per `videre' enim significatur Divina perceptio, proprie praevidentia; et per `judicare' significatur Divina ordinatio, proprie Providentia; quia illa significantur in sensu interno per ea verba, sollemne fuit dicere quando alicujus culpa contingeret malum, `videat Jehovah, et judicet.'

7160. `Videat:見る、認める、(接続法)Jehovah:エホバ、super:~の上へ、~の上に、vos,:あなた達を、et:また、そして、judicet'::判断する、裁く、(接続法)quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、Divinam:神的な、dispositionem,:配置、管理、処理、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`videat:見る、認める、(接続法)Jehovah,:エホバ、et:また、そして、judicet':判断する、裁く、(接続法)quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、Divina:神的な、dispositio,:配置、管理、処理、quod:こと、それ、そのこと、enim:なぜならば、~というのは、videt:見る、認める、Jehovah:エホバ、et:また、そして、judicat,:判断する、裁く、hoc:これは、disponit;:配置する、管理する、処理する、per:~を通して、~によって、`videre':見ること、認めること、enim:なぜならば、~というのは、significatur:意味される、Divina:神的な、perceptio,:理解、認識、proprie:厳密に、正確に、特に、praevidentia;:予見、先を見通す力、先見の明、et:また、そして、per:~を通して、~によって、`judicare':裁くこと、significatur:意味される、Divina:神的な、ordinatio,:配列、配置、秩序付け、整理、proprie:厳密に、正確に、特に、Providentia;:摂理、備えること、予見、quia:なぜなら、ので、illa:それらは、significantur:意味される、in:~の中、~において、sensu interno:内意、per:~を通して、~によって、ea:それらを、verba,:言葉、語、sollemne:習慣的な、通常の、いつものこと、fuit:あった、dicere:言うこと、quando:時に、~の時、alicujus:誰か、何か、culpa:過失、罪、contingeret:生じた、掴んだ、隠した、malum,:悪、` videat:見る、認める、Jehovah,:エホバ、et:また、そして、judicet.':判断する、裁く、(接続法)

7160.「エホバがあなた達を見給え、そして裁き給え」が、神的な処理を意味することは、「エホバが見、また裁く」の意味が神的な処理であることから知られよう。というのは、エホバは見て、また裁くことを処理されるからである。なぜならば、「見ること」によって神的な認識が意味され、特に予見が意味されるからであり、また「裁くこと」によって神的な配置が意味されるからであり、特に摂理が意味されるからである。なぜなら、それらがそれらの言葉の内意において意味されるからである。誰かの罪が悪を隠した時、エホバが見て、また裁くようにと言うことが習慣であった。

5-7154~7155原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7154~7155原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7154. Vers. 19-21. Et viderunt moderatores filiorum Israelis semet in malo, dicendo, Non detrahetis de lateribus vestris quicquam die in die ejus. Et occurrerunt Moschi et Aharoni stantibus obviam illis in exire illos a Pharaone. Et dixerunt ad illos, Videat Jehovah super vos, et judicet, quod putere fecistis odorem nostrum in oculis Pharaonis et in oculis servorum illius, ad dandum gladium in manum illorum ad occidendum nos. `Et viderunt moderatores filiorum Israelis semet in malo' significat quod prope damnationem: `dicendo, Non detrahetis de lateribus vestris quicquam' significat quia de injectione falsorum nihil diminutum: `die in die ejus' significat in quolibet statu: `et occurrerunt Moschi et Aharoni' significat cogitationem de lege Divina et inde doctrina: `stantibus obviam illis in exire illos a Pharaone' significat manifestationem tunc cum falsa non ita infestarent: `et dixerunt ad illos' significat perceptionem: `Videat Jehovah super vos, et judicet' significat Divinam dispositionem: `quod putere fecistis odorem nostrum in oculis Pharaonis et in oculis servorum ejus' significat quod propter illa tanta aversatio sit obsequii nostri omnibus illis qui in falsis sunt: `ad dandum gladium in manum illorum ad occidendum nos' significat quod inde tantus illis ardor per falsa destruendi vera Ecclesiae.

7154. Vers.:節、19-21. Et:また、そして、viderunt:見た、認めた、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、semet:自分達自身、in:~の中、~において、malo,:悪、dicendo,:言うことに、言うことで、Non:否、detrahetis:引き下ろす、低くする、下げる、 (二人称複数未来)de:~について、lateribus:煉瓦、vestris:あなた達の、quicquam:誰も、誰か、何も、何か?、die:日、in die ejus.:その日、
Et:また、そして、occurrerunt:現れた、出て来た、出会った、出くわした、Moschi:モーセ、et:~と、および、Aharoni:アロン、stantibus:立っている、置いている、守っている、obviam:行き会うように、出迎える、~に向かって、illis:それらに、彼らに、in:~の中へ、~により、exire:出ること、出て行くこと、illos:それらを、彼らを、a:~から、~により、Pharaone.:パロ、ファラオ、 
Et:また、同時に、dixerunt:言った、ad:~に、~へ、illos,:それらを、彼らを、Videat:見る、認める、(接続法)Jehovah:エホバ、super:~の上へ、~の上に、vos,:あなた達を、et:また、そして、judicet,:判断する、裁く、(接続法)quod:こと、それ、そのこと、putere:見なすこと、信じること、思うこと、考えること、fecistis:行なった、為した、(二人称複数完了)odorem:匂い、悪臭、nostrum:私達の、in:~の中、~において、oculis:目、Pharaonis,:パロ、ファラオ、et:また、そして、in:~の中、~において、oculis:目、servorum:奴隷達、しもべ達、illius,:それの、彼の、ad:~のために、~へ、dandum:与えることへ、gladium:剣、刀、in:~の中へ、~に、manum:手、illorum:それらの、彼らの、ad:~のために、~へ、occidendum:滅びることへ、死ぬことへ、nos.:私達を、 
`Et:また、そして、viderunt:見た、認めた、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、semet:自分達自身、in:~の中、~において、malo':悪、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、prope:~の近くに、~のそばに、damnationem::断罪、地獄行きの宣告、`dicendo,:言うことに、言うことで、Non:否、detrahetis:引き下ろす、低くする、下げる、(二人称複数未来)de:~について、lateribus:煉瓦、vestris:あなた達の、quicquam':誰も、誰か、何も、何か?、significat:意味する、quia:なぜなら、ので、de:~について、injectione:挿入、差し込み、持ち込み、導入、falsorum:諸々の間違った原理(信念)、nihil:無意味、何も~ない、無、diminutum::減らされた、少なくされた、`die:日、in die ejus':その日に、significat:意味する、in:~の中、~において、quolibet:どんな~でも、~するものは何でも、statu::状態、性質、`et:また、そして、occurrerunt:現れた、出て来た、出会った、出くわした、Moschi:モーセ、et:~と、および、Aharoni':アロン、significat:意味する、cogitationem:思考、de:~について、lege:律法、法律、Divina:神的な、et:~と、および、inde:それ故、そこから、doctrina::教え、教義、` stantibus:立っている、置いている、守っている、obviam:~に向かって、向かい会って、会いに、illis:それらに、彼らに、in:~の中、~において、exire:出ること、出て行くこと、illos:彼らを、a:~から、~により、Pharaone':パロ、ファラオ、significat:意味する、manifestationem:表明、明示、顕示、tunc:その時、やがて、cum:その時、その場合、falsa:諸々の間違った原理(信念)、non:否、ita:このように、それほど、infestarent::悩ました、そこなった、害した、`et:また、同時に、dixerunt:言った、ad:~に、~へ、illos':彼らへ、significat:意味する、perceptionem::理解、認識、`Videat:見る、認める、(接続法三人称単数現在)Jehovah:エホバ、super:~の上へ、~の上に、vos,:あなた達を、et:また、そして、judicet':判断する、裁く、(接続法)significat:意味する、Divinam:神的な、dispositionem::配置、管理、処理、` quod:こと、それ、そのこと、putere:見なすこと、信じること、思うこと、考えること、fecistis:行なった、為した、(二人称複数完了)odorem:匂い、悪臭、nostrum:私達の、in:~の中、~において、oculis:目、Pharaonis:パロ、ファラオ、et:また、そして、in:~の中、~において、oculis:目、servorum:奴隷達、しもべ達、ejus':それの、彼の、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、propter:~のために、~の故に、illa:それは、tanta:それだけ、それほど、このように大きな、aversatio:憎悪、反感、sit:ある、obsequii:従順、恭順、nostri:私達の、omnibus:凡ての、全体の、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt::ある、` ad:~のために、~へ、dandum:与えることへ、gladium:剣、刀、in:~の中へ、~に、manum:手、illorum:それらの、彼らの、ad:~のために、~へ、occidendum:滅びることへ、死ぬことへ、nos':私達、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、inde:それ故、そこから、tantus:それだけ、それほど、このように大きな、illis:それらに、彼らに、ardor:火、炎、情熱、per:~を通して、~によって、falsa:諸々の間違った原理(信念)、destruendi:損なうことの、滅ぼすことの、vera:諸々の真理、Ecclesiae.:教会、

7154.十九~二十一節、「そして、イスラエルの子孫達の調整者達はその日一日のあなた達の煉瓦について(その定めを)何も引き下げてはならないと言うことに、自分達が悪い(状態の)中に居ることを見た。
そして、ファラオ(の所)から彼らが出て来くることにより彼らに向かって立っているモーセとアロンに出会った。
同時に、彼らは彼らに言った。エホバがあなた達を見給え、そして裁き給え、あなた達はファラオの目に、またそのしもべ達の目に私達の匂い(を悪臭と)見なすことを為し、私達を滅ぼすために彼らの手に剣を与えること(を為した)。」
「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は自分達が悪い(状態の)中に居ることを見た」は、断罪の近くに居ることを意味し、「あなた達の煉瓦について(その定めを)何も引き下げてはならないと言うことに」は、間違った原理の導入について何も減らされなかったのでを意味し、「その日一日」はどんな状態においてもを意味し、「そして、モーセとアロンに出会った」は、神的な律法とそこからの教義についての思考を意味し、「ファラオ(の所)から彼らが出て来くることにより彼らに向かって立っている」は、間違った原理がそれほど害さなかった時の表明を意味し、「同時に、彼らは彼らに言った」は認識を意味し、「エホバがあなた達を見給え、そして裁き給え」は、神的な処理を意味し、「あなた達はファラオの目に、またそのしもべ達の目に私達の匂い(を悪臭と)見なすことを為した」は、そのことのために間違った原理の中に居る者達に私達の従順の凡てのものにそれほど大きな反感があることを意味し、「私達を殺すために彼らの手に剣を与えること(を為した)」は、そこから彼らに教会の真理を間違った原理によって滅ぼすことのそれほど大きな情熱があったことを意味する。

7155. `Et viderunt moderatores filiorum Israelis semet in malo': quod significet quod prope damnationem, constat ex significatione `videre' quod sit appercipere, de qua n. 2150, 3764, 4567, 4723, 5400; ex significatione `moderatorum' quod sint qui infestationes proxime recipiunt et communicant, de qua n. 7111, 7136; et ex significatione `mali' quod sit damnatio; nam malum in se spectatum est infernum, n. 6279, ita damnatio. Quod `esse in malo' sit esse prope damnationem, est quia illi qui infestationes proxime receperunt et communicarunt fuerint laesi, quod significatur per quod `percussi sint ab exactoribus,' n. 7136, et quod per falsa continue injecta {1} usque ad desperationem {2}sint infestati, n. 7147; inde est quod per `viderunt semet in malo' significetur quod apperciperent se prope damnationem esse; qui enim in desperatione {3}sunt, quia insultus non amplius se sustinere posse putant, cogitant quod non possint aliter quam se tradere falsis sicut captivos, nam talis status est desperationis, sed tunc incipiunt illi sublevari, et duci quasi e caligine {4} in lucem.

7155. `Et:また、そして、viderunt:見た、認めた、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、semet:自分達自身、in:~の中、~において、malo'::悪、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、prope:~の近くに、~のそばに、damnationem,:断罪、地獄行きの宣告、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`videre':見ること、認めること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、appercipere,:理解すること、認めること、認識すること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2150, 3764, 4567, 4723, 5400; ex:~から、~により、significatione:意味、`moderatorum':指揮者達、調整者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant,:伝達する、交流する、共有する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7111, 7136; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`mali':悪、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、damnatio;:断罪、地獄行きの宣告、nam:なぜなら、というのも、malum:悪、in se:本質的に、本来、spectatum:見られた、考慮された、est:ある、infernum,:地獄、n.:番号、6279, ita:このように、従って、damnatio.:断罪、地獄行きの宣告、
Quod:こと、それ、そのこと、` esse:あること、存在すること、in:~の中、~において、malo':悪、sit:ある、esse:あること、存在すること、prope:~の近くに、~のそばに、damnationem,:断罪、地獄行きの宣告、est:ある、quia:なぜなら、ので、illi:彼らは、qui:その者達、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、proxime:最も近く、最も密接して、最近、receperunt:受け入れた、受けた、et:また、そして、communicarunt:伝達した、交流した、共有した、fuerint:あった、laesi,:傷付けられた、害された、quod:こと、それ、そのこと、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、quod:それを、そのことを、`percussi sint:激しく打たれた、激しく叩たたかれた、ab:~から、~により、exactoribus,':管理者達、監督者達、n.:番号、7136, et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、falsa:諸々の間違った原理(信念)、continue:連続的に、継続して、injecta:起こされた、吹き込まれた、{1} usque ad:~に至るまで、desperationem:絶望、自暴自棄、{2}sint:ある、infestati,:悩まされた、害された、n.:番号、7147; inde:それ故、そこから、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、` viderunt:見た、認めた、semet:自分達自身、in:~の中、~において、malo':悪、significetur:意味される、quod:こと、それ、そのこと、apperciperent:把握した、認めた、se:自分達自身を、prope:~の近くに、~のそばに、damnationem:断罪、地獄行きの宣告、esse;:あること、存在すること、qui:その者達、enim:なぜならば、~というのは、in:~の中、~において、desperatione:絶望、自暴自棄、{3}sunt,:ある、quia:なぜなら、ので、insultus:愚弄、侮辱、non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、se:自分達自身を、sustinere:耐えること、持ちこたえること、受けること、許容すること、posse:出来ること、可能であること、putant,:見なす、信じる、思う、考える、cogitant:考える、quod:こと、それ、そのこと、non:否、possint:出来る、可能である、aliter:他の方法で、異なって、quam:~を除いて、~の外は、se:自分達自身を、tradere:明渡すこと、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sicut:~の如く、~のように、captivos,:捕虜達、捕囚達、nam:なぜなら、というのも、talis:このような、次ぎのような、status:状態、性質、est:ある、desperationis,:絶望、自暴自棄、sed:しかし、tunc:その時、やがて、incipiunt:開始する、着手する、始まる、起こる、illi:彼らは、sublevari,:持ち上げられること、支えられること、et:また、そして、duci:導かれること、quasi:言わば、あたかも~のように、~も同様に、e:~から、~により、caligine:暗黒、無知、{4} in:~の中へ、~に、lucem.:光、

7155.「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は自分達が悪い(状態の)中に居ることを見た」が、断罪の近くに居ることを意味することは、「見ること」の意味が認識することであることから知られよう。そのことについては2150, 3764, 4567, 4723, 5400番(に示された。また)「調整者達」の意味が最も密接して攻撃を受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては7111, 7136番(に示された)。また「悪」の意味が断罪であることから知られよう。なぜなら、本質的に見られた悪は地獄であるからである。6279番(を参照)、従って断罪である。
「悪い(状態の)中に居ること」が断罪の近くに居ることであることは最も密接して攻撃を受け入れ、また伝達する者達は害されたからである。そのことが「監督者達により激しく打たれた」ことによって意味されている。7136番(を参照)、また彼らは間違った原理によって絶望に至るまで継続して吹き込まれ害されたからである。7147番(を参照)、それ故、「自分達が悪い(状態の)中に居ることを見る」によって、自分達が断罪の近くに居ることを認めることが意味される。というのは、絶望の中に居る者達は愚弄(攻撃)はそれ以上耐えることが出来ないことを信じるからであり、自分達を捕囚者達の如く明渡すことを除いて異なって出来ないことを考えるからである。なぜなら、そのような状態が絶望であるからである。しかしその時、彼らは上げられること、また言わば暗黒から光へ導かれることが始まる。

5-7147~7153意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7147~7153意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7147.「またあなたの民は罪を犯しました」が、そのように悪を行なったことの罪が彼らにあることを意味することは、「罪を犯すこと」の意味が悪の罪がある者に為されること、またもしそれが為されるなら、当然の報いから罰を得ることであることから知られよう。
この節と前の節において全般的にそれらがそのことをどのように有するかが言われなければならない。
地獄から吹き込まれた間違った原理と悪により低い地に居る者達がその周囲で害されることは、悪と間違った原理が取り除かれ、また真理と善が取り入れられ、またそのように天界へ上げられることが出来る状態へ導かれるためである。そのことは7090, 7122番に認められよう。しかしその終わりが近付くと前よりも過酷に害される。なぜならその時、彼らに真理が引き離され、また純然たる間違った原理が害することを許されるからであり、またそれは絶望に至るまで害するからである。というのは、神的な秩序により攻撃と試練の最後は絶望であるからである。そのことは1787, 2694, 5279, 5280番に認められよう。ここで霊的な教会からの者達の状態がイスラエルの子孫達によって表象されるためにファラオによりそれが為され、また攻撃が終わりに近付いた時それが為された。即ち彼らが解放される時、またカナンの地に導かれる時にそれが為された。
[2]攻撃が為されることは地獄からの間違った原理と悪が、また天界から、即ち主から天界を通して真理と善が思考の中へ吹き込まれることの手段で為されることが知られなければならない。それがなされることは人間と霊は自分自身からは考えないからであり、凡ての思考は流入するからである。そのことは感覚からは完全に無関係に見えても、またそのように信じがたく見えても、それでもなお、最も真実なことである。その事柄については前の2886, 4151, 4249, 5846, 5854, 6189-6215, 6307-6327, 6466-6495, 6598-6626番に説明され、また示された観察から認められよう。
それらから間違った原理の導入によって攻撃が為されること、また絶望に至るまで間違った原理が増やされることがどのように理解されなければならないか知られよう。

7148.「同時に、彼は言った」が返答を意味することは、「言うこと」の意味が返答であることから知られよう。そのことについては7103番に示された。

7149.「あなた達は怠けて怠けている者達だ」が、攻撃が充分でないことを意味することは、「怠けて怠けている者達であること」の意味が攻撃が充分でないことであることから、即ち間違った原理からの攻撃が充分でないことであることから知られよう。そのことについては7118番に示された。

7150.「それ故にあなた達は言う。私達は行ってエホバに生け贄を捧げよう」が、そこからそのような礼拝についての思考があることを意味することは、上の7119番に言われたことから知られよう。そこで同様なことが言われている。

7151.「とは言え、今あなた達は行って仕えよ」が継続的な攻撃を意味することは、「仕えること」の意味が間違った原理により害されることであることから知られよう。そのことについては7120, 7129番に示された。そのために「行って仕えよ」は継続的な攻撃である。というのは、苦役について嘆いたからであり、それが継続することが答えられたからである。

7152.「また藁はあなた達に与えられない」が、そのような科学的な(事実に基づく)ものなしにを意味することは、「藁」の意味が最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものとそこからの真理の内容であることから知られよう。そのことについては7112, 7144番に示された。それらなしにあるであろうが「藁が与えられないであろう」によって意味されている。

7153.「しかるにあなた達は定められた煉瓦を出さなければならない」が、吹き込まれなければならない充分な間違った原理を意味することは、上の7116番に言われたことから知られよう。そこで同様なことが言われている。
そのような事情の下に、それらのことがこれらの節の内意の中に含まれている。それらはことによると人間の目の前では重要性が取るに足りないものの如く、また散らばったものの如くにもまた見えるが、しかしそれでもなお、それらの個々のものは事柄の本質的なものであり、そのことについて取り扱われており、また最も美しくまとまっている。そのようにあることを天使達は認識する。なぜなら、彼らは一続きの事柄と関連を内的な真理により形成された隠れた無数のものと一緒に天界の光の中で見るからであり、そこから最も美しい、また最も魅力的な事柄の形を見るからである。そのことは人間により根拠なく疑うことが為されることが出来る。なぜなら、人間に内的な真理は隠されたものであるからであり、それ故、それらを関係付けることが出来ないからである。しかし人間に散らばったものとして、またそれ故、言われたように重要性が取るに足りないものの如く見える。

5-7147~7153原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7147~7153原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7147. `Et peccavit populus tuus': quod significet quod sic illis reatus quod malum fecerint, constat ex significatione `peccare' quod sit reus mali fieri, et si hoc, quod ex merito lucrent poenam. Quomodo haec quae in hoc versu et in praecedentibus in genere se habent, dicendum: qui in inferiore terra sunt a falsis et malis injectis ab infernis quae circumcirca infestantur, ob causam ut mala et falsa removeantur et vera ac bona insinuentur, et sic in statum perducantur ut elevari in caelum possint, videatur n. 7090, 7122; sed prope ad finem durius infestantur quam prius, nam tunc vera illis subtrahuntur, et permittitur ut mera falsa infestent, et hoc usque ad desperationem; ex ordine enim Divino est ut ultimum infestationis et tentationis sit desperatio, videatur n. 1787, 2694, 5279, 5280; ut hic status illorum qui ab Ecclesia spirituali per filios Israelis repraesentaretur, factum hoc est a Pharaone, et hoc cum infestationes prope ad finem essent, cum nempe liberarentur, et ducerentur {1}in terram Canaanem.
2 Sciendum est quod infestationes fiant eo modo, quod in cogitationes (t)injiciantur falsa et mala ab infernis, et quod vera et bona a caelo, hoc est, per caelum a Domino; {2} quod fit quia homo et spiritus non {3}cogitant a se, sed influunt omnia; hoc tametsi prorsus alienum a sensu, et sic incredibile apparet, usque tamen est verissimum; de hac re videantur quae prius ab experientia, n. 2886, 4151, 4249, 5846, 5854, 6189-6215, 6307-6327, 6466-6495, 6598-6626, allata et ostensa sunt. Ex his potest sciri quomodo {4}intelligendum quod infestationes fiant per injectiones falsorum et quod augeantur {5} usque ad desperationem.

7147. `Et:また、そして、peccavit:罪を犯した、populus:人々、民、tuus'::あなたの、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sic:そのように、こうして、illis:それらに、彼らに、reatus:罪、罪があること、quod:こと、それ、そのこと、malum:悪、fecerint,:行なった、為した、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`peccare':罪を犯すこと、過失を犯すこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、reus:罪のある、責任がある、責任者、mali:悪、fieri,:為されること、行われること、et:また、そして、si:もし~なら、たとえ~でも、hoc,:これは、quod:こと、それ、そのこと、ex:~から、~により、merito:功績、当然の報い、lucrent:儲ける、利得を得る、得る、(接続法)poenam.:罰、刑罰、懲罰、
Quomodo:どのように、どうして、どのようにして、haec:これらは、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、hoc:これから、versu:節、et:~と、および、 in:~の中、~において、praecedentibus:先行しているもの、in genere:一般的に、全般的に、se:それら自身を、habent,:持つ、有す、dicendum::言われるべき、(未来受動分詞)qui:その者達、in:~の中、~において、inferiore:更に低い、更に下の、terra:地、地上、sunt:ある、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、malis:諸々の悪、injectis:起こされた、吹き込まれた、ab:~から、~により、infernis:地獄、quae:それらは、そのことらは、circumcirca:~の周りに、周囲に、周りに、取り巻いて、infestantur,:悩まされる、害される、ob:~に対して、~のために、causam:原因、理由、ut:~のために、こと、~するように、mala:諸々の悪、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、removeantur:遠ざけられる、取り除かれる、et:~と、および、vera:諸々の真理、ac:~と、なお加えて、bona:諸々の善、insinuentur,:取り入れられる、入り込まれる、et:また、そして、sic:そのように、こうして、in:~の中へ、~に、statum:状態、性質、perducantur:連れて行かれる、導かれる、ut:~のために、こと、~するように、elevari:上げられること、in:~の中へ、~に、caelum:天界、possint,:出来る、可能である、videatur:見られる、認められる、n.:番号、7090, 7122; sed:しかし、prope:~の近くに、~のそばに、ad:~に、~へ、finem:終結、終わり、durius:より過酷な、より厳しい、infestantur:悩まされる、害される、quam:~よりも、~と比べて、prius,:以前に、前に、前以て、nam:なぜなら、というのも、tunc:その時、やがて、vera:諸々の真理、illis:それらに、彼らに、subtrahuntur,:引き離される、取り去られる、遠ざけられる、et:また、そして、permittitur:許される、許可される、ut:~のために、こと、~するように、mera:純粋な、純然たる、falsa:諸々の間違った原理(信念)、infestent,:悩ます、損なう、害する、et:また、そして、hoc:これは、usque ad:~に至るまで、desperationem;:絶望、自暴自棄、ex:~から、~により、ordine:秩序、順序、enim:なぜならば、~というのは、Divino:神的な、est:ある、ut:~のために、こと、~するように、ultimum:最後、最外部、最低、infestationis:悩ますこと、攻撃、襲撃、et:~と、および、tentationis:誘惑、試練、sit:ある、desperatio,:絶望、自暴自棄、videatur:見られる、認められる、n.:番号、1787, 2694, 5279, 5280; ut:~のために、こと、~するように、hic:ここに、この場に、status:状態、性質、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、per:~を通して、~によって、filios:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、repraesentaretur,:象徴された、表象された、factum:為された、行なわれた、hoc:これは、est:ある、a:~から、~により、Pharaone,:パロ、ファラオ、et:また、そして、hoc:これは、cum:その時、その場合、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、prope:~の近くに、~のそばに、ad:~に、~へ、finem:終結、終わり、essent,:あった、cum:その時、その場合、nempe:正確には、即ち、liberarentur,:自由にされた、解放された、et:また、そして、ducerentur:導かれた、{1}in:~の中へ、~に、terram:地、地上、Canaanem.:カナン、
[2] Sciendum:知られるべき、(未来受動分詞)est:ある、quod:こと、それ、そのこと、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、fiant:為される、行なわれる、eo:それから、modo,:方法、手段、quod:こと、それ、そのこと、in:~の中へ、~に、cogitationes:思考、(t)injiciantur:投げ入れられる、吹き込まれる、falsa:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、mala:諸々の悪、ab:~から、~により、infernis,:地獄、et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、vera:諸々の真理、et:~と、および、bona:諸々の善、a:~から、~により、caelo,:天界、hoc est,:即ち、per:~を通して、~によって、caelum:天界、a:~から、~により、Domino;:主、{2} quod:こと、それ、そのこと、fit:為される、行われる、quia:なぜなら、ので、homo:人間、et:~と、および、spiritus:霊、non:否、{3}cogitant:考える、a:~から、~により、se,:自分自身から、それ自身から、sed:しかし、influunt:流れ込む、流入する、omnia;:凡ての、全体の、hoc:これは、tametsi:例え~でも、それでも、それにも関わらず、prorsus:全く、完全に、正確に、alienum:無関係の、関係のない、かけ離れた、a:~から、~により、sensu,:意味、感覚、et:また、そして、sic:そのように、こうして、incredibile:信じられない、信じがたい、途方もない、apparet,:現れる、見える、usque:それでもなお、やはり、tamen:しかし、それにもかかわらず、est:ある、verissimum;:最も真理の、最も真実の、de:~について、hac:これから、re:事柄、物事、videantur:見られる、認められる、quae:それらは、そのことらは、prius:以前に、前に、前以て、ab:~から、~により、experientia,:観察、経験、n.:番号、2886, 4151, 4249, 5846, 5854, 6189-6215, 6307-6327, 6466-6495, 6598-6626, allata:述べられた、説明された、et:また、そして、ostensa sunt.:示された、
Ex:~から、~により、his:これらから、potest:出来る、可能である、sciri:知られること、quomodo:どのように、どうして、どのようにして、{4} intelligendum:理解されるべき、(未来受動分詞)quod:こと、それ、そのこと、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、fiant:為される、行なわれる、per:~を通して、~によって、injectiones:挿入、差し込み、持ち込み、導入、falsorum:諸々の間違った原理(信念)、et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、augeantur:増される、大きくされる、{5} usque ad:~に至るまで、desperationem.:絶望、自暴自棄、

7147.「またあなたの民は罪を犯しました」が、そのように悪を行なったことの罪が彼らにあることを意味することは、「罪を犯すこと」の意味が悪の罪がある者に為されること、またもしそれが(為される)なら、当然の報いから罰を得ることであることから知られよう。
この節と前の節において全般的にそれらがそのことをどのように有するかが言われなければならない。
地獄から吹き込まれた間違った原理と悪により低い地に居る者達がその周囲で害されることは、悪と間違った原理が取り除かれ、また真理と善が取り入れられ、またそのように天界へ上げられることが出来る状態へ導かれるためである。そのことは7090, 7122番に認められよう。しかしその終わりが近付くと前よりも過酷に害される。なぜならその時、彼らに真理が引き離され、また純然たる間違った原理が害することを許されるからであり、またそれは絶望に至るまで(害するからである)。というのは、神的な秩序により攻撃と試練の最後は絶望であるからである。そのことは1787, 2694, 5279, 5280番に認められよう。ここで霊的な教会からの者達の状態がイスラエルの子孫達によって表象されるためにファラオによりそれが為され、また攻撃が終わりに近付いた時それが(為された)。即ち彼らが解放される時、またカナンの地に導かれる時(にそれが為された)。
[2]攻撃が為されることは地獄からの間違った原理と悪が、また天界から、即ち主から天界を通して真理と善が思考の中へ吹き込まれることの手段で為されることが知られなければならない。それがなされることは人間と霊は自分自身からは考えないからであり、凡て(の思考)は流入するからである。そのことは感覚からは完全に無関係に見えても、またそのように信じがたく見えても、それでもなお、最も真実なことである。その事柄については前の2886, 4151, 4249, 5846, 5854, 6189-6215, 6307-6327, 6466-6495, 6598-6626番に説明され、また示された観察から認められよう。
それらから間違った原理の導入によって攻撃が為されること、また絶望に至るまでそれら(間違った原理)が増やされることがどのように理解されなければならないか知られよう。

7148. `Et dixit': quod significet responsum, constat ex significatione `dicere' quod sit responsum, de qua n. 7103.

7148. `Et:また、dixit'::言った、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、responsum,:答え、返答、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dicere':言うこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、responsum,:答え、返答、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7103.

7149. `Remissi vos, remissi': quod significet quod non satis impugnati fuerint, constat (c)ex significatione `esse remissos' quod sit non satis impugnatos esse, nempe a falsis, de qua n. 7118.

7149. `Remissi:緩んだ、弛んだ、無気力な、vos,:あなた達、remissi'::緩んだ、弛んだ、無気力な、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、non:否、satis:十分に、全く、確かに、十分な、impugnati:襲撃、攻撃、fuerint,:あった、constat:知られる、明らかである、(c)ex:~から、~により、significatione:意味、` esse:あること、存在すること、remissos':緩んだ、弛んだ、無気力な、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、non:否、satis:十分に、全く、確かに、impugnatos:襲撃、攻撃、esse,:あること、存在すること、nempe:正確には、即ち、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7118.

7149.「あなた達は緩んで弛んだ(怠けて怠けている)者達だ」が、攻撃が充分でないことを意味することは、「緩んで弛んだ(怠けて怠けている)者達であること」の意味が攻撃が充分でないことであることから、即ち間違った原理からの(攻撃が充分でないこと)であることから知られよう。そのことについては7118番(に示された)。

7150. `Propterea vos dicitis, Eamus, sacrificemus Jehovae': quod significet quod inde cogitatio de tali cultu, constat ex illis quae supra n. 7119 dicta sunt, ubi similia.

7150. `Propterea:それ故に、その結果として、vos:あなた達、dicitis,:言う、(二人称複数現在)Eamus,:行く、(接続法一人称複数現在)sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Jehovae'::エホバ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、inde:それ故、そこから、cogitatio:思考、de:~について、tali:このような、次ぎのような、cultu,:礼拝、崇拝、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、supra:上に、上部に、n.:番号、7119 dicta sunt,:言われた、ubi:そこで、その場所、similia.:同様な、同じ、

7150.「それ故にあなた達は言う。私達は行ってエホバに生け贄を捧げよう」が、そこからそのような礼拝についての思考があることを意味することは、上の7119番に言われたことから知られよう。そこで同様なことが言われている。

7151. `Et nunc ite, servite': quod significet infestationis continuum, constat ex significatione `servire' quod sit infestari a falsis, de qua n. 7120, 7129; hinc `ite, servite' est infestationis continuum; de servitio enim conquesti sunt, sed ut continuarent {1}illud, responsum est.

7151. `Et:また、とは言え、nunc:今、現在、ite,:行け、来い、(eoの複数命令形)servite'::仕えよ、(複数命令形)quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、infestationis:悩ますこと、攻撃、襲撃、continuum,:連続的な、継続的な、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`servire':仕えること、従うこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、infestari:悩まされること、害されること、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7120, 7129; hinc:ここから、このために、従って、`ite,:行け、来い、(eoの複数命令形)servite':仕えよ、(複数命令形)est:ある、infestationis:悩ますこと、攻撃、襲撃、continuum;:連続的な、継続的な、de:~について、servitio:苦役、務め、任務、enim:なぜならば、~というのは、conquesti sunt,:不平を言った、嘆いた、sed:しかし、ut:~のために、こと、~するように、continuarent:繋いだ、結合した、{1}illud,:それは、responsum est.:答えられた、返答された、

7151.「とは言え、今あなた達は行って仕えよ」が継続的な攻撃を意味することは、「仕えること」の意味が間違った原理により害されることであることから知られよう。そのことについては7120, 7129番(に示された)。そのために「行って仕えよ」は継続的な攻撃である。というのは、苦役について嘆いたからであり、それが継続することが答えられたからである。

7152. `Et palea non dabitur vobis': quod significet absque scientificis talibus, constat ex significatione `paleae' quod sint scientifica communissima et inde veri continentia, de qua n. 7112, 7144; quod erunt absque illis significatur per quod `non dabitur.'

7152. `Et:また、そして、palea:切りわら、籾殻、non:否、dabitur:与えられる、もたらされる、(三人称単数未来受動)vobis'::あなた達に、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、absque:~なしに、~を除いて、scientificis:科学的な、事実に基づく、talibus,:このような、次ぎのような、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`paleae':切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、scientifica:科学的な、事実に基づく、communissima:最も一般的な、最も全般的な、et:~と、および、inde:それ故、そこから、veri:真理、continentia,:抑制、節制、内容、 近隣、隣接、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7112, 7144; quod:こと、それ、そのこと、erunt:ある、(三人称複数未来)absque:~なしに、~を除いて、illis:それらから、彼らから、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、quod:こと、それ、そのこと、` non:否、dabitur.':与えられる、もたらされる、(三人称単数未来受動)

7152.「また藁はあなた達に与えられない」が、そのような科学的な(事実に基づく)ものなしにを意味することは、「藁」の意味が最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものとそこからの真理の内容であることから知られよう。そのことについては7112, 7144番(に示された)。それらなしにあるであろうが「それ(藁)が与えられないであろう」によって意味されている。

7153. `Et demensum laterum dabitis': quod significet falsa quae copia injicienda, constat ex illis quae supra n. 7116 dicta sunt, ubi similia. Haec nunc sunt quae in his versibus in sensu interno continentur, quae coram homine apparent forte sicut parvi momenti, {1}et quoque sicut sparsa; sed usque singula sunt essentialia rei de qua agitur, et pulcherrime cohaerentia; quod ita sit, percipiunt angeli, nam illi vident rerum series et nexus in luce caeli, cum innumerabilibus arcanis {2}conformatis ex interioribus veris, inde forma rerum pulcherrima et amoenissima; quod nequicquam ab homine fieri potest, quia interiora vera illi abscondita sunt, inde nec connectere {3}illa potest, sed ei apparet ut sparsum, et inde, ut dictum, sicut parvi momenti.

7153. `Et:また、しかるに、demensum:割り当て分、定められた数、laterum:煉瓦、dabitis'::与える、(二人称複数未来)quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、copia:充分、沢山、多量、豊富、injicienda,:引き起されるべき、吹き込まれるべき、(未来受動分詞)constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、supra:上に、上部に、n.:番号、7116 dicta sunt,:言われた、ubi:そこで、その場所、similia.:同様な、同じ、
Haec:これらは、nunc:それで、このような事情の下に、sunt:ある、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、his:これらから、versibus:節、in:~の中、~において、sensu interno:内意、continentur,:包含される、含まれる、quae:それらは、そのことらは、coram:~の面前で、目の前で、homine:人間、apparent:現れる、見える、forte:ことによると、はからずも、ひょっとして、恐らく、sicut:~の如く、~のように、parvi:小さい、僅かの、取るに足らない、momenti,:重み、重要性、{1}et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、sicut:~の如く、~のように、sparsa;:分散された、散らばった、sed:しかし、usque:それでもなお、やはり、singula:別々の、個別の、sunt:ある、essentialia:本質的な、本質的な部分、rei:事柄、物事、de:~について、qua:それから、そのことから、agitur,:述べられる、取り扱われる、et:また、そして、pulcherrime:最も美しく、cohaerentia;:まとまっている、密着している、quod:こと、それ、そのこと、ita:このように、従って、sit,:ある、percipiunt:理解する、認識する、認める、angeli,:天使達、nam:なぜなら、というのも、illi:彼らは、vident:見る、認める、rerum:事柄、物事、series:ひと続き、続きもの、et:~と、および、nexus:結びつき、関連、結合、関係、in:~の中、~において、luce:光、caeli,:天界、cum:~と一緒に、~と、innumerabilibus:無数の、数え切れない、arcanis:隠れた、秘密の、{2}conformatis:形づくられた、形成された、ex:~から、~により、interioribus:内的な、より内なる、veris,:諸々の真理、inde:それ故、そこから、forma:形、姿、rerum:事柄、物事、pulcherrima:最も美しい、et:また、そして、amoenissima;:最も魅力的な、最も美しい、最も愉快な、最も楽しい、quod:こと、それ、そのこと、nequicquam:根拠なく、理由なく、少しも~でない、diffidere,:信頼しないこと、信用しないこと、疑うこと、ab:~から、~により、homine:人間、fieri:為されること、行われること、potest,:出来る、可能である、quia:なぜなら、ので、interiora:内的な、より内なる、vera:諸々の真理、illi:彼に、abscondita:隠された、隠れた、秘密の、覆われた、sunt,:ある、inde:それ故、そこから、nec:否、connectere:結ぶこと、繋ぐこと、結合すること、関係づけること、{3}illa:それらを、potest,:出来る、可能である、sed:しかし、ei:彼に、apparet:現れる、見える、ut:~のように、~として、sparsum,:分散された、分けられた、裂れた、散らばった、et:また、そして、inde,:それ故、そこから、ut:~のように、~として、dictum,:言われた、sicut:~の如く、~のように、parvi:小さい、僅かの、取るに足りない、momenti.:重み、重要性、

7153.「しかるにあなた達は定められた煉瓦を出さなければならない」が、吹き込まれなければならない充分な間違った原理を意味することは、上の7116番に言われたことから知られよう。そこで同様なことが言われている。
そのような事情の下に、それらのことがこれらの節の内意の中に含まれている。それらはことによると人間の目の前では重要性が取るに足りないものの如く、また散らばったものの如くにもまた見えるが、しかしそれでもなお、それらの個々のものは事柄の本質的なものであり、そのことについて取り扱われており、また最も美しくまとまっている。そのようにあることを天使達は認識する。なぜなら、彼らは一続きの事柄と関連を内的な真理により形成された隠れた無数のものと一緒に天界の光の中で見るからであり、そこから最も美しい、また最も魅力的な事柄の形を見るからである。そのことは人間により根拠なく疑うことが為されることが出来る。なぜなら、彼(人間)に内的な真理は隠されたものであるからであり、それ故、それらを関係付けることが出来ないからである。しかし彼(人間)に散らばったものとして、またそれ故、言われたように重要性が取るに足りないものの如く見える。

5-7137~7146意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7137~7146意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7137.「その者達をファラオの監督者達が彼らの上に置いた」が攻撃により吹き込まれた者達を意味することは、「彼らの上に置くこと」の意味が吹き込まれることであることから知られよう。なぜなら、それは導入によって為されるからである。そのことについては後に続く箇所で述べよう。また「監督者達」の意味が害する者達であることから知られよう。そのことについては7111番に示された。
そのことがどのようにそれ自身を有するかは他生におけるそのようなものからの観察によらなければ知られることが出来ない。「監督者達」によって最も密接して害する者達が意味され、また「調整者達」によって最も密接して受け入れ、また伝達する者達が意味されることが上に言われた。そのことは7111番に認められよう。最も密接して受け入れ、また伝達する者達はそのような用のために特に仕える正しい素朴な霊達である。この者達は他生においてのみ熟知されている策略を通した攻撃により仲間関係へ置かれ、その仲間関係によって伝達を自分達に用意する。またそれは害する者達、また「監督者達」によって意味される者達により為される。そのように地獄はそれ自身の側から伝達を持ち、また害される者達もそれ自身の側から伝達を持つ。そのようにそのことを有することを私は千回ではないにしても百回は見、また体験もまたした。
それらから内意においてこれらの言葉によって何が意味されるかは、他生におけるそのようなものについての観察からでなければ知られることが出来ないことが明らかである。

7138.「そして言うことに、なぜあなた達は煉瓦を作るためにあなた達の定めを仕上げないのか?」が、彼らは課せられた如く間違った原理の導入を受け入れず、また伝達しないことを意味することは、そのことが言われる「調整者達」の意味が最も密接して受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては7111番に示された。また「定めを仕上げること」の意味が課せられた如くそれを行なうことであることから、また「煉瓦を作ること」の意味が虚偽と間違った原理を受け入れることであることから知られよう。そのことについては7113番に示された。

7139.「昨日、一昨日の如く」が前の状態においてのようにを意味することは、「昨日、一昨日」の意味が前の状態であることから知られよう。そのことについては6983, 7114番に示された。

7140.「昨日もまた今日も」が、そこからの将来の状態を意味することは、「昨日」の意味が直ぐ上のように前の状態であることから、また「今日」の意味が永続的にであることから知られよう。そのことについては2838, 3998, 4304, 6165番に示された。従って永久に続くであり、またそのように前のように将来もあるのである。

7141.「また、イスラエルの子孫達の調整者達は来た」が、最も密接して受け入れ、また伝達した者達を意味することは、「イスラエルの子孫達」の意味が攻撃を最も密接して受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7136番に示された。

7142.「そしてファラオに叫んだ」が害した者達の前で宣言した憤りを意味することは、「叫ぶこと」の意味がここでは憤りを宣言することであることから、即ち激しく打たれたこと、即ち吹き込まれた間違った原理により害されたこと、また煉瓦を作るために藁を与えられなかったこと、即ち虚偽と間違った原理だけを受け入れ、また吹き込んだことの憤りを宣言することであることから知られよう。また「ファラオ」の表象が害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683, 7126番に示された。

7143.「言うことに、なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?」が、実行することが出来ない努めを負わされたことを意味することは、「奴隷」の意味が仕える者と努めを果たす者であることから知られよう。なぜなら、聖言の中でしばしば言われているように彼は仕えるので奴隷と言われるからである。「奴隷」が服従する者であることは、1713番に認められよう。また「仕えること」が努力であることは3824, 3846番を参照、また今から後に続く箇所はその努めを受けることが出来なかったことを含むので、「なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?」によって負わされた努めを果たすことが出来なかったことが意味される。

7144.「あなたの奴隷達に藁が与えられていません」が、真理の科学的な(事実に基づく)ものの内容がもはや与えられないことを意味することは、「藁」の意味が凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112番に示された。それらは真理で満たされることが出来るので容器と同等のものである。4345, 4383, 5208, 7131番を参照、それは真理の科学的な(事実に基づく)ものの内容と言われる。また「与えられないこと」の意味が提供されないことであることから、また「奴隷達」の意味が仕える者達、また努めを果たす者達であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7143番に示された。

7145.「しかるに彼らは私達に煉瓦を作れと言います」が、間違った原理が吹き込まれたが、それでもなお彼らは耐えなければならないことを意味することは、「煉瓦を作ること」の意味が悪から吹き込まれる虚偽と間違った原理を受け入れることであることから知られよう。そのことについては7113番に示された。ここではそれらを受けることである。

7146.「そして見給え、あなたの奴隷達は激しく打たれています」が、そのように間違った原理が害することを意味することは、「激しく打たれること」の意味が間違った原理によって害されることであることから知られよう。そのことについては7136番に示された。

5-7138~7146原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7138~7146原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7138. `Dicendo, Quare non absolvitis statutum vestrum ad laterificandum': (x)quod significet (x)quod non, sicut injunctum est, recipiant et communicent injectiones falsorum, constat ex significatione `moderatorum' ad quos haec dicuntur, quod sint qui proxime recipiunt et communicant, de qua n. 7111; ex significatione `absolvere statutum' quod sit id facere sicut injunctum est; et ex significatione `laterificare' quod sit ficticia et falsa {1}recipere, de qua n. 7113.

7138. `Dicendo,:言うことに、言うことで、Quare:それ故に、なぜ、non:否、absolvitis:完成する、仕上げる、終える、(二人称複数現在)statutum:法令、法律、布告、定め、vestrum:あなた達の、ad:~に、~へ、laterificandum'::型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、(x) quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、(x) quod:こと、それ、そのこと、non,:否、sicut:~の如く、~のように、injunctum est,:負わされた、与えられた、課せられた、recipiant:受け入れる、受容する、et:また、そして、communicent:伝達する、交流する、共有する、injectiones:挿入、差し込み、持ち込み、導入、falsorum,:諸々の間違った原理(信念)、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`moderatorum':指揮者達、調整者達、ad:~に、~へ、quos:その者達、haec:これらは、dicuntur,:言われる、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant,:伝達する、交流する、共有する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7111; ex:~から、~により、significatione:意味、`absolvere:完成すること、仕上げること、終えること、statutum':法令、法律、布告、定め、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、id:それを、facere:行なうこと、為すこと、sicut:~の如く、~のように、injunctum est;:負わされた、与えられた、課せられた、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`laterificare':型に入れて造ること、こねて作ること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、{1}recipere,:受け入れること、受容すること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7113.

7138.「(そして)言うことに、なぜあなた達は(煉瓦を)作るためにあなた達の定めを仕上げないのか?」が、彼らは課せられた如く間違った原理の導入を受け入れず、また伝達しないことを意味することは、そのことが言われる「調整者達」の意味が最も密接して受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては7111番(に示された。また)「定めを仕上げること」の意味が課せられた如くそれを行なうことであることから、また「(煉瓦を)作ること」の意味が虚偽と間違った原理を受け入れることであることから知られよう。そのことについては7113番(に示された)。

7139. `Sicut heri nudius tertius': quod significet ut in statu priore, constat ex significatione `heri nudius tertius' quod sit status prior, de qua n. 6983, 7114.

7139. `Sicut:~の如く、~のように、heri:昨日、nudius tertius'::一昨日に、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ut in:~の中、~において、statu:状態、性質、priore,:より前の、より先の、先在する、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`heri:昨日、nudius tertius':一昨日に、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、status:状態、性質、prior,:より前の、より先の、先在する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6983, 7114.

7139.「昨日、一昨日の如く」が前の状態においてのようにを意味することは、「昨日、一昨日」の意味が前の状態であることから知られよう。そのことについては6983, 7114番(に示された)。

7140. `Etiam heri, etiam hodie': (x)quod significet statum inde futurum, constat ex significatione `heri' quod sit status prior, ut mox supra {1}; et (c)ex significatione `hodie' quod sit perpetuum, de qua n. 2838, 3998, 4304, 6165, proinde perennaturum, et sic futurum ut {2}prius.

7140. `Etiam:~もまた、更に、heri,:昨日、etiam:~もまた、更に、hodie'::今日、現在、(x) quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、statum:状態、性質、inde:それ故、そこから、futurum,:未来の、将来の、ある、あるだろう、(sumの未来形)constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`heri':昨日、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、status:状態、性質、prior,:より前の、より先の、先在する、ut:~のように、~として、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、{1}; et:また、そして、(c)ex:~から、~により、significatione:意味、`hodie':今日、現在、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、perpetuum,:永久の、永続的に、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2838, 3998, 4304, 6165, proinde:それ故に、従って、perennaturum,:永久に続く、持続する、持ちこたえる、(未来形)et:また、そして、sic:そのように、こうして、futurum:未来の、将来の、ある、あるだろう、(sumの未来形)ut:~のように、~として、{2}prius.:以前に、前に、前以て、

7140.「昨日もまた今日も」が、そこからの将来の状態を意味することは、「昨日」の意味が直ぐ上のように前の状態であることから、また「今日」の意味が永続的にであることから知られよう。そのことについては2838, 3998, 4304, 6165番(に示された)。従って永久に続くであり、またそのように前のように将来もあるである。

7141. `Et venerunt moderatores filiorum Israelis': quod significet illos qui proxime receperunt et communicarunt, constat ex significatione `moderatorum filiorum Israelis' quod sint qui infestationes proxime recipiunt et communicant, de qua mox supra n. 7136.

7141. `Et:また、そして、venerunt:行た、来た、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis'::イスラエル、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、illos:彼らを、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、receperunt:受け入れた、受けた、et:また、そして、communicarunt,:伝達した、交流した、共有した、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`moderatorum:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis':イスラエル、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、proxime:最も近く、最も密接して、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant,:伝達する、交流する、共有する、de:~について、qua:それから、そのことから、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7136.

7141.「また、イスラエルの子孫達の調整者達は来た」が、最も密接して受け入れ、また伝達した者達を意味することは、「イスラエルの子孫達」の意味が攻撃を最も密接して受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7136番(に示された)。

7142. `Et clamaverunt ad Pharaonem': quod significet indignationem contestatam coram illis qui infestabant, constat (c)ex significatione `clamare' quod hic sit indignationem contestari, {1}nempe quod percussi sint, hoc est, ex injectis falsis laesi, et quod palea non daretur ad laterificandum, hoc est, quod modo ficticia et falsa reciperent et injicerent; et ex repraesentatione `Pharaonis' quod sint qui infestant, de qua n. 6651, 6679, 6683, 7126.

7142. `Et:また、そして、clamaverunt:叫んだ、呼んだ、ad:~に、~へ、Pharaonem'::パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、indignationem:憤り、憤慨、contestatam:証明した、立証した、宣言した、(dep)coram:~の面前で、目の前で、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、infestabant,:悩ました、害した、constat:知られる、明らかである、(c)ex:~から、~により、significatione:意味、`clamare':叫ぶこと、quod:こと、それ、そのこと、hic:ここに、この場に、sit:ある、indignationem:憤り、憤慨、contestari,:証明すること、立証すること、宣言すること、(dep){1} nempe:正確には、即ち、quod:こと、それ、そのこと、percussi sint,:激しく打たれた、激しく叩たたかれた、hoc est,:即ち、ex:~から、~により、injectis:起こされた、吹き込まれた、falsis:諸々の間違った原理(信念)、laesi,:傷付けられた、害された、et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、palea:切り藁、籾殻、non:否、daretur:与えられた、ad:~に、~へ、laterificandum,:型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、hoc est,:即ち、quod:こと、それ、そのこと、modo:だけ、単に、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、reciperent:受け入れた、受容した、受け取った、et:また、そして、injicerent;:引き起した、吹き込んだ、et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis':パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、infestant,:悩ます、損なう、害する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6651, 6679, 6683, 7126.

7142.「そしてファラオに叫んだ」が害した者達の前で宣言した憤りを意味することは、「叫ぶこと」の意味がここでは憤りを宣言することであることから、即ち激しく打たれたこと、即ち吹き込まれた間違った原理により害されたこと、また(煉瓦を)作るために藁を与えられなかったこと、即ち虚偽と間違った原理だけを受け入れ、また吹き込んだこと(の憤りを宣言すること)であることから知られよう。また「ファラオ」の表象が害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683, 7126番(に示された)。

7143. `Dicendo, Quare facis sic servis tuis?': quod significet quod sic officio injuncto non possent fungi, constat ex significatione `servi' quod sit qui ministrat (c)et officio fungitur; is quia inservit, vocatur servus, ut passim in Verbo; quod `servus' dicatur qui oboedit, videatur n. 1713; et quod `servire' sit studium, n. 3824, 3846; et quia nunc sequentia involvunt quod servitium illud sustinere non possent, patet quod per `quare facis sic servis tuis' significetur quod sic officio injuncto fungi non possent.

7143. `Dicendo,:言うことに、言うことで、Quare:それ故に、なぜ、facis:行なう、為す、(二人称単数現在)sic:そのように、こうして、servis:奴隷達、しもべ達、tuis?'::あなたの、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sic:そのように、こうして、officio:仕事、務め、義務、責務、injuncto:負わされた、与えられた、課せられた、non:否、possent:出来た、可能であった、fungi,:実行すること、果たすこと、(dep)constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`servi':奴隷、しもべ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、qui:その者、ministrat:仕える、奉仕する、(c) et:また、そして、officio:仕事、務め、義務、責務、fungitur;:実行する、果たす、(dep)is:これは、彼は、quia:なぜなら、ので、inservit,:仕える、役に立つ、奉仕する、vocatur:呼ばれる、servus,:奴隷、しもべ、ut:~のように、~として、passim:至る所で、しばしば、in:~の中、~において、Verbo;:聖言、御言葉、quod:こと、それ、そのこと、`servus':奴隷、しもべ、dicatur:言われる、qui:その者、oboedit,:耳を傾ける、服従する、従順である、videatur:見られる、認められる、n.:番号、1713; et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、`servire':仕えること、従うこと、sit:ある、studium,:熱意、研究、学問、努力、n.:番号、3824, 3846; et:また、そして、quia:なぜなら、ので、nunc:今から、すぐに、sequentia:後に続く、次の、involvunt:包む、含む、quod:こと、それ、そのこと、servitium:苦役、務め、任務、illud:それを、sustinere:耐えること、持ちこたえること、受けること、許容すること、non:否、possent,:出来た、可能であった、patet:明らかである、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、` quare:それ故に、なぜ、facis:行なう、為す、(二人称単数現在)sic:そのように、こうして、servis:奴隷達、しもべ達、tuis':あなたの、significetur:意味される、quod:こと、それ、そのこと、sic:そのように、こうして、officio:仕事、務め、義務、責務、injuncto:負わされた、与えられた、課せられた、fungi:実行すること、果たすこと、(dep)non:否、possent.:出来た、可能であった、

7143.「言うことに、なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?」が、実行することが出来ない努めを負わされたことを意味することは、「奴隷」の意味が仕える者と努めを果たす者であることから知られよう。なぜなら、聖言の中でしばしば言われているように彼は仕えるので奴隷と言われるからである。「奴隷」が服従する者であることは、1713番に認められよう。また「仕えること」が努力であることは3824, 3846番(を参照)、また今から後に続く箇所はその努めを受けることが出来なかったことを含むので、「なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?」によって負わされた努めを果たすことが出来なかったことが意味される。

7144. `Palea nulla datur servis tuis': quod significet quod scientifica continentia veri non amplius subministrentur, constat ex significatione `paleae' quod sint scientifica omnium communissima, de qua n. 7112, quae quia sunt instar vasorum quae impleri possunt veris, n. 4345, 4383, 5208, 7131, vocantur scientifica continentia veri; ex significatione `non dari' quod sit non subministrari; et ex significatione `servorum' quod sint qui ministrant et officio funguntur, de qua mox supra n. 7143.

7144. `Palea:切りわら、籾殻、nulla:何も~ない、決して~でない、誰も~ない、datur:与えられる、servis:奴隷達、しもべ達、tuis'::あなたの、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、scientifica:科学的な、事実に基づく、continentia:抑制、節制、内容、近隣、隣接、veri:真理、non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、subministrentur,:供給される、提供される、与えられる、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`paleae':切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、sintある、scientifica:科学的な、事実に基づく、omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7112, quae:それらは、そのことらは、quia:なぜなら、ので、sunt:ある、instar:等しい、同等のもの、vasorum:道具、容器、用具、入れ物、quae:それらは、そのことらは、impleri:満たされること、possunt:出来る、可能である、veris,:諸々の真理、n.:番号、4345, 4383, 5208, 7131, vocantur:呼ばれる、scientifica:科学的な、事実に基づく、continentia:抑制、節制、内容、 近隣、隣接、veri;:真理、ex:~から、~により、significatione:意味、` non:否、dari':与えられること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、non:否、subministrari;:供給されること、提供されること、与えられること、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`servorum':奴隷達、しもべ達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、ministrant:仕える、奉仕する、管理する、et:また、そして、officio:仕事、務め、義務、責務、funguntur,:実行する、果たす、(dep)de:~について、qua:それから、そのことから、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7143.

7144.「あなたの奴隷達に藁が与えられていません」が、真理の科学的な(事実に基づく)ものの内容がもはや与えられないことを意味することは、「藁」の意味が凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112番(に示された)。それらは真理で満たされることが出来るので容器と同等のものである。4345, 4383, 5208, 7131番(を参照)、それは真理の科学的な(事実に基づく)ものの内容と言われる。また「与えられないこと」の意味が提供されないことであることから、また「奴隷達」の意味が仕える者達、また努めを果たす者達であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7143番(に示された)。

7145. `Et lateres, dicunt nobis, Facite': quod significet quod injecta falsa usque sustinebunt, constat ex significatione `facere lateres' quod sit recipere ficticia et falsa quae a malis injiciuntur, de qua n. 7113, hic sustinere illa.

7145. `Et:また、しかるに、lateres,:煉瓦、dicunt:言う、nobis,:私達に、Facite'::作れ、為せ、(命令形複数)quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、injecta:起こされた、吹き込まれた、falsa:諸々の間違った原理(信念)、usque:それでもなお、やはり、sustinebunt,:受ける、被る、待つ、忍ぶ、耐える、許容する、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` facere:作ること、為すこと、lateres':煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、recipere:受け入れること、受容すること、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、a:~から、~により、malis:諸々の悪、injiciuntur,:引き起される、吹き込まれる、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7113, hic:ここに、この場に、sustinere:耐えること、受けること、許容すること、illa.:それらを、

7145.「しかるに彼らは私達に煉瓦を作れと言います」が、間違った原理が吹き込まれたが、それでもなお彼らは耐えなければならないことを意味することは、「煉瓦を作ること」の意味が悪から吹き込まれる虚偽と間違った原理を受け入れることであることから知られよう。そのことについては7113番(に示された)。ここではそれらを受けることである。

7146. `Et ecce servi tui percutiuntur': quod significet quod sic falsa laedant, constat ex significatione `percuti' quod sit a falsis laedi, de qua n. 7136.

7146. `Et:また、そして、ecce:見よ、ほら、servi:奴隷、しもべ、tui:あなたの、percutiuntur'::激しく打たれる、激しく叩かれる、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sic:そのように、こうして、falsa:諸々の間違った原理(信念)、laedant,:害する、損なう、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`percuti':激しく打たれること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、laedi,:傷つけられること、害されること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7136.

7146.「そして見給え、あなたの奴隷達は激しく打たれています」が、そのように間違った原理が害することを意味することは、「激しく打たれること」の意味が間違った原理によって害されることであることから知られよう。そのことについては7136番(に示された)。

5-7137原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7137原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7137. `Quos posuerunt super illos exactores Pharaonis': quod significet illos qui ab infestatoribus injecti sunt, constat ex significatione ponere super illos' quod sit injici, quia fit per injectionem, de qua sequitur; et ex significatione `exactorum' quod sint {1}qui infestant, de qua n. 7111. Quomodo hoc se habet, non sciri potest nisi ab experientia ex talibus in altera vita; dictum est supra quod per `exactores' significentur qui proxime infestant, et per `moderatores' qui proxime recipiunt et communicant, videatur n. 7111; illi qui proxime recipiunt et communicant sunt spiritus simplices probi qui pro tali usu imprimis inserviunt; hi ab infestatoribus, per artes in altera vita solum notas, injiciuntur ad societatem cum qua communicationem sibi parant, et hoc fit ab illis qui infestant et significantur per `exactores'; ita habent inferna {2}communicationem a sua parte, et illi qui infestantur {3}communicationem a sua; quod res ita se habeat, centies si non millies vidi, et quoque expertus sum. Ex his patet quod non (x)sciri possit quid in sensu interno significatur per haec verba, nisi ab experientia de talibus in altera vita.

7137. `Quos:その者達、posuerunt:置いた、設けた、super:~の上へ、~の上に、illos:それらを、彼らを、exactores:管理者達、監督者達、Pharaonis'::パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、infestatoribus:悩ますこと、攻撃、襲撃、injecti sunt,:起こされた、吹き込まれた、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、ponere:定めること、置くこと、設けること、super:~の上へ、~の上に、illos':彼らを、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、injici,:引き起されること、吹き込まれること、quia:なぜなら、ので、fit:為される、行われる、per:~を通して、~によって、injectionem,:挿入、差し込み、持ち込み、導入、de:~について、qua:それから、そのことから、sequitur;:後に続く、続いて来る、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`exactorum':管理者達、監督者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、{1} qui:その者達、infestant,:悩ます、損なう、害する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7111. 
Quomodo:どのように、どうして、どのようにして、hoc:これは、se:それ自身を、habet,:持つ、有す、non:否、sciri:知られること、potest:出来る、可能である、nisi:~以外、もし~でなければ、ab:~から、~により、experientia:観察、経験、ex:~から、~により、talibus:このような、次ぎのような、in:~の中、~において、altera vita;:他生、dictum est:言われた、supra:上に、上部に、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`exactores':管理者達、監督者達、significentur:意味される、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、infestant,:悩ます、損なう、害する、et:また、そして、per:~を通して、~によって、`moderatores':指揮者達、調整者達、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant,:伝達する、交流する、共有する、videatur:見られる、認められる、n.:番号、7111; illi:彼らは、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant:伝達する、交流する、共有する、sunt:ある、spiritus:霊達、simplices:素朴な、単純な、probi:正しい、ふさわしい、qui:その者達、pro:~として、~のために、tali:このような、次ぎのような、usu:用、役立ち、imprimis:特に、ことのほか、inserviunt;:仕える、服従する、役に立つ、hi:この者達、ab:~から、~により、infestatoribus,:悩ますこと、攻撃、襲撃、per:~を通して、~によって、artes:たくらみ、策略、in:~の中、~において、altera vita:他生、solum:だけ、のみ、notas,:よく知られた、熟知された、injiciuntur:置かれる、吹き込まれる、ad:~のために、~へ、societatem:仲間関係、社会、cum:~と一緒に、~によって、qua:それから、そのことから、communicationem:伝達、交流、共有、連絡、sibi:自分達自身に、parant,:用意する、準備する、指名する、もくろむ、et:また、そして、hoc:これは、fit:為される、行われる、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、et:また、そして、significantur:意味される、per:~を通して、~によって、`exactores';:管理者達、監督者達、ita:このように、従って、habent:持つ、有す、inferna:地獄、{2}communicationem:伝達、交流、共有、連絡、a:~から、~により、sua:それ自身から、parte,:部、部分、側、et:また、そして、illi:彼ら、qui:その者達、infestantur:悩まされる、害される、{3}communicationem:伝達、交流、共有、連絡、a:~から、~により、sua;:それ自身から、quod:こと、それ、そのこと、res:事柄、物事、ita:このように、従って、se:それ自身を、habeat,:持つ、有す、centies:百回、百倍、何回も、si:もし~なら、たとえ~でも、non:否、millies:千回、千倍、vidi,:見た、認めた、(一人称単数完了)et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、expertus sum.:経験した、体験した、(dep)
Ex:~から、~により、his:これから、patet:明らかである、quod:こと、それ、そのこと、non:否、(x) sciri:知られること、possit:出来る、可能である、quid:何か?、どんな?、in:~の中、~において、sensu interno:内意、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、haec:これらは、verba,:言葉、語、nisi:~以外、もし~でなければ、ab:~から、~により、experientia:観察、経験、de:~について、talibus:このような、次ぎのような、in:~の中、~において、altera vita.:他生、

7137.「その者達をファラオの監督者達が彼らの上に置いた」が攻撃により吹き込まれた者達を意味することは、「彼らの上に置くこと」の意味が吹き込まれることであることから知られよう。なぜなら、それは導入によって為されるからである。そのことについては後に続く箇所で述べよう。また「監督者達」の意味が害する者達であることから知られよう。そのことについては7111番(に示された)。
そのことがどのようにそれ自身を有するかは他生におけるそのようなものからの観察によらなければ知られることが出来ない。「監督者達」によって最も密接して害する者達が意味され、また「調整者達」によって最も密接して受け入れ、また伝達する者達が意味されることが上に言われた。そのことは7111番に認められよう。最も密接して受け入れ、また伝達する者達はそのような用のために特に仕える正しい素朴な霊達である。この者達は他生においてのみ熟知されている策略を通した攻撃により仲間関係へ置かれ、その(仲間関係)によって伝達を自分達に用意する。またそれは害する者達、また「監督者達」によって意味される者達により為される。そのように地獄はそれ自身の側から伝達を持ち、また害される者達はそれ自身の側から伝達を持つ。そのようにそのことを有することを私は千回ではないにしても百回は見、また体験もまたした。
それらから内意においてこれらの言葉によって何が意味されるかは、他生におけるそのようなものについての観察からでなければ知られることが出来ないことが明らかである。

5-7132~7136意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7132~7136意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7132.「また、監督者達はせきたてた」が、しつこく要求した最も密接して害している者達を意味することは、「監督者達」の意味が最も密接して害する者達であることから知られよう。そのことについては7111番に示された。また「せきたてること」の意味がしつこく要求することであることから知られよう。

7133.「言うことに、その日のことは、その日にあなた達の仕事を仕上げよ」が、彼らはどんな状態でもいわゆる間違った原理に仕えることを意味することは、「あなた達の仕事を仕上げること」の意味が間違った原理に仕えることであることから知られよう。なぜなら、「煉瓦を作ること」によって吹き込まれる虚偽と間違った原理が意味されるからである。そのことは7113番に認められよう。またそれらは彼らが仕上げた仕事であるので、彼らがそれらに仕えたことが意味される。いわゆる間違った原理が言われている。なぜなら、悪い者達は彼らが話す間違った原理を間違った原理として認めないで真理として認めるからである。「その日のことは、その日に」の意味がどんな状態でもであることから知られよう。「日」が状態であることは23, 487, 488, 493, 893, 2788, 3462, 3785, 4850番に認められよう。

7134.「藁があるかのように」が、いわゆるその真理の如くを意味することは、藁の意味がいわゆる真理の容器である全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112, 7131番に示された。いわゆる真理が言われている。その理由は真理を真理として承認しない悪い者達はそれを言うからである。

7135.十四~十八節、「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は激しく打たれた。(その者達をファラオの監督者達が彼らの上に置いていた。)そして言うことに、なぜあなた達は昨日、一昨日の如く昨日もまた今日も煉瓦を作るためにあなた達の定めを仕上げないのか?
また、イスラエルの子孫達の調整者達は来て、そしてファラオに叫んで言うことに、なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?
あなたの奴隷達に藁が与えられていません。しかるに彼らは私達に煉瓦を作れと言います。そして見給え、あなたの奴隷達は激しく打たれています。またあなたの民は罪を犯しました。
同時に、彼は言った。あなた達は怠けて怠けている者達だ。それ故にあなた達は言う。私達は行ってエホバに生け贄を捧げよう。
とは言え、今あなた達は行って仕えよ、また藁はあなた達に与えられないが、しかるにあなた達は定められた煉瓦を出さなければならない。」
「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は激しく打たれた」は、最も密接して攻撃を受け入れた者達、また吹き込まれた間違った原理からのものを伝達した者達が害されたことを意味し、「その者達をファラオの監督者達が彼らの上に置いた」は攻撃により吹き込まれた者達を意味し、「そして言うことに、なぜあなた達は煉瓦を作るためにあなた達の定めを仕上げないのか?」は、彼らは課せられた如く間違った原理の導入を受け入れず、また伝達しないことを意味し、「昨日、一昨日の如く」は前の状態においてのようにを意味し、「昨日もまた今日も」は、そこからの将来の状態を意味し、「また、イスラエルの子孫達の調整者達は来た」は、最も密接して受け入れ、また伝達した者達を意味し、「そしてファラオに叫んだ」は害した者達の前で宣言した憤りを意味し、「言うことに、なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?」は、実行することが出来ない努めを負わされたことを意味し、「あなたの奴隷達に藁が与えられていません」は、真理の科学的な(事実に基づく)ものの内容がもはや与えられないことを意味し、「しかるに彼らは私達に煉瓦を作れと言います」は、間違った原理が吹き込まれたが、それでもなお彼らは耐えなければならないことを意味し、「そして見給え、あなたの奴隷達は激しく打たれています」は、そのように間違った原理が害することを意味し、「またあなたの民は罪を犯しました」は、そのように悪を行なったことの罪が彼らにあることを意味し、「同時に、彼は言った」は返答を意味し、「あなた達は怠けて怠けている者達だ」は、攻撃が充分でないことを意味し、「それ故にあなた達は言う。私達は行ってエホバに生け贄を捧げよう」は、そこからそのような礼拝についての思考があることを意味し、「とは言え、今あなた達は行って仕えよ」は、継続的な攻撃を意味し、「また藁はあなた達に与えられない」は、そのような科学的な(事実に基づく)ものなしにを意味し、「しかるにあなた達は定められた煉瓦を出さなければならない」は、吹き込まれなければならない充分な間違った原理を意味する。

7136.「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は激しく打たれた」が、最も密接して攻撃を受け入れた者達、また吹き込まれた間違った原理からのものを伝達した者達が害されたことを意味することは、間違った原理から害されることである攻撃することが意味される監督者達から「激しく打たれること」の意味が、間違った原理から害されることであることから知られよう。なぜなら、霊的な意味で「打たれること」は打たれることではないからであり、真理と善に関して、即ち霊的な生命に関して害されることであるからである。丁度、霊的な意味において「死ぬこと」が死ぬことではなく、真理と善を奪われ、また間違った原理と悪の中に居ること、またそれ故、地獄へと断罪されることであるようにあるからである。また「調整者達」の意味が最も密接して攻撃を受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては7111番に示された。また「イスラエルの子孫達」の表象が霊的な教会からの者達であることから知られよう。そのことについては6426, 6637番に示された。その者達と調整者達によって意味される者達は交流した。

5-7135~7136原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7135~7136原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7135. Vers. 14-18. Et percussi sunt moderatores filiorum Israelis, quos posuerunt super illos exactores Pharaonis, dicendo, Quare non absolvitis statutum vestrum ad laterificandum sicut heri nudius tertius, etiam heri, etiam hodie? Et venerunt moderatores filiorum Israelis, et clamaverunt ad Pharaonem, dicendo, Quare facis sic servis tuis? Palea nulla datur servis tuis, et lateres, dicunt nobis, Facite, et ecce servi tui percutiuntur; et peccavit populus tuus. Et dixit, Remissi vos, remissi, propterea vos dicitis, Eamus, sacrificemus Jehovae. Et nunc ite, servite, et palea non dabitur vobis, et demensum laterum dabitis. `Et percussi sunt moderatores filiorum Israelis' significat quod illi qui proxime infestationes receperunt et communicarunt ex injectis falsis laesi sint: `quos posuerunt super illos exactores Pharaonis' significat illos qui ab infestatoribus injecti sunt: `dicendo, Quare non absolvitis statutum vestrum ad laterificandum' significat quod non, sicut injunctum est, recipiant et communicent injectiones falsorum: `sicut heri nudius tertius' significat ut in statu priore: `etiam heri, etiam hodie' significat statum inde futurum: `et venerunt moderatores filiorum Israelis' significat illos qui proxime receperunt et communicarunt: `et clamaverunt ad Pharaonem' significat indignationem contestatam coram illis qui infestabant: `dicendo, Quare {1}facis sic servis tuis?' significat quod sic officio injuncto non possent fungi: `palea nulla datur servis tuis' significat quod scientifica continentia veri non amplius subministrentur: `et lateres, dicunt nobis, Facite' significat quod injecta falsa usque sustinebunt: `et ecce servi tui percutiuntur' significat quod sic falsa laedant: `et peccavit populus tuus' significat quod sic illis reatus quod malum fecerint: `et dixit' significat responsum: `Remissi vos, remissi' significat quod non satis impugnati fuerint: `propterea vos dicitis, Eamus, sacrificemus Jehovae' significat quod inde cogitatio de tali cultu: `et nunc ite, servite' significat infestationis continuum: `et palea non dabitur vobis' significat absque scientificis talibus: `et demensum laterum dabitis' significat falsa quae copia injicienda.

7135. Vers.:節、14-18. Et:また、そして、percussi sunt:激しく打たれた、激しく叩かれた、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis,:イスラエル、quos:その者達、posuerunt:置いた、設けた、super:~の上へ、~の上に、illos:それらを、彼らを、exactores:管理者達、監督者達、Pharaonis,:パロ、ファラオ、dicendo,:言うことに、言うことで、Quare:それ故に、なぜ、non:否、absolvitis:完成する、仕上げる、終える、(二人称複数現在)statutum:法令、法律、布告、定め、vestrum:あなた達の、ad:~のために、~へ、laterificandum:型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、sicut:~の如く、~のように、heri:昨日、nudius tertius,:一昨日に、etiam:~もまた、更に、heri,:昨日、etiam:~もまた、更に、hodie?:今日、現在、
Et:また、そして、venerunt:来た、行った、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis,:イスラエル、et:また、そして、clamaverunt:叫んだ、呼んだ、ad:~に、~へ、Pharaonem,:パロ、ファラオ、dicendo,:言うことに、言うことで、Quare:それ故に、なぜ、facis:行なう、為す、(二人称単数現在)sic:そのように、こうして、servis:奴隷達、しもべ達、tuis?:あなたの、
Palea:切り藁、籾殻、nulla:何も~ない、決して~でない、誰も~ない、datur:与えられる、servis:奴隷達、しもべ達、tuis,:あなたの、et:また、しかるに、lateres,:煉瓦、dicunt:言う、nobis,:私達に、Facite,:造れ、為せ、(命令形複数)et:また、そして、ecce:見よ、ほら、servi:奴隷、しもべ、tui:あなたの、percutiuntur;:激しく打たれる、激しく叩かれる、et:また、そして、peccavit:罪を犯した、populus:人々、民、tuus.:あなたの、 
Et:また、同時に、dixit,:言った、Remissi:緩んだ、弛んだ、無気力な、vos,:あなた達、remissi,:緩んだ、弛んだ、無気力な、propterea:それ故に、その結果として、vos:あなた達、dicitis,:言う、(二人称複数現在)Eamus,:行く、(eoの接続法一人称複数現在)sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Jehovae.:エホバ、 
Et:また、とは言え、nunc:今、現在、ite,:行け、来い、(eoの複数命令形)servite,:仕えよ、(複数命令形)et:また、そして、palea:切り藁、籾殻、non:否、dabitur:与えられる、もたらされる、(三人称単数未来受動)vobis,:あなた達に、et:また、しかるに、demensum:割り当て分、定められた数、laterum:煉瓦、dabitis.:与える、引き渡す、(二人称複数未来) 
`Et:また、そして、percussi sunt:激しく打たれた、激しく叩たたかれた、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis':イスラエル、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、receperunt:受け入れた、受けた、et:また、そして、communicarunt:伝達した、交流した、共有した、ex:~から、~により、injectis:起こされた、吹き込まれた、falsis:諸々の間違った原理(信念)、laesi sint::傷付けられた、害された、`quos:その者達、posuerunt:置いた、設けた、super:~の上へ、~の上に、illos:それらを、彼らを、exactores:管理者達、監督者達、Pharaonis':パロ、ファラオ、significat:意味する、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、infestatoribus:悩ますこと、攻撃、襲撃、injecti sunt::起こされた、吹き込まれた、`dicendo,:言うことに、言うことで、Quare:それ故に、なぜ、non:否、absolvitis:完成する、仕上げる、終える、(二人称複数現在)statutum:法令、法律、布告、定め、vestrum:あなた達の、ad:~に、~へ、laterificandum':型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、non,:否、sicut:~の如く、~のように、injunctum est,:負わされた、課せられた、recipiant:受け入れる、受容する、et:また、そして、communicent:伝達する、交流する、共有する、injectiones:挿入、差し込み、持ち込み、導入、falsorum::諸々の間違った原理(信念)、` sicut:~の如く、~のように、heri:昨日、nudius tertius':一昨日に、significat:意味する、ut:~のように、~として、in:~の中、~において、statu:状態、性質、priore::より前の、より先の、先在する、` etiam:~もまた、更に、heri,:昨日、etiam:~もまた、更に、hodie':今日、現在、significat:意味する、statum:状態、性質、inde:それ故、そこから、futurum::未来の、将来の、ある、あるだろう、(sumの未来形)` et:また、そして、venerunt:行く、来る、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis':イスラエル、significat:意味する、illos:彼らを、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、receperunt:受け入れた、受けた、et:また、そして、communicarunt::伝達した、交流した、共有した、` et:また、そして、clamaverunt:叫んだ、呼んだ、ad:~に、~へ、Pharaonem':パロ、ファラオ、significat:意味する、indignationem:憤り、憤慨、contestatam:証人とした、立証した、宣言した、(dep)coram:~の面前で、目の前で、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、infestabant::悩ました、害した、`dicendo,:言うことに、言うことで、Quare:それ故に、なぜ、{1} facis:行なう、為す、(二人称単数現在)sic:そのように、こうして、servis:奴隷達、しもべ達、tuis?':あなたの、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sic:そのように、こうして、officio:仕事、職務、務め、任務、injuncto:負わされた、与えられた、課せられた、non:否、possent:出来た、可能であった、fungi::実行すること、果たすこと、(dep)`palea:切り藁、籾殻、nulla:何も~ない、決して~でない、誰も~ない、datur:与えられる、servis:奴隷達、しもべ達、tuis':あなたの、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、scientifica:科学的な、事実に基づく、continentia:抑制、節制、内容、 近隣、隣接、veri:真理、non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、subministrentur::供給される、提供される、与えられる、` et:また、しかるに、lateres,:煉瓦、dicunt:言う、nobis,:私達に、Facite':作れ、為せ、(命令形複数)significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、injecta:起こされた、吹き込まれた、falsa:諸々の間違った原理(信念)、usque:それでもなお、やはり、sustinebunt::受ける、耐える、保つ、(三人称複数未来)` et:また、そして、ecce:見よ、ほら、servi:奴隷、しもべ、tui:あなたの、percutiuntur':激しく打たれる、激しく叩かれる、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sic:そのように、こうして、falsa:諸々の間違った原理(信念)、laedant::害する、損なう、` et:また、そして、peccavit:罪を犯した、populus:人々、民、tuus':あなたの、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sic:そのように、こうして、illis:それらに、彼らに、reatus:罪、罪があること、quod:こと、それ、そのこと、malum:悪、fecerint::行なった、為した、` et:また、同時に、dixit':言った、significat:意味する、responsum::答え、返答、`Remissi:緩んだ、弛んだ、無気力な、vos,:あなた達、remissi':緩んだ、弛んだ、無気力な、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、non:否、satis:十分に、全く、確かに、impugnati:襲撃、攻撃、fuerint::あった、` propterea:それ故に、その結果として、vos:あなた達、dicitis,:言う、(二人称複数現在)Eamus,:行く、(接続法一人称複数現在)sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Jehovae':エホバ、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、inde:それ故、そこから、cogitatio:思考、de:~について、tali:このような、次ぎのような、cultu::礼拝、崇拝、` et:また、とは言え、nunc:今、現在、ite,:行け、来い、(eoの複数命令形)servite':仕えよ、(複数命令形)significat:意味する、infestationis:悩ますこと、攻撃、襲撃、continuum::連続的な、継続的な、` et:また、そして、palea:切り藁、籾殻、non:否、dabitur:与えられる、もたらされる、(三人称単数未来受動)vobis':あなた達に、significat:意味する、absque:~なしに、~を除いて、scientificis:科学的な、事実に基づく、talibus::このような、次ぎのような、` et:また、しかるに、demensum:定められた数、定められた量、laterum:煉瓦、dabitis':与える、出す、(二人称複数未来)significat:意味する、falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、copia:充分、沢山、豊富、injicienda.:引き起されるべき、吹き込まれるべき、(未来受動分詞)

7135.十四~十八節、「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は激しく打たれた。(その者達をファラオの監督者達が彼らの上に置いていた。)(そして)言うことに、なぜあなた達は昨日、一昨日の如く昨日もまた今日も(煉瓦を)作るためにあなた達の定めを仕上げないのか?
また、イスラエルの子孫達の調整者達は来て、そしてファラオに叫んで言うことに、なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?
あなたの奴隷達に藁が与えられていません。しかるに彼らは私達に煉瓦を作れと言います。そして見給え、あなたの奴隷達は激しく打たれています。またあなたの民は罪を犯しました。
同時に、彼は言った。あなた達は緩んで弛んだ(怠けて怠けている)者達だ。それ故にあなた達は言う。私達は行ってエホバに生け贄を捧げよう。
とは言え、今あなた達は行って仕えよ、また藁はあなた達に与えられないが、しかるにあなた達は定められた煉瓦を出さなければならない。」
「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は激しく打たれた」は、最も密接して攻撃を受け入れた者達、また吹き込まれた間違った原理からのものを伝達した者達が害されたことを意味し、「その者達をファラオの監督者達が彼らの上に置いた」は攻撃により吹き込まれた者達を意味し、「(そして)言うことに、なぜあなた達は(煉瓦を)作るためにあなた達の定めを仕上げないのか?」は、彼らは課せられた如く間違った原理の導入を受け入れず、また伝達しないことを意味し、「昨日、一昨日の如く」は前の状態においてのようにを意味し、「昨日もまた今日も」は、そこからの将来の状態を意味し、「また、イスラエルの子孫達の調整者達は来た」は、最も密接して受け入れ、また伝達した者達を意味し、「そしてファラオに叫んだ」は害した者達の前で宣言した憤りを意味し、「言うことに、なぜ、あなたの奴隷達にこのように為されるのですか?」は、実行することが出来ない努めを負わされたことを意味し、「あなたの奴隷達に藁が与えられていません」は、真理の科学的な(事実に基づく)ものの内容がもはや与えられないことを意味し、「しかるに彼らは私達に煉瓦を作れと言います」は、間違った原理が吹き込まれたが、それでもなお彼らは耐えなければならないことを意味し、「そして見給え、あなたの奴隷達は激しく打たれています」は、そのように間違った原理が害することを意味し、「またあなたの民は罪を犯しました」は、そのように悪を行なったことの罪が彼らにあることを意味し、「同時に、彼は言った」は返答を意味し、「あなた達は緩んで弛んだ(怠けて怠けている)者達だ」は、攻撃が充分でないことを意味し、「それ故にあなた達は言う。私達は行ってエホバに生け贄を捧げよう」は、そこからそのような礼拝についての思考があることを意味し、「とは言え、今あなた達は行って仕えよ」は、継続的な攻撃を意味し、「また藁はあなた達に与えられない」は、そのような科学的な(事実に基づく)ものなしにを意味し、「しかるにあなた達は定められた煉瓦を出さなければならない」は、吹き込まれなければならない充分な間違った原理を意味する。

7136. `Et percussi sunt moderatores filiorum Israelis': quod significet quod illi qui proxime infestationes receperunt et communicarunt ex injectis falsis laesi sint, constat ex significatione `percuti' quod quia ab exactoribus, per quos significantur infestatores, {1} sit laedi a falsis, nam `percuti' in spirituali sensu non est percuti sed quoad verum et bonum, hoc est, quoad illa quae sunt vitae spiritualis, laedi; sicut `mori' in spirituali sensu non est mori, sed deprivari vero et bono, ac in falso et malo esse, et ideo damnari; et ex significatione `moderatorum' quod sint qui proxime infestationes recipiunt et communicant, de qua n. 7111; et ex repraesentatione `filiorum Israelis' quod sint qui ab Ecclesia spirituali, de qua n. 6426, 6637, cum quibus communicarunt illi qui per `moderatores' significantur.

7136. `Et:また、そして、percussi sunt:激しく打たれた、激しく叩たたかれた、moderatores:指揮者達、調整者達、filiorum:息子達、子孫達、Israelis'::イスラエル、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、receperunt:受け入れた、受けた、et:また、そして、communicarunt:伝達した、交流した、共有した、ex:~から、~により、injectis:起こされた、吹き込まれた、falsis:諸々の間違った原理(信念)、laesi sint,:傷付けられた、害された、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`percuti':激しく打たれること、quod:こと、それ、そのこと、quia:なぜなら、ので、ab:~から、~により、exactoribus,:管理者達、監督者達、per:~を通して、~によって、quos:その者達、significantur:意味される、infestatores,:悩ますこと、攻撃、襲撃、{1 quod:こと、それ、そのこと、} sit:ある、laedi:傷つけられること、害されること、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、nam:なぜなら、というのも、`percuti':激しく打たれること、in:~の中、~において、spirituali sensu:霊的な意味、non:否、est:ある、percuti:激しく打たれること、sed:しかし、quoad:~に関して、~に関する限り、verum:真理、et:~と、および、bonum,:善、hoc est,:即ち、quoad:~に関して、~に関する限り、illa:それらは、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、vitae spiritualis,:霊的な生命、laedi;:傷つけられること、害されること、sicut:~の如く、丁度~のように、`mori':死ぬこと、in:~の中、~において、spirituali sensu:霊的な意味、non:否、est:ある、mori,:死ぬこと、sed:しかし、deprivari:奪われること、剥奪されること、vero:真理、しかし、et:~と、および、bono,:善、ac:また、なお加えて、in:~の中、~において、falso:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、malo:悪、esse,:あること、存在すること、et:また、そして、ideo:それ故、そのために、その理由で、damnari;:地獄へと断罪されること、地獄へ落されること、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`moderatorum':指揮者達、調整者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant,:伝達する、交流する、共有する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7111; et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、` filiorum:息子達、子孫達、Israelis':イスラエル、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6426, 6637, cum:~と一緒に、~と、quibus:その者達、communicarunt:伝達した、交流した、共有した、illi:彼らは、qui:その者達、per:~を通して、~によって、`moderatores':指揮者達、調整者達、significantur.:意味される、

7136.「そして、イスラエルの子孫達の調整者達は激しく打たれた」が、最も密接して攻撃を受け入れた者達、また吹き込まれた間違った原理からのものを伝達した者達が害されたことを意味することは、間違った原理から害されることである攻撃することが意味される監督者達から「激しく打たれること」の意味が、間違った原理から害されることであることから知られよう。なぜなら、霊的な意味で「打たれること」は打たれることではないからであり、真理と善に関して、即ち霊的な生命に関して害されることであるからである。丁度、霊的な意味において「死ぬこと」が死ぬことではなく、真理と善を奪われ、また間違った原理と悪の中に居ること、またそれ故、地獄へと断罪されることであるようにあるからである。また「調整者達」の意味が最も密接して攻撃を受け入れ、また伝達する者達であることから知られよう。そのことについては7111番(に示された)。また「イスラエルの子孫達」の表象が霊的な教会からの者達であることから知られよう。そのことについては6426, 6637番(に示された)。その者達と調整者達によって意味される者達は交流した。

5-7132~7134原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7132~7134原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7132. `Et exactores urgentes': quod significet proxime infestantes quod instarent, constat ex significatione `exactorum' quod sint qui proxime infestant, de qua n. 7111; et ex significatione `urgere' quod sit instare.

7132. `Et:また、そして、exactores:管理者達、監督者達、urgentes'::圧迫している、苦しめている、せきたてている、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、proxime:最も近く、最も密接して、infestantes:悩ましている、損なっている、害している、quod:こと、それ、そのこと、instarent,:しつこく要求した、固執した、おびやかした、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`exactorum':管理者達、監督者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、infestant,:悩ます、損なう、害する、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7111; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`urgere':苦しめること、せきたてること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、instare.:しつこく要求すること、固執すること、

7132.「また、監督者達はせきたてた」が、しつこく要求した最も密接して害している者達を意味することは、「監督者達」の意味が最も密接して害する者達であることから知られよう。そのことについては7111番(に示された)。また「せきたてること」の意味がしつこく要求することであることから知られよう。

7133. `Dicendo, Absolvite opera vestra, verbum diei in die suo': quod significet ut servirent falsis ita dictis in quolibet statu, constat ex significatione `absolvere opera vestra' quod sit servire falsis; nam per `laterificare lateres' significantur ficticia et falsa quae injiciuntur, videatur n. 7113; et quia haec sunt opera quae absolverent, significatur ut servirent illis; dicitur {1}falsis ita dictis, quia mali quae loquuntur non pro falsis agnoscunt falsa sed pro veris; et ex significatione `verbi diei in die suo' quod sit in quolibet statu; quod `dies' sit status, videatur n. 23, 487, 488, 493, 893, 2788, 3462, 3785, 4850.

7133. `Dicendo,:言うことに、言うことで、Absolvite:完成せよ、仕上げよ、終えよ、(命令形複数)opera:働き、行い、努め、仕事、vestra,:あなた達の、verbum:言葉、語、diei:日、in die suo'::その日に、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ut:~のために、こと、~するように、servirent:世話をした、仕えた、服従した、奴隷であった、falsis:諸々の間違った原理(信念)、ita dictis:いわゆる、in:~の中、~において、quolibet:どんな~でも、~するものは何でも、statu,:状態、性質、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`absolvere:完成すること、仕上げること、終えること、opera:働き、行い、努め、仕事、vestra':あなた達の、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、servire:仕えること、従うこと、falsis;:諸々の間違った原理(信念)、nam:なぜなら、というのも、per:~を通して、~によって、`laterificare:型に入れて造ること、こねて作ること、lateres':煉瓦、significantur:意味される、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、injiciuntur,:引き起される、吹き込まれる、videatur:見られる、認められる、n.:番号、7113; et:また、そして、quia:なぜなら、ので、haec:これらは、sunt:ある、opera:働き、行い、努め、仕事、quae:それらは、そのことらは、absolverent,:完成した、仕上げた、終えた、significatur:意味される、ut:~のために、こと、~するように、servirent:世話をした、仕えた、服従した、奴隷であった、illis;:それらに、彼らに、dicitur:言われる、{1}falsis:諸々の間違った原理(信念)、ita dictis,:いわゆる、quia:なぜなら、ので、mali:悪、quae:それらは、そのことらは、loquuntur:話す、non:否、pro:~として、~のために、falsis:諸々の間違った原理(信念)、agnoscunt:認める、承認する、falsa:諸々の間違った原理(信念)、sed:しかし、pro:~として、~のために、veris;:諸々の真理、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`verbi:言葉、語、こと、diei:日、in die suo':その日に、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、in:~の中、~において、quolibet:どんな~でも、~するものは何でも、statu;:状態、性質、quod:こと、それ、そのこと、`dies':日、sit:ある、status,:状態、性質、videatur:見られる、認められる、n.:番号、23, 487, 488, 493, 893, 2788, 3462, 3785, 4850.

7133.「言うことに、その日のことは、その日にあなた達の仕事を仕上げよ」が、彼らはどんな状態でもいわゆる間違った原理に仕えることを意味することは、「あなた達の仕事を仕上げること」の意味が間違った原理に仕えることであることから知られよう。なぜなら、「煉瓦を作ること」によって吹き込まれる虚偽と間違った原理が意味されるからである。そのことは7113番に認められよう。またそれらは彼らが仕上げた仕事であるので、彼らがそれらに仕えたことが意味される。いわゆる間違った原理が言われている。なぜなら、悪い者達は彼らが話す間違った原理を間違った原理として認めないで真理として認めるからである。「その日のことは、その日に」の意味がどんな状態でもであることから知られよう。「日」が状態であることは23, 487, 488, 493, 893, 2788, 3462, 3785, 4850番(に認められよう)。

7134. `Quemadmodum in esse palea': quod significet sicut suis veris ita dictis, constat ex significatione `paleae' quod sit scientificum commune, quod (x)vas veri, de qua n. 7112, 7131; dicitur veris ita dictis ex causa quia mali haec dicunt, qui pro veris non agnoscunt vera.

7134. `Quemadmodum:~のように、そのように、まるで~かのように、in:~の中、~において、esse:存在すること、あること、palea'::切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、sicut:~の如く、~のように、suis:それ自身、veris:諸々の真理、ita dictis,:いわゆる、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`paleae':切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、scientificum:科学的な、事実に基づく、commune,:一般の、全般的な、共通の、普遍的な、quod:こと、それ、そのこと、(x)vas:道具、用具、容器、器、入れ物、veri,:真理、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7112, 7131; dicitur:言われる、veris:諸々の真理、ita dictis:いわゆる、ex causa quia:その理由から、mali:悪、haec:これらを、dicunt,:言う、qui:その者達、pro:~として、~のために、veris:諸々の真理、non:否、agnoscunt:認める、承認する、vera.:諸々の真理、

7134.「藁があるかのように」が、いわゆるその真理の如くを意味することは、藁の意味がいわゆる真理の容器である全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112, 7131番(に示された)。いわゆる真理が言われている。その理由は真理を真理として承認しない悪い者達はそれを言うからである。

5-7127~7131意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7127~7131意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7127.「私はあなた達に決して藁を与えない」が、もはやそこから最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものがないことを意味することは、「決して与えないこと」の意味がそれ以上に供給しないことであることから、また「藁」の意味が凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112番に示された。
そのことがそれをどのように有するかは上に言われたが、しかし更に進んで、正しい者達を害する教会からの者達、また自分達自身に信仰のみが救うこと確信したが、しかしそれでもなお、信仰の生活を生きず、悪い生活を生きた者達は、他生において特に藁、即ち凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものをもたらすことが言われなければならない。彼らは他生でもこの世であったような者達であり、信仰のみに対してそれを強固にすることに精通しており、それによってどんなふうに生きたにせよ人間は救われることを言う。しかしその強固にすることは与えられた見解に同意している誤った推論を除いて他のものではない。なぜなら、何でも、特に間違った原理もまた誤った推論によって強固にされることが出来るからであり、また話すことと推論することの策略によって素朴な者達に真理の如く示すことが出来るからである。
[2]そのために彼らは聖言からの凡てのものの最も全般的なもののようなものを特に利用する。それらは聖言の内意なしには支持のためにどんな見解でも得られることが出来る。彼らはそのようなものをもたらしまたそれらによって霊的な教会からの者達を害する。しかしそれでもなお、煉瓦を作るための切り藁、或いは敷き藁を除いて他のものではない。なぜなら、彼らは最も元来の本質的なもの、即ち仁愛を排除するからである。確かに彼らは仁愛の行いは信仰の果実であることを言うが、しかしそれでもなお、彼らはそれを何も行なわないで、またどのような生活であっても人間は信仰のみで救われることを説得する。更に人生の最後の時においてもまたその果実なしに、そのように信仰と仁愛の生活なしに信仰によって救われることを説得する。他生においてそのようなものが正しい者達にもたらされる限り戦いの論拠を持ち、また自分自身を守ることが出来る。なぜなら、仁愛である本質的なものがそのように分離される時、また生命(生活)を考慮しないことが認められる時、それらが誤った推論であることを認めるからである。彼らは他生における全体的なものからも個別的なものからも、それらを明瞭な昼においてのように認める。それらが今、最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものによって意味されており、またそれらが「藁」によって意味されている。
信仰のみが救うことを自分達自身に確信したが、またそれにもかかわらず悪い生命(生活)を生きた者達は前方の少し右側の方の充分深い地獄の中に居る。またそこから彼らが正しい者達を誤った推論で害すること、しかし正しい者達は主から天使達を通して導かれ、それらを空虚なものとして投げ捨てること、また聖言の全般的なものから確認するものと論拠に内在する誤りもまた示すことを私は聞いた。

7128.「あなた達は行って藁を手に入れよ、どこか或る所で見つけなければならない」が、それらを得ることが出来る他の源泉から自分達に得ることを意味することは、「どこか或る所で見つけて手に入れること」の意味が、それらを得ることが出来る他の源泉から自分達に得ることであることから、また「藁」の意味が最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112番、また直ぐ上の7127番に示された。

7129.「なぜなら、あなた達の苦役に関して何も取り去られないからである」が苦役の減少なしの間違った原理の導入を意味することは、「何も取り去られることがない」の意味が減少なしであることから、また「苦役」の意味が間違った原理からの非難であることから知られよう。そのことについては上の7120番に示された。従って攻撃でもまたある。

7130.「そして、民はエジプトの全地へ自分達を散らした」が、凡ゆる方向へ自然的な心を広げたことを意味することは、「自分達を散らすこと」の意味が広げることであることから、また「エジプトの地」の意味が自然的な心であることから知られよう。そのことについては5276, 5278, 5280, 5288, 5301番に示された。
人間の許に二つの心がある。一つは自然的な心であり、またもう一つは理性的な心である。自然的な心は外なる人間の心であるが、他方において理性的な心は内なる人間の心である。自然的な心のものは科学的な(事実に基づく)ものと言われるが、他方において理性的な心のものは知性の事柄と言われる。自然的な心のものの極めて多くの部分に関しては自然的な光と言われるこの世の光の中にあることによって、しかし理性的な心のものは霊的な光である天界の光の中にあることによってもまたそれらは区別される。

7131.「藁のために切り株を集めるために」が、科学的な(事実に基づく)ものの何かの真理に出合うためにを意味することは、「藁のための切り株」の意味が科学的な(事実に基づく)ものの真理であることから知られよう。というのは、「切り株」は藁によって意味される科学的な(事実に基づく)ものに適用されたような真理であるからである。「切り株」がそのような真理であることは、それは茎であり、その先端に種子があるからであり、また聖言において「種子」によって真理と善が意味されるからである。従ってその下の茎によって真理の全般的な容器が意味され、そのように科学的な(事実に基づく)ものの真理が意味される。なぜなら、信仰と仁愛の科学的な(事実に基づく)ものは確かに真理であるが、しかし全般的な真理であるからであり、そのように部分的な、また個別的な真理を受け入れている容器であるからである。そのことは誰にでもまた知られることが出来よう。例えば隣人への仁愛は教会の本質的なものであることは科学的な(事実に基づく)ものの真理であり、更にそこに仁愛がなければ信仰は存在することが出来ないこと、そのようにまた真理と善は連結されることが出来るが、しかし真理と悪、善と間違った原理は連結されることが出来ないこと、更に多くの同様な科学的な(事実に基づく)ものの真理がある。それらのものは無数のもので豊かにされることが出来ることは、それらについて書物が書かれることが出来ることから知られよう。またそれでもなお、信仰の内的な個々の真理は決して記述されることが出来ない。なぜなら、それらは天界の光の中だけで認められることが出来るからであり、また自然的な言葉には落ちないからである。その真理は霊的な情愛である仁愛の如くそれ自身を有する。それは大部分に関して言葉で表現されることは出来ず、その最も全般的なものだけが表現される。即ち自然的な状態をまとい、またこの世にあるようなものに比較対照されることが出来るようなものだけが表現される。これらは全般的な科学的な(事実に基づく)ものが何であるかが知られるために言われた。

5-7129~7131原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7129~7131原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7129. `Quia nihil detrahetur de servitio vestro quicquam': quod significet injectiones falsorum absque diminutione, constat ex significatione `nihil quicquam detrahi' quod sit absque diminutione; et ex significatione `servitii' quod sit impugnatio a falsis, de qua supra n. 7120, ita quoque infestatio.

7129. `Quia:なぜなら、ので、nihil:無意味、何も~ない、無、detrahetur:引き下ろされる、取り去られる、低くされる、de:~について、~に関して、servitio:苦役、務め、任務、vestro:あなた達の、quicquam'::誰も、誰か、何も、何か?、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、injectiones:挿入、差し込み、持ち込み、導入、falsorum:諸々の間違った原理(信念)、absque:~なしに、~を除いて、diminutione,:減少、縮小、削減、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` nihil:無意味、何も~ない、無、quicquam:誰も、誰か、何も、何か?、detrahi':取り去られること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、absque:~なしに、~を除いて、diminutione;:減少、縮小、削減、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`servitii':苦役、務め、任務、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、impugnatio:襲撃、非難、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、supra:上に、上部に、n.:番号、7120, ita:このように、従って、quoque:~もまた、同じく、同様に、infestatio.:悩ますこと、攻撃、襲撃、

7129.「なぜなら、あなた達の苦役に関して何も取り去られないからである」が(苦役の)減少なしの間違った原理の導入を意味することは、「何も取り去られることがない」の意味が減少なしであることから、また「苦役」の意味が間違った原理からの非難であることから知られよう。そのことについては上の7120番(に示された)。従って攻撃でもまたある。

7130. `Et dispersit se populus in omnem terram Aegypti': quod significet quod diffunderent mentem naturalem undequaque, constat ex significatione `dispergere se' quod sit diffundere; et ex significatione `terrae Aegypti' quod sit mens naturalis, de qua n. 5276, 5278, 5280, 5288, 5301 {1}. Sunt apud hominem binae mentes, una est mens naturalis et altera est mens rationalis; mens naturalis est mens hominis externi, mens autem rationalis est mens hominis interni; quae mentis naturalis sunt vocantur scientifica, quae autem mentis rationalis sunt vocantur rationes intellectuales; distinguuntur quoque per id quod illa quae mentis naturalis sunt, quoad plurimam partem sint in luce mundi, quae lux vocatur lumen naturae; sed quae mentis rationalis sunt, {2}quod sint in luce caeli, quae lux est lux spiritualis.

7130. `Et:また、そして、dispersit:散らした、追い散らした、se:自分達自身を、populus:人々、民、in:~の中へ、~に、omnem:凡ての、全体の、terram:地、地上、Aegypti'::エジプト、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、diffunderent:散らした、広げた、mentem:心、精神、naturalem:自然的な、自然の、undequaque,:凡ゆる方向から、両側から、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dispergere:散らすこと、追い散らすこと、se':自分達自身を、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、diffundere;:散らすこと、広めること、注ぎ出すこと、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`terrae:地、地上、Aegypti':エジプト、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、mens:心、精神、naturalis,:自然的な、自然の、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、5276, 5278, 5280, 5288, 5301 {1}. 
Sunt:ある、apud:~のもとに、~において、hominem:人間、binae:2、mentes,:心、精神、una:1、est:ある、mens:心、精神、naturalis:自然的な、自然の、et:また、そして、altera:第二の、もう一つの、他の方、est:ある、mens:心、精神、rationalis;:理性的な、理性、mens:心、精神、naturalis:自然的な、自然の、est:ある、mens:心、精神、hominis:人間、externi,:外部の、外なる、mens:心、精神、autem:しかし、他方において、rationalis:理性的な、理性、est:ある、mens:心、精神、hominis:人間、interni;:内部の、内なる、quae:それらは、そのことらは、mentis:心、精神、naturalis:自然的な、自然の、sunt:ある、vocantur:呼ばれる、scientifica,:科学的な、事実に基づく、quae:それらは、そのことらは、autem:しかし、他方において、mentis:心、精神、rationalis:理性的な、理性、sunt:ある、vocantur:呼ばれる、rationes:理性、事柄、問題、関心事、intellectuales;:理解の、知性の、知的な、distinguuntur:区別される、分離される、quoque:~もまた、同じく、同様に、per:~を通して、~によって、id:それを、quod:こと、それ、そのこと、illa:それらは、quae:それらは、そのことらは、mentis:心、精神、naturalis:自然的な、自然の、sunt,:ある、quoad:~に関して、~に関する限り、plurimam:非常に多くの、極めて多くの、最も多くの、大抵、普通、partem:部、部分、sint:ある、in:~の中、~において、luce:光、mundi,:(この)世、世界、quae:それらは、そのことらは、lux:光、vocatur:呼ばれる、lumen:光、naturae;:自然、本質、性質、特徴、性格、sed:しかし、quae:それらは、そのことらは、mentis:心、精神、rationalis:理性的な、理性、 sunt,:ある、{2} quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、in:~の中、~において、luce:光、caeli,:諸天界、quae:それらは、そのことらは、lux:光、est:ある、lux:光、spiritualis.:霊的な、

7130.「そして、民はエジプトの全地へ自分達を散らした」が、凡ゆる方向へ自然的な心を広げたことを意味することは、「自分達を散らすこと」の意味が広げることであることから、また「エジプトの地」の意味が自然的な心であることから知られよう。そのことについては5276, 5278, 5280, 5288, 5301番(に示された)。
人間の許に二つの心がある。一つは自然的な心であり、またもう一つは理性的な心である。自然的な心は外なる人間の心であるが、他方において理性的な心は内なる人間の心である。自然的な心のものは科学的な(事実に基づく)ものと言われるが、他方において理性的な心のものは知性の事柄と言われる。自然的な心のものの極めて多くの部分に関しては自然的な光と言われるこの世の光の中にあることによって、しかし理性的な心のものは霊的な光である天界の光の中にあることによってもまたそれらは区別される。

7131. `Ad colligendum stipulam ad paleam': quod significet ad inveniendum aliquod verum scientificum, constat ex significatione `stipulae ad paleam' quod sit verum scientificum; `stipula' enim est tale verum quod accommodatum est scientifico, quod per `paleam' significatur; {1} quod `stipula' sit tale verum, est quia est calamus in cujus apice est semen, et per `semina' in Verbo significantur vera et bona; ita per calamum qui sub {2}illis significatur vas commune veri, {3}sic verum scientificum; nam scientifica fidei et charitatis quidem sunt vera, sed communia, {4} sic vasa recipientia verorum {5}particularium et singularium; quod etiam constare potest {6}unicuique; ut pro exemplo: verum scientificum est quod charitas erga proximum sit essentiale Ecclesiae; tum quod fides non dari queat nisi ubi charitas; ut et quod verum et bonum conjungi queant, non autem verum et malum, nec bonum et falsum; praeter plura similia quae sunt vera scientifica; quae quod locupletari queant innumerabilibus, constare potest ex eo quod de illis volumina {7}possint conscribi; et usque vera singularia quae sunt interiora fidei, nusquam possunt describi, nam illa solum possunt videri in luce caeli, et non cadunt in voces naturales; se habent vera illa, {8} sicut charitas, quae est affectio spiritualis, quae quoad maximam partem vocibus exprimi non potest, modo communissima ejus, nempe quae naturalem habitum induunt et quae comparari possunt talibus quae in mundo; haec dicta sunt ut sciatur quid {9}scientifica communia.

7131. `Ad:~に、~へ、colligendum:集めることへ、数え上げることへ、stipulam:茎、藁、切り株、ad:~に、~へ、paleam'::切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ad:~のために、~へ、inveniendum:出会うことへ、aliquod:何か、若干の、verum:真理、scientificum,:科学的な、事実に基づく、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`stipulae:茎、藁、切り株、ad:~のために、~へ、paleam':切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、verum:真理、scientificum;:科学的な、事実に基づく、`stipula':茎、藁、切り株、enim:なぜならば、~というのは、est:ある、tale:このような、次ぎのような、verum:真理、quod:こと、それ、そのこと、accommodatum est:適用された、適応された、利用された、scientifico,:科学的な、事実に基づく、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`paleam':切り藁、籾殻、significatur;:意味される、{1} quod:こと、それ、そのこと、`stipula':茎、藁、切り株、sit:ある、tale:このような、次ぎのような、verum,:真理、est:ある、quia:なぜなら、ので、est:ある、calamus:葦、ヨシ、茎、in:~の中、~において、cujus:それの、そのことの、apice:小点、点画、先、先端、est:ある、semen,:種子、種、et:また、そして、per:~を通して、~によって、`semina':種子、種、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、significantur:意味される、vera:諸々の真理、et:~と、および、bona;:諸々の善、ita:このように、従って、per:~を通して、~によって、calamum:葦、ヨシ、茎、qui:それは、sub:~の下に、~の下で、{2} illis:それらから、彼らから、significatur:意味される、vas:道具、用具、容器、器、入れ物、commune:一般の、全般的な、共通の、普遍的な、veri,:真理、{3} sic:そのように、こうして、verum:真理、scientificum;:科学的な、事実に基づく、nam:なぜなら、というのも、scientifica:科学的な、事実に基づく、fidei:信仰、et:~と、および、charitatis:仁愛、quidem:確かに、無論、実に、sunt:ある、vera,:諸々の真理、sed:しかし、communia,:一般の、全般的な、共通の、{4} sic:そのように、こうして、vasa:容器、用具、入れ物、recipientia:受け入れている、verorum:真理、{5}particularium:一部分の、部分的な、et:~と、および、singularium;:個々の、別々の、quod:こと、それ、そのこと、etiam:~もまた、更に、constare:知られること、potest:出来る、可能である、{6}unicuique;:各々の、誰でも、ut:~のように、例えば、pro:~として、~のために、exemplo::例、例として、verum:真理、scientificum:科学的な、事実に基づく、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、charitas erga proximum:隣人への仁愛、sit:ある、essentiale:本質的な、本質的な部分、Ecclesiae;:教会、tum:その上、更に、quod:こと、それ、そのこと、fides:信仰、non:否、dari:与えられること、存在すること、queat:出来る、能力がある、nisi:~以外、もし~でなければ、ubi:そこで、その場所、charitas;:仁愛、ut et:そのようにまた、quod:こと、それ、そのこと、verum:真理、et:~と、および、bonum:善、conjungi:連結されること、結合されること、queant,:出来る、non:否、autem:しかし、他方において、verum:真理、et:~と、および、malum,:悪、nec:否、bonum:善、et:~と、および、falsum;:諸々の間違った原理(信念)、praeter:加えて、他に、更に、~を除いて、plura:より多くの、多数の、similia:同様な、同じ、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、vera:諸々の真理、scientifica;:科学的な、事実に基づく、quae:それらは、そのことらは、quod:こと、それ、そのこと、locupletari:豊かにされること、富まされること、queant:出来る、innumerabilibus,:無数の、数え切れない、constare:知られること、potest:出来る、可能である、ex:~から、~により、eo:それから、quod:こと、それ、そのこと、de:~について、illis:それらから、彼らから、volumina:巻物、書物、パピルス紙の巻き物、{7}possint:出来る、可能である、conscribi;:書かれること、et:また、そして、usque:それでもなお、やはり、vera:諸々の真理、singularia:個々の、別々の、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、interiora:内的な、より内なる、fidei,:信仰、nusquam:どこにもない、決して~ない、possunt:出来る、可能である、describi,:記述されること、nam:なぜなら、というのも、illa:それらは、solum:だけ、のみ、possunt:出来る、可能である、videri:見られること、認められること、in:~の中、~において、luce:光、caeli,:天界、et:また、そして、non:否、cadunt:死ぬ、滅びる、落ちる、in:~の中へ、~に、voces:声、言葉、naturales;:自然的な、自然の、se:それら自身を、habent:持つ、有す、vera:諸々の真理、illa,:それらを、{8} sicut:~の如く、~のように、charitas,:仁愛、quae:それは、そのことは、est:ある、affectio:情愛、spiritualis,:霊的な、quae:それらは、そのことらは、quoad:~に関して、~に関する限り、maximam partem:大部分、vocibus:声、言葉、exprimi:述べられること、表現されること、non:否、potest,:出来る、可能である、modo:だけ、単に、communissima:最も一般的な、最も全般的な、ejus,:それの、彼の、nempe:正確には、即ち、quae:それらは、そのことらは、naturalem:自然的な、自然の、habitum:状態、様子、性質、induunt:着る、装う、おびる、まとう、et:~と、および、quae:それらは、そのことらは、comparari:例えられること、比較されること、比較対照されること、possunt:出来る、可能である、talibus:このような、次ぎのような、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、mundo;:(この)世、世界、haec:これらは、dicta sunt:言われた、ut:~のために、こと、~するように、sciatur:知られる、quid:何か?、どんな?、{9}scientifica:科学的な、事実に基づく、communia.:一般の、全般的な、共通の全般的に、

7131.「藁のために切り株を集めるために」が、科学的な(事実に基づく)ものの何かの真理に出合うためにを意味することは、「藁のための切り株」の意味が科学的な(事実に基づく)ものの真理であることから知られよう。というのは、「切り株」は藁によって意味される科学的な(事実に基づく)ものに適用されたような真理であるからである。「切り株」がそのような真理であることは、それは茎であり、その先端に種子があるからであり、また聖言において「種子」によって真理と善が意味されるからである。従ってその下の茎によって真理の全般的な容器が意味され、そのように科学的な(事実に基づく)ものの真理が意味される。なぜなら、信仰と仁愛の科学的な(事実に基づく)ものは確かに真理であるが、しかし全般的な(真理であるからであり)、そのように部分的な、また個別的な真理を受け入れている容器であるからである。そのことは誰にでもまた知られることが出来よう。例えば隣人への仁愛は教会の本質的なものであることは科学的な(事実に基づく)ものの真理であり、更にそこに仁愛がなければ信仰は存在することが出来ないこと、そのようにまた真理と善は連結されることが出来るが、しかし真理と悪、善と間違った原理は連結されることが出来ないこと、更に多くの同様な科学的な(事実に基づく)ものの真理がある。それらのものは無数のもので豊かにされることが出来ることは、それらについて書物が書かれることが出来ることから知られよう。またそれでもなお、信仰の内的な個々の真理は決して記述されることが出来ない。なぜなら、それらは天界の光の中だけで認められることが出来るからであり、また自然的な言葉には落ちないからである。その真理は霊的な情愛である仁愛の如くそれ自身を有する。それは大部分に関して言葉で表現されることは出来ず、その最も全般的なものだけが(表現される)。即ち自然的な状態をまとい、またこの世にあるようなものに比較対照されることが出来るようなもの(だけが表現される)。それらは全般的な科学的な(事実に基づく)ものが何であるかが知られるために言われた。

5-7127~7128原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7127~7128原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7127. `Nequaquam do vobis paleam': quod significet quod non amplius inde scientifica {1}communissima, constat ex significatione `nequaquam dare' quod sit non amplius subministrare; et ex significatione `paleae' quod sint scientifica omnium communissima, de qua n. 7112. Quomodo haec se habent, supra dictum est, ulterius autem dicendum quod illi imprimis in altera vita objiciant paleam, hoc est, scientifica omnium communissima, probis quos infestant, qui ab Ecclesia fuerunt, et sibi persuaserunt solam fidem {2}salvare, sed usque non vixerunt vitam fidei, sed vitam mali; illi tales sunt {3}ibi, quales fuerunt in mundo, {4} confirmantia {5}sciunt pro sola fide, per 2 quam dicunt salvari hominem, utcumque vixerat; sed confirmantia illa non (t)aliud sunt quam ratiocinia cum propositione data concurrentia; nam quodlibet, etiam maxime falsum, per ratiocinia confirmari potest, et quoque per artes eloquendi et concludendi sisti simplicibus sicut verum; ad hoc adhibent imprimis talia quae sunt omnium communissima ex Verbo, quae absque sensu interno Verbi ad favorem cujuscumque opinionis trahi queunt; talia sunt quae objiciunt, et per quae infestant illos qui ab Ecclesia spirituali; sed usque non aliud sunt quam palea seu stramen ad faciendum lateres; nam ipsissimum essentiale excludunt, nempe charitatem; dicunt quidem quod charitatis opera sint fructus fidei, sed usque illa nihili faciunt, {6}et persuadent quod salvetur homo per solam fidem, qualiscumque vita fuerit, etiam in ultima vitae hora, ita {8} per fidem 3 absque suis fructibus, {9}sic absque vita fidei et charitatis; quamdiu talia objiciuntur probis in altera vita, argumenta pugnae habent, et se defendere possunt, nam vident quod ratiocinia fallacia sint, cum essentiale, quod est charitas, ita excluditur, et quoque cum vident quod vitam non curent{10}; haec vident (x)ab omnibus et singulis in altera vita ut in clara die; talia nunc sunt quae intelliguntur per scientifica infima et omnium communissima, et significantur per `paleam'. Qui {11}sibi persuaserunt quod sola fides salvet, et tamen vixerunt vitam mali, sunt in inferno satis profunde versus {12}dextrum paulo antrorsum; et inde audivi illos ratiociniis infestare probos; sed probi a Domino per angelos ducti, illa ut vana rejecerunt, et quoque {13}detexerunt fallacias quae inessent confirmantibus et argumentis ex communibus Verbi {14}.

7127. `Nequaquam:決して~でない、do:与える、(一人称単数現在)vobis:あなた達に、paleam'::切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、inde:それ故、そこから、scientifica:科学的な、事実に基づく、{1}communissima,:最も一般的な、最も全般的な、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` nequaquam:決して~でない、dare':与えること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、subministrare;:供給すること、提供すること、与えること、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`paleae':切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、scientifica:科学的な、事実に基づく、omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、最も共通の、最も普遍的な、最も普通の、最も通常の、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7112. 
Quomodo:どのように、どうして、どのようにして、haec:これらは、se:それら自身を、habent,:持つ、有す、supra:上に、上部に、dictum est,:言われた、ulterius:もっと先に、更に進んで、autem:しかし、他方において、dicendum:言われるべき、(未来受動分詞)quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、imprimis:特に、ことのほか、in:~の中、~において、altera vita:他生、objiciant:前へ置く、差し出す、もたらす、paleam,:切り藁、籾殻、hoc est,:即ち、scientifica:科学的な、事実に基づく、omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、probis:正しい、良質の、立派な、高潔な、quos:その者達、infestant,:悩ます、損なう、害する、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia:教会、fuerunt,:あった、et:また、そして、sibi:自分達自身に、persuaserunt:確信した、solam:だけ、のみ、fidem:信仰、{2}salvare,:救うこと、sed:しかし、usque:それでもなお、やはり、non:否、vixerunt:生きた、vitam:生命、生活、fidei,:信仰、sed:しかし、vitam:生命、生活、mali;:悪、illi:彼らは、tales:このような、次ぎのような、sunt:ある、{3}ibi,:そこに、そこで、quales:どのような、性質、~のような、fuerunt:あった、in:~の中、~において、mundo,:(この)世、世界、{4} confirmantia:強固にしている、確信している、{5} sciunt:知る、精通している、pro:~に対して、~のために、sola:だけ、のみ、fide,:信仰、per:~を通して、~によって、quam:それを、dicunt:言う、salvari:救われること、hominem,:人間、utcumque:どれほど、どんなふうに~にせよ、vixerat;:生きた、sed:しかし、confirmantia:強固にしている、確信している、illa:それは、non:否、(t) aliud:他のもの、異なった、sunt:ある、quam:~を除いて、~の外は、ratiocinia:誤った推論、誤った推理、cum:~と一緒に、~に、propositione:命題、主題、見解、陳述、(三段論法の)大前提、data:与えられた、concurrentia;:一致している、同意している、nam:なぜなら、というのも、quodlibet,:誰でも、何でも、いつでも、どこへでも、etiam:~もまた、更に、maxime:特に、とりわけ、falsum,:間違った原理(信念)、per:~を通して、~によって、ratiocinia:誤った推論、誤った推理、confirmari:強固にされること、確信されること、potest,:出来る、可能である、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、per:~を通して、~によって、artes:たくらみ、策略、eloquendi:話すことの、et:また、そして、concludendi:推論することの、結論することの、sisti:示されること、見える形で示されること、見せられること、simplicibus:単純な、素朴な、sicut:~の如く、~のように、verum;:真理、
[2]ad:~のために、~へ、hoc:これへ、adhibent:利用する、適用する、応用する、imprimis:特に、ことのほか、talia:このような、次ぎのような、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、omnium:凡ての、全体の、communissima:最も一般的な、最も全般的な、ex:~から、~により、Verbo,:聖言、御言葉、quae:それらは、そのことらは、absque:~なしに、~を除いて、sensu interno:内意、Verbi:聖言、御言葉、ad:~のために、~へ、favorem:好意、支持、賛同、cujuscumque:何であれ、どんなもので、opinionis:意見、見解、所信、trahi:得られること、queunt;:~が出来る、talia:このような、次ぎのような、sunt:ある、quae:それらは、そのことらは、objiciunt,:前へ置く、差し出す、もたらす、引き起こす、et:また、そして、per:~を通して、~によって、quae:それらを、そのことらを、infestant:悩ます、損なう、害する、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali;:霊的な教会、sed:しかし、usque:それでもなお、やはり、non:否、aliud:他のもの、異なった、sunt:ある、quam:~を除いて、~の外は、palea:切り藁、籾殻、seu:即ち、或いは、stramen:敷き藁、藁の寝床、ad:~に、~へ、faciendum:作ることへ、為すことへ、lateres;:煉瓦、nam:なぜなら、というのも、ipsissimum:最も元来の、正真正銘の、全く~そのもの、essentiale:本質的な、本質的な部分、excludunt,:分離する、分かつ、除外する、排除する、nempe:正確には、即ち、charitatem;:仁愛、dicunt:言う、quidem:確かに、無論、実に、quod:こと、それ、そのこと、charitatis:仁愛、opera:働き、行い、行為、sint:ある、fructus:果実、実、fidei,:信仰、sed:しかし、usque:それでもなお、やはり、illa:それらを、nihili:無意味、何も~ない、無、faciunt,:行なう、為す、{6}et:また、そして、persuadent:説得する、促す、確信している、勧める、quod:こと、それ、そのこと、salvetur:救われる、homo:人間、per:~を通して、~によって、solam:だけ、のみ、fidem,:信仰、qualiscumque:何でも、どのようであっても、何であろうと差別なく、vita:生命、生活、fuerit,:あった、(未来完了)etiam:~もまた、更に、in:~の中、~において、ultima:最後、最外部、最低、vitae:生命、人生、hora,:時間、一時間、ある時点としての時、ita:このように、従って、{8} per:~を通して、~によって、fidem:信仰、
[3] absque:~なしに、~を除いて、suis:それら自身から、fructibus,:果実、実、{9} sic:そのように、こうして、absque:~なしに、~を除いて、vita:生命、生活、fidei:信仰、et:~と、および、charitatis;:仁愛、quamdiu:~の間、~の限り、talia:このような、次ぎのような、objiciuntur:前へ置かれる、差し出される、もたらされる、probis:正しい、立派な、高潔な、in:~の中、~において、altera vita,:他生、argumenta:証拠、論拠、論証、pugnae:戦い、戦闘、habent,:持つ、有す、et:また、そして、se:自分自身を、defendere:守ること、防御すること、possunt,:出来る、可能である、nam:なぜなら、というのも、vident:見る、認める、quod:こと、それ、そのこと、ratiocinia:誤った推論、誤った推理、fallacia:欺き、間違い、誤まり、sint,:ある、cum:その時、その場合、essentiale,:本質的な、本質的な部分、quod:こと、それ、そのこと、est:ある、charitas,:仁愛、ita:このように、従って、excluditur,:分離される、分かたれる、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、cum:その時、その場合、vident:見る、認める、quod:こと、それ、そのこと、vitam:生命、生活、non:否、curent{10};:欲する、気に掛ける、考慮する、haec:これらを、vident:見る、認める、(x) ab:~から、~により、omnibus:凡ての、全体の、et:~と、および、singulis:別々の、個別の、in:~の中、~において、altera vita:他生、ut:~のように、~として、in:~の中、~において、clara:明瞭な、明るい、はっきりした、die;:日、昼、talia:このような、次ぎのような、nunc:今、現在、sunt:ある、quae:それらは、そのことらは、intelliguntur:意味される、per:~を通して、~によって、scientifica:科学的な、事実に基づく、infima:最低部、最底、最下部、et:~と、および、omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、et:また、そして、significantur:意味される、per:~を通して、~によって、`paleam'.:切り藁、籾殻、
Qui:その者達、{11}sibi:自分自身に、persuaserunt:確信した、quod:こと、それ、そのこと、sola:だけ、のみ、fides:信仰、salvet,:救う、et:また、そして、tamen:しかし、それにもかかわらず、vixerunt:生きた、vitam:生命、生活、mali,:悪、sunt:ある、in:~の中、~において、inferno:地獄、satis:十分に、全く、確かに、十分な、profunde:深く、versus:~の方へ、~に向って、{12}dextrum:右、右側、paulo:ほんの僅か、少し、antrorsum;:正面の方向に、前方へ、正面に向かう、et:また、そして、inde:それ故、そこから、audivi:聞いた、(一人称単数完了)illos:彼らを、ratiociniis:誤った推論、誤った推理、infestare:悩ますこと、害すること、probos;:正しい、立派な、sed:しかし、probi:正しい、ふさわしい、a:~から、~により、Domino:主、per:~を通して、~によって、angelos:天使達、ducti,:導かれた、illa:それらを、ut:~のように、~として、vana:空しい、空虚な、実体のない、rejecerunt,:はねつけた、投げ捨てた、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、{13}detexerunt:明かした、現わした、示した、fallacias:欺き、間違い、誤まり、quae:それらは、そのことらは、inessent:内在した、宿った、confirmantibus:確認となる箇所、確認するもの、et:~と、および、argumentis:証拠、論拠、論証、ex:~から、~により、communibus:一般の、全般的な、Verbi:聖言、御言葉、{14}.

7127.「私はあなた達に決して藁を与えない」が、もはやそこから最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものがないことを意味することは、「決して与えないこと」の意味がそれ以上に供給しないことであることから、また「藁」の意味が凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112番(に示された)。
そのことがそれをどのように有するかは上に言われたが、しかし更に進んで、正しい者達を害する教会からの者達、また自分達自身に信仰のみが救うこと確信したが、しかしそれでもなお、信仰の生活を生きず、悪い生活を生きた者達は、他生において特に藁、即ち凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものをもたらすことが言われなければならない。彼らはそこ(他生)でもこの世であったような者達であり、信仰のみに対して(それを)強固にすることに精通しており、それによってどんなふうに生きたにせよ人間は救われることを言う。しかしその強固にすることは与えられた見解に同意している誤った推論を除いて他のものではない。なぜなら、何でも、特に間違った原理もまた誤った推論によって強固にされることが出来るからであり、また話すことと推論することの策略によって素朴な者達に真理の如く示すことが出来るからである。
[2]そのために彼らは聖言からの凡てのものの最も全般的なもののようなものを特に利用する。それらは聖言の内意なしには支持のためにどんな見解でも得られることが出来る。彼らはそのようなものをもたらしまたそれらによって霊的な教会からの者達を害する。しかしそれでもなお、煉瓦を作るための切り藁、或いは敷き藁を除いて他のものではない。なぜなら、彼らは最も元来の本質的なもの、即ち仁愛を排除するからである。確かに彼らは仁愛の行いは信仰の果実であることを言うが、しかしそれでもなお、彼らはそれを何も行なわないで、またどのような生活であっても人間は信仰のみで救われることを説得する。更に人生の最後の時においてもまたその果実なしに、そのように信仰と仁愛の生活なしに信仰によって(救われることを説得する)。他生においてそのようなものが正しい者達にもたらされる限り戦いの論拠を持ち、また自分自身を守ることが出来る。なぜなら、仁愛である本質的なものがそのように分離される時、また生命(生活)を考慮しないことが認められる時、それらが誤った推論であることを認めるからである。彼らは他生における全体的なものからも個別的なものからも、それらを明瞭な昼においてのように認める。それらが今、最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものによって意味されており、またそれらが「藁」によって意味されている。
信仰のみが救うことを自分達自身に確信したが、またそれにもかかわらず悪い生命(生活)を生きた者達は前方の少し右側の方の充分深い地獄の中に居る。またそこから彼らが正しい者達を誤った推論で害すること、しかし正しい者達は主から天使達を通して導かれ、それらを空虚なものとして投げ捨てること、また聖言の全般的なものから確認するものと論拠に内在する誤りもまた示すことを私は聞いた。

7128. `Vos ite, sumite vobis paleam, ex quo inveneritis': quod significet quod sibi illa comparent aliunde ubi possent, constat ex significatione `sumere ex quo invenirent' quod sit sibi comparare aliunde ubi possent; et ex significatione `paleae' quod sint scientifica infima et omnium communissima, de qua n. 7112, et mox supra n. 7127.

7128. `Vos:あなた達は、ite,:行け、来い、(eoの複数命令形)sumite:得よ、手に入れよ、(命令形複数)vobis:あなた達に、paleam,:切り藁、籾殻、ex:~から、~により、quo:どこか或る所へ、ある方法で、inveneritis'::見つける、獲得する、手に入れる、(二人称複数未来完了の略形)quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sibi:自分自身に、illa:それらは、comparent:獲得した、取得した、aliunde:別の源泉から、他の出所から、ubi:そこで、その場所、possent,:出来た、可能であった、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`sumere:得ること、手に入れること、ex:~から、~により、quo:どこか或る所へ、ある方法で、invenirent':見つけた、獲得した、手に入れた、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、sibi:自分自身に、comparare:得ること、手に入れること、aliunde:別の源泉から、他の出所から、ubi:そこで、その場所、possent;:出来た、可能であった、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`paleae':切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、scientifica:科学的な、事実に基づく、infima:最低部、最底、最下部、et:~と、および、omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7112, et:また、そして、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7127.

7128.「あなた達は行って藁を手に入れよ、どこか或る所で見つけなければならない」が、それらを(得ることが)出来る他の源泉から自分達に得ることを意味することは、「どこか或る所で見つけて手に入れること」の意味が、それらを(得ることが)出来る他の源泉から自分達に得ることであることから、また「藁」の意味が最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては7112番、また直ぐ上の7127番(に示された)。

5-7122~7126意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7122~7126意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7122.「そして偽りの言葉に期待させるな」がそれらを真理に変えないようにを意味することは、「期待すること」の意味がそれを変えることであることから、また間違った原理の中に居る者達から言われる時の「偽りの言葉」の意味が真理であることから知られよう。なぜなら、間違った原理の中に居る者達は真理を間違った原理と言うからであり、そのように偽りの言葉と言うからであり、また間違った原理を真理と言うからである。というのは、彼らは反対のものの中に居るからである。
これらの節の内意において今しがた他生における間違った原理からの非難の攻撃が記述され、またどのような方法で害されるかもまた説明されている。その攻撃は間違った原理が取り除かれ、また真理が取り入れられることの目的のために許される。そのことはその攻撃なしに決して為されることは出来ない。というのは、この世における人間の凡ての思考、凡ての意図、凡ての意志、凡ての会話、および凡てのその行いは人間に付着しており、また死後のその記憶に内在するからである。なぜなら、それは何も消されないからであり、それらはその記憶に、特に内的な記憶にあるからであり、個別にその霊の記憶に刻み付けられているからである。そのことは2469, 2470, 2474, 2475番に認められよう。またそのようにあるので、この世における生活から不潔なものと汚らわしいもの、また悪と間違った原理もまた付着しないわけにはいかない。また人間が習得した真理と吸収した善もまた隠されないわけにはいかない。なぜなら、真理と善はそのようなものの間に現れることが出来ないからである。それ故に、真理と善が現れることが出来る前に、またそのように、天界に居る者達に仲間とされることが出来る前に、それらを認めるために、またそれらを知るために、またそのように何が真理であり、また何が善であるかを学ぶためにそれらの悪と間違った原理が示される必要がある。それは自分自身の許の悪と間違った原理との戦いなしに決して行なわれることは出来ない。その戦いは実際に行なわれ、悪い霊達は間違った原理と悪を扇動し、また天使達は、もし目的が善であったなら許し、なお加えて真理を吹き込む。そのことは自分自身の中にある如く、更に人間の許の試練の如く認められる。それは人間の中にあることを除いて異なって感じられないが、しかしその時、人間の外部での天使達と悪い霊達との戦いである。その事柄については3927, 4249, 4307, 5036, 6657番に認められよう。そのようにその事柄を有することは多くの観察から確かなこととして知ることが与えられた。
これらのことは、なぜ霊的な教会からの者達に間違った原理から攻撃が為されるのかが知られるために言われた。その攻撃についてはこの節の内意に述べられ、また後に続く節においてもまた述べられる。

7123.十~十三節、「そして、民の監督者達とその調整者達は出て行き、また民に言うことで言った。ファラオはこのように言われた。私はあなた達に決して藁を与えない。
あなた達は行って藁を手に入れよ、どこか或る所で見つけなければならない。なぜなら、あなた達の苦役に関して何も取り去られないからである。
そして、民は藁のために切り株を集めるためにエジプトの全地へ自分達を散らした。
また、監督者達はせきたてて言うことに、藁があるかのようにその日のことは、その日にあなた達の仕事を仕上げよ、」
「そして、民の監督者達とその調整者達は出て行った」は、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達の派遣と現存を意味し、「また民に言うことで言った」は、認識を意味し、「ファラオはこのように言われた」は、攻撃についてを意味し、「私はあなた達に決して藁を与えない」は、もはやそこから最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものがないことを意味し、「あなた達は行って藁を手に入れよ、どこか或る所で見つけなければならない」は、それらを得ることが出来る他の源泉から自分達に得ることを意味し、「なぜなら、あなた達の苦役に関して何も取り去られないからである」は苦役の減少なしの間違った原理の導入を意味し、「そして、民はエジプトの全地へ自分達を散らした」は、凡ゆる方向へ自然的な心を広げたことを意味し、「藁のために切り株を集めるために」は、科学的な(事実に基づく)ものの何かの真理に出合うためにを意味し、「また、監督者達はせきたてた」は、しつこく要求した最も密接して害している者達を意味し、「言うことに、その日のことは、その日にあなた達の仕事を仕上げよ」は、彼らはどんな状態でもいわゆる間違った原理に仕えることを意味し、「藁があるかのように」は、その真理にそのように言われた如くを意味する。

7124.「そして、民の監督者達とその調整者達は出て行った」が、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達の派遣と現存を意味することは、「出て行くこと」の意味が派遣であることから知られよう。なぜなら、上の7111番に言われたことから知られるように、「監督者達」によって意味される者達は伝達することの手段として役に立つために派遣されるからであり、更に「出て行くこと」もまた自分自身を他の者の前に彼に適用された姿で現存を示すことであるからである。そのことは5337番に認められよう。従って現存でもまたある。また「監督者達」の意味が最も密接して攻撃する者達であることから、また「調整者達」の意味が攻撃する者達を最も密接して受け入れる者達であることから、また伝達する者達であることから知られよう。それらのことについては7111番に示された。

7125.「また民に言うことで言った」が認識を意味することは、聖言の歴史的な箇所の「言うこと」の意味が認識であることから知られよう。そのことについては1791, 1815, 1819, 1822, 1898, 1919, 2080, 2862, 3509, 5687番に示された。

7126.「ファラオはこのように言われた」が攻撃についてを意味することは、「ファラオ」の表象が霊的な教会からの者達を害する者達であることから知られよう。そのことにつては前に何度か言われた。従って攻撃である。

5-7123~7126原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7123~7126原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7123. Vers. 10-13. Et exiverunt exactores populi, et moderatores ejus, et dixerunt ad populum, dicendo, Ita dixit Pharao, Nequaquam do vobis paleam. Vos ite, sumite vobis paleam, ex quo inveneritis, quia nihil detrahetur e servitio vestro quicquam. Et dispersit se populus in omnem terram Aegypti ad colligendum stipulam ad paleam. Et exactores urgentes, dicendo, Absolvite opera vestra, verbum diei in die ejus, quemadmodum in esse palea. `Et exiverunt exactores populi et moderatores ejus' significat emissionem et praesentiam illorum qui proxime infestant et qui proxime recipiunt: `et dixerunt ad populum, dicendo' significat perceptionem: `Ita dixit Pharao' significat de infestationibus: `Nequaquam do vobis paleam' significat quod non amplius inde scientifica communissima: `Vos ite, sumite vobis paleam, es quo inveneritis' significat quod sibi illa {1}comparent aliunde ubi possent: `quia nihil detrahetur de servitio vestro quicquam' significat injectiones falsorum absque diminutione: `et dispersit se populus in omnem terram Aegypti' (x)significat quod diffunderent mentem naturalem undequaque: `ad colligendum stipulam ad paleam' significat ad inveniendum aliquod verum scientificum: `et exactores urgentes' significat proxime infestantes quod instarent: `dicendo, Absolvite opera vestra, verbum diei in die suo' significat ut servirent falsis ita dictis in quolibet statu: `quemadmodum in esse palea' significat sicut suis veris ita dictis.

7123. Vers.:節、10-13. Et:また、そして、exiverunt:出た、出て行った、exactores:管理者達、監督者達、populi,:人々、民、et:~と、および、moderatores:指揮者達、調整者達、ejus,:それの、彼の、et:また、そして、dixerunt:言った、ad:~に、~へ、populum,:人々、民、dicendo,:言うことに、言うことで、Ita:このように、従って、dixit:言った、Pharao,:パロ、ファラオ、Nequaquam:決して~でない、do:与える、(一人称単数現在)vobis:あなた達に、paleam.:切り藁、籾殻、 
Vos:あなた達は、ite,:行け、来い、(eoの複数命令形)sumite:得よ、手に入れよ、(命令形複数)vobis:あなた達に、paleam,:切り藁、籾殻、ex:~から、~により、quo:どこか或る所へ、ある方法で、inveneritis,:見つける、獲得する、手に入れる、(二人称複数未来完了の略形)quia:なぜなら、ので、nihil:無意味、何も~ない、無、detrahetur:引き下ろされる、取り去られる、低くされる、e:(de:~について、~に関して、)servitio:苦役、務め、任務、vestro:あなた達の、quicquam.:誰も、何も、 
Et:また、そして、dispersit:散らした、追い散らした、se:自分達自身を、populus:人々、民、in:~の中へ、~に、omnem:凡ての、全体の、terram:地、地上、Aegypti:エジプト、ad:~のために、~へ、colligendum:集めることへ、数え上げることへ、stipulam:茎、藁、切り株、ad:~のために、~へ、paleam. 切り藁、籾殻、 
Et:また、そして、exactores:管理者達、監督者達、urgentes,:圧迫している、苦しめている、せきたてている、dicendo,:言うことに、言うことで、Absolvite:完成せよ、仕上げよ、終えよ、(命令形複数)opera:働き、行い、努め、仕事、vestra,:あなた達の、verbum:言葉、語、こと、diei:日、in die ejus,:その日、quemadmodum:~のように、そのように、まるで~かのように、in esse:内在すること、あること、palea.:切り藁、籾殻、
`Et:また、そして、exiverunt:出た、出て行った、exactores:管理者達、監督者達、populi,:人々、民、et:~と、および、moderatores:指揮者達、調整者達、ejus':それの、彼の、significat:意味する、emissionem:解放、派遣、送り出すこと、et:~と、および、praesentiam:現存、臨在、居合わせること、出現、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestant:悩ます、損なう、害する、et:また、そして、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt::受け入れる、受容する、受け取る、`et:また、そして、dixerunt:言った、ad:~に、~へ、populum,:人々、民、dicendo':言うことに、言うことで、significat:意味する、perceptionem::理解、認識、`Ita:このように、従って、dixit:言った、Pharao':パロ、ファラオ、significat:意味する、de:~について、infestationibus::悩ますこと、攻撃、襲撃、`Nequaquam:決して~でない、do:与える、(一人称単数現在)vobis:あなた達に、paleam':切り藁、籾殻、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、inde:それ故、そこから、scientifica:科学的な、事実に基づく、communissima::最も一般的な、最も全般的な、最も共通の、`Vos:あなた達は、ite,:行け、来い、(eoの複数命令形)sumite:得よ、手に入れよ、(命令形複数)vobis:あなた達に、paleam,:切り藁、籾殻、ex:~から、~により、quo:どこか或る所へ、ある方法で、inveneritis':見つける、獲得する、手に入れる、(二人称複数未来完了の略形)significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、sibi:自分達自身に、illa:それらを、{1}comparent:獲得した、取得した、aliunde:別の源泉から、他の出所から、ubi:そこで、その場所、possent::出来た、可能であった、` quia:なぜなら、ので、nihil:無意味、何も~ない、無、detrahetur:引き下ろされる、取り去られる、低くされる、de:~について、~に関して、servitio:苦役、務め、任務、vestro:あなた達の、quicquam':誰も、誰か、何も、何か?、significat:意味する、injectiones:手挿入、差し込み、持ち込み、導入、falsorum:諸々の間違った原理(信念)、absque:~なしに、~を除いて、diminutione::減少、縮小、削減、`et:また、そして、dispersit:散らした、追い散らした、se:自分達自身を、populus:人々、民、in:~の中へ、~に、omnem:凡ての、全体の、terram:地、地上、Aegypti':エジプト、(x) significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、diffunderent:注ぎ出した、広げた、拡張した、mentem:心、精神、naturalem:自然的な、自然の、undequaque::凡ゆる方向から、両側から、` ad:~のために、~へ、colligendum:集めることへ、数え上げることへ、stipulam:茎、藁、切り株、ad:~のために、~へ、paleam':切り藁、籾殻、significat:意味する、ad:~のために、~へ、inveniendum:出会うことへ、aliquod:何か、若干の、verum:真理、scientificum::科学的な、事実に基づく、`et:また、そして、exactores:管理者達、監督者達、urgentes':圧迫している、苦しめている、せきたてている、significat:意味する、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestantes:悩ましている、損なっている、害している、quod:こと、それ、そのこと、instarent::しつこく要求した、追求した、おびやかした、`dicendo,:言うことに、言うことで、Absolvite:完成せよ、仕上げよ、終えよ、(命令形複数)opera:働き、行い、努め、仕事、vestra,:あなた達の、verbum:言葉、語、こと、diei:日、in die suo':その日に、significat:意味する、ut:~のために、こと、~するように、servirent:仕えた、服従した、falsis:諸々の間違った原理(信念)、ita:このように、従って、in:~の中、~において、quolibet:どんな~でも、~するものは何でも、statu::状態、性質、` quemadmodum:~のように、そのように、まるで~かのように、in:~の中、~において、esse:あること、存在すること、palea':切り藁、籾殻、significat:意味する、sicut:~の如く、~のように、suis:自分自身の、それ自身の、veris:諸々の真理、ita:このように、従って、dictis.:言われた、

7123.十~十三節、「そして、民の監督者達とその調整者達は出て行き、また民に言うことで言った。ファラオはこのように言われた。私はあなた達に決して藁を与えない。
あなた達は行って藁を手に入れよ、どこか或る所で見つけなければならない。なぜなら、あなた達の苦役に関して何も取り去られないからである。
そして、民は藁のために切り株を集めるためにエジプトの全地へ自分達を散らした。
また、監督者達はせきたてて言うことに、藁があるかのようにその日のことは、その日にあなた達の仕事を仕上げよ、」
「そして、民の監督者達とその調整者達は出て行った」は、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達の派遣と現存を意味し、「また民に言うことで言った」は、認識を意味し、「ファラオはこのように言われた」は、攻撃についてを意味し、「私はあなた達に決して藁を与えない」は、もはやそこから最も全般的な科学的な(事実に基づく)ものがないことを意味し、「あなた達は行って藁を手に入れよ、どこか或る所で見つけなければならない」は、それらを(得ることが)出来る他の源泉から自分達に得ることを意味し、「なぜなら、あなた達の苦役に関して何も取り去られないからである」は(苦役の)減少なしの間違った原理の導入を意味し、「そして、民はエジプトの全地へ自分達を散らした」は、凡ゆる方向へ自然的な心を広げたことを意味し、「藁のために切り株を集めるために」は、科学的な(事実に基づく)ものの何かの真理に出合うためにを意味し、「また、監督者達はせきたてた」は、しつこく要求した最も密接して害している者達を意味し、「言うことに、その日のことは、その日にあなた達の仕事を仕上げよ」は、彼らはどんな状態でもいわゆる間違った原理に仕えることを意味し、「藁があるかのように」は、その真理にそのように言われた如くを意味する。

7124. `Et exiverunt exactores populi et moderatores ejus': quod significet emissionem [et praesentiam] illorum qui proxime infestant, et qui proxime recipiunt, constat ex significatione `exire' quod sit emissio, quia illi qui per `exactores' significantur {1} emittuntur ut inserviant pro medio communicandi, ut constare potest ab illis quae supra n. 7111 dicta sunt; quod `exire' etiam sit se sistere praesentem coram alio in forma ei accommodata, videatur n. (x)5337, ita quoque est praesentia; ex significatione `exactorum' quod sint qui proxime infestant; et ex significatione `moderatorum' quod sint qui infestationes proxime recipiunt et communicant, de quibus n. 7111.

7124. `Et:また、そして、exiverunt:出た、出て行った、exactores:管理者達、監督者達、populi:人々、民、et:~と、および、moderatores:指揮者達、調整者達、ejus'::それの、彼の、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、emissionem:解放、派遣、行かせること、[et:~と、および、praesentiam]:現存、臨在、居合わせること、出現、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestant,:悩ます、損なう、害する、et:また、そして、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt,:受け入れる、受容する、受け取る、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`exire':出ること、出て行くこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、emissio,:解放、派遣、行かせること、quia:なぜなら、ので、illi:彼らは、qui:その者達、per:~を通して、~によって、`exactores':管理者達、監督者達、significantur:意味される、{1} emittuntur:派遣される、行かされる、ut:~のために、こと、~するように、inserviant:役に立つ、仕える、pro:~として、~のために、medio:手段、媒介、中間、communicandi,:伝達することの、ut:~のように、~として、constare:知られること、potest:出来る、可能である、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、supra:上に、上部に、n.:番号、7111 dicta sunt;:言われた、quod:こと、それ、そのこと、`exire':出ること、出て行くこと、etiam:~もまた、更に、sit:ある、se:自分自身を、それ自身を、sistere:立てること、示すこと、praesentem:現実の、現存の、現在の、いる、coram:~の面前で、目の前で、alio:他のもの、異なった、in:~の中、~において、forma:形、姿、ei:彼に、accommodata,:適用された、適応された、videatur:見られる、認められる、n.:番号、(x)5337, ita:このように、従って、quoque:~もまた、同じく、同様に、est:ある、praesentia;:現存、臨在、居合わせること、出現、ex:~から、~により、significatione:意味、`exactorum':管理者達、監督者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestant;:悩ます、損なう、害する、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`moderatorum':指揮者達、調整者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant,:伝達する、交流する、共有する、de:~について、quibus:それらから、そのことらから、n.:番号、7111.

7124.「そして、民の監督者達とその調整者達は出て行った」が、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達の派遣と現存を意味することは、「出て行くこと」の意味が派遣であることから知られよう。なぜなら、上の7111番に言われたことから知られるように、「監督者達」によって意味される者達は伝達することの手段として役に立つために派遣されるからであり、更に「出て行くこと」もまた自分自身を他の者の前に彼に適用された姿で現存を示すことであるからである。そのことは5337番に認められよう。従って現存でもまたある。また「監督者達」の意味が最も密接して攻撃する者達であることから、また「調整者達」の意味が攻撃する者達を最も密接して受け入れる者達であることから、また伝達する者達であることから知られよう。それらのことについては7111番(に示された)。

7125. `Et dixerunt ad populum, dicendo': quod significet perceptionem, constat ex significatione `dicere' in historicis Verbi, quod sit perceptio, de qua n. 1791, 1815, 1819, 1822, 1898, 1919, 2080, 2862, 3509, (x)5687.

7125. `Et:また、そして、dixerunt:言った、ad:~に、~へ、populum,:人々、民、dicendo'::言うことに、言うことで、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、perceptionem,:理解、認識、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dicere':言うこと、in:~の中、~において、historicis:歴史的な、歴史の、Verbi,:聖言、御言葉、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、perceptio,:理解、認識、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、1791, 1815, 1819, 1822, 1898, 1919, 2080, 2862, 3509, (x)5687.

7126. `Ita dixit Pharao': quod significet de infestationibus, constat ex repraesentatione `Pharaonis' quod {1}sint qui infestant illos qui ab Ecclesia spirituali, de qua prius aliquoties, ita est infestatio.

7126. `Ita:このように、従って、dixit:言った、Pharao'::パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、de:~について、infestationibus,:悩ますこと、攻撃、襲撃、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis':パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、{1}sint:ある、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、de:~について、qua:それから、そのことから、prius:以前に、前に、前以て、aliquoties,:数回、数度、しばしば、 ita:このように、従って、est:ある、infestatio.:悩ますこと、攻撃、襲撃、

7126.「ファラオはこのように言われた」が攻撃についてを意味することは、「ファラオ」の表象が霊的な教会からの者達を害する者達であることから知られよう。そのことにつては前に何度か言われた。従って攻撃である。

5-7122原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7122原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7122. `Et ne respiciant ad verba mendacii': quod significet ne se vertant ad vera, constat ex significatione `respicere' quod sit se vertere; et ex significatione `verborum mendacii' cum dicitur ab illis (x)qui in falsis sunt, quod sint vera; nam qui in falsis sunt vera vocant falsa, ita verba mendacii, et falsa vocant vera, sunt enim in opposito. In his versibus in sensu interno {1}nunc descripta est infestatio proborum in altera vita a falsis, {2}et quoque expositus est modus quo infestantur; quod infestatio illa permittatur, est ob finem ut falsa removeantur et vera insinuentur, quod nequaquam fieri potest absque infestatione; adhaeret enim homini et inest ejus memoriis post mortem omne cogitationis ejus in mundo, omne intentionis, omne voluntatis, omne loquelae, et omne actionis ejus, nam nihil {3}obliteratur; sed quod haec memoriis ejus, imprimis memoriae interiori, quae proprie est memoria ejus spiritus, {4}impressa sint, videatur n. 2469, 2470, 2474, 2475; et quia ita est, non potest aliter quam quod foeda et spurca, et quoque mala {5}et falsa, ex vita in mundo, adhaereant, et faciant ut vera quae quoque homo addidicit, 2 et bona quae imbuit, abscondantur; nam vera et bona inter talia non prodire possunt; quapropter antequam vera et bona possunt apparere, et sic (c)is associari illis qui in caelo, necessum est ut mala et falsa illa revelentur, ut videat illa et cognoscat illa, et sic discat quid verum et quid bonum; hoc nequaquam fieri potest absque pugna cum malis et falsis apud se, quae pugna fit actualiter; spiritus mali excitant falsa et mala, {6}et angeli excusant si finis fuerit bonus, ac insinuant vera; hoc percipitur sicut foret in ipso, {7}sicut etiam tentatio apud hominem, quae non aliter sentitur quam quod sit in illo, cum tamen est pugna angelorum cum spiritibus malis extra illum, (d)de qua re videatur n. 3927, 4249, 4307, 5036, 6657; quod ita se res habeat, ex multa experientia pro certo scire datum est. Haec dicta sunt ut sciatur cur infestatio a falsis {8}fit illis qui ab Ecclesia spirituali, de qua infestatione in his versibus in sensu interno actum est, et quoque in sequentibus agitur.

7122. `Et:また、そして、ne:~しないように、否、respiciant:期待する、あてにする、待つ、(接続法)ad:~に、~へ、verba:言葉、語、mendacii'::虚言、偽り、嘘、偽物、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ne:~しないように、否、se:それら自身を、vertant:転ずる、変える、ad:~に、~へ、vera,:諸々の真理、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`respicere':期待すること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、se:それ自身を、vertere;:転じること、変えること、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`verborum:言葉、語、mendacii':虚言、偽り、嘘、偽物、cum:その時、その場合、dicitur:言われる、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、(x) qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt,:ある、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、vera;:諸々の真理、nam:なぜなら、というのも、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt:ある、vera:諸々の真理、vocant:呼ぶ、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、ita:このように、従って、verba:言葉、語、mendacii,:虚言、偽り、嘘、偽物、et:また、そして、falsa:諸々の間違った原理(信念)、vocant:呼ぶ、vera,:諸々の真理、sunt:ある、enim:なぜならば、~というのは、in:~の中、~において、opposito.:反対、相反、
In:~の中、~において、his:これらから、versibus:節、in:~の中、~において、sensu interno:内意、{1}nunc:今しがた、たった今、descripta est:記述された、infestatio:悩ますこと、攻撃、襲撃、proborum:侮辱、恥辱、非難、ののしり、in:~の中、~において、altera vita:他生、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、{2}et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、expositus est:説明された、modus:方法、手段、やり方、quo:どんな?、どのような?、infestantur;:悩まされる、害される、quod:こと、それ、そのこと、infestatio:悩ますこと、攻撃、襲撃、illa:それは、permittatur,:許される、許可される、est:ある、ob:~に対して、~のために、finem:目的、意図、終結、終わり、ut:~のために、こと、~するように、falsa:諸々の間違った原理(信念)、removeantur:遠ざけられる、取り除かれる、et:また、そして、vera:諸々の真理、insinuentur,:割り当てられる、取り入れられる、quod:こと、それ、そのこと、nequaquam:決して~でない、fieri:為されること、行われること、potest:出来る、可能である、absque:~なしに、~を除いて、infestatione;:悩ますこと、攻撃、襲撃、adhaeret:くっついた、付着した、こびりついた、enim:なぜならば、~というのは、homini:人間、et:また、そして、inest:内在する、宿る、ejus:それの、彼の、memoriis:記憶、post mortem:死後、omne:凡ての、全体の、cogitationis:思考、ejus:それの、彼の、in:~の中、~において、mundo,:(この)世、世界、omne:凡ての、全体の、intentionis,:意図、目的、omne:凡ての、全体の、voluntatis,:意志、omne:凡ての、全体の、loquelae,:会話、話すこと、et:また、そして、omne:凡ての、全体の、actionis:行動、行い、ejus,:それの、彼の、nam:なぜなら、というのも、nihil:無意味、何も~ない、無、{3}obliteratur;:消される、抹消される、消し去られる、sed:しかし、quod:こと、それ、そのこと、haec:これらは、memoriis:記憶、ejus,:それの、彼の、imprimis:特に、ことのほか、memoriae:記憶、記憶力、interiori,:内的な、より内なる、quae:それらは、そのことらは、proprie:個別に、適切に、とりわけ、est:ある、memoria:記憶、記憶力、ejus:それの、彼の、spiritus,:霊、{4}impressa sint,:押しつけられた、刻みつけられた、videatur:見られる、認められる、n.:番号、2469, 2470, 2474, 2475; et:また、そして、quia:なぜなら、ので、ita:このように、従って、est,:ある、non:否、potest:出来る、可能である、aliter:他の方法で、異なって、quam:~を除いて、~の外は、quod:こと、それ、そのこと、foeda:不潔な、不快な、et:~と、および、spurca,:きたない、不潔な、汚らわしい、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、mala:諸々の悪、{5}et:~と、および、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、ex:~から、~により、vita:生命、生活、in:~の中、~において、mundo,:(この)世、世界、adhaereant,:くっついた、付着した、こびりついた、et:また、そして、faciant:行なう、為す、ut:~のように、~として、vera:諸々の真理、quae:それらは、そのことらは、quoque:~もまた、同じく、同様に、homo:人間、addidicit,:習得した、学んだ、
[2] et:また、そして、bona:諸々の善、quae:それらは、そのことらは、imbuit,:吸収した、吹き込んだ、abscondantur;:隠される、秘される、覆われる、nam:なぜなら、というのも、vera:諸々の真理、et:~と、および、bona:諸々の善、inter:~の中に、~の間で、~の間に、talia:このような、次ぎのような、non:否、prodire:出てくること、現れること、生じること、possunt;:出来る、可能である、quapropter:そのために、それ故に、antequam:~より前に、~より先に、vera:諸々の真理、et:~と、および、bona:諸々の善、possunt:出来る、可能である、apparere,:見えること、現れること、et:また、そして、sic:そのように、こうして、(c)is:これは、彼は、associari:仲間となされること、交流されること、結びつけられること、連携されること、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、in:~の中、~において、caelo,:諸天界、necessum est:必然である、必要である、ut:~のために、こと、~するように、mala:諸々の悪、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、illa:それらは、revelentur,:示される、啓示される、ut:~のために、こと、~するように、videat:見る、認める、illa:それらを、et:また、そして、cognoscat:知る、認める、illa,:それらを、et:また、そして、sic:そのように、こうして、discat:学ぶ、習う、quid:何か?、どんな?、verum:真理、et:~と、および、quid:何か?、どんな?、bonum;:善、hoc:これは、nequaquam:決して~でない、fieri:為されること、行われること、potest:出来る、可能である、absque:~なしに、~を除いて、pugna:戦い、戦闘、cum:~と一緒に、~と、malis:諸々の悪、et:~と、および、alsis:諸々の間違った原理(信念)、apud:~のもとに、~において、se,:自分自身を、quae:それらは、そのことらは、pugna:戦い、戦闘、fit:為される、行われる、actualiter;:実際に、本当に、spiritus:霊達、mali:悪、excitant:扇動する、呼び起こす、刺激する、falsa:諸々の間違った原理(信念)、et:また、そして、mala,:諸々の悪、{6}et:また、そして、angeli:天使達、excusant:許す、弁護する、弁解する、si:もし~なら、たとえ~でも、finis:目的、意図、fuerit:あった、(未来完了)bonus,:善、ac:また、なお加えて、insinuant:入り込む、吹き込む、vera;:諸々の真理、hoc:これは、percipitur:理解される、認められる、sicut:~の如く、~のように、foret:あった、in:~の中、~において、ipso,:そのもの、それ自身、{7} sicut:~の如く、~のように、etiam:~もまた、更に、tentatio:誘惑、試練、apud:~のもとに、~において、hominem,:人間、quae:それは、そのことは、non:否、aliter:他の方法で、異なって、sentitur:感じられる、quam:~を除いて、~の外は、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、in:~の中、~において、illo,:それらから、彼から、cum:その時、その場合、tamen:しかし、それにもかかわらず、est:ある、pugna:戦い、戦闘、angelorum:天使達、cum:~と一緒に、~と、spiritibus:霊達、malis:諸々の悪、extra:外部で、外で、外的に、illum,:彼を、それを、(d) de:~について、qua:それから、そのことから、re:事柄、物事、videatur:見られる、認められる、n.:番号、3927, 4249, 4307, 5036, 6657; quod:こと、それ、そのこと、ita:このように、従って、se:それ自身を、res:事柄、物事、habeat,:持つ、有す、ex:~から、~により、multa:多くの、多数の、experientia:観察、経験、pro:~として、~のために、certo:決まって、確実に、確かに、scire:知ること、datum est.:与えられた、
Haec:これらは、dicta sunt:言われた、ut:~のために、こと、~するように、sciatur:知られる、cur:なぜ、どうして、infestatio:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、{8} fit:為される、行われる、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、de:~について、qua:それから、そのことから、infestatione:悩ますこと、攻撃、襲撃、in:~の中、~において、his:これら、versibus:節、in:~の中、~において、sensu interno:内意、actum est,:述べられた、取り扱われた、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、in:~の中、~において、sequentibus:後に続く、次の、agitur.:述べられる、取り扱われる、

7122.「そして偽りの言葉に期待させるな」がそれらを真理に変えないようにを意味することは、「期待すること」の意味がそれを変えることであることから、また間違った原理の中に居る者達から言われる時の「偽りの言葉」の意味が真理であることから知られよう。なぜなら、間違った原理の中に居る者達は真理を間違った原理と言うからであり、そのように偽りの言葉と言うからであり、また間違った原理を真理と言うからである。というのは、彼らは反対のものの中に居るからである。
これらの節の内意において今しがた他生における間違った原理からの非難の攻撃が記述され、またどのような方法で害されるかもまた説明されている。その攻撃は間違った原理が取り除かれ、また真理が取り入れられることの目的のために許される。そのことはその攻撃なしに決して為されることは出来ない。というのは、この世における彼(人間)の凡ての思考、凡ての意図、凡ての意志、凡ての会話、および凡てのその行いは人間に付着しており、また死後のその記憶に内在するからである。なぜなら、それは何も消されないからであり、それらはその記憶に、特に内的な記憶にあるからであり、個別にその霊の記憶に刻み付けられているからである。そのことは2469, 2470, 2474, 2475番に認められよう。またそのようにあるので、この世における生活から不潔なものと汚らわしいもの、また悪と間違った原理もまた付着することを除いて異なって出来ない(付着しないわけにはいかない)。また人間が習得した真理と吸収した善もまた隠される(隠されないわけにはいかない)。なぜなら、真理と善はそのようなものの間に現れることが出来ないからである。それ故に、真理と善が現れることが出来る前に、またそのように、天界に居る者達に仲間とされることが出来る前に、それらを認めるために、またそれらを知るために、またそのように何が真理であり、また何が善であるかを学ぶためにそれらの悪と間違った原理が示される必要がある。それは自分自身の許の悪と間違った原理との戦いなしに決して行なわれることは出来ない。その戦いは実際に行なわれ、悪い霊達は間違った原理と悪を扇動し、また天使達は、もし目的が善であったなら許し、なお加えて真理を吹き込む。そのことは自分自身の中にある如く、更に人間の許の試練の如く認められる。それは彼(人間)の中にあることを除いて異なって感じられないが、しかしその時、彼(人間)の外部での天使達と悪い霊達との戦いである。その事柄については3927, 4249, 4307, 5036, 6657番に認められよう。そのようにその事柄を有することは多くの観察から確かなこととして知ることが与えられた。
これらのことは、なぜ霊的な教会からの者達に間違った原理から攻撃が為されるのかが知られるために言われた。その攻撃についてはこの節の内意に述べられ、また後に続く節においてもまた述べられる。

5-7113~7121意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7113~7121意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7113.「煉瓦を作るために」が吹き込まれる虚偽と間違った原理を作るためにを意味することは、「煉瓦を作ること」の意味が間違った原理を捏造することであることから知られよう。1296, 6669番を参照、
歴史的な文字通りの意味においてイスラエルの子孫達が煉瓦を作ったこと、またそのようにあたかも彼らが間違った原理を捏造したようにあるが、しかし内意においては間違った原理の中でそれらを吹き込んだ地獄的な者達が意味される。前に言われたように、それらは受け入れる者達の許に見える外観に従った文字通りの意味である。しかしそれは内意によって説明される。文字通りの意味の中に非常に多くのそのようなものがあることは5094, 6400, 6948番に認められよう。

7114.「昨日、一昨日の如く」が前の状態の中のようにないを意味することは、「「昨日、一昨日」の意味が過去であることから知られよう。そのことについては6983番に示された。また凡ての時間は状態を意味するので2625, 2788, 2837, 3254, 3356, 4814, 4882, 4901, 4916番を参照、従って「昨日、一昨日」は前の状態を意味する。

7115.「彼らは行って、同時に自分達で藁を集めなければならない」が、その最下部の科学的な(事実に基づく)ものを自分達自身に取得しなければならないことを意味することは、「集めること」の意味が手に入れることであることから、また「藁」の意味が最下部の科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7112番に示された。

7116.「また、彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課さなければならない」が、前の状態の中にあった虚偽と間違った原理が充分吹き込まれなければならないことを意味することは、「定められた数」の意味が充分であることから知られよう。ここでも同様に充分である。また「煉瓦」の意味が虚偽と間違った原理であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7113番に示された。また「昨日、一昨日」の意味が前の状態であることから知られよう。そのことについてもまた直ぐ上の7114番に示された。また「彼らの上に課すこと」の意味が吹き込むことであることから知られよう。なぜなら、虚偽と間違った原理について属性付けられるからである。それらから「彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課さなければならない」によって、前の状態の中にあった虚偽と間違った原理が充分吹き込まれなければならないことが意味されることが明らかである。

7117.「そこからその数を引き下げてはならない」が減少なしにを意味することは、説明なしに知られよう。

7118.「なぜなら、彼らは怠けているからである」が、充分に攻撃されていないを意味することは、「怠けている者達が居ること」の意味が間違った原理から充分に害されないことであることから知られよう。従って充分に攻撃されていないである。
そのことをどのように有するかもまた他生において間違った原理により害される者達から知られることが出来よう。害する者達は出来る限り彼らが害する正しい者達が主について考えないように妨げる。主についての何かの思考が公然と起ると即座に散らし、そのことを巧妙に行なうことを彼らは知っている。しかし害される者達の許で主についての思考は絶えず普遍的なものであるので、そのように明らかであることよりも内的なものである。なぜなら、それは天界を通して流入するからである。それ故、害されなくなると直ぐに主についての思考に行く。というのは、天界から流入し、また普遍的に支配するものが凡ての自由の中でそれ自身を示すからである。それらからこれらの言葉が何であるか明らかである。即ち「なぜなら、彼らは怠けているからである。それ故に、叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げようと言っている」の内意が何であるか明らかである。

7119.「それ故に、彼らは叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げようと言っている」は、それ故、彼らにそのような礼拝についてそれほど思考があることを意味することは、「叫ぶこと」の意味がここでは思考であることから知られよう。というのは、「言うことと話すこと」によって思考が意味されるからである。2271, 2287, 7094番を参照、それ故、「叫ぶこと」によってもまた思考が意味される。しかし「叫ぶこと」によって強い思考と行なうことの充分な意図を持った思考が意味される。それ故、それほどの思考であることが言われる。また「自分の神に生け贄を捧げること」の意味が主への礼拝であることから知られよう。そのことにつては6905, 7101番に示された。しかしファラオはエホバを知らないことを言ったので、7095, 7097番を参照、またエジプト人達は生け贄を拒絶したので、1343番を参照、更にモーセは砂漠の中へ三日の道のりを出かけることを言ったので、6904, 7100番を参照、それ故、そのような礼拝が言われている。

7120.「男達の上に苦役を重くし」が、攻撃が増やされなければならないを意味することは、「重くされること」の意味が増やされることあることから、また間違った原理によって害する者達により言われる時の「苦役」の意味が征服することの意図であることから知られよう。そのことについては6666, 6670, 6671番に示された。従って攻撃である。なぜなら、攻撃によって征服することを意図するからである。また霊的な教会からの「男達」の意味から知られよう。男は原語で人間を意味する二つの言葉がある。一つはアダムであり、またもう一つはエノシュである。アダムと言われる人間によって天的な教会の人間が意味されるが、しかしエノシュといわれる人間によって霊的な教会の人間が意味される。ここの「男」は霊的な教会からの者達について取り扱われているのでエノシュによって述べられている。

7121.「またそれを行わせよ」が結果(効果)があるようにを意味することは説明なしに知られよう。

5-7116~7121原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7116~7121原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7116. `Et demensum laterum quod illi facientes heri nudius tertius, ponetis super illos': quod significet quod ficticia et falsa copia qua {1}in statu priore, injicienda, constat ex significatione `demensi' quod sit copia, hic copia eadem; ex significatione `laterum' quod sint ficticia et falsa, de qua mox supra n. 7113; ex significatione `heri nudius tertius' quod sit status prior, de qua etiam mox supra n. 7114; et ex significatione `ponere super illos' quod sit injicere, quia praedicatur de ficticiis et falsis; ex his patet quod per `demensum laterum quod illi facientes heri nudius tertius, ponetis super illos' significetur quod ficticia et falsa copia qua in statu priore, injicienda {2}.

7116. `Et:また、そして、demensum:割り当て分、定められた数、laterum:煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、facientes:造っている、為している、heri:昨日、nudius tertius,:一昨日に、ponetis:置く、課した、(二人称複数未来)super:~の上へ、~の上に、illos'::彼らを、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、copia:充分、沢山、多量、qua:それから、そのことから、{1} in:~の中、~において、statu:状態、性質、priore,:より前の、より先の、先在する、injicienda,:引き起されるべき、吹き込まれるべき、(未来受動分詞)constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`demensi':割り当て分、定められた数、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、copia,:充分、沢山、多量、豊富、hic:ここに、この場に、copia:充分、沢山、多量、豊富、eadem;:同じ、同様の、ex:~から、~により、significatione:意味、`laterum':煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7113; ex:~から、~により、significatione:意味、`heri:昨日、nudius tertius':一昨日に、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、status:状態、性質、prior,:より前の、より先の、先在する、de:~について、qua:それから、そのことから、etiam:~もまた、更に、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7114; et:また、そしてex:~から、~により、significatione:意味、` ponere:定めること、置くこと、課すこと、super:~の上へ、~の上に、illos':彼らを、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、injicere,:引き起すこと、吹き込むこと、quia:なぜなら、ので、praedicatur:属性付けられる、述べられる、de:~について、ficticiis:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsis;:諸々の間違った原理(信念)、ex:~から、~により、his:これらから、patet:明らかである、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、` demensum:割り当て分、定められた数、laterum:煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、facientes:造っている、為している、heri:昨日、nudius tertius,:一昨日に、ponetis:置く、据える、課する、(二人称複数未来)super:~の上へ、~の上に、illos':彼らを、significetur:意味される、quod:こと、それ、そのこと、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、copia:充分、沢山、多量、qua:それから、そのことから、in:~の中、~において、statu:状態、性質、priore,:より前の、より先の、先在する、injicienda {2}.:引き起されるべき、吹き込まれるべき、(未来受動分詞)

7116.「また、彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課さなければならない」が、前の状態の中にあった虚偽と間違った原理が充分吹き込まれなければならないことを意味することは、「定められた数」の意味が充分であることから知られよう。ここでも同様に充分である。また「煉瓦」の意味が虚偽と間違った原理であることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7113番(に示された。また)「昨日、一昨日」の意味が前の状態であることから知られよう。そのことについてもまた直ぐ上の7114番(に示された)。また「彼らの上に課すこと」の意味が吹き込むことであることから知られよう。なぜなら、虚偽と間違った原理について属性付けられるからである。それらから「彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課さなければならない」によって、前の状態の中にあった虚偽と間違った原理が充分吹き込まれなければならないことが意味されることが明らかである。

7117. `Non detrahetis ab illo': quod significet absque diminutione, constat absque explicatione.

7117. `Non:否、detrahetis:引き下ろす、低くする、下げる、(二人称複数未来) ab:~から、~により、illo'::それから、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、absque:~なしに、~を除いて、diminutione,:減少、縮小、削減、constat:知られる、明らかである、absque:~なしに、~を除いて、explicatione.:説明、解説、

7117.「そこから(その数を)引き下げてはならない」が減少なしにを意味することは、説明なしに知られよう。

7118. `Quia remissi illi quod significet quia non satis oppugnati, constat ex significatione `esse remissos' quod (d)sit non satis infestatos esse a falsis, ita non satis oppugnatos. (s)Quomodo hoc se habet, etiam ab illis qui infestantur a falsis in altera vita sciri potest: qui infestant, quantum possunt, inhibent, ne probi quos infestant cogitent de Domino; ut primum aliquid cogitationis aperte de Domino incidit, ilico auferunt, quod dextre facere sciunt; sed quia cogitatio de Domino apud illos qui infestantur usque universalis est, ita interior quam ut pateat, nam per caelum influit, {1}ideo, ut primum non infestantur in cogitationem de Domino veniunt; quod enim e caelo influit et universaliter regnat, hoc se revelat in omni libero; ex his patet quis horum verborum, nempe `quia remissi illi, propterea illi clamant, dicendo, Eamus, sacrificemus Deo nostro' sensus internus est.(s)

7118. `Quia:なぜなら、ので、remissi:緩んだ、弛んだ、無気力な、illi':彼らは、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quia:なぜなら、ので、non:否、satis:十分に、全く、確かに、十分な、oppugnati,:非難された、攻撃された、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` esse:あること、存在すること、remissos':緩んだ、弛んだ、無気力な、quod:こと、それ、そのこと、(d)sit:ある、non:否、satis:十分に、全く、確かに、infestatos esse:悩まされたこと、害されたこと、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、ita:このように、従って、non:否、satis:十分に、全く、確かに、十分な、oppugnatos.:非難された、攻撃された、
(s)Quomodo:どのように、どうして、どのようにして、hoc:これは、se:それ自身を、habet,:持つ、有す、etiam:~もまた、更に、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、infestantur:悩まされる、害される、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、in:~の中、~において、altera vita:他生、sciri:知られること、potest::出来る、可能である、qui:その者達、infestant,:悩ます、損なう、害する、quantum:ほど、~の限り、~の範囲、possunt,:出来る、可能である、inhibent,:引き止める、妨げる、禁止する、ne:~しないように、否、probi:正しい、ふさわしい、quos:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、cogitent:考える、de:~について、Domino;:主、ut primum:~すると直ぐに、~や否や、~次第、aliquid:何か、若干の、cogitationis:思考、aperte:隠すことなく、公然と、あからさまに、de:~について、Domino:主、incidit,:流れ込む、出くわす、生ずる、起こる、ilico:直ちに、即刻、その場で、即座に、すぐさま、auferunt,:運び去る、散らす、そらす、quod:こと、それ、そのこと、dextre:巧みに、利口に、如才なく、器用に、巧妙に、facere:行なうこと、為すこと、sciunt;:知る、sed:しかし、quia:なぜなら、ので、cogitatio:思考、de:~について、Domino:主、apud:~のもとに、~において、illos:彼らを、qui:その者達、infestantur:悩まされる、害される、usque:絶えず、ずっと、universalis:全体の、凡てを含む、普遍的な、全般的な、一般的な、est,:ある、ita:このように、従って、interior:内的な、より内なる、quam:~よりも、~と比べて、ut:~のために、こと、~するように、pateat,:明らかである、nam:なぜなら、というのも、per:~を通して、~によって、caelum:天界、influit,:流れ込む、流入する、{1}ideo,:それ故、そのために、その理由で、ut primum:~すると直ぐに、~や否や、~次第、non:否、infestantur:悩まされる、害される、in:~の中へ、~に、cogitationem:思考、de:~について、Domino:主、veniunt;:行く、来る、quod:こと、それ、そのこと、enim:なぜならば、~というのは、e:~から、~により、caelo:天界、influit:流れ込む、流入する、et:また、そして、universaliter:普遍的に、全般的に、regnat,:支配する、統治する、hoc:これは、se:それ自身を、revelat:示す、現す、啓示する、in:~の中、~において、omni:凡ての、全体の、libero;:自由、自主的、ex:~から、~により、his:これらから、patet:明らかである、quis:誰が、何が、horum:これらの、verborum,:言葉、語、nempe:正確には、即ち、` quia:なぜなら、ので、remissi:緩んだ、弛んだ、無気力な、illi,:彼らは、propterea:それ故に、その結果として、illi:彼らは、clamant,:叫ぶ、dicendo,:言うことに、言うことで、Eamus,:行く、(接続法一人称複数現在)sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Deo:神、nostro':私達の、sensus internus:内意、est.:ある、(s)

7118.「なぜなら、彼らは弛んでいる(怠けている)からである」が、充分に攻撃されていないを意味することは、「緩んだ(怠けている)者達が居ること」の意味が間違った原理から充分に害されないことであることから知られよう。従って充分に攻撃されていないである。
そのことをどのように有するかもまた他生において間違った原理により害される者達から知られることが出来よう。害する者達は出来る限り彼らが害する正しい者達が主について考えないように妨げる。主についての何かの思考が公然と起ると即座に散らし、そのことを巧妙に行なうことを彼らは知っている。しかし害される者達の許で主についての思考は絶えず普遍的なものであるので、そのように明らかであることよりも内的なものである。なぜなら、それは天界を通して流入するからである。それ故、害されなくなると直ぐに主についての思考に行く。というのは、天界から流入し、また普遍的に支配するものが凡ての自由の中でそれ自身を示すからである。それらからこれらの言葉が何であるか明らかである。即ち「なぜなら、彼らは弛んでいる(怠けている)からである。それ故に、叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げよう(と言っている)」の内意(が何であるか明らかである)。

7119. `Propterea illi clamant, dicendo, Eamus, sacrificemus Deo nostro': quod significet quod inde illis tanta cogitatio de tali cultu, constat ex significatione `clamare' quod hic sit cogitatio, per `dicere' enim et `loqui' significatur cogitatio, n. 2271, 2287, 7094, ideo etiam per `clamare,' sed per `clamare' cogitatio fortis et cum plena intentione faciendi, inde dicitur tanta cogitatio; {1} ex significatione `sacrificare Deo suo' quod sit cultus Domini, de qua n. 6905, 7101; sed quia Pharao dixit quod non nosset Jehovam, n. 7095, 7097, et quia Aegyptii aversati sunt sacrificia, n. 1343, tum quia Moscheh {2}dixit quod {3}abirent viam trium dierum in desertum, n. 6904, 7100, ideo {4} dicitur talis cultus.

7119. `Propterea:それ故に、その結果として、illi:彼らは、clamant,:叫ぶ、dicendo,:言うことに、言うことで、Eamus,:行く、(接続法一人称複数現在)sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Deo:神、nostro'::私達の、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、inde:それ故、そこから、illis:それらに、彼らに、tanta:それだけ、それほど、cogitatio:思考、de:~について、tali:このような、次ぎのような、cultu,:礼拝、崇拝、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`clamare':叫ぶこと、quod:こと、それ、そのこと、hic:ここに、この場に、sit:ある、cogitatio,:思考、per:~を通して、~によって、`dicere':言うこと、enim:なぜならば、~というのは、et:~と、および、 `loqui':話すこと、語ること、significatur:意味される、cogitatio,:思考、n.:番号、2271, 2287, 7094, ideo:それ故、そのために、その理由で、etiam:~もまた、更に、per:~を通して、~によって、`clamare,':叫ぶこと、sed:しかし、per:~を通して、~によって、`clamare':叫ぶこと、cogitatio:思考、fortis:強い、たくましい、強力な、頑丈な、et:~と、および、cum:~と一緒に、~を持って、plena:完全な、全くの、充分な、intentione:意図、目的、faciendi,:行うことの、為すことの、inde:それ故、そこから、dicitur:言われる、tanta:それだけ、それほど、cogitatio;:思考、{1} ex:~から、~により、significatione:意味、`sacrificare:生け贄を捧げること、Deo:神、suo':自分自身の、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、cultus:礼拝、崇拝、Domini,:主、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6905, 7101; sed:しかし、quia:なぜなら、ので、Pharao:パロ、ファラオ、dixit:言った、quod:こと、それ、そのこと、non:否、nosset:知る、知った、Jehovam,:エホバ、n.:番号、7095, 7097, et:また、そして、quia:なぜなら、ので、Aegyptii:エジプト、aversati sunt:拒絶した、避けた、sacrificia,:生け贄、神への捧げもの、n.:番号、1343, tum:その上、更に、quia:なぜなら、ので、Moscheh:モーセ、{2} dixit:言った、quod:こと、それ、そのこと、{3} abirent:出かけた、出発した、viam:道、trium:3、dierum:日々、in:~の中へ、~に、desertum,:砂漠、荒野、寂しい、荒れた、n.:番号、6904, 7100, ideo:それ故、そのために、その理由で、{4} dicitur:言われる、talis:このような、次ぎのような、cultus.:礼拝、崇拝、

7119.「それ故に、彼らは叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げよう(と言っている)」は、それ故、彼らにそのような礼拝についてそれほど思考があることを意味することは、「叫ぶこと」の意味がここでは思考であることから知られよう。というのは、「言うことと話すこと」によって思考が意味されるからである。2271, 2287, 7094番(を参照)、それ故、「叫ぶこと」によってもまた(思考が意味される)。しかし「叫ぶこと」によって強い思考と行なうことの充分な意図を持った(思考が意味される)。それ故、それほどの思考であることが言われる。また「自分の神に生け贄を捧げること」の意味が主への礼拝であることから知られよう。そのことにつては6905, 7101番(に示された)。しかしファラオはエホバを知らないことを言ったので、7095, 7097番(を参照)、またエジプト人達は生け贄を拒絶したので、1343番(を参照)、更にモーセは砂漠の中へ三日の道のりを出かけることを言ったので、6904, 7100番(を参照)、それ故、そのような礼拝が言われている。

7120. `Aggravetur servitium super viros': quod significet quod augenda sit impugnatio, constat ex significatione `aggravari' quod sit augeri; {1} ex significatione `servitii' cum dicitur ab illis qui per falsa infestant, quod sit intentio subjugationis, de qua n. 6666, 6670, 6671, ita impugnatio, nam per impugnationem subjugare intendunt; (m)et ex significatione `virorum' quod sint qui ab Ecclesia spirituali; {2}sunt duae voces in lingua originali {3}quae significant hominem, una est Adam, et altera Enosch; per hominem qui (t)vocatur Adam intelligitur {4}homo Ecclesiae caelestis; at per hominem qui {5}vocatur Enosch intelligitur homo Ecclesiae spiritualis; hic `viri' exprimuntur per Enosch quia agitur de illis qui ab Ecclesia spirituali.(n)
7120. `Aggravetur servitium super viros': quod significet quod augenda sit impugnatio, constat ex significatione `aggravari' quod sit augeri; {1} ex significatione `servitii' cum dicitur ab illis qui per falsa infestant, quod sit intentio subjugationis, de qua n. 6666, 6670, 6671, ita impugnatio, nam per impugnationem subjugare intendunt; (m)et ex significatione `virorum' quod sint qui ab Ecclesia spirituali; {2}sunt duae voces in lingua originali {3}quae significant hominem, una est Adam, et altera Enosch; per hominem qui (t)vocatur Adam intelligitur {4}homo Ecclesiae caelestis; at per hominem qui {5}vocatur Enosch intelligitur homo Ecclesiae spiritualis; hic `viri' exprimuntur per Enosch quia agitur de illis qui ab Ecclesia spirituali.(n)

7120. `Aggravetur:重くされる、(接続法)servitium:苦役、務め、任務、従属、服従、super:~の上へ、~の上に、viros'::男達、人々、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、augenda:重くされるべき、(未来受動分詞)sit:ある、impugnatio,:襲撃、攻撃、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`aggravari':重くされること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、augeri;:増されること、増やされること、{1} ex:~から、~により、significatione:意味、`servitii':従属、服従、苦役、務め、cum:その時、その場合、dicitur:言われる、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、per:~を通して、~によって、falsa:諸々の間違った原理(信念)、infestant,:悩ます、損なう、害する、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、intentio:意図、目的、subjugationis,:くび木につなぐこと、征服すること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6666, 6670, 6671, ita:このように、従って、impugnatio,:襲撃、攻撃、nam:なぜなら、というのも、per:~を通して、~によって、impugnationem:襲撃、攻撃、subjugare:繋ぐこと、征服すること、intendunt;:意図する、向ける、(m)et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`virorum':男達、人々、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali;:霊的な教会、{2}sunt:ある、duae:2、voces:声、言葉、in lingua originali:原語で、{3} quae:それらは、そのことらは、significant:意味する、hominem,:人間、una:1、est:ある、Adam,:アダム、et:また、そして、altera:第二の、もう一つの、他の方、Enosch;:エノシュ、per:~を通して、~によって、hominem:人間、qui:その者、(t) vocatur:呼ばれる、Adam:アダム、intelligitur:意味される、{4}homo:人間、Ecclesiae caelestis;:天的な教会、at:しかし、だが聞き給え、per:~を通して、~によって、hominem:人間、qui:その者達、{5} vocatur:呼ばれる、Enosch:エノシュ、intelligitur:意味される、homo:人間、Ecclesiae spiritualis;:霊的な教会、hic:ここに、この場に、`viri':男、夫、人、exprimuntur:述べられる、表現される、per:~を通して、~によって、Enosch:エノシュ、quia:なぜなら、ので、agitur:述べられる、取り扱われる、de:~について、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali.:霊的な教会、(n)

7120.「男達の上に苦役を重くし」が、攻撃が増やされなければならないを意味することは、「重くされること」の意味が増やされることあることから、また間違った原理によって害する者達により言われる時の「苦役」の意味が征服することの意図であることから知られよう。そのことについては6666, 6670, 6671番(に示された)。従って攻撃である。なぜなら、攻撃によって征服することを意図するからである。また霊的な教会からの「男達」の意味から知られよう。それ(男)は原語で人間を意味する二つの言葉がある。一つはアダムであり、またもう一つはエノシュである。アダムと言われる人間によって天的な教会の人間が意味されるが、しかしエノシュといわれる人間によって霊的な教会の人間が意味される。ここの「男」は霊的な教会からの者達について取り扱われているのでエノシュによって述べられている。


7121. `Et faciant illud': quod significet ut sit effectus, constat absque explicatione.

7121. `Et:また、そして、faciant:行なう、為す、(接続法)illud'::それを、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ut:~のために、こと、~するように、sit:ある、effectus,:結果、効果、実行、constat:知られる、明らかである、absque:~なしに、~を除いて、explicatione.:説明、解説、

7121.「またそれを行わせよ」が結果(効果)があるようにを意味することは、説明なしに知られよう。

5-7113~7115原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7113~7115原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7113. `Ad laterificandum lateres': quod significet ad ficticia et falsa quae injicientur, constat ex significatione `laterificare lateres' quod sit fingere falsa, de qua n. 1296, 6669. In sensu litterae historico est quod filii Israelis laterificarent lateres, et sic quasi illi fingerent falsa; sed in sensu interno significatur quod infernales qui in falsis injicerent illa; quae quia, ut prius dictum, apparent apud illos qui recipiunt, est sensus litterae secundum apparentiam, qui tamen explicatur {1}per sensum internum; quod talia permulta in {2} sensu litterae {3}sint, videatur n. 5094, 6400, 6948.

7113. `Ad:~に、~へ、laterificandum:型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、lateres'::煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ad:~に、~へ、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、injicientur,:引き起される、吹き込まれる、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`laterificare:型に入れて造ること、lateres':煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、fingere:捏造すること、でっち上げること、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、 de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、1296, 6669. 
In:~の中、~において、sensu litterae:文字通りの意味、historico:歴史的な、歴史の、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、filii:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、laterificarent:型に入れて造った、こねて作った、lateres,:煉瓦、et:また、そして、sic:そのように、こうして、quasi:言わば、あたかも~のように、~も同様に、illi:それらは、彼らは、fingerent:捏造した、でっち上げた、falsa;:諸々の間違った原理(信念)、sed:しかし、in:~の中、~において、sensu interno:内意、significatur:意味される、quod:こと、それ、そのこと、infernales:地獄の、地獄的な、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、injicerent:引き起した、吹き込んだ、illa;:それらを、quae:それらは、そのことらは、quia,:なぜなら、ので、ut:~のように、~として、prius:以前に、前に、前以て、dictum,:言われた、apparent:現れる、見える、apud:~のもとに、~において、illos:彼らを、qui:その者達、recipiunt,:受け入れる、受容する、受け取る、est:ある、sensus litterae:文字通りの意味、secundum:~に従って、~に沿って、apparentiam,:外観、見かけ、qui:それは、tamen:しかし、それにもかかわらず、explicatur:説明される、{1} per:~を通して、~によって、sensum internum;:内意、quod:こと、それ、そのこと、talia:このような、次ぎのような、permulta:非常に多くの、非常にたくさんの、in:~の中、~において、{2} sensu litterae:文字通りの意味、{3}sint,:ある、videatur:見られる、認められる、n.:番号、5094, 6400, 6948.

7113.「煉瓦を作るために」が吹き込まれる虚偽と間違った原理(を作る)ためにを意味することは、「煉瓦を作ること」の意味が間違った原理を捏造することであることから知られよう。1296, 6669番(を参照)、
歴史的な文字通りの意味においてイスラエルの子孫達が煉瓦を作ったこと、またそのようにあたかも彼らが間違った原理を捏造したようにあるが、しかし内意においては間違った原理の中でそれらを吹き込んだ地獄的な者達が意味される。前に言われたように、それらは受け入れる者達の許に見える外観に従った文字通りの意味である。しかしそれは内意によって説明される。文字通りの意味の中に非常に多くのそのようなものがあることは5094, 6400, 6948番に認められよう。

7114. `Sicut heri nudius tertius': quod significet non ut in statu priore, constat ex significatione `heri nudius tertius' quod sit praeteritum, de qua n. 6983; et quia omnia tempora significant statas, n. 2625, 2788, 2837, 3254, 3356, 4814, 4882, 4901, 4916, ita `heri nudius tertius' significat statum priorem.

7114. `Sicut:~の如く、~のように、heri:昨日、nudius tertius'::一昨日に、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、non:否、ut in:~の中、~において、statu:状態、性質、priore,:より前の、より先の、先在する、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`heri:昨日、nudius tertius':一昨日に、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、praeteritum,:過去、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6983; et:また、そして、quia:なぜなら、ので、omnia:凡ての、全体の、tempora:時、時間、時期、時代、significant:意味する、statas,:状態、性質、n.:番号、2625, 2788, 2837, 3254, 3356, 4814, 4882, 4901, 4916, ita:このように、従って、`heri:昨日、nudius tertius':一昨日に、significat:意味する、statum:状態、性質、priorem.:より前の、より先の、先在する、

7114.「昨日、一昨日の如く」が前の状態の中のようにないを意味することは、「「昨日、一昨日」の意味が過去であることから知られよう。そのことについては6983番(に示された)。また凡ての時間は状態を意味するので2625, 2788, 2837, 3254, 3356, 4814, 4882, 4901, 4916番(を参照)、従って「昨日、一昨日」は前の状態を意味する。

7115. `Illi ibunt et colligant sibi paleam': quod significet ut scientifica illa infima sibi ipsis comparent, constat ex significatione `colligere' quod sit comparare; et ex significatione `paleae' quod sint scientifica infima, de qua mox supra n. 7112.

7115. `Illi:彼らは、ibunt:行く、来る、進む、(三人称複数未来)et:また、同時に、colligant:集める、集結する、蓄積する、(接続法)sibi:自分自身に、paleam'::切り藁、籾殻、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ut:~のために、こと、~するように、scientifica:科学的な、事実に基づく、illa:それは、infima:最低部、最底、最下部、sibi:自分自身に、ipsis:そのもの、それ自身、comparent,:獲得した、取得した、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`colligere':集めること、得ること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、comparare;:得ること、手に入れること、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`paleae':切り藁籾殻、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、scientifica:科学的な、事実に基づく、infima,:最低部、最底、最下部、de:~について、qua:それから、そのことから、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7112.

7115.「彼らは行って、同時に自分達で藁を集めなければならない」が、その最下部の科学的な(事実に基づく)ものを自分達自身に取得しなければならないことを意味することは、「集めること」の意味が手に入れることであることから、また「藁」の意味が最下部の科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては直ぐ上の7112番(に示された)。

5-7111~7112意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7111~7112意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7111.「民の監督者達とその調整者達に言うことで」が、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達を意味することは、「監督者達」の意味が服従することへ強いる者達であることから知られよう。そのことについては6852番に示された。またそれは攻撃によって行なわれるので「監督者達」によって害する者達もまた意味されるが、しかし最も密接して害する者達が意味される。それらのことにつては下部に述べよう。また「調整者達の意味が最も密接して受け入れる者達であることから知られよう。というのは、調整者達はイスラエルの子孫達から居たからである。しかし後に続く箇所から明らかなように監督者達はエジプト人達から居た。従って調整者達は最も密接して受け入れる者達であり、また監督者達は最も密接して害する者達である。彼らが一体どんな者達であるかは他生において害する者達から、また間違った原理と悪を吹き込む者達から、またそれらを受け入れ、同時に伝達する者達から知られよう。
[2]害する者達と間違った原理と悪を吹き込む者達は地獄から居るが、しかし彼らが遂行することが出来るために自分達から使者達を行かせ、その者達によって彼らは行なう。彼らは害される者達から離れずに現れる。それは多くの者達の思考と意図が調和されるために為される。そうでなければ、散らされる。その使者達は霊的な世界において一定の場所に居ることが自分達に見え、またそこで彼らが現れる場所そのものから彼らがどんな地獄に居るが知られることが出来る。或る者は頭の上の様々な高さに現れ、また様々に傾斜して現れ、或る者は頭に接して右側、或いは左側、更にその後ろに現れ、或る者は頭の下の身体に様々に現れ、頭から足の裏に至るまでの面に現れる。彼らは地獄から吐き出されるようなものと一緒に流入し、またそれらが流入する時、霊、或いは人間はそれらは自分自身の中にあること、即ち自分自身がそれらを考え、また意図することを除いて異なって感じず、またそれ故、異なって知らない。その使者達は派遣霊と言われる。それらのことについては前の4403, 5856, 5983-5989番に示された観察から認められよう。その者達は最も密接して害するので、監督者達によって意味されるが、しかし彼らのために受け入れ、また伝達する者達は調整者達であり、また媒介として働く霊達である。というのは、上に言われたように彼らはイスラエルの子孫達から居たからであるが、しかし監督者達はエジプト人達から居たからである。
[3]イスラエルとユダヤの民の許で彼らが何を行なうかを言い、また命じた者達は調整者達と言われた。それ故に、彼らもまた士師達と長老達と一緒に門に座り、また判決されたこと、更に指導者から命じられたことを民に話した。そのことは例えばモーセの書の下記の箇所から知られよう。
「あなたの部族に従ってその凡ての門において公正な審判で裁く士師達と調整者達をあなたは置かなければならない。」申命記、16.18、同書において、
「彼らが戦いに出なければならない時、祭司は民に話し、また恐れないように警告しなければならない。その後、調整者達は家を建てた者、また臆病な者もまた戻ることを言わなければならない。」申命記、20. 1, 2, 5, 8, 9、ヨシュア記において、
「ヨシュアはヨルダン川を渡る前に旅の用意をするように民に言うことを調整者達に命じた。」1.10, 11、同書において、
「三日の終わりから調整者達は陣営の真ん中を通り過ぎた時、また彼らがエホバの契約の箱を見た時、出発することを命じた。」3.2, 3、
調整者達は民の管理者であり、その君主達からは区別されたことは申命記、31.28、また同じく士師達から区別されたことはヨシュア記、8.33、に認められよう。

7112.「あなた達は民に藁を与えることで与えてはならない」が、最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的なものを意味することは、「切り藁」、或いは「敷き藁」の意味が科学的な(事実に基づく)ものの真理であることから知られよう。そのことについては3114番に示された。その上、最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的なものである。なぜなら、霊的な意味において最下部の食物は獣の食物であるので敷き藁、或いは切り藁であるからである。
感覚の誤りが充満したものが最下部の科学的な(事実に基づく)ものと言われ、悪い者達はそれらを善と真理を歪めるために、またそのように悪と間違った原理を擁護するために誤用する。なぜなら、その科学的な(事実に基づく)ものは間違った信念の原理と悪い欲望を欺きによって支持するものへ変えられることが出来るからである。そのようなものは凡てのものの最も全般的なものでもまたあり、それらは全般的でない真理と部分的な真理が植え付けられるのでなければ間違った原理と悪に仕えることが出来る。しかし真理が植え付けられるほど仕えない。
この世において信仰のみを告白し、またそれにもかかわらず悪い生活(生命)を生きた者達はそのことによって他生において正しい者達を害する。しかしそれらは天使達により追い散らされるので、今、煉瓦を作るために藁を与えないこと、即ちそれらは吹き込まれる虚偽と間違った原理のために与えないことが付言されたことが言われている。
それがこれらの言葉の内意であり、文字通りの意味からは確かにかけ離れて見えるが、しかし自然的な世界にあるものは霊的な世界の何かの事柄に相応しないものは何もないこと、また人間の許の天使達は凡てのものを霊的に理解することが知られなければならない。彼らは藁が何か、煉瓦が何かを知らない。彼らがこの世に居た時は彼らにそのようなものは熟知されていたが、しかし天界へ行った時、忘却がもたらされた。なぜなら、そこで彼らは霊的なものをまとったからである。それ故、天使達は人間の許のそのような考えを認める時、霊的な相応の中でそれらを変える。
「藁、或いは草」は最下部の科学的な(事実に基づく)ものであること、また「煉瓦」が虚偽と間違った原理であることは、多くのものから知られよう。というのは、草は、そのようにまた藁は他のものではないからである。しかし種子、大麦、小麦、および同様なものは内的な真理と善であり、また作られていない石は真理である。

5-7112原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7112原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7112. `Non addetis dare paleam populo': quod significet scientifica infima et omnium communissima, constat ex significatione `paleae' seu `straminis' quod sint vera scientifica, de qua n. 3114, et (d)quidem scientifica infima {1}et omnium communissima, nam cibus in spirituali sensu infimus est stramen seu palea, quia est bestiarum. Scientifica infima dicuntur quae fallaciis sensuum plena sunt, quibus mali {2}abutuntur ad pervertendum bona {3}et vera, ac ita ad patrocinandum {4}malis et falsis, nam illa scientifica propter fallacias verti possunt in favorem (d)principiorum falsi et cupiditatum mali; talia etiam sunt omnium communissima, quae nisi veris minus communibus et particularibus implentur, {5} inservire falsis et malis possunt, sed sicut implentur veris, ita minus inserviunt. Talia sunt per quae illi qui solam fidem in mundo confessi sunt, et tamen vitam mali vixerunt, in altera vita probos infestant; at quia illa ab angelis {6} discutiuntur, dicitur nunc quod non adderent dare paleam ad laterificandum lateres, hoc est, quod non adderent illa ad ficticia et {7} falsa quae injicientur. Hic sensus internus horum verborum est, qui quidem remotus apparet a sensu litterae; sed sciendum quod nihil sit in mundo naturali quod non correspondet rei alicui in mundo spirituali; et angeli apud hominem omnia spiritualiter intelligunt quae homo naturaliter; illi non sciunt quid palea nec quid lateres; talia illis nota fuerunt cum erant in mundo, sed oblivioni data cum venerunt in caelum quia induerunt ibi spiritualia; inde est cum angeli appercipiunt ideas talium apud hominem, vertant illa in correspondentia spiritualia. Quod `palea' seu `gramen' sit scientificum infimum, et `lateres' sint ficticia et {7} falsa, ex pluribus constare potest; herbacea enim non aliud sunt, ut et straminea; semina autem, hordea, {8} tritica, et similia, sunt vera et bona interiora; et lapides non facti sunt vera.

7112. `Non:否、addetis:与える、加える、(二人称複数未来)dare:与えること、もたらすこと、paleam:切り藁、籾殻、populo'::人々、民、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、scientifica:科学的な、事実に基づく、infima:最低部、最底、最下部、et:(quae:それらは、そのことらは)omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`paleae':切り藁、籾殻、seu:即ち、或いは、`straminis':敷き藁、藁の寝床、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、vera:諸々の真理、scientifica,:科学的な、事実に基づく、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、3114, et (d)quidem:その上、実際に、scientifica:科学的な、事実に基づく、infima:最低部、最底、最下部、{1} et:~と、および、omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、nam:なぜなら、というのも、cibus:食物、食料、in:~の中、~において、spirituali sensu:霊的な意味、infimus:最低部、最底、最下部、est:ある、stramen:敷き藁、藁の寝床、seu:即ち、或いは、palea,:切り藁、籾殻、quia:なぜなら、ので、est:ある、bestiarum.:動物、獣、
Scientifica:科学的な、事実に基づく、infima:最低部、最底、最下部、dicuntur:言われる、quae:それらは、そのことらは、fallaciis:欺き、間違い、誤まり、sensuum:感覚、plena:完全な、全くの、充満した、sunt,:ある、quibus:それらに、そのことらに、mali:悪、{2}abutuntur:誤用する、悪用する、濫用する、(dep)ad:~のために、~へ、pervertendum:曲げることへ、歪めることへ、bona:諸々の善、{3} et:~と、および、vera,:諸々の真理、ac:また、なお加えて、ita:このように、従って、ad:~に、~へ、patrocinandum:擁護することへ、弁護することへ、{4} malis:諸々の悪、et:~と、および、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、nam:なぜなら、というのも、illa:それらは、scientifica:科学的な、事実に基づく、propter:~のために、~によって、fallacias:欺き、間違い、誤まり、verti:転じられること、変えられること、possunt:出来る、可能である、in:~の中へ、~に、favorem:好意、支持、賛同、(d)principiorum:原理、要素、基礎、始め、初め、端緒、起源、源、falsi:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、cupiditatum:貪欲、情欲、欲望、mali;:悪、talia:このような、次ぎのような、etiam:~もまた、更に、sunt:ある、omnium:凡ての、全体の、communissima,:最も一般的な、最も全般的な、quae:それらは、そのことらは、nisi:~以外、もし~でなければ、veris:諸々の真理、minus:なお更、まして、より小さく、communibus:普遍的な、一般の、全般的な、et:~と、および、particularibus:一部分の、部分的な、implentur,:植え付けられる、{5} inservire:役に立つこと、仕えること、falsis:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、malis:諸々の悪、possunt,:出来る、可能である、sed:しかし、sicut:sicut~ita、~と同じく、~のようにそのように、~ほど、implentur:植え付けられる、veris,:諸々の真理、ita minus:なお更、まして、より小さく、inserviunt.:仕える、服従する、役に立つ、
Talia:このような、次ぎのような、sunt:ある、per:~を通して、~によって、quae:それらを、そのことらを、illi:彼らは、qui:その者達、solam:だけ、のみ、fidem:信仰、in:~の中、~において、mundo:(この)世、世界、confessi sunt,:称賛した、告白した、(dep)et:また、そして、tamen:しかし、それにもかかわらず、vitam:生命、生活、mali:悪、vixerunt,:生きた、in:~の中、~において、altera vita:他生、probos:正しい、立派な、infestant;:悩ます、損なう、害する、at:しかし、だが聞き給え、quia:なぜなら、ので、illa:それらは、ab:~から、~により、angelis:天使達、{6} discutiuntur,:追い散らされる、追い払われる、dicitur:言われる、nunc:今、現在、quod:こと、それ、そのこと、non:否、adderent:加えて言われた、付言された、dare:与えること、paleam:切り藁、籾殻、ad:~のために、~へ、laterificandum:型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、lateres,:煉瓦、hoc est,:即ち、quod:こと、それ、そのこと、non:否、adderent:加えて言われた、付言された、illa:それらは、ad:~のために、~へ、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、{7} falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、injicientur.:引き起される、吹き込まれる、
Hic:これは、sensus internus:内意、horum:これらの、verborum:言葉、語、est,:ある、qui:その者達、quidem:確かに、無論、実に、remotus:かけ離れた、無関係な、apparet:現れる、見える、a:~から、~により、sensu litterae;:文字通りの意味、sed:しかし、sciendum:知られるべき、(未来受動分詞)quod:こと、それ、そのこと、nihil:無意味、何も~ない、無、sit:ある、in:~の中、~において、mundo:(この)世、世界、naturali:自然的な、自然の、quod:こと、それ、そのこと、non:否、correspondet:相応する、一致する、rei:事柄、物事、alicui:誰か、何か、in:~の中、~において、mundo spirituali;:霊的な世界、et:また、そして、angeli:天使達、apud:~のもとに、~において、hominem:人間、omnia:凡ての、全体の、spiritualiter:霊的に、intelligunt:理解する、quae:それらは、そのことらは、homo:人間、naturaliter;:自然的に、illi:彼らは、non:否、sciunt:知る、quid:何か?、どんな?、palea:切り藁、籾殻、nec:否、quid:何か?、どんな?、lateres;:煉瓦、talia:このような、次ぎのような、illis:それらに、彼らに、nota:よく知られた、熟知された、fuerunt:あった、cum:その時、その場合、erant:あった、in:~の中、~において、mundo,:(この)世、世界、sed:しかし、oblivioni:忘れることに、忘却に、data:与えられた、もたらされた、cum:その時、その場合、venerunt:行く、来る、in:~の中へ、~に、caelum:天界、quia:なぜなら、ので、induerunt:着た、まとった、ibi:そこに、そこで、spiritualia;:霊的な、inde:それ故、そこから、est:ある、cum:その時、その場合、angeli:天使達、appercipiunt:把握する、認める、ideas:考え、原型、talium:このような、次のような、apud:~のもとに、~において、hominem,:人間、vertant:転ずる、変える、illa:それらを、 in:~の中、~において、correspondentia:相応、spiritualia.:霊的な、
Quod:こと、それ、そのこと、`palea':切り藁、籾殻、seu:即ち、或いは、`gramen':草、草木、sit:ある、scientificum:科学的な、事実に基づく、infimum,:最低部、最底、最下部、et:また、そして、`lateres':煉瓦、sint:ある、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、{7} falsa,:諸々の間違った原理(信念)、ex:~から、~により、pluribus:より多くの、多数の、constare:知られること、potest;:出来る、可能である、herbacea:草本の、草の、草色の、enim:なぜならば、~というのは、non:否、aliud:他のもの、異なった、sunt,:ある、ut et:そのようにまた、straminea;:敷き藁、藁の寝床、semina:種子、種、autem,:しかし、他方において、hordea,:大麦、{8} tritica,:小麦、et:~と、および、similia,:同様な、同じ、sunt:ある、vera:諸々の真理、et:~と、および、bona:諸々の善、interiora;:内的な、より内なる、et:また、そして、lapides:石、non:否、facti sunt:為された、作られた、vera.:諸々の真理、

7112.「あなた達は民に藁を与えることで与えてはならない」が、最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的なものを意味することは、「切り藁」、或いは「敷き藁」の意味が科学的な(事実に基づく)ものの真理であることから知られよう。そのことについては3114番(に示された)。その上、最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的なものである。なぜなら、霊的な意味において最下部の食物は獣の(食物である)ので敷き藁、或いは切り藁であるからである。
感覚の誤りが充満したものが最下部の科学的な(事実に基づく)ものと言われ、悪い者達はそれらを善と真理を歪めるために、またそのように悪と間違った原理を擁護するために誤用する。なぜなら、その科学的な(事実に基づく)ものは間違った信念の原理と悪い欲望を欺きによって支持するものへ変えられることが出来るからである。そのようなものは凡てのものの最も全般的なものでもまたあり、それらは全般的でない真理と部分的な真理が植え付けられるのでなければ間違った原理と悪に仕えることが出来る。しかし真理が植え付けられるほど仕えない。
この世において信仰のみを告白し、またそれにもかかわらず悪い生活(生命)を生きた者達はそのことによって他生において正しい者達を害する。しかしそれらは天使達により追い散らされるので、今、煉瓦を作るために藁を与えないこと、即ちそれらは吹き込まれる虚偽と間違った原理のために与えないことが付言されたことが言われている。
それがこれらの言葉の内意であり、文字通りの意味からは確かにかけ離れて見えるが、しかし自然的な世界にあるものは霊的な世界の何かの事柄に相応しないものは何もないこと、また人間の許の天使達は凡てのものを霊的に理解することが知られなければならない。彼らは藁が何か、煉瓦が何かを知らない。彼らがこの世に居た時は彼らにそのようなものは熟知されていたが、しかし天界へ行った時、忘却がもたらされた。なぜなら、そこで彼らは霊的なものをまとったからである。それ故、天使達は人間の許のそのような考えを認める時、霊的な相応の中でそれらを変える。
「藁、或いは草」は最下部の科学的な(事実に基づく)ものであること、また「煉瓦」が虚偽と間違った原理であることは、多くのものから知られよう。というのは、草は、そのようにまた藁は他のものではないからである。しかし種子、大麦、小麦、および同様なものは内的な真理と善であり、また作られていない石は真理である。

5-7111原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7111原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7111. `Exactoribus in populo et moderatoribus ejus, dicendo': quod significet illos qui proxime infestant et qui proxime recipiunt, constat ex significatione `exactorum' quod sint qui ad serviendum adigunt, de qua n. 6852; et quia hoc fit per infestationes, etiam per `exactores' significantur illi qui infestant sed qui proxime infestant, de quibus {1}infra; et ex significatione `moderatorum' quod sint qui proxime recipiunt; erant enim moderatores a filiis Israelis, at exactores ab Aegyptiis, ut patet a sequentibus; ita in sensu interno sunt moderatores illi qui proxime recipiunt, et exactores qui proxime infestant; quinam illi sunt, (x)sciri potest ab illis in altera vita qui infestant 2 (c)ac injiciunt falsa et mala, et qui recipiunt illa et communicant; qui infestant et injiciunt falsa et mala sunt inferna, sed ut {2} efficere possint, emittunt a se emissarios per quos agunt; apparent illi non procul ab illis qui infestantur; {3}hoc fit ideo ut cogitationes ac intentiones plurium concentrentur, alioquin dissiparentur; emissarii illi apparent in suis certis locis in mundo spirituum, exque ipsis locis ubi apparent, cognosci potest ex quo inferno sunt; quidam apparent supra caput ad variam altitudinem, et ad variam obliquitatem; quidam juxta caput {4} ad dextrum sive ad sinistrum, etiam post illud; quidam infra caput varie {5}ad corpus, in planis a capite usque ad plantas {6}pedis; illi influunt cum talibus quae ab inferno ejiciuntur, et {7}quae influunt, spiritus seu homo non aliter sentit, et inde non (t)aliter scit quam quod {8}in ipso sint, hoc est, quod ipse {9}cogitet illa ac intendat; emissarii illi vocantur subjecta, de quibus videantur quae ab experientia prius n. 4403, 5856, 5983-5989, ostensa sunt; hi quia proxime infestant, significantur per exactores; qui autem ab illis recipiunt et communicant sunt moderatores, ac sunt spiritus intermedii; moderatores enim, ut supra dictum, {10}erant ex filiis Israelis, {11}sed exactores ab Aegyptiis.
3 Moderatores dicebantur apud populum Israeliticum et Judaicum, qui {12}dicerent quid agerent, et qui {13}praeciperent; quapropter cum judicibus et senioribus etiam sedebant in portis, et loquebantur ad populum quae {14}judicabantur, tum quoque quae a duce mandabantur, ut constare potest a sequentibus his locis: apud Moschen,
Judices et moderatores dabis in omnibus portis tuis juxta tribus tuas, qui judicabunt populum judicio justitiae, [Deut.] xvi 18:
apud eundem,
Quando {15}exibunt ad bellum, loquetur sacerdos ad populum, et admonebit ne timerent; postea moderatores dicent quod qui aedificavit domum reverteretur, et quoque {16}timidi, [Deut.] xx [1, 2,] 5, 8, 9:
apud Joschuam,
Joschua praecepit moderatoribus ut dicerent ad populum, ut pararent viaticum, antequam transirent Jordanem, i 10, 11:
apud eundem,
A fine trium dierum factum est, cum transirent moderatores per medium castrorum, et praeciperent, ut cum viderent arcam foederis Jehovae, etiam proficiscerentur, iii 2, 3.
Quod `moderatores' fuerint praefecti populi distincti a principibus (c)illius, videatur Deut. i 15; quod a senioribus, Deut. xxxi 28; et quoque a judicibus, Jos. viii 33.

7111. `Exactoribus:管理者達、監督者達、in:~の中、~において、populo:人々、民、et:~と、および、moderatoribus:指揮者達、調整者達、ejus,:それの、彼の、dicendo'::言うことに、言うことで、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、illos:彼らを、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestant:悩ます、損なう、害する、et:~と、および、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt,:受け入れる、受容する、受け取る、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`exactorum':管理者達、監督者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、ad:~に、~へ、serviendum:仕えることへ、服従することへ、adigunt,:追いやる、追い立てる、強いる、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6852; et:また、そして、quia:なぜなら、ので、hoc:これは、fit:為される、行われる、per:~を通して、~によって、infestationes,:悩ますこと、攻撃、襲撃、etiam:~もまた、更に、per:~を通して、~によって、`exactores':管理者達、監督者達、significantur:意味される、illi:彼らは、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、sed:しかし、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestant,:悩ます、損なう、害する、de:~について、quibus:それらから、そのことらから、{1}infra;:下に、下部に、下方に、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`moderatorum':指揮者達、調整者達、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt;:受け入れる、受容する、受け取る、erant:あった、enim:なぜならば、~というのは、moderatores:指揮者達、調整者達、a:~から、~により、filiis:息子達、子孫達、Israelis,:イスラエル、at:しかし、だが聞き給え、exactores:管理者達、監督者、ab:~から、~により、Aegyptiis,:エジプト、ut:~のように、~として、patet:明らかである、a:~から、~により、sequentibus;:後に続く、次の、ita:このように、従って、in:~の中、~において、sensu interno:内意、sunt:ある、moderatores:指揮者達、調整者達、illi:彼らは、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、recipiunt,:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、exactores:管理者達、監督者達、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestant;:悩ます、損なう、害する、quinam:一体誰、一体どんな、illi:彼らは、sunt,:ある、(x) sciri:知られること、potest:出来る、可能である、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、in:~の中、~において、altera vita:他生、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、(c)ac:また、なお加えて、injiciunt:引き起す、吹き込む、falsa:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、mala,:諸々の悪、et:また、そして、qui:その者達、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、illa:それらを、et:また、同時に、communicant;:伝達する、交流する、共有する、
[2]qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、et:また、そして、injiciunt:引き起す、吹き込む、falsa:諸々の間違った原理(信念)、et:~と、および、mala:諸々の悪、sunt:ある、inferna,:地獄、sed:しかし、ut:~のために、こと、~するように、{2id:それを、} efficere:行動すること、遂行すること、possint,:出来る、可能である、emittunt:行かせる、派遣する、a:~から、~により、se:自分達自身から、emissarios:出された、使者、密使、スパイ、per:~を通して、~によって、quos:その者達、agunt;:行なう、apparent:現れる、見える、illi:彼らは、non:否、procul:遠くに、離れて、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、infestantur;:悩まされる、害される、{3}hoc:これは、fit:為される、行われる、ideo:それ故、そのために、その理由で、ut:~のために、こと、~するように、cogitationes:思考、ac:また、なお加えて、intentiones:意図、目的、plurium:より多い、より高い、より多くの、多数の、concentrentur,:一致される、調和される、alioquin:更に、そうでなければ、要するに、dissiparentur;:破壊された、滅ぼされた、散らされた、emissarii:出された、使者、密使、スパイ、illi:彼らは、それらは、pparent:現れる、見える、in:~の中、~において、suis:それら自身、certis:決まった、確定された、一定の、locis:場所、位置、in:~の中、~において、mundo spirituum,:霊達の世界、exque:そして~から、また~から、(‐queは接尾辞)ipsis:そのもの、それ自身、locis:場所、位置、ubi:そこで、その場所、apparent,:現れる、見える、cognosci:知られること、potest:出来る、可能である、ex:~から、~により、quo:どんな?、どのような?、inferno:地獄、sunt;:ある、quidam:誰か、ある人、ある者、apparent:現れる、見える、supra:上に、上部に、caput:頭、ad:~に、~へ、variam:様々な、種々の、altitudinem,:高さ、高所、et:また、そして、ad:~に、~へ、variam:様々な、種々の、obliquitatem;:斜めであること、傾斜、勾配、quidam:誰か、ある人、ある者、juxta:接して、すぐ近くに、同様に、等しく、caput:頭、{4} ad:~に、~へ、dextrum:右、右側、sive:或るいは、或いは~か、ad:~に、~へ、sinistrum,:左の、左側の、etiam:~もまた、更に、post:~の後に、~の後ろに、illud;:それを、quidam:誰か、ある人、ある者、infra:下に、下部に、下方に、caput:頭、varie:様々に、多様に、{5} ad:~に、~へ、corpus,:体、身体、in:~の中、~において、planis:平地、舞台、平面、水準、レベル、a:~から、~により、capite:頭、usque ad:~に至るまで、plantas:足の裏、{6}pedis;:足、illi:それらは、彼らは、influunt:流れ込む、流入する、cum:~と一緒に、~と、talibus:このような、次ぎのような、quae:それらは、そのことらは、ab:~から、~により、inferno:地獄、ejiciuntur,:吐き出される、追い払われる、et:また、そして、{7cum:その時、その場合、} quae:それらは、そのことらは、influunt,:流れ込む、流入する、spiritus:霊、seu:即ち、或いは、homo:人間、non:否、aliter:他の方法で、異なって、sentit,:感じる、et:また、そして、inde:それ故、そこから、non:否、(t) aliter:他の方法で、異なって、scit:知る、quam:~を除いて、~の外は、quod:こと、それ、そのこと、{8} in:~の中、~において、ipso:そのもの、それ自身、sint,:ある、hoc est,:即ち、quod:こと、それ、そのこと、ipse:そのもの、それ自身、{9} cogitet:考える、illa:それらを、ac:また、なお加えて、intendat;:集中させる、意図する、emissarii:出された、使者、密使、スパイ、illi:彼らは、それらは、vocantur:呼ばれる、subjecta,:主体、対象、派遣霊、de:~について、quibus:それらから、そのことらから、videantur:見られる、認められる、quae:それらは、そのことらは、ab:~から、~により、experientia:観察、経験、prius:以前に、前に、前以て、n.:番号、4403, 5856, 5983-5989, ostensa sunt;:示された、hi:この者達、quia:なぜなら、ので、proxime:最も近く、最も密接して、最近、infestant,:悩ます、損なう、害する、significantur:意味される、per:~を通して、~によって、exactores;:管理者達、監督者達、qui:その者達、autem:しかし、他方において、ab:~から、~のために、illis:それらから、彼らから、recipiunt:受け入れる、受容する、受け取る、et:また、そして、communicant:伝達する、交流する、共有する、sunt:ある、moderatores,:指揮者達、調整者達、ac:また、なお加えて、sunt:ある、spiritus:霊達、intermedii;:中間の、間に来る、媒介として働く、moderatores:指揮者達、調整者達、enim,:なぜならば、~というのは、ut:~のように、~として、supra:上に、上部に、dictum,:言われた、{10}erant:あった、ex:~から、~により、filiis:息子達、子孫達、Israelis,:イスラエル、{11} sed:しかし、exactores:管理者達、監督者達、ab:~から、~により、Aegyptiis.:エジプト、
[3] Moderatores:指揮者達、調整者達、dicebantur:言われた、apud:~のもとに、~において、populum:人々、民、Israeliticum:イスラエルの、et:~と、および、Judaicum,:ユダヤ、qui:その者達、{12} dicerent:言った、quid:何か?、どんな?、agerent,:行動した、行なった、et:また、そして、qui:その者達、{13}praeciperent;:命じた、quapropter:そのために、それ故に、cum:~と一緒に、~と、judicibus:裁判官達、士師達、審判者達、et:~と、および、senioribus:長老達、etiam:~もまた、更に、sedebant:座った、乗った、in:~の中、~において、portis,:門、戸、出入口、et:また、そして、loquebantur:話した、ad:~に、~へ、populum:人々、民、quae:それらは、そのことらは、{14}judicabantur,:決定された、判決された、tum:その上、更に、quoque:~もまた、同じく、同様に、quae:それらは、そのことらは、a:~から、~により、duce:指導者、案内者、mandabantur,:命じられた、ut:~のように、例えば、constare:知られること、potest:出来る、可能である、a:~から、~により、sequentibus:後に続く、次の、his:これらから、下記の、locis::くだり、箇所、apud:~のもとに、~において、Moschen,:モーセ、
Judices:裁判官達、士師達、審判者達、et:~と、および、moderatores:指揮者達、調整者達、dabis:置く、立てる、指定する、(二人称単数未来)in:~の中、~において、omnibus:凡ての、全体の、portis:門、戸、出入口、tuis:それら自身、juxta:接して、もとづいて、~に従って、tribus:部族、tuas,:あなたの、qui:その者達、judicabunt:審判する、判断する、裁く、(三人称複数未来)populum:人々、民、judicio:審判、裁判、justitiae,:公正、正義、[Deut.]:申命記、xvi 18: 
apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Quando:時に、~の時、{15} exibunt:出る、出て行く、(exeo三人称複数未来)ad:~に、~へ、bellum,:戦争、戦闘、闘争、loquetur:話す、(三人称単数未来dep)sacerdos:祭司、祭司職、ad:~に、~へ、populum,:人々、民、et:また、そして、admonebit:警告する、注意を促す、(三人称単数未来)ne:~しないように、否、timerent;:恐れた、懸念した、postea:その後、次に、続いて、moderatores:指揮者達、調整者達、dicent:言う、(三人称複数未来)quod:こと、それ、そのこと、qui:その者、aedificavit:建てた、domum:家、家屋、reverteretur,:戻る、立ち返る、(dep)et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、{16}timidi,:臆病な、びくびくしている、恐れている、[Deut.]:申命記、xx [1, 2,] 5, 8, 9: 
apud:~のもとに、~において、Joschuam,:ヨシュア、
Joschua:ヨシュア、praecepit:命じた、moderatoribu:指揮者達、調整者達、ut:~のために、こと、~するように、dicerent:言った、ad:~に、~へ、populum,:人々、民、ut:~のために、こと、~するように、pararent:用意した、準備した、viaticum,:旅、antequam:~より前に、~より先に、transirent:通り過ぎた、渡った、Jordanem,:ヨルダン、i 10, 11: 
apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
A:~から、~により、fine:終わり、終結、trium:3、dierum:日々、factum est,:為された、行なわれた、cum:その時、その場合、transirent:通り過ぎた、渡った、moderatores:指揮者達、調整者達、per:~を通して、~によって、medium:中間、中央、中心、真ん中、castrorum,:陣営、野営、et:また、そして、praeciperent,:命じた、ut:~のために、こと、~するように、cum:その時、その場合、viderent:見た、認めた、arcam:(契約の)箱、foederis:契約、Jehovae,:エホバ、etiam:~もまた、更に、proficiscerentur,:出発した、旅立った、(dep)iii 2, 3.
Quod:こと、それ、そのこと、`moderatores':指揮者達、調整者達、fuerint:あった、praefecti:管理者、監督、指揮官、populi:人々、民、distincti:区別された、分離された、a:~から、~により、principibus:君主、長、(c)illius,:それの、彼の、videatur:見られる、認められる、Deut.:申命記、i 15; quod:こと、それ、そのこと、a:~から、~により、senioribus,:長老達、Deut.:申命記、xxxi 28; et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、a:~から、~により、judicibus,:裁判官達、士師達、審判者達、Jos.:ヨシュア、viii 33.

7111.「民の監督者達とその調整者達に言うことで」が、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達を意味することは、「監督者達」の意味が服従することへ強いる者達であることから知られよう。そのことについては6852番(に示された)。またそれは攻撃によって行なわれるので「監督者達」によって害する者達もまた意味されるが、しかし最も密接して害する者達が意味される。それらのことにつては下部に述べよう。また「調整者達の意味が最も密接して受け入れる者達であることから知られよう。というのは、調整者達はイスラエルの子孫達から居たからである。しかし後に続く箇所から明らかなように監督者達はエジプト人達から居た。従って調整者達は最も密接して受け入れる者達であり、また監督者達は最も密接して害する者達である。彼らが一体どんな者達であるかは他生において害する者達から、また間違った原理と悪を吹き込む者達から、またそれらを受け入れ、同時に伝達する者達から知られよう。
[2]害する者達と間違った原理と悪を吹き込む者達は地獄から居るが、しかし彼らが遂行することが出来るために自分達から使者達を行かせ、その者達によって彼らは行なう。彼らは害される者達から離れずに現れる。それは多くの者達の思考と意図が調和されるために為される。そうでなければ、散らされる。その使者達は霊的な世界において一定の場所に居ることが自分達に見え、またそこで彼らが現れる場所そのものから彼らがどんな地獄に居るが知られることが出来る。或る者は頭の上の様々な高さに現れ、また様々に傾斜して現れ、或る者は頭に接して右側、或いは左側、更にその後ろに現れ、或る者は頭の下の身体に様々に現れ、頭から足の裏に至るまでの面に現れる。彼らは地獄から吐き出されるようなものと一緒に流入し、またそれらが流入する時、霊、或いは人間はそれらは自分自身の中にあること、即ち自分自身がそれらを考え、また意図することを除いて異なって感じず、またそれ故、異なって知らない。その使者達は派遣霊と言われる。それらのことについては前の4403, 5856, 5983-5989番に示された観察から認められよう。その者達は最も密接して害するので、監督者達によって意味されるが、しかし彼らのために受け入れ、また伝達する者達は調整者達であり、また媒介として働く霊達である。というのは、上に言われたように彼らはイスラエルの子孫達から居たからであるが、しかし監督者達はエジプト人達から居たからである。
[3]イスラエルとユダヤの民の許で彼らが何を行なうかを言い、また命じた者達は調整者達と言われた。それ故に、彼らもまた士師達と長老達と一緒に門に座り、また判決されたこと、更に指導者から命じられたことを民に話した。そのことは例えばモーセの書の下記の箇所から知られよう。
「あなたの部族に従ってその凡ての門において公正な審判で裁く士師達と調整者達をあなたは置かなければならない。」申命記、16.18、同書において、
「彼らが戦いに出なければならない時、祭司は民に話し、また恐れないように警告しなければならない。その後、調整者達は家を建てた者、また臆病な者もまた戻ることを言わなければならない。」申命記、20. 1, 2, 5, 8, 9、ヨシュア記において、
「ヨシュアはヨルダン川を渡る前に旅の用意をするように民に言うことを調整者達に命じた。」1.10, 11、同書において、
「三日の終わりから調整者達は陣営の真ん中を通り過ぎた時、また彼らがエホバの契約の箱を見た時、出発することを命じた。」3.2, 3、
調整者達は民の管理者であり、その君主達からは区別されたことは申命記、31.28、また同じく士師達から区別されたことはヨシュア記、8.33、に認められよう。

5-7106~7110意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7106~7110意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7106.五~九節、「また、ファラオは言った。見よ、今や地に民は多い。そしてあなた達は彼らの重荷に対して彼らをためらうことをさせた。
そして、その日、ファラオは民の監督者達とその調整者達に言うことで命じた。
あなた達は昨日、一昨日の如く煉瓦を作るために民に藁を与えることで与えてはならない。彼らは行って、同時に自分達で藁を集めなければならない。
また、彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課してそこからその数を引き下げてはならない。なぜなら、彼らは弛んでいる(怠けている)からである。それ故に、彼らは叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げようと言っている。
男達の上に苦役を重くし、またそれを行わせよ、そして偽りの言葉に期待させるな。」
「また、ファラオは言った」は教会の真理を害する者達の意志を意味し、「見よ、今や地に民は多い」は霊的な教会からの大勢の者達を意味し、「そしてあなた達は彼らの重荷に対して彼らにためらうことを為した」は、充分に害しなかったことを意味し、「そして、その日、ファラオは命じた」は、その状態の中に居る限り教会の真理を害することの欲望を意味し、「民の監督者達とその調整者達に言うことで」は、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達を意味し、「あなた達は民に藁を与えることで与えてはならない」は、最下部の科学的な(事実に基づく)ものと凡てのものの最も全般的なものを意味し、「煉瓦を作るために」は吹き込まれる虚偽と間違った原理を作るためにを意味し、「昨日、一昨日の如く」は前の状態の中のようにないを意味し、「彼らは行って、同時に自分達で藁を集めなければならない」は、その最下部の科学的な(事実に基づく)ものを自分達自身に取得しなければならないことを意味し、「また、彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課し」は、前にあった虚偽と間違った原理が充分吹き込まれなければならないことを意味し、「そこからその数を引き下げてはならない」は、減少なしにを意味し、「なぜなら、彼らは弛んでいる(怠けている)からである」は、充分に攻撃されていないを意味し、「それ故に、彼らは叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げようと言っている」は、それ故、彼らにそのような礼拝についてそれほど思考があることを意味し、「男達の上に苦役を重くし」は、攻撃が増やされなければならないを意味し、「またそれを行わせよ」は結果(効果)があるようにを意味し、「そして偽りの言葉に期待させるな」はそれを真理に転じないようにを意味する。

7107.「また、ファラオは言った」が教会の真理を害する者達の意志を意味することは、「言うこと」の意味が意志であることから知られよう。そのことについていは後に続く箇所に述べよう。また「ファラオ」の表象が教会の真理を害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683番に示された。従って霊的な教会からの者達を害する者達である。なぜなら、彼らは教会の真理の中に居ることが言われるからである。「言うこと」が欲すること、或いは意志を意味することは、それは後に続くものを含むからである。なぜなら、誰かが何かを欲する時、それを知らせるからである。「言う」は後に続くものを含むので、それ故、様々なものを含む。丁度、命令、7036番を参照、勧告、5012, 7033, 7090番を参照、伝達、3060, 4131, 6228番を参照、思考、7094番を参照、特に、認識、1791, 1815, 1819, 1822, 1898, 1919, 2080, 2862, 3509, 5687番を参照、を含むように含む。

7108.「見よ、今や地に民は多い」が霊的な教会からの大勢の者達を意味することは、「地の民」の意味が霊的な教会からの者達であることから知られよう。そのことについては2928番に示された。というのは、「民」は信仰の真理の中に居る者達を意味するからである。1259, 1260, 3581番を参照、また「地」は教会を意味するからである。そのことについては662, 1066, 1067, 1262, 1733, 1850, 2117, 2118番の終わり、3355, 4447, 4535, 5577番に示された。

7109.「そしてあなた達は彼らの重荷に対して彼らにためらうことを為した」が、充分に害しなかったことを意味することは、「重荷」の意味が間違った原理による攻撃であることから、またそれ故、戦いであることから知られよう。そのことについては6757, 7104, 7105番に示された。それ故、「重荷に対しためらうことを為すこと」は充分に害しなかったことである。

7110.「そして、その日、ファラオは命じた」が、その状態の中に居る限り教会の真理を害することの欲望を意味することは、「命じること」の意味が命令であることから、また悪い者達の命令は悪を行なうことの欲望が内在するので、というのは、彼らからの命令はそこから来るからである。それ故に「彼が命じた」によって欲望もまた意味される。また「ファラオ」の表象が教会の真理を害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683番に示された。また「日」の意味が状態であることから知られよう。そのことについては23, 487, 488, 493, 893, 2788, 3462, 3785, 4850番に示された。

5-7106~7110原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7106~7110原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7106. Vers. 5-9. Et dixit Pharao, Ecce multi nunc populus terrae, et cessare fecistis illos ab oneribus illorum. Et praecepit Pharao die illo exactoribus in populo et moderatoribus ejus, dicendo, Non addetis dare paleam populo ad laterificandum lateres, sicut heri nudius tertius, illi ibunt et colligant sibi paleam. Et demensum laterum quod illi facientes heri nudius tertius, ponetis super illos, non detrahetis ab illo, quia remissi illi, propterea illi clamant, dicendo, Eamus, sacrificemus Deo nostro. Aggravetur servitium super viros, et faciant illud, et ne respiciant ad verba mendacii. `Et dixit Pharao' significat voluntatem illorum qui infestant vera Ecclesiae: `Ecce multi nunc populus terrae' significat multitudinem illorum qui ab Ecclesia spirituali: `et cessare fecistis illos ab oneribus illorum' significat quod non satis infestaverint: `et praecepit Pharao die illo' significat cupiditatem infestandi vera Ecclesiae dum in illo statu: `exactoribus in populo et moderatoribus ejus, dicendo' significat illos qui proxime infestant, et qui proxime recipiunt: `Non addetis dare paleam populo' significat scientifica infima quae omnium communissima: `ad laterificandum lateres' significat ad ficticia et falsa quae injicientur: `sicut heri nudius tertius' significat non ut in statu priore: `illi ibunt et colligant sibi paleam' significat ut scientifica illa infima sibi ipsis comparent: `et demensum laterum quod illi facientes heri nudius tertius, ponetis super illos' significat quod ficticia et falsa copia qua prius, injicienda: `non detrahetis ab illo' significat absque diminutione: `quia remissi illi' significat quia non satis oppugnati: `propterea illi clamant, dicendo, Eamus, sacrificemus Deo nostro' significat quod inde illis tanta cogitatio de tali cultu: `aggravetur servitium super viros' significat quod augenda sit impugnatio: `et faciant illud' significat ut sit effectus: `et ne (x)respiciant ad verba mendacii' significat ne se vertant ad vera.

7106. Vers.:節、5-9. Et:また、そして、dixit:言った、Pharao,:パロ、ファラオ、Ecce:見よ、ほら、multi:多数の、多くの、nunc:今や、それで、このような事情の下に、populus:人々、民、terrae,:地、地上、et:また、そして、cessare:ためらうこと、ぐずぐずすること、何もしないこと、fecistis:行なった、為した、(二人称複数完了)illos:それらを、彼らを、ab:~から、~に対して、oneribus:重荷、苦しみ、荷物、負担、illorum.:それらの、彼らの、
Et:また、そして、praecepit:命じた、Pharao:パロ、ファラオ、die illo:その日、exactoribus:管理者達、監督者達、in:~の中、~において、populo:人々、民、et:~と、および、moderatoribus:指揮者達、調整者達、ejus,:それの、彼の、dicendo,:言うことに、言うことで、
Non:否、addetis:与える、加える、(二人称複数未来)dare:与えること、もたらすこと、paleam:切り藁、籾殻、populo:人々、民、ad:~のために、~へ、laterificandum:型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、lateres,:煉瓦、sicut:~の如く、~のように、heri:昨日、nudius tertius,:一昨日に、illi:彼らは、ibunt:行く、来る、進む、(三人称複数未来)et:また、同時に、colligant:集める、集結する、蓄積する、(接続法)sibi:自分達自身に、paleam.:切り藁、籾殻、 
Et:また、そして、demensum:割り当て分、計られたもの、定められた数、laterum:煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、facientes:造っている、為している、heri:昨日、nudius tertius,:一昨日に、ponetis:置く、課す、定める、(二人称複数未来)super:~の上へ、~の上に、illos,:それらを、彼らを、non:否、detrahetis ab:~から、~により、illo,:否、detrahetis:引き下ろす、低くする、下げる、(二人称複数未来)ab:~から、~により、illo,:それから、彼から、quia:なぜなら、ので、remissi:緩んだ、弛んだ、無気力な、illi,:彼らは、propterea:それ故に、その結果として、illi:彼らは、clamant,:叫ぶ、dicendo,:言うことに、言うことで、Eamus,:行く、(eoの接続法一人称複数現在)sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Deo:神、nostro.:私達の、
Aggravetur:重くされる、(接続法)servitium:苦役、務め、任務、従属、服従、super:~の上へ、~の上に、viros,:男達、人々、et:また、そして、faciant:行なう、為す、(接続法)illud,:それを、et:また、そして、ne:~しないように、否、respiciant:振り返る、期待する、あてにする、待つ、(接続法)ad:~に、~へ、verba:言葉、語、mendacii.:虚言、偽り、嘘、偽物、
`Et:また、そして、dixit:言った、Pharao':パロ、ファラオ、significat:意味する、voluntatem:意志、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、vera:諸々の真理、Ecclesiae::教会、` Ecce:見よ、ほら、multi:多数の、多くの、nunc:今や、それで、このような事情の下に、populus:人々、民、terrae':地、地上、significat:意味する、multitudinem:群衆、大勢、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali::霊的な教会、`et:また、そして、cessare:ためらうこと、ぐずぐずすること、何もしないこと、fecistis:行なった、為した、(二人称複数完了)illos:それらを、彼らを、ab:~から、~に対して、oneribus:重荷、苦しみ、荷物、負担、illorum':それらの、彼らの、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、non:否、satis:十分に、全く、確かに、十分な、infestaverint::悩ました、害した、`et:また、そして、praecepit:命じた、Pharao:パロ、ファラオ、die illo':その日、significat:意味する、cupiditatem:貪欲、情欲、欲望、infestandi:悩ますことの、害することの、vera:諸々の真理、Ecclesiae:教会、dum:その時、もし~ならば、~する限り、in:~の中、~において、illo:それから、statu::状態、性質、` exactoribus:管理者達、監督者達、in:~の中、~において、populo:人々、民、et:~と、および、moderatoribus:指揮者達、調整者達、ejus,:それの、彼の、dicendo':言うことに、言うことで、significat:意味する、illos:彼らを、qui:その者達、proxime:すぐ前に、すぐ後に、最も近く、最も密接して、最近、infestant,:悩ます、損なう、害する、et:~と、および、qui:その者達、proxime:最も近く、最も密接して、recipiunt::受け入れる、受容する、受け取る、`Non:否、addetis:与える、加える、(二人称複数未来)dare:与えること、もたらすこと、paleam:切り藁、籾殻、populo':人々、民、significat:意味する、scientifica:科学的な、事実に基づく、infima:最低部、最底、最下部、quae:(et:~と、および、)omnium:凡ての、全体の、communissima::最も一般的な、最も全般的な、最も共通の、` ad:~のために、~へ、laterificandum:型に入れて造ることへ、こねて作ることへ、lateres':煉瓦、significat:意味する、ad:~のために、~へ、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、injicientur::引き起される、吹き込まれる、` sicut:~の如く、~のように、heri:昨日、nudius tertius':一昨日に、significat:意味する、non:否、ut:~のように、~として、in:~の中、~において、statu:状態、性質、priore::より前の、より先の、先在する、`illi:彼らは、ibunt:行く、来る、進む、(三人称複数未来)et:また、同時に、colligant:集める、集結する、蓄積する、(接続法)sibi:自分達自身に、paleam':切り藁、籾殻、significat:意味する、ut:~のために、こと、~するように、scientifica:科学的な、事実に基づく、illa:それは、infima:最低部、最底、最下部、sibi:自分達自身に、ipsis:そのもの、それ自身、comparent::獲得する、取得する、(接続法)`et:また、そして、demensum:割り当て分、定められた数、laterum:煉瓦、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、facientes:造っている、為している、heri:昨日、nudius tertius,:一昨日に、ponetis:置く、課す、定める、(二人称複数未来)super:~の上へ、~の上に、illos':彼らを、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、ficticia:人造の、虚偽の、仮定の、et:~と、および、falsa:諸々の間違った原理(信念)、copia:十分、充分、沢山、多量、豊富、qua:それから、そのことから、prius,:以前に、前に、前以て、injicienda::引き起されるべき、吹き込まれるべき、(未来受動分詞)` non:否、detrahetis:引き下ろす、低くする、下げる、(二人称複数未来)ab:~から、~により、illo':それから、彼から、significat:意味する、absque:~なしに、~を除いて、diminutione::減少、縮小、削減、` quia:なぜなら、ので、remissi:緩んだ、弛んだ、無気力な、illi':彼らは、significat:意味する、quia:なぜなら、ので、non:否、satis:十分に、全く、確かに、oppugnati::非難された、攻撃された、` propterea:それ故に、その結果として、illi:彼らは、clamant,:叫ぶ、dicendo,:言うことに、言うことで、Eamus,:行く、(接続法一人称複数現在)sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Deo:神、nostro':私達の、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、inde:それ故、そこから、illis:それらに、彼らに、tanta:それだけ、それほど、cogitatio:思考、de:~について、tali:このような、次ぎのような、cultu::礼拝、崇拝、`aggravetur:重くされる、(接続法)servitium:苦役、務め、任務、super:~の上へ、~の上に、viros':男達、人々、significat:意味する、quod:こと、それ、そのこと、augenda:増やされるべき、(未来受動分詞)sit:ある、impugnatio::襲撃、攻撃、`et:また、そして、faciant:行なう、為す、illud':それを、significat:意味する、ut:~のように、~として、sit:ある、effectus::結果、効果、実行、`et:また、そして、ne:~しないように、否、(x) respiciant:期待する、あてにする、待つ、(接続法)ad:~に、~へ、verba:言葉、語、mendacii':虚言、偽り、嘘、偽物、significat:意味する、ne:~しないように、否、se:それら自身を、vertant:転ずる、変える、ad:~に、~へ、vera.:諸々の真理、

7106.五~九節、「また、ファラオは言った。見よ、今や地に民は多い。そしてあなた達は彼らの重荷に対して彼らをためらうことをさせた。
そして、その日、ファラオは民の監督者達とその調整者達に言うことで命じた。
あなた達は昨日、一昨日の如く煉瓦を作るために民に藁を与えることで与えてはならない。彼らは行って、同時に自分達で藁を集めなければならない。
また、彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課してそこから(その数を)引き下げてはならない。なぜなら、彼らは弛んでいる(怠けている)からである。それ故に、彼らは叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げよう(と言っている)。
男達の上に苦役を重くし、またそれを行わせよ、そして偽りの言葉に期待させるな。」
「また、ファラオは言った」は教会の真理を害する者達の意志を意味し、「見よ、今や地に民は多い」は霊的な教会からの大勢の者達を意味し、「そしてあなた達は彼らの重荷に対して彼らにためらうことを為した」は、充分に害しなかったことを意味し、「そして、その日、ファラオは命じた」は、その状態の中に居る限り教会の真理を害することの欲望を意味し、「民の監督者達とその調整者達に言うことで」は、最も密接して害する者達と最も密接して受け入れる者達を意味し、「あなた達は民に藁を与えることで与えてはならない」は、凡てのものの最も全般的な最下部の科学的な(事実に基づく)ものを意味し、「煉瓦を作るために」は吹き込まれる虚偽と間違った原理(を作る)ためにを意味し、「昨日、一昨日の如く」は前の状態の中のようにないを意味し、「彼らは行って、同時に自分達で藁を集めなければならない」は、その最下部の科学的な(事実に基づく)ものを自分達自身に取得しなければならないことを意味し、「また、彼らが昨日、一昨日に造った煉瓦の定められた数をあなた達は彼らの上に課し」は、前にあった虚偽と間違った原理が充分吹き込まれなければならないことを意味し、「そこから(その数を)引き下げてはならない」は、減少なしにを意味し、「なぜなら、彼らは弛んでいる(怠けている)からである」は、充分に攻撃されていないを意味し、「それ故に、彼らは叫んで言うことに、私達は行って私達の神に生け贄を捧げよう(と言っている)」は、それ故、彼らにそのような礼拝についてそれほど思考があることを意味し、「男達の上に苦役を重くし」は、攻撃が増やされなければならないを意味し、「またそれを行わせよ」は結果(効果)があるようにを意味し、「そして偽りの言葉に期待させるな」はそれを真理に変えないようにを意味する。

7107. `Et dixit Pharao': quod significet voluntatem illorum qui infestant vera Ecclesiae, constat ex significatione `dicere' quod sit voluntas, de qua sequitur; et ex repraesentatione `Pharaonis' quod sint qui infestant vera Ecclesiae, de qua n. 6651, (x)6679, 6683, ita illos qui ab Ecclesia spirituali sunt, nam illi dicuntur in veris Ecclesiae esse; quod `dicere' significet velle seu voluntatem, est quia involvit illa quae sequuntur, nam cum quis vult aliquid, edicit illud; quia `dicit' involvit illa quae sequantur, {1}inde varia significat, sicut mandatum, {2} n. 7036; exhortationem, n. 5012, 7033, 7090; communicationem, n. 3060, 4131, 6228; cogitationem, n. 7094; {3} proprie perceptionem, n. 1791, 1815, 1819, 1822, 1898, 1919, 2080, 2862, 3509, (x)5687.

7107. `Et:また、そして、dixit:言った、Pharao'::パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、voluntatem:意志、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dicere':言うこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、voluntas,:意志、de:~について、qua:それから、そのことから、sequitur;:後に続く、続いて来る、et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis':パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6651, (x)6679, 6683, ita:このように、従って、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、sunt,:ある、nam:なぜなら、というのも、illi:彼らは、dicuntur:言われる、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、Ecclesiae:教会、esse;:あること、存在すること、quod:こと、それ、そのこと、`dicere':言うこと、significet:意味する、velle:欲すること、seu:即ち、或いは、voluntatem,:意志、est:ある、quia:なぜなら、ので、involvit:包む、含む、illa:それらを、quae:それらは、そのことらは、sequuntur,:後に続く、続く、帰結する、nam:なぜなら、というのも、cum:その時、その場合、quis:誰か、何か、vult:欲する、aliquid,:何か、若干の、edicit:言明する、知らせる、布告する、illud;:それを、quia:なぜなら、ので、`dicit':言う、involvit:包む、含む、illa:それらを、quae:それらは、そのことらは、sequantur,:後に続く、{1} inde:それ故、そこから、varia:様々な、種々の、significat,:意味する、sicut:~の如く、丁度~のように、mandatum,:命令、命じられた、{2} n.:番号、7036; exhortationem,:奨励、勧告、n.:番号、5012, 7033, 7090; communicationem,:伝達、交流、n.:番号、3060, 4131, 6228; cogitationem,:思考、n.:番号、7094; {3} proprie:特に、とりわけ、perceptionem,:理解、認識、n.:番号、1791, 1815, 1819, 1822, 1898, 1919, 2080, 2862, 3509, (x)5687.

7107.「また、ファラオは言った」が教会の真理を害する者達の意志を意味することは、「言うこと」の意味が意志であることから知られよう。そのことについていは後に続く箇所に述べよう。また「ファラオ」の表象が教会の真理を害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683番(に示された)。従って霊的な教会からの者達(を害する者達である)。なぜなら、彼らは教会の真理の中に居ることが言われるからである。「言うこと」が欲すること、或いは意志を意味することは、それは後に続くものを含むからである。なぜなら、誰かが何かを欲する時、それを知らせるからである。「言う」は後に続くものを含むので、それ故、様々なものを含む。丁度、命令、7036番(を参照)、勧告、5012, 7033, 7090番(を参照)、伝達、3060, 4131, 6228番(を参照)、思考、7094番(を参照)、特に、認識、1791, 1815, 1819, 1822, 1898, 1919, 2080, 2862, 3509, 5687番(を参照、を含むように含む)。

7108. `Ecce multi nunc populus terrae': quod significet multitudinem illorum qui ab Ecclesia spirituali, constat ex significatione `populi terrae' quod sint illi qui ab Ecclesia spirituali, de qua n. 2928; `populus' enim significat illos qui in veris fidei, n. 1259, 1260, 3581, {1} et `terra' significat Ecclesiam, de qua n. 662, 1066, 1067, 1262, 1733, 1850, 2117, 2118 fin., 3355, 4447, 4535, {2}5577.

7108. ` Ecce:見よ、ほら、multi:多数の、多くの、nunc:今や、それで、このような事情の下に、populus:人々、民、terrae'::地、地上、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、multitudinem:多数、大勢、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`populi:人々、民、terrae':地、地上、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、illi:彼らは、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2928; `populus':人々、民、enim:なぜならば、~というのは、significat:意味する、illos:彼らを、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、fidei,:信仰、n.:番号、1259, 1260, 3581, {1} et:また、そして、`terra':地、地上、significat:意味する、Ecclesiam,:教会、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、662, 1066, 1067, 1262, 1733, 1850, 2117, 2118 fin.,:終わり、3355, 4447, 4535, {2}5577.

7108.「見よ、今や地に民は多い」が霊的な教会からの大勢の者達を意味することは、「地の民」の意味が霊的な教会からの者達であることから知られよう。そのことについては2928番(に示された)。というのは、「民」は信仰の真理の中に居る者達を意味するからである。1259, 1260, 3581番(を参照)、また「地」は教会を意味するからである。そのことについては662, 1066, 1067, 1262, 1733, 1850, 2117, 2118番の終わり、3355, 4447, 4535, 5577番(に示された)。

7109. `Et cessare fecistis illos ab oneribus suis': quod significet quod non satis infestaverint, constat ex significatione `onerum' quod sint infestationes a falsis, et inde pugnae, de qua n. 6757, 7104, 7105; inde `cessare facere ab oneribus' est quod non satis infestaverint.

7109. `Et:また、そして、cessare:ためらうこと、ぐずぐずすること、何もしないこと、fecistis:行なった、為した、(二人称複数完了)illos:それらを、彼らを、ab:~から、~に対し、oneribus:重荷、苦しみ、荷物、負担、suis'::それら自身、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、non:否、satis:十分に、全く、確かに、infestaverint,:悩ました、そこなった、害した、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`onerum':重荷、苦しみ、荷物、負担、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、et:また、そして、inde:それ故、そこから、pugnae,:戦い、戦闘、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6757, 7104, 7105; inde:それ故、そこから、` cessare:ためらうこと、ぐずぐずすること、何もしないこと、facere:行なうこと、為すこと、ab:~から、~に対し、oneribus':重荷、苦しみ、荷物、負担、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、non:否、satis:十分に、全く、確かに、十分な、infestaverint.:悩ました、そこなった、害した、

7109.「そしてあなた達は彼らの重荷に対して彼らにためらうことを為した」が、充分に害しなかったことを意味することは、「重荷」の意味が間違った原理による攻撃であることから、またそれ故、戦いであることから知られよう。そのことについては6757, 7104, 7105番(に示された)。それ故、「重荷に対しためらうことを為すこと」は充分に害しなかったことである。

7110. `Et praecepit Pharao die illo': quod significet cupiditatem infestandi vera Ecclesiae dum in illo statu, constat a significatione `praecipere' quod sit mandatum, et quia mandato malorum inest cupiditas malum faciendi, inde enim mandatum ab illis venit, idcirco {1}per `praecepit' etiam significatur cupiditas; ex repraesentatione `Pharaonis' quod sint qui infestant vera Ecclesiae, de qua n. 6651, 6679, 6683; et ex significatione `diei' quod sit status, de qua n. 23, 487, 488, 493, 893, (x)2788, 3462, 3785, 4850.

7110. `Et:また、そして、praecepit:命じた、Pharao:パロ、ファラオ、die illo'::その日、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、cupiditatem:貪欲、情欲、欲望、infestandi:害することの、vera:諸々の真理、Ecclesiae:教会、dum:その時、もし~ならば、~の限り、in:~の中、~において、illo:それから、statu,:状態、性質、constat:知られる、明らかである、a:~から、~により、significatione:意味、`praecipere':命じること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、mandatum,:命令、命じられた、et:また、そして、quia:なぜなら、ので、mandato:命令、命じられた、malorum:諸々の悪、inest:内在する、宿る、cupiditas:欲望、malum:悪、faciendi,:行うことの、為すことの、inde:それ故、そこから、enim:なぜならば、~というのは、mandatum:命令、命じられた、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、venit,:来た、行った、idcirco:それ故に、その理由で、{1} per:~を通して、~によって、`praecepit':命じた、etiam:~もまた、更に、significatur:意味される、cupiditas;:欲望、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis':パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、infestant:悩ます、損なう、害する、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6651, 6679, 6683; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`diei':日、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、status,:状態、性質、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、23, 487, 488, 493, 893, (x)2788, 3462, 3785, 4850.

7110.「そして、その日、ファラオは命じた」が、その状態の中に居る限り教会の真理を害することの欲望を意味することは、「命じること」の意味が命令であることから、また悪い者達の命令は悪を行なうことの欲望が内在するので、というのは、彼らからの命令はそこから来るからである。それ故に「彼が命じた」によって欲望もまた意味される。また「ファラオ」の表象が教会の真理を害する者達であることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683番(に示された)。また「日」の意味が状態であることから知られよう。そのことについては23, 487, 488, 493, 893, 2788, 3462, 3785, 4850番(に示された)。

5-7102-2~7105意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7102-2~7105意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

[6]エゼキエル書において、
「あなたの凡ての忌わしいもので私の神殿を穢したと言う理由で、あなたの三分の一は疫病で死に、また飢饉であなたの真ん中に居る者達は滅ぼされるであろう。その後、あなたの周りの三分の一が剣で死ぬであろう。最後に、三分の一を凡ての風の中に散らそう。そのように私は彼らの後に剣をさやから抜こう。」5.11, 12、ここで「飢饉」は悪の断罪として、「剣」は間違った原理の断罪として、「凡ての風の中に散らすこと」と「彼らの後ろに剣をさやから抜くこと」は真理を滅ぼすことと間違った原理をかき集めることとして記述されている。
[7]エレミヤ書において、
「彼らが全焼の生け贄とミンハー(穀物の捧げもの)を捧げても、私はそれらを祝福しないであろう。しかし私は剣、飢饉、および疫病で彼らを滅ぼす。」14.12、同書において、
「私はこの町の住民達、また人間と獣を打とう。彼らは強力な疫病で死ぬであろう。その後、私はユダの王ゼデキアムとその奴隷達、また民と疫病から、また剣からこの町に残っている者達をネブカドネザル(バビロニアの王)の手に与えるであろう。この町に留まった者達は剣と飢饉、および疫病で死ぬであろう。しかし出て行った者達とあなた達を包囲しているカルデヤに逃げた者達は生き、また彼に戦利品としてその霊魂が認められるであろう。」21. 6, 7, 9、同書において、
「私は地の上から彼らを滅ぼすまで剣と飢饉、および疫病を彼らに差し向けよう。」24.10、ここでもまた「剣」によって真理の荒廃が意味され、「飢饉」によって善の荒廃が意味され、「疫病」によって断罪が意味されている。更に後に続く箇所の「剣、飢饉、および疫病」によって意味されている。エレミヤ書、27. 8、29.17, 18、32.24, 36、34.17、38.2、42.17, 22、44.13、エゼキエル書、12.16、
[8]それらの三つはその順序で後に続くので、それ故に、それらの三つは預言者ガドによりダビデに差し出された。即ち、
「七年の飢饉が来ることか、敵の前で三月逃げるか、および地上における三日間の疫病か、」サムエルⅡ、24.13、ここで「敵の前で逃げること」は剣として記述されている。アモス書において、
「私はエジプトの道の途中であなた達に疫病を差し向け、あなた達の馬の捕囚と一緒にあなた達の若者達を剣で殺した。」4.10、ここの「エジプトの道の途中の疫病」は「エジプトの道」である間違った原理を通した善の荒廃として、「馬の捕囚と一緒に若者達を剣で殺した」は真理の荒廃として記述されている。「若者達」によって真理が意味され、また「馬」によって知的なものが意味される。2761, 2762, 3217, 5321, 6534番を参照、
[9]エゼキエル書において、
「疫病と流血があなたの間を通り過ぎるであろう。」5.17、同書において、
「私はシドンに疫病を差し向け、またその街路に流血を差し向けよう。」28.23、ここの「疫病」は不純化された善として、また「流血」は曲解された真理として記述されている。「流血(血)」が曲解された真理であることは4735, 6978番に認められよう。
[10]ダビデの書において、
「あなたは夜の不安に対して恐れず、昼間に飛ぶ矢に対して恐れず、暗黒の中を除々に広がる疫病に対して恐れず、昼に荒らす死に対して恐れないであろう。」91.5,6、ここで「夜の不安」は隠されたものの中の間違った原理として、「昼間に飛ぶ矢」は明白なものの中の間違った原理として、「暗黒の中を除々に広がる疫病」は隠されたものの中の悪として、「昼に荒らす死」は明白なものの中の悪として記述されている。「疫病」が悪と悪の断罪であることは「死」が言われていることから明らかである。それはここで「死」については「昼に荒らす」こと、また「疫病」については「暗黒の中を除々に広がる」ことよってのみ「疫病」から区別されている。同書において、
「彼はその怒りの道に向け、彼らの霊魂を死から遠ざけなかった。」詩篇、78.50、ここではエジプトについて記述されている。「疫病」は凡ての悪の種類として、またその断罪として記述されている。

7103.「また、エジプトの王は彼らに言った」が、間違った原理の中に居る者達からの返答を意味することは、ファラオからモーセとアロンとに「言うこと」の意味が、上の7094番のように反対の思考であることから知られよう。従って返答された思考である。また「ファラオ」、或いは「エジプトの王」の表象が間違った原理の科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683, 6692番に示された。従って間違った原理の中に居る者達である。

7104.「モーセとアロンよ、なぜ、あなた達は民をその努めから引き離すのか?」が、彼らの神的な律法と教義は彼らを重荷となる仕事から連れ出さないであろうを意味することは、「モーセ」の表象が神的な律法に関する主であることから知られよう。そのことについては6723, 6752番に示された。また「アロン」の表象がそこからの教義に関する主であることから知られよう。そのことについては6998, 7009番に示された。また「引き離すこと」の意味が連れ出すことであることから、また「努め」の意味が重荷になる仕事であることから知られよう。なぜなら、後に続く箇所のように努め、また重荷も労苦であるからである。従って戦いからの重荷となる仕事は内意の中で努めと重荷によって意味される。

7105.「あなた達の重荷へ行け」が彼らは戦いの中で生きるであろうを意味することは、「行くこと」の意味が生きることであることから知られよう。そのことについては3335, 4882, 5493, 5605番に示された。また「重荷」の意味が間違った原理からの攻撃であることから知られよう。そのことについては6757番に示された。従ってそれらに対する戦いである。

5-7102-2~7105原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7102-2~7105原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

[6]apud:~のもとに、~において、Ezechielem,:エゼキエル、
Ideo:それ故、そのために、その理由で、quod:こと、それ、そのこと、sanctuarium:聖所、神殿、Meum:私の、(x) polluisti:汚した、穢した、(二人称単数完了)omnibus:凡ての、全体の、abominationibus:忌まわしいもの、忌まわしいこと、tuis,:あなた達の、tertia:三分の一、tui:あなたの、pars:部、部分、peste:疫病、伝染病、morientur,:死ぬ、消滅する、(三人称複数未来dep)et:また、そして、[fame]:飢え、飢饉、飢餓、consumentur:滅ぼされる、食い尽くされる、in:~の中、~において、medio:中間、中央、中心、真ん中、tui;:あなたの、deinde:その後、それから、tertia:三分の一、gladio:剣、刀、cadent:死ぬ、滅びる、落ちる、(三人称複数未来)circa:~の周りに、周囲に、周りに、te;:あなたを、tertiam:三分の一、tandem:遂に、最後に、とうとう、in:~の中へ、~に、omnem:凡ての、全体の、ventum:息、風、dispergam,:散らす、追い散らす、(接続法一人称単数現在)ita:ita~ut~、以下のように、そのように、ut gladium:剣、刀、evaginem:(剣を)さやから抜く、さやを払う、(接続法一人称単数現在)post:~の後に、~の後ろに、eos,:彼らを、v[11,] 12; `fames':飢え、飢饉、飢餓、pro:~として、~のために、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、mali,:悪、`gladius':剣、刀、pro:~として、~のために、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、falsi;:間違った原理(信念)、`dispergere:散らすこと、追い散らすこと、in:~の中へ、~に、omnem:凡ての、全体の、ventum':息、風、et:~と、および、`gladium:剣、刀、evaginare:(剣を)さやから抜くこと、さやを払うこと、post:~の後に、~の後ろに、illos':彼らを、pro:~として、~のために、dissipare:滅ぼすこと、駆逐すること、vera,:諸々の真理、et:~と、および、{11}falsa:諸々の間違った原理(信念)、arripere::かき集めること、習得すること、
[7]apud:~のもとに、~において、Jeremiam,:エレミヤ、
Si:もし~なら、たとえ~でも、obtulerint:捧げた、holocaustum:全焼の生け贄、aut:即ち、或いは、minham,:穀物の捧げ物、ミンハー、Ego:私は、non:否、approbans:祝福している、良しとしている、ea,:それらを、sed:しかし、gladio,:剣、刀、fame,:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、peste:疫病、伝染病、Ego:私は、consumam:滅ぼしている、殺している、eos,:彼らを、xiv 12: 
apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Percutiam:激しく打つ、激しく叩く、(接続法一人称単数現在)habitatores:住民達、居住者達、urbis:大きな町、都市、hujus,:これの、et:また、同時に、hominem:人間、et:~と、および、bestiam;:動物、獣、peste:疫病、伝染病、magna:偉大な、大きな、強い、morientur;:死ぬ、消滅する、(三人称複数未来dep)postea:その後、次に、続いて、dabo:与える、(一人称単数未来)Zedekiam:ゼデキアム、regem:王、Jehudae,:ユダ、et:また、そして、servos:奴隷達、しもべ達、ejus,:それの、彼の、et:また、そして、populum,:人々、民、et:~と、および、residuos:残っている、残された、in:~の中、~において、urbe:大きな町、都市、hac:これは、a:~から、~により、peste,:疫病、伝染病、et:また、そして、a:~から、~により、gladio,:剣、刀、et:また、そして、a:~から、~により、fame,:飢え、飢饉、飢餓、in:~の中へ、~に、manum:手、Nebuchadnezaris;:ネブカドネザル、(バビロニアの王)qui:その者達、manserit:留まった、持った、in:~の中、~において、urbe:大きな町、都市、hac:これから、morietur:死ぬ、死滅する、(三人称単数未来dep)gladio,:剣、刀、et:~と、および、fame,:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、peste;:疫病、伝染病、qui:その者達、vero:真理、しかし、exiverit,:出た、出て行った、et:また、そして、(x)desciverit:逃亡した、ad:~に、~へ、Chaldaeos:カルデヤ、obsidentes:包囲している、vos,:あなた達、vivet,:生きる、(三人称単数未来)et:また、そして、fiet:為される、認められる、(三人称単数未来)illi:彼に、anima:霊魂、魂、ejus:それの、彼の、in:~の中へ、~として、spolium,:皮、獣皮、戦利品、略奪物、xxi 6, 7, 9: 
apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Mittam:行かせる、差し向ける、(接続法一人称単数現在)in:~の中へ、~に、eos:彼らを、gladium,:剣、刀、famem,:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、pestem,:疫病、伝染病、donec:~まで、~の限りは、~の間は、consumuntur:滅ぼされる、食い尽くされる、a:~から、~により、super:~の上で、~の上に、terra,:地、地上、xxiv 10; ibi:そこに、そこで、quoque:~もまた、同じく、同様に、per:~を通して、~によって、`gladium':剣、刀、significatur:意味される、vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri,:真理、per:~を通して、~によって、`famem':飢え、飢饉、飢餓、vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、boni,:善、per:~を通して、~によって、`pestem':疫病、伝染病、damnatio::断罪、地獄行きの宣告、{12} praeter:加えて、他に、更に、~を除いて、per:~を通して、~によって、`gladium,':剣、刀、`famem,':飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、`pestem':疫病、伝染病、in:~の中、~において、sequentibus:後に続く、次の、locis,:くだり、箇所、Jer.:エレミヤ、(x)xxvii 8, xxix 17, 18, xxxii 24, 36, xxxiv 17, xxxviii 2, xlii 17, 22, xliv 13; (x) Ezech.:エゼキエル、xii 16.
[8] Quia:なぜなら、ので、tria:3、illa:それから、ordine:秩序、順序、suo:それ自身から、sequuntur,:後に続く、続く、帰結する、idcirco:それ故に、その理由で、illa:それらは、tria:3、proposita:提案された、差し出された、fuerunt:あった、Davidi:ダビデ、a:~から、~により、Gade:ガド、Propheta,:預言者達、nempe,:正確には、即ち、
Si:もし~なら、たとえ~でも、~かどうか、venirent:来た、行った、septem:7、anni:年々、famis;:飢え、空腹、飢餓、si:もし~なら、たとえ~でも、~かどうか、tribus:3、mensibus:月、fugeret:逃げ去った、逃げた、coram:~の面前で、目の前で、hostibus;:敵達、{13}et:~と、および、si:もし~なら、たとえ~でも、~かどうか、tres:3、dies:日々、pestis:疫病、伝染病、in:~の中、~において、terra,:地、地上、2 Sam.:サムエル記Ⅱ、xxiv 13; `fugere:逃げること、coram:~の面前で、目の前で、hostibus':敵達、pro:~として、~のために、gladio::剣、刀、apud:~のもとに、~において、Amos,:アモス、
Misi:行かせた、差し向けた、(一人称単数完了)in:~の中へ、~に、vos:あなた達を、pestem:疫病、伝染病、in:~の中、~において、via:途中で、道、Aegypti,:エジプト、occidi:殺した、(一人称単数完了)gladio:剣、刀、juvenes:若者、青年、vestros,:あなた達を、cum:~と一緒に、~と、captivitate:捕虜、捕囚、equorum:馬、騎兵、vestrorum,:あなた達の、iv 10; `pestis:疫病、伝染病、in:~の中、~において、via:途中で、道、Aegypti':エジプト、{14} pro:~として、~のために、vastatione:浄化、破滅、略奪、荒廃、boni:善、per:~を通して、~によって、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、`via:途中で、道、Aegypti';:エジプト、`occidi:殺した、(一人称単数完了)gladio:剣、刀、juvenes:若者、青年、cum:~と一緒に、~と、captivitate:捕虜、捕囚、equorum':馬、騎兵、pro:~として、~のために、vastatione:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri,:真理、per:~を通して、~によって、`juvenes':若者、青年、significantur:意味される、vera,:諸々の真理、et:また、そして、per:~を通して、~によって、`equos':馬、騎兵、intellectualia,:理解の、知性の、知的な、n.:番号、2761, 2762, 3217, 5321, 6534:
[9] apud:~のもとに、~において、Ezechielem,:エゼキエル、
Pestis:疫病、伝染病、et:~と、および、sanguis:血、流血、transibit:通り過ぎる、越える、渡る、過ぎ去る、三人称単数未来)per:~を通して、~の間を、te,:あなたを、v 17: apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Mittam:行かせる、差し向ける、(接続法一人称単数現在)in:~の中へ、~に、eam:それを、pestem:疫病、伝染病、et:また、そして、sanguinem:血、流血、in:~の中、~において、plateis:通り、街路、ejus,:それの、彼の、xxviii 23; ibi:そこに、そこで、pestis:疫病、伝染病、pro:~として、~のために、adulterato:偽造された、不純化された、bono,:善、et:また、そして、`sanguis':血、血液、pro:~として、~のために、falsificato:曲解された、虚偽化された、vero;:真理、quod:こと、それ、そのこと、
[10] `sanguis':血、血液、sit:ある、falsificatum:曲解された、虚偽化された、verum,:真理、videatur:見られる、認められる、n.:番号、4735, (x)6978: apud:~のもとに、~において、Davidem,:ダビデ、
Non:否、timebis:恐れる、(二人称単数未来)tibi:あなたに、a:~から、~に対して、pavore:恐怖、不安、noctis,:夜、a:~から、~に対して、telo:武器、飛び道具(矢・投げ槍・石など)、volat:飛ぶ、interdiu,:日中に、昼間に、a:~から、~に対して、peste:疫病、伝染病、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、caligine:暗黒、無知、serpit,:這う、徐々に[知らぬ間に]広がる、a:~から、~に対して、morte:死、死ぬこと、(morsの単数奪格)vastat:浄化する、荒らす、in:~の中、~において、meridie,:正午、南、昼、Ps.:詩篇、xci 5, 6; `pavor:恐怖、不安、noctis':夜、pro:~として、~のために、falso:間違った原理(信念)、quod:こと、それ、そのこと、in:~の中、~において、occulto:隠された、見えない、est;:ある、`telum:武器、飛び道具(矢・投げ槍・石など)、volat:飛ぶ、interdiu':日中に、昼間に、pro:~として、~のために、falso:間違った原理(信念)、quod:こと、それ、そのこと、in:~の中、~において、aperto;:開かれた、あからさまな、明白な、`pestis:疫病、伝染病、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、caligine:暗黒、無知、serpit':這う、徐々に[知らぬ間に]広がる、pro:~として、~のために、malo:悪、quod:こと、それ、そのこと、in:~の中、~において、occulto;:隠された、見えない、`mors:死、vastat:浄化する、荒らす、in:~の中、~において、meridie':正午、南、昼、pro:~として、~のために、malo:悪、quod:こと、それ、そのこと、in:~の中、~において、aperto;:開かれた、あからさまな、明白な、quod:こと、それ、そのこと、pestis:疫病、伝染病、sit:ある、malum:悪、et:~と、および、damnatio:断罪、地獄行きの宣告、mali,:悪、patet:明らかである、ex:~から、~により、eo:それから、quod:こと、それ、そのこと、dicitur:言われる、`mors,':死、quae:それは、そのことは、distinguitur:区別される、分離される、ibi:そこに、そこで、solum:だけ、のみ、a:~から、~により `peste,':疫病、伝染病、per:~を通して、~によって、quod:それを、そのことを、dicatur:言われる、de:~について、` morte:死、死ぬこと、(morsの単数奪格)quod:こと、それ、そのこと、vastet:浄化する、荒らす、in:~の中、~において、meridie':正午、南、昼、et:また、そして、de:~について、`peste:疫病、伝染病、quod:こと、それ、そのこと、in:~の中、~において、caligine:暗黒、無知、serpat'::這う、徐々に[知らぬ間に]広がる、apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Direxit:向けた、導いた、命じた、viam:道、irae:怒り、憤り、suae;:それ自身の、non:否、prohibuit:遠ざけた、そらした、防いだ、a:~から、~により、morte:死、死ぬこと、(morsの単数奪格)animam:霊魂、魂、illorum,:それらの、彼らの、et:また、そして、vitam:生命、illorum:それらの、彼らの、pesti:疫病、伝染病、conclusit,:論証した、推論した、結論した、説明した、完成した、仕上げた、一緒に囲んだ、遮断した、閉じ込めた、押し込めた、含めた、制限した、限定した、終わらせた、監禁した、閉めた、封鎖した、抑えておいた、服従させた、Ps.:詩篇、lxxviii 50; ibi:そこに、そこで、de:~について、Aegyptiis;:エジプト、`pestis':疫病、伝染病、pro:~として、~のために、omni:凡ての、全体の、genere:種類、類型、{15} mali:悪、et ejus:それの、彼の、damnatione.:断罪、地獄行きの宣告、

[6]エゼキエル書において、
「あなたの凡ての忌わしいもので私の神殿を穢したと言う理由で、あなたの三分の一は疫病で死に、また飢饉であなたの真ん中に居る者達は滅ぼされるであろう。その後、あなたの周りの三分の一が剣で死ぬであろう。最後に、三分の一を凡ての風の中に散らそう。そのように私は彼らの後に剣をさやから抜こう。」5.11, 12、ここで「飢饉」は悪の断罪として、「剣」は間違った原理の断罪として、「凡ての風の中に散らすこと」と「彼らの後ろに剣をさやから抜くこと」は真理を滅ぼすことと間違った原理をかき集めることとして(記述されている)。
[7]エレミヤ書において、
「彼らが全焼の生け贄とミンハー(穀物の捧げもの)を捧げても、私はそれらを祝福しないであろう。しかし私は剣、飢饉、および疫病で彼らを滅ぼす。」14.12、同書において、
「私はこの町の住民達、また人間と獣を打とう。彼らは強力な疫病で死ぬであろう。その後、私はユダの王ゼデキアムとその奴隷達、また民と疫病から、また剣からこの町に残っている者達をネブカドネザル(バビロニアの王)の手に与えるであろう。この町に留まった者達は剣と飢饉、および疫病で死ぬであろう。しかし出て行った者達とあなた達を包囲しているカルデヤに逃げた者達は生き、また彼に戦利品としてその霊魂が認められるであろう。」21. 6, 7, 9、同書において、
「私は地の上から彼らを滅ぼすまで剣と飢饉、および疫病を彼らに差し向けよう。」24.10、ここでもまた「剣」によって真理の荒廃が意味され、「飢饉」によって善の荒廃が意味され、「疫病」によって断罪が意味されている。更に後に続く箇所の「剣、飢饉、および疫病」によって意味されている。エレミヤ書、27. 8、29.17, 18、32.24, 36、34.17、38.2、42.17, 22、44.13、Ezech.:エゼキエル書、12.16、
[8]それらの三つはその順序で後に続くので、それ故に、それらの三つは預言者ガドによりダビデに差し出された。即ち、
「七年の飢饉が来ることか、敵の前で三月逃げるか、および地上における三日(間)の疫病か、」サムエルⅡ、24.13、ここで「敵の前で逃げること」は剣として(記述されている)。アモス書において、
「私はエジプトの道の途中であなた達に疫病を差し向け、あなた達の馬の捕囚と一緒にあなた達の若者達を剣で殺した。」4.10、ここの「エジプトの道の途中の疫病」は「エジプトの道」である間違った原理を通した善の荒廃として、「馬の捕囚と一緒に若者達を剣で殺した」は真理の荒廃として(記述されている)。「若者達」によって真理が意味され、また「馬」によって知的なものが意味される。2761, 2762, 3217, 5321, 6534番(を参照)、
[9]エゼキエル書において、
「疫病と流血があなたの間を通り過ぎるであろう。」5.17、同書において、
「私はそれ(シドン)に疫病を差し向け、またその街路に流血(を差し向けよう)。」28.23、ここの「疫病」は不純化された善として、また「流血」は曲解された真理として(記述されている)。「流血(血)」が曲解された真理であることは4735, 6978番に認められよう。
[10]ダビデの書において、
「あなたは夜の不安に対して恐れず、昼間に飛ぶ矢(に対して恐れず)、暗黒の中を除々に広がる疫病(に対して恐れず)、昼に荒らす死に対して(恐れないであろう)。」91.5,6、ここで「夜の不安」は隠されたものの中の間違った原理として、「昼間に飛ぶ矢」は明白なものの中の間違った原理として、「暗黒の中を除々に広がる疫病」は隠されたものの中の悪として、「昼に荒らす死」は明白なものの中の悪として(記述されている)。「疫病」が悪と悪の断罪であることは「死」が言われていることから明らかである。それはここで「死」については「昼に荒らす」こと、また「疫病」については「暗黒の中を除々に広がる」ことよってのみ「疫病」から区別されている。同書において、
「彼はその怒りの道に向け、彼らの霊魂を死から遠ざけなかった。」詩篇、78.50、ここではエジプトについて(記述されている)。「疫病」は凡ての悪の種類として、またその断罪として(記述されている)。

7103. `Et dixit ad illos rex Aegypti': quod significet responsum ab illis qui in falsis, constat ex significatione `dicere' cum a Pharaone ad Moschen et Aharonem, quod sit cogitatio contraria, ut supra n. (x)7094, ita cogitatio quae responsi; et ex repraesentatione `Pharaonis' seu `regis Aegypti' quod sit scientificum falsum, de qua n. 6651, 6679, 6683, 6692, ita illi qui in falsis.

7103. `Et:また、そして、dixit:言った、ad:~に、~へ、illos:それらを、彼らを、rex:王、Aegypti'::エジプト、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、responsum:答え、返答、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dicere':言うこと、cum:~と一緒に、~と、a:~から、~により、Pharaone:パロ、ファラオ、ad:~に、~へ、Moschen:モーセ、et:~と、および、Aharonem,:アロン、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、cogitatio:思考、contraria,:反対の、相反する、ut:~のように、~として、supra:上に、上部に、n.:番号、(x)7094, ita:このように、従って、cogitatio:思考、quae:それらは、そのことらは、responsi;:答えられた、返答された、:答え、返答、et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis':パロ、ファラオ、seu:即ち、或いは、`regis:王、Aegypti':エジプト、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、scientificum:科学的な、事実に基づく、falsum,:間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6651, 6679, 6683, 6692, ita:このように、従って、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis.:諸々の間違った原理(信念)、

7103.「また、エジプトの王は彼らに言った」が、間違った原理の中に居る者達からの返答を意味することは、ファラオからモーセとアロンとに「言うこと」の意味が、上の7094番のように反対の思考であることから知られよう。従って返答された思考である。また「ファラオ」、或いは「エジプトの王」の表象が間違った原理の科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては6651, 6679, 6683, 6692番(に示された)。従って間違った原理の中に居る者達である。

7104. `Quare, Mosche et Aharon, abstrahitis populum ab operibus suis?': quod significet quod illorum Divina Lex et doctrina non eximent illos a gravaminibus, constat ex repraesentatione `Moschis' quod sit Dominus quoad Divinam Legem, de qua n. (x)6723, 6752; ex repraesentatione `Aharonis' quod sit Dominus quoad doctrinam inde, de qua n. 6998, 7009; ex significatione `abstrahere' quod sit eximere; et ex significatione `operum' quod sint gravamina, nam opera erant labores, et quoque onera, ut sequitur, ita gravamina {1}ex pugnis, quae per opera et onera in sensu interno significantur.

7104. `Quare,:それ故に、なぜ、Mosche:モーセ、(呼格)et:~と、および、Aharon,:アロン、(呼格)abstrahitis:引き離す、離反させる、分かつ、遠ざける、(二人称複数現在)populum:人々、民、ab:~から、~により、operibus:働き、行い、行為、努め、suis?'::それ自身、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、illorum:それらの、彼らの、Divina:神的な、Lex:法律、律法、et:~と、および、doctrina:教え、教義、non:否、eximent:取り出す、持ち出す、連れ出す、(三人称複数未来)illos:彼らを、a:~から、~により、gravaminibus,:重荷となる仕事、つらい仕事、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Moschis':モーセ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinam:神的な、Legem,:律法、法律、法令、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、(x)6723, 6752; ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Aharonis':アロン、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、doctrinam:教え、教義、inde,:それ故、そこから、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6998, 7009; ex:~から、~により、significatione:意味、`abstrahere':引き離すこと、離反させること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、eximere;:取り出すこと、持ち出すこと、連れ出すこと、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`operum':働き、行い、行為、努め、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、gravamina,:重荷となる仕事、つらい仕事、nam:なぜなら、というのも、opera:働き、行い、行為、努め、erant:あった、labores,:労働、労苦、仕事、骨折り、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、onera,:重荷、苦しみ、荷物、負担、ut:~のように、~として、sequitur,:後に続く、続いて来る、ita:このように、従って、gravamina:重荷となる仕事、つらい仕事、{1} ex:~から、~により、pugnis,:戦い、戦闘、quae:それらは、そのことらは、per:~を通して、~によって、opera:働き、行い、行為、努め、et:~と、および、onera:重荷、苦しみ、荷物、負担、in:~の中、~において、sensu interno:内意、significantur.:意味される、

7104.「モーセとアロンよ、なぜ、あなた達は民をその努めから引き離すのか?」が、彼らの神的な律法と教義は彼らを重荷となる仕事から連れ出さないであろうを意味することは、「モーセ」の表象が神的な律法に関する主であることから知られよう。そのことについては6723, 6752番(に示された。また)「アロン」の表象がそこからの教義に関する主であることから知られよう。そのことについては6998, 7009番(に示された。また)「引き離すこと」の意味が連れ出すことであることから、また「努め」の意味が重荷になる仕事であることから知られよう。なぜなら、後に続く箇所のように努め、また重荷も労苦であるからである。従って戦いからの重荷となる仕事は内意の中で努めと重荷によって意味される。

7105. `Ite ad onera vestra': quod significet quod vivent in pugnis, constat ex significatione `ire' quod sit vivere, de qua n. 3335, 4882, 5493, (x)5605; et ex significatione `onerum' quod sint infestationes a falsis, de qua n. 6757, ita pugnae contra illa.

7105. `Ite:行け、来い、(eoの複数命令形)ad:~に、~へ、onera:重荷、苦しみ、荷物、負担、vestra'::あなた達の、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、vivent:生きる、in:~の中、~において、pugnis,:戦い、戦闘、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`ire':行くこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、vivere,:生きること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、3335, 4882, 5493, (x)5605; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`onerum':重荷、苦しみ、荷物、負担、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、infestationes:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6757, ita:このように、従って、pugnae:戦い、戦闘、contra:~に対して、~に反対して、illa.:それらを、

7105.「あなた達の重荷へ行け」が彼らは戦いの中で生きるであろうを意味することは、「行くこと」の意味が生きることであることから知られよう。そのことについては3335, 4882, 5493, 5605番(に示された)。また「重荷」の意味が間違った原理からの攻撃であることから知られよう。そのことについては6757番(に示された)。従ってそれらに対する戦いである。

5-7098~7102-1意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7098~7102-1意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7098.「また更にイスラエルを行かせないであろう」が、害することをやめないことを意味することは、上の7092, 7096番に言われたことから知られよう。

7099.「また、彼らは言った。ヘブル人達の神が私達に現れました」が、教会の神御自身が命じられたことを意味することは、「ヘブル人達」の意味が教会からの者達であることから知られよう。そのことについては6675, 6684, 6738番に示された。また「現れること」の意味が命令することであることから知られよう。そのことについては6903番に示された。

7100.「どうか砂漠へ三日の道を行かせ給え」が、例え信仰の不明瞭な中にあっても間違った原理から完全に離れた状態の中に居なければならないことを意味することは、6904番に認められよう。そこで同様な言葉が言われている。

7101.「私達の神エホバに私達は生け贄を捧げましょう」が、主を崇拝するためにを意味することは6905番に認められよう。そこでもまた同様な言葉が言われている。

7102.「そしてことによると私達に疫病と剣が襲わないように」が、悪と間違った原理の断罪を避けるためにを意味することは、「ことによると襲わないように」の意味が断罪に出くわさないようにであることから知られよう。また「疫病」の意味が悪の断罪であることから知られよう。そのことについては後に続く箇所で述べよう。また「剣」の意味が真理の荒廃であることから、更に間違った原理の懲罰であることから知られよう。そのことについては2799番に示された。従って断罪でもまたある。なぜなら、間違った原理の懲罰、荒らされた真理は断罪であるからである。
[2]聖言において四種類の荒廃と懲罰が記述されている。即ち剣、飢饉、悪い野獣、また疫病である。「剣」によって真理の荒廃と間違った原理の懲罰が意味され、「飢饉」によって善の荒廃と悪の懲罰が意味され、「悪い野獣」によって間違った原理からの悪の懲罰が意味され、「疫病」によって間違った原理からではなく悪からの悪の懲罰が意味される。またそれは懲罰も意味されるので断罪もまた意味される。なぜなら、それは悪の中で固執した者達の懲罰であるからである。それらの懲罰の四つの種類については次のようにエゼキエル書において、
「私がエルサレムの上に、そこから人間と獣を滅ぼすために私の悪い四つの審判、剣と飢饉と悪い野獣、および疫病を差し向ける時、」14.21、同書において、
「私はあなた達の上に飢饉と悪い野獣を差し向けよう。そしてあなたを子供の居ない者に為そう。また疫病と流血があなたの間を通り過ぎるであろう。特に剣をあなたの上に引き寄せよう。」5.17、
[3]「疫病」によって悪の懲罰が意味され、またその断罪が意味されることは後に続くエゼキエル書の下記の箇所から明らかである。
「荒野に居る者は剣で死ぬであろう。また野の面の上に居る者を貪り食うために私は彼を野獣に与えるであろう。また堡塁と洞窟の中に居る者達は疫病で死ぬであろう。」33.27、ここで「荒野で剣で死ぬこと」は真理の荒廃とそこからの間違った原理の断罪の中に居ることとして、「野の面の上で貪り食うために野獣に与えられること」は間違った原理からの悪の中に居る者達の断罪として、「堡塁と洞窟の中に居る者達が疫病で死ぬこと」は悪の断罪として、その悪を間違った原理によって堡塁で囲むことが記述されている。
[4]同書において、
「外に剣があり、また内に疫病と飢饉があり、野に居る者は剣で死に、また町に居る者は飢饉と疫病が彼を食い尽くすであろう。」7.15、ここで「剣」は真理の荒廃と間違った原理の断罪として、「飢饉と疫病」は善の荒廃と悪の断罪として記述されている。剣は「外に」と言われ、また飢饉と疫病は「内に」と言われている。なぜなら、真理の荒廃は外側にあるからであり、他方において善の荒廃は内側にあるからである。しかし間違った原理に従って生かされる時、「野に居る者が剣によって死ぬであろう」によって意味される断罪が言われ、また間違った原理によって擁護される悪の中で生かされる時、「町に居る者が飢饉と疫病が彼を食い尽くす」によって意味される断罪が言われる。
[5]レビ記において、
「契約の復讐を復讐する剣を私はあなた達の上にもたらそう。もし、そこであなた達の町にあなた達が集められているなら、私はあなた達の真ん中に疫病を差し向け、あなた達を敵の手に引き渡し、あなた達のパンの杖を折るであろう。」16.25, 26、ここでも同様に、「剣」は真理の荒廃と間違った原理の断罪として、「疫病」は悪の断罪として記述されている。「彼らに折られたパンの杖」によって述べられている「飢饉」によって善の荒廃が意味される。「彼らがそこに集められた町」によって、上と同様に悪を擁護する間違った原理が意味される。「町」が真理であること、従って反対の意味で間違った原理であることは402, 2268, 2712, 2943, 3216, 4492, 4493番に認められよう。

5-7102-1原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7102-1原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7102. `Ne forte incidat in nos peste et gladio': quod significet ad evitandum damnationem mali et falsi, constat ex significatione `ne forte incidat' quod sit ne incurrant, nempe in damnationem {1}; ex significatione `pestis' quod sit damnatio mali, de qua sequitur; et ex significatione `gladii' quod sit vastatio veri, tum punitio falsi, de qua n. 2799, ita quoque damnatio, nam punitio falsi, devastato vero, est damnatio.
2 In Verbo quattuor genera vastationum et punitionum memorantur, nempe gladius, fames, fera mala, ac pestis; et per `gladium' significatur vastatio veri, (c)et punitio falsi; per `famem' vastatio boni et punitio mali; per `feram malam' punitio mali ex falso; {2} per `pestem' punitio mali quod non ex falso sed ex malo; et quia significatur punitio, etiam significatur damnatio, nam haec est punitio illorum qui in malo perseverant: de quattuor his (t)punitionum generibus ita apud Ezechielem,
Quando quattuor judicia mea mala, gladium, et famem, et feram malam, et pestem, misero super Hierosolymam, ad exscindendum ex ea hominem et bestiam, xiv 21:
apud eundem,
Mittam super vos famem, et feram malam, {3}et orbam faciam te, et pestis et sanguis transibit per te, imprimis gladium adducam super te, v 17:
3 quod per `pestem' significetur punitio mali, et ejus damnatio, patet a sequentibus his locis: apud Ezechielem,
Qui in vastitatibus gladio morientur, et qui super faciebus agri, ferae dabo illum ad devorandum illum, et qui in munitionibus et cavernis, peste morientur, xxxiii 27;
`in vastitatibus gladio mori' pro esse in vastatione veri et inde in damnatione falsi; `qui super faciebus agri ferae dari ad devorandum' pro damnatione illorum qui in malo ex falso sunt; `qui in munitionibus et cavernis peste mori' pro damnatione mali quod per falsum {4}se munit: apud eundem, 4
Gladius foris, et pestis atque fames intus; qui in agro gladio morietur, qui vero in urbe, illum fames et pestis comedent, vii 15;
`gladius' pro vastatione veri et damnatione falsi; `fames et pestis' pro vastatione boni et damnatione mali; gladius dicitur `foris' ac fames et pestis `intus' quia vastatio veri est extra {5}, vastatio autem boni intra {6}; at cum vivitur secundum falsum, damnatio significatur per `qui in agro gladio morietur,' {7}et cum vivitur in malo quod {8} defenditur per falsum, damnatio significatur per `qui in urbe illum fames et pestis comedent': in Levitico, 5
Adducam super vos gladium ulciscentem ultionem foederis; ubi si congregemini in urbes vestras, mittam pestem in medium vestri, et tradam vos in manum hostis; dum fracturus sum vobis baculum panis {9}, xxvi 25, 26;
hic similiter `gladius' pro vastatione veri et damnatione falsi; `pestis' pro damnatione mali; vastatio boni quae significatur per `famem' describitur per quod fracturus sit illis baculum panis {10}; per `urbes' in quas congregarentur, pariter ut supra, significantur falsa per quae defendunt mala; quod `urbes' sint vera, ita in opposito sensu falsa, videatur n. 402, 2268, 2712, 2943, 3216, 4492, 4493 apud Ezechielem, 6
Ideo quod sanctuarium Meum (x)polluisti omnibus abominationibus tuis, tertia tui pars peste morientur, et [fame] consumentur in medio tui; deinde tertia gladio cadent circa te; tertiam tandem in omnem ventum dispergam, ita ut gladium evaginem post eos, v[11,] 12;
`fames' pro damnatione mali, `gladius' pro damnatione falsi; `dispergere in omnem ventum' et `gladium evaginare post illos' pro dissipare vera, et {11}falsa arripere: apud Jeremiam, 7
Si obtulerint holocaustum aut minham, Ego non approbans ea, sed gladio, fame, et peste Ego consumam eos, xiv 12:
apud eundem,
Percutiam habitatores urbis hujus, et hominem et bestiam; peste magna morientur; postea dabo Zedekiam regem Jehudae, et servos ejus, et populum, et residuos in urbe hac a peste, et a gladio, et a fame, in manum Nebuchadnezaris; qui manserit in urbe hac morietur gladio, et fame, et peste; qui vero exiverit, et (x)desciverit ad Chaldaeos obsidentes vos, vivet, et fiet illi anima ejus in spolium, xxi 6, 7, 9:
apud eundem,
Mittam in eos gladium, famem, et pestem, donec consumuntur a super terra, xxiv 10;
ibi quoque per `gladium' significatur vastatio veri, per `famem' vastatio boni, per `pestem' damnatio: {12}praeter per `gladium,' `famem,' et `pestem' in sequentibus locis, Jer. (x)xxvii 8, xxix 17, 18, xxxii 24, 36, xxxiv 17, xxxviii 2, xlii 17, 22, xliv 13; (x)Ezech. xii 16.
8 Quia tria illa ordine suo sequuntur, idcirco illa tria proposita fuerunt Davidi a Gade Propheta, nempe,
Si venirent septem anni famis; si tribus mensibus fugeret coram hostibus; {13}et si tres dies pestis in terra, 2 Sam. xxiv 13;
`fugere coram hostibus' pro gladio: apud Amos,
Misi in vos pestem in via Aegypti, occidi gladio juvenes vestros, cum captivitate equorum vestrorum, iv 10;
`pestis in via Aegypti' {14} pro vastatione boni per falsa, quae sunt `via Aegypti'; `occidi gladio juvenes cum captivitate equorum' pro vastatione veri, per `juvenes' significantur vera, et per `equos' intellectualia, 9 n. 2761, 2762, 3217, 5321, 6534: apud Ezechielem,
Pestis et sanguis transibit per te, v 17:
apud eundem,
Mittam in eam pestem et sanguinem in plateis ejus, xxviii 23;
ibi pestis pro adulterato bono, et `sanguis' pro falsificato vero; quod 10 `sanguis' sit falsificatum verum, videatur n. 4735, (x)6978: apud Davidem,
Non timebis tibi a pavore noctis, a telo volat interdiu, a peste quae in caligine serpit, a morte vastat in meridie, Ps. xci 5, 6;
`pavor noctis' pro falso quod in occulto est; `telum volat interdiu' pro falso quod in aperto; `pestis quae in caligine serpit' pro malo quod in occulto; `mors vastat in meridie' pro malo quod in aperto; quod pestis sit malum et damnatio mali, patet ex eo quod dicitur `mors,' quae distinguitur ibi solum a `peste,' per quod dicatur de `morte quod vastet in meridie' et de `peste quod in caligine serpat': apud eundem,
Direxit viam irae suae; non prohibuit a morte animam illorum, et vitam illorum pesti conclusit, Ps. lxxviii 50;
ibi de Aegyptiis; `pestis' pro omni genere {15} mali et ejus damnatione.

7102. `Ne:~しないように、否、forte:ことによると、はからずも、ひょっとして、恐らく、incidat:襲う、降りかかる、起こる、in:~の中へ、~に、nos:私達へ、peste:疫病、伝染病、et:~と、および、gladio'::剣、刀、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ad:~のために、~へ、evitandum:避けることへ、逃げることへ、damnationem:断罪、地獄行きの宣告、mali:悪、et:~と、および、falsi,:諸々の間違った原理(信念)、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`ne:~しないように、否、forte:ことによると、はからずも、ひょっとして、恐らく、incidat':襲う、降りかかる、起こる、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、ne:~しないように、否、incurrant,:遭遇する、出くわす、襲う、nempe:正確には、即ち、in:~の中へ、~に、damnationem {1};:断罪、地獄行きの宣告、ex:~から、~により、significatione:意味、`pestis':疫病、伝染病、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、damnatio:断罪、地獄行きの宣告、mali,:悪、de:~について、qua:それから、そのことから、sequitur;:後に続く、続いて来る、et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`gladii':剣、刀、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri,:真理、tum:その上、更に、punitio:懲罰、刑罰、falsi,:諸々の間違った原理(信念)、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2799, ita:このように、従って、quoque:~もまた、同じく、同様に、damnatio,:断罪、地獄行きの宣告、nam:なぜなら、というのも、punitio:懲罰、刑罰、falsi,:間違った原理(信念)、devastato:荒らされた、vero,:真理、est:ある、damnatio.:断罪、地獄行きの宣告、
[2] In:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、quattuor:4、genera:種類、類型、vastationum:浄化、破滅、略奪、荒廃、et:~と、および、punitionum:懲罰、刑罰、memorantur,:述べられる、記録される、nempe:正確には、即ち、gladius,:剣、刀、fames,:飢え、飢饉、飢餓、fera:野獣、mala,:諸々の悪、ac:また、なお加えて、pestis;:疫病、伝染病、et:また、そして、per:~を通して、~によって、`gladium':剣、刀、significatur:意味される、vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri,:真理、(c)et:また、そして、punitio:懲罰、刑罰、falsi;:間違った原理(信念)、per:~を通して、~によって、`famem':飢え、飢饉、飢餓、vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、boni:善、et:~と、および、punitio:懲罰、刑罰、mali;:悪、per:~を通して、~によって、`feram:野獣、malam':悪、punitio:懲罰、刑罰、mali:悪、ex:~から、~により、falso;:間違った原理(信念)、{2} per:~を通して、~によって、`pestem':疫病、伝染病、punitio:懲罰、刑罰、mali:悪、quod:こと、それ、そのこと、non:否、ex:~から、~により、falso:間違った原理(信念)、sed:しかし、ex:~から、~により、malo;:悪、et:また、そして、quia:なぜなら、ので、significatur:意味される、punitio,:懲罰、刑罰、etiam:~もまた、更に、significatur:意味される、damnatio,:断罪、地獄行きの宣告、nam:なぜなら、というのも、haec:これは、est:ある、punitio:懲罰、刑罰、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、in:~の中、~において、malo:悪、perseverant::固執した、堅持した、de:~について、quattuor:4、his:これらから、(t)punitionum:懲罰、刑罰、generibus:種類、類型、ita:次のように、従って、apud:~のもとに、~において、Ezechielem,:エゼキエル、
Quando:時に、~の時、quattuor:4、judicia:審判、裁判、見解、mea:私の、mala,:諸々の悪、gladium,:剣、刀、et:~と、および、famem,:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、feram:野獣、malam,:悪、et:~と、および、pestem,:疫病、伝染病、misero:行かせる、差し向ける、(一人称単数未来完了)super:~の上へ、~の上に、Hierosolymam,:エルサレム、ad:~のために、~へ、exscindendum:破壊することへ、滅ぼすことへ、ex:~から、~により、ea:それから、hominem:人間、et:~と、および、bestiam,:動物、獣、xiv 21: apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Mittam:行かせる、差し向ける、(接続法一人称単数現在)super:~の上へ、~の上に、vos:あなた達を、famem,:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、feram:野獣、malam,:悪、{3}et:また、そして、orbam:子供のない、~を奪われた、faciam:行なう、為す、(接続法一人称単数現在)te,:あなたを、et:また、そして、pestis:疫病、伝染病、et:~と、および、sanguis:血、流血、transibit:通り過ぎる、追いつく、(三人称単数未来)per:~を通して、~の間を、te,:あなたを、imprimis:特に、ことのほか、gladium:剣、刀、adducam:連れて来る、引き寄せる、(接続法一人称単数現在)super:~の上へ、~の上に、te,:あなたを、v 17: 
[3] quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`pestem':疫病、伝染病、significetur:意味される、punitio:懲罰、刑罰、mali,:悪、et:また、そして、ejus:それの、彼の、damnatio,:断罪、地獄行きの宣告、patet:明らかである、a:~から、~により、sequentibus:後に続く、次の、his:これらから、下記の、locis::くだり、箇所、apud:~のもとに、~において、Ezechielem,:エゼキエル、
Qui:その者達、in:~の中、~において、vastitatibus:浄化、荒廃、破壊、荒野、砂漠、gladio:剣、刀、morientur,:死ぬ、消滅する、(三人称複数未来dep)et:また、そして、qui:その者、super:~の上で、~の上に、faciebus:顔、容貌、面、agri,:野、畑、原、ferae:野獣、dabo:与える、(一人称単数未来)illum:彼を、それを、ad:~のために、~へ、devorandum:貪り食うことへ、illum,:彼を、それを、et:また、そして、qui:その者達、in:~の中、~において、munitionibus:防壁、堡塁、et:~と、および、cavernis,:洞窟、peste:疫病、伝染病、morientur,:死ぬ、消滅する、(三人称複数未来dep)xxxiii 27; `in:~の中、~において、vastitatibus:浄化、荒廃、破壊、荒野、砂漠、gladio:剣、刀、mori':死ぬこと、死滅すること、pro:~として、~のために、esse:あること、存在すること、in:~の中、~において、vastatione:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri:真理、et:~と、および、inde:それ故、そこから、in:~の中、~において、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、falsi;:間違った原理(信念)、` qui:その者達、super:~の上で、~の上に、faciebus:顔、容貌、面、agri:野、畑、原、ferae:野獣、dari:与えられること、ad:~のために、~へ、devorandum':貪り食うことへ、pro:~として、~のために、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、in:~の中、~において、malo:悪、ex:~から、~により、falso:間違った原理(信念)、sunt;:ある、` qui:その者達、in:~の中、~において、munitionibus:防壁、堡塁、et:~と、および、cavernis:洞窟、peste:疫病、伝染病、mori':死ぬこと、死滅すること、pro:~として、~のために、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、mali:悪、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、falsum:間違った原理(信念)、{4}se:自分自身を、それ自身を、munit::防壁を築く、堡塁で囲む、
[4]apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Gladius:剣、刀、foris,:外に、外側に、et:また、そして、pestis:疫病、伝染病、atque:そして、~と、その上、更に、特に、fames:飢え、飢饉、飢餓、intus;:内部に、内面に、内側に、qui:その者、in:~の中、~において、agro:野、原、gladio:剣、刀、morietur,:死ぬ、死滅する、(三人称単数未来dep)qui:その者達、vero:真理、しかし、in:~の中、~において、urbe,:大きな町、都市、illum:それを、彼を、fames:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、pestis:疫病、伝染病、comedent,:食べる、食い尽くす、消尽する、(三人称複数未来)vii 15; `gladius':剣、刀、pro:~として、~のために、vastatione:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri:真理、et:~と、および、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、falsi;:間違った原理(信念)、`fames:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、pestis':疫病、伝染病、pro:~として、~のために、vastatione:浄化、破滅、略奪、荒廃、boni:善、et:~と、および、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、mali;:悪、gladius:剣、刀、dicitur:言われる、`foris':外に、外側に、ac:また、なお加えて、fames:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、pestis:疫病、伝染病、`intus':内部に、内に、内面に、quia:なぜなら、ので、vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri:真理、est:ある、extra:外部で、外で、外的に、{5}, vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、autem:しかし、他方において、boni:善、intra:~の内で、~の間に、{6}; at:しかし、だが聞き給え、cum:その時、その場合、vivitur:生かされる、secundum:~に従って、~に沿って、falsum,:間違った原理(信念)、damnatio:断罪、地獄行きの宣告、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、` qui:その者、in:~の中、~において、agro:野、畑、原、gladio:剣、刀、morietur,':死ぬ、死滅する、(三人称単数未来dep){7}et:また、そして、cum:その時、その場合、vivitur:生かされる、in:~の中、~において、malo:悪、quod:こと、それ、そのこと、{8} defenditur:擁護される、弁護される、per:~を通して、~によって、falsum,:諸々の間違った原理(信念)、damnatio:断罪、地獄行きの宣告、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、` qui:その者達、in:~の中、~において、urbe:大きな町、都市、illum:それを、fames:飢え、飢饉、飢餓、et:~と、および、pestis:疫病、伝染病、comedent'::食べる、食い尽くす、消尽する、(三人称複数未来)
[5]in:~の中、~において、Levitico,:レビ記、
Adducam:連れて来る、もたらす、(接続法一人称単数現在)super:~の上へ、~の上に、vos:あなた達を、gladium:剣、刀、ulciscentem:復讐している、ultionem:復讐、foederis;:契約、ubi:そこで、その場所、si:もし~なら、たとえ~でも、congregemini:集められる、(接続法二人称複数受動)in:~の中へ、~に、urbes:大きな町、都市、vestras,:あなた達の、mittam:行かせる、差し向ける、(接続法一人称単数現在)pestem:疫病、伝染病、in:~の中へ、~に、medium:中間、中央、中心、真ん中、vestri,:あなた達の、et:また、そして、tradam:手渡す、与える、引き渡す、(接続法一人称単数現在)vos:あなた達を、in:~の中へ、~に、manum:手、hostis;:敵、敵対者、dum:その時、もし~ならば、fracturus sum:壊された、破られた、砕かれた、折られた、vobis:あなた達に、baculum:杖、棒、panis {9},:パン、食物、xxvi 25, 26; hic:ここに、この場に、similiter:同様に、似ている、`gladius':剣、刀、pro:~として、~のために、vastatione:浄化、破滅、略奪、荒廃、veri:真理、et:~と、および、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、falsi;:諸々の間違った原理(信念)、`pestis':疫病、伝染病、pro:~として、~のために、damnatione:断罪、地獄行きの宣告、mali;:悪、vastatio:浄化、破滅、略奪、荒廃、boni:善、quae:それらは、そのことらは、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、`famem':飢え、飢饉、飢餓、describitur:記述される、述べられる、per:~を通して、~によって、quod:それを、そのことを、fracturus sit:壊された、破られた、砕かれた、折られた、illis:それらに、彼らに、baculum:杖、棒、panis {10};:パン、食物、per:~を通して、~によって、`urbes':大きな町、都市、in:~の中へ、~に、quas:それらを、congregarentur,:集められた、群にまとめられた、pariter:同じように、同様に、ut:~のように、~として、supra,:上に、上部に、significantur:意味される、falsa:諸々の間違った原理(信念)、per:~を通して、~によって、quae:それらは、そのことらは、defendunt:擁護する、弁護する、mala;:諸々の悪、quod:こと、それ、そのこと、`urbes':大きな町、都市、sint:ある、vera,:諸々の真理、ita:このように、従って、in:~の中、~において、opposito:反対、相反、sensu:意味、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、videatur:見られる、認められる、n.:番号、402, 2268, 2712, 2943, 3216, 4492, 4493 

7102.「そしてことによると私達に疫病と剣が襲わないように」が、悪と間違った原理の断罪を避けるためにを意味することは、「ことによると襲わないように」の意味が断罪に出くわさないようにであることから知られよう。また「疫病」の意味が悪の断罪であることから知られよう。そのことについては後に続く箇所で述べよう。また「剣」の意味が真理の荒廃であることから、更に間違った原理の懲罰であることから知られよう。そのことについては2799番(に示された)。従って断罪でもまたある。なぜなら、間違った原理の懲罰、荒らされた真理は断罪であるからである。
[2]聖言において四種類の荒廃と懲罰が記述されている。即ち剣、飢饉、悪い野獣、また疫病である。「剣」によって真理の荒廃と間違った原理の懲罰が意味され、「飢饉」によって善の荒廃と悪の懲罰が意味され、「悪い野獣」によって間違った原理からの悪の懲罰が意味され、「疫病」によって間違った原理からではなく悪からの悪の懲罰が意味される。またそれは懲罰も意味されるので断罪もまた意味される。なぜなら、それは悪の中で固執した者達の懲罰であるからである。それらの懲罰の四つの種類については次のようにエゼキエル書において、
「私がエルサレムの上に、そこから人間と獣を滅ぼすために私の悪い四つの審判、剣と飢饉と悪い野獣、および疫病を差し向ける時、」14.21、同書において、
「私はあなた達の上に飢饉と悪い野獣を差し向けよう。そしてあなたを子供の居ない者に為そう。また疫病と流血があなたの間を通り過ぎるであろう。特に剣をあなたの上に引き寄せよう。」5.17、
[3]「疫病」によって悪の懲罰が意味され、またその断罪が意味されることは後に続くエゼキエル書の下記の箇所から明らかである。
「荒野に居る者は剣で死ぬであろう。また野の面の上に居る者を貪り食うために私は彼を野獣に与えるであろう。また堡塁と洞窟の中に居る者達は疫病で死ぬであろう。」33.27、ここで「荒野で剣で死ぬこと」は真理の荒廃とそこからの間違った原理の断罪の中に居ることとして、「野の面の上で貪り食うために野獣に与えられること」は間違った原理からの悪の中に居る者達の断罪として、「堡塁と洞窟の中に居る者達が疫病で死ぬこと」は悪の断罪として、それ(その悪)を間違った原理によって堡塁で囲むこと(が記述されている)。
[4]同書において、
「外に剣(があり)、また内に疫病と飢饉(があり)、野に(居る者は)剣で死に、また町に(居る者は)飢饉と疫病が彼を食い尽くすであろう。」7.15、ここで「剣」は真理の荒廃と間違った原理の断罪として、「飢饉と疫病」は善の荒廃と悪の断罪として(記述されている)。剣は「外に」と言われ、また飢饉と疫病は「内に」と言われている。なぜなら、真理の荒廃は外側にあるからであり、他方において善の荒廃は内側にあるからである。しかし間違った原理に従って生かされる時、「野に居る者が剣によって死ぬであろう」によって意味される断罪が言われ、また間違った原理によって擁護される悪の中で生かされる時、「町に居る者が飢饉と疫病が彼を食い尽くす」によって意味される断罪が言われる。
[5]レビ記において、
「契約の復讐を復讐する剣を私はあなた達の上にもたらそう。もし、そこであなた達の町にあなた達が集められているなら、私はあなた達の真ん中に疫病を差し向け、あなた達を敵の手に引き渡し、あなた達のパンの杖を折るであろう。」16.25, 26、ここでも同様に、「剣」は真理の荒廃と間違った原理の断罪として、「疫病」は悪の断罪として(記述されている)。「彼らに折られたパンの杖」によって述べられている「飢饉」によって善の荒廃が意味される。「彼らがそこに集められた町」によって、上と同様に悪を擁護する間違った原理が意味される。「町」が真理であること、従って反対の意味で間違った原理であることは402, 2268, 2712, 2943, 3216, 4492, 4493番(に認められよう)。

5-7098~7101原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7098~7101原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7098. `Et etiam Israelem non dimittam': quod significet quod nec desistent ab infestando, constat ab illis quae supra n. 7092, 7096, dicta sunt.

7098. `Et:また、そして、etiam:~もまた、更に、Israelem:イスラエル、non:否、dimittam'::行かせる、差し向ける、(接続法一人称単数現在)quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、nec:否、desistent:離れる、断念する、やめる、ab:~から、~により、infestando,:悩ますことで、害することで、constat:知られる、明らかである、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、supra:上に、上部に、n.:番号、7092, 7096, dicta sunt.:言われた、

7098.「また更にイスラエルを行かせないであろう」が、害することをやめないことを意味することは、上の7092, 7096番に言われたことから知られよう。

7099. `Et dixerunt, Deus Hebraeorum occurrit nobis': quod significet quod Ipse Deus Ecclesiae mandaverit, constat ex significatione `Hebraeorum' quod sint qui ab Ecclesia, {1} de qua n. 6675, 6684, 6738; et ex significatione `occurrere' quod sit mandare, de qua n. 6903.

7099. `Et:また、そして、dixerunt,:言った、Deus:神、Hebraeorum:ヘブル、ccurrit:現れた、やって来た、襲った、nobis'::私達に、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、Ipse:御自身、Deus:神、Ecclesiae:教会、mandaverit,:命じた、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`Hebraeorum':ヘブル、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia,:教会、{1} de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6675, 6684, 6738; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`occurrere':現れること、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、mandare,:適用すること、委ねること、命令すること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6903.

7099.「また、彼らは言った。ヘブル人達の神が私達に現れました」が、教会の神御自身が命じられたことを意味することは、「ヘブル人達」の意味が教会からの者達であることから知られよう。そのことについては6675, 6684, 6738番(に示された)。また「現れること」の意味が命令することであることから知られよう。そのことについては6903番(に示された)。

7100. `Eamus quaeso viam trium dierum in deserto': quod significet quod erunt in statu prorsus remoto a falso, tametsi in obscuro fidei, videatur n. 6904, ubi similia verba.

7100. `Eamus:行く、(接続法一人称複数現在)quaeso:願う、懇願する、どうぞ、頼む、求める、(一人称単数現在)viam:道、trium:3、dierum:日々、in:~の中へ、~に、deserto'::砂漠、荒野、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、erunt:ある、(三人称複数未来)in:~の中、~において、statu:状態、性質、prorsus:全く、完全に、正確に、remoto:取り除ぞかれた、取り去られた、離れた、a:~から、~により、falso,:諸々の間違った原理(信念)、tametsi:例え~でも、それでも、それにも関わらず、in:~の中、~において、obscuro:不明瞭な、不確かな、暗い、fidei,:信仰、videatur:見られる、認められる、n.:番号、6904, ubi:そこで、その場所、similia:同様な、同じ、verba.:言葉、語、

7100.「どうか砂漠へ三日の道を行かせ給え」が、例え信仰の不明瞭な中にあっても間違った原理から完全に離れた状態の中に居なければならないことを意味することは、6904番に認められよう。そこで同様な言葉が言われている。

7101. `Et sacrificemus Jehovae Deo nostro': quod significet ut colant Dominum, videatur n. 6905, ubi quoque similia verba.

7101. `Et:また、そして、sacrificemus:生け贄を捧げる、(接続法一人称複数現在)Jehovae:エホバ、Deo:神、nostro'::私達の、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ut:~のために、こと、~するように、colant:尊重する、尊ぶ、崇拝する、Dominum,:主、videatur:見られる、認められる、n.:番号、6905, ubi:そこで、その場所、quoque:~もまた、同じく、同様に、similia:同様な、同じ、verba.:言葉、語、

7101.「私達の神エホバに私達は生け贄を捧げましょう」が、主を崇拝するためにを意味することは6905番に認められよう。そこでもまた同様な言葉が言われている。

5-7094~7097意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7094~7097意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7094.「そして、ファラオは言った」が反対の思考を意味することは、「言うこと」の意味が考えることであることから知られよう。そのことについては3395番に示された。害する者達からの反対の思考が「ファラオ」によって表象されることは、今から後に続く箇所から明らかである。なぜなら、ファラオは全く思い留まることなく、更に一層、イスラエルの子孫達を苦しめたからである。

7095.「エホバとは誰か、その言葉を私が聞かなければならないのか?」が、主についてその勧告に、即ち反対の思考に彼らは服従しなければならないを意味することは、「言葉」の意味がここでは勧告であることから知られよう。なぜなら、それはモーセとアロンがファラオに言ったものであるからである。そのことについては7090番に示された。また「聞くこと」の意味が服従することであることから知られよう。そのことについては2542, 3869, 5017番に示された。従って「言葉を聞くこと」は勧告に服従すること、或いは耳を傾けることである。ファラオがその勧告に服従することを拒絶した方は主である。なぜなら、エホバによって主を除いて他の方は意味されないからである。そのことは上の7091番に認められよう。

7096.「民(イスラエル)を行かせるために」は彼らが離れることを意味することは、「行かせること」の意味が、上の7092番のように離れること、即ちここの「民」であり、イスラエルの子孫達である霊的な教会からの者達(そのことは6426番に示された。)にとって害されなければならないものから離れることであることか知られよう。

7097.「私はエホバを知らない」が彼らは主を考慮しないことを意味することは、「知らないこと」の意味が考慮しないことであることから知られよう。なぜなら、考慮しない者はそれを知らないことを言うからである。「エホバ」によって主が意味されることは上の7091番に示された。
ファラオがエホバを知らないことを言ったことによって、そのことを次のように有する。エジプトにもまた古代教会があったと言う理由からエジプト人達は古代からエホバを知っていた。そのことは彼ら自身の許のその教会の表象のものと表意するものから明瞭に知られることが出来るように、エジプトの象形文字はそれ以外のものではない。というのは、それらによって霊的なものが意味されるからであり、更に実際にそれらが相応したものであることを知っていたからである。またその神聖な礼拝の中でそのようなものを利用することを始めたので、またそれらを崇拝することを始めたので、また最後に魔術に変えることもまた始めたので、またそのように地獄の中の悪魔の群れに結びつけられることを始めたので、それ故に、自分達の許の古代教会を完全に滅ぼした。そこから聖言の中の「エジプト人達」によって歪められた教会の科学的な(事実に基づく)もの、更に教会の真理に反した間違った原理が意味される。
[2]そのようにエジプトにおいて神的な礼拝が歪められた時、やがてエホバを礼拝することもまたそれ以上許されなくなり、また最後にエホバが古代教会の神であることですら知ることがなくなった。またそれはエホバの御名を彼らが冒涜しないための理由であった。
エホバの御名はその時代にもまた熟知されており、それはアブラハムの子孫達にホレブ山においてモーセによって再び知らされる前であることはシリアからのバラムから明瞭に明らかである。彼はエホバを知っていただけでなく、更にエホバ御自身に祈願し、またエホバ御自身に生け贄を捧げた。民数記、22章-24章を参照、
それらから、今やファラオがなぜ、「エホバとは誰か、民(イスラエル)を行かせるためにその言葉を私が聞かなければならないのか? 私はエホバを知らない」と言ったか知られよう。
[3]だが聞き給え、ファラオによって地獄の中で間違った原理の中に居て、また霊的な教会からの者達を害する者達が表象されるので、それ故に、その者達によってどのようにそのことを有するかが言われなければならない。地獄の中に居る者達、また霊的な教会からの者達を害する者達は信仰のみが救うことを言ったような者達、またそれにもかかわらず信仰の生活(生命)に反して生きたような者達からの極めて多くの者達が居る。また身体の死後、生命(生活)は継続するので、従って彼らが考えた悪、企んだ悪、および行なった悪もまた継続するので、それ故に、自分の生命(生活)の悪を守るために彼らが言った信仰のことを利用するか、それらを完全にはねつけるかする。しかし信仰の真理を彼らが誤用しないようにそれらは彼らのために剥奪される。それらが剥奪された時、その者達に彼らが習得する間違った原理があり、それは信仰の真理に完全に反してある。またその後、間違った原理によって真理の中に居る者達を害する。それは彼らにその時、生命(生活)の楽しいものである。更に彼らの多くの者達は自分に力を得るために魔術を習得し、それをこの世において考案した様々な策略によって隣人を欺く者達、また(その)凡ての成果から、その後、(それらを)自分の思慮に帰した者達は行なう。
[4]そのように為された者達は全世界の創造主の父なる神を承認するが、しかし主を承認しない。彼らは主についてここのファラオの如く「エホバとは誰か、私はエホバを知らない」と言う。実に全天界のスフェア(霊気)は主の承認と主への愛に満ちた如くあり、そのように全地獄のスフェア(霊気)は主の否定と主御自身に対する憎しみに満ちたものであり、主の御名が呼ばれることを許容しない。その理由は、地獄的な者達は勧告と脅しによっては断念しないからである。というのは、正しい者達を害すること、また彼らを主の承認と主御自身への信仰から排除することはそれほど彼らの生命の楽しいものであるからである。彼らの生命のその楽しいものそのものは断念することの勧告によって増やされる。というのは、そのこから短時間で害する者達によって正しい者達が万事休すになることを信じるからである。
この者達が今、「ファラオ」によって、また「エジプト人達」によって特に意味されている。

5-7097原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7097原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7097. `Non novi Jehovam': quod significet quod Dominum non curent, constat ex significatione `non nosse' quod sit non curare, nam qui non curat, is dicit se non nosse; quod per `Jehovam' intelligatur Dominus, videatur supra n. (x)7091. Cum hoc, quod Pharao dicit se non nosse Jehovam, ita se habet: Aegyptii ab antiquo tempore noverunt Jehovam, ex causa quia etiam in Aegypto {1}fuerat Ecclesia Antiqua, ut manifeste constare potest ex eo quod apud se Ecclesiae illius repraesentativa et significativa habuerint; hieroglyphica Aegyptiaca {2} non aliud sunt; per illa enim significabantur spiritualia, etiam sciverunt quod actualiter corresponderent; et quia incipiebant adhibere talia in cultu suo sacro, et {3} colere illa, et tandem quoque {4}vertere in magica, et sic associari turbae diabolicae in inferno, idcirco apud se Antiquam Ecclesiam prorsus destruxerunt; inde est quod per `Aegyptios' in Verbo significentur scientifica Ecclesiae perversa, tum falsa quae sunt contra vera Ecclesiae.
2 Cum ita in Aegypto cultus Divinus perversus fuit, tunc quoque non amplius licuit eis colere Jehovam, et demum ne quidem scire quod Jehovah fuerit Deus Ecclesiae Antiquae, et hoc ob causam, ne profanarent nomen Jehovae. Quod nomen Jehovae etiam illa tempore notum fuerit, et hoc antequam iterum {5}Abrahami posteris per Moschen in Monte Chorebo indicatum est, evidenter patet ex eo quod Bileamus, qui fuit ex Syria, non modo noverit Jehovam sed etiam adoraverit Ipsum et quoque sacrificaverit Ipsi, Num. xxii-xxiv. Ex his {6}nunc sciri potest quare Pharao dixit, `Quis Jehovah Cujus vocem audiam, ad dimittendum populum? non novi Jehovam.'
3 At quia per Pharaonem repraesentantur illi in infernis qui in falsis sunt, et infestant illos qui ab Ecclesia spirituali, idcirco dicendum quomodo cum his se {7}habet: qui in infernis sunt, ac infestant illos qui ab Ecclesia spirituali, sunt plerique ex talibus qui dixerunt quod sola fides salvet, et tamen vixerunt vitam fidei contrariam; et quia post mortem corporis vita remanet, ita malum quod cogitarunt, {7} machinati sunt, et fecerunt, idcirco ad defendendum vitae suae mala, vel applicant illa quae dixerunt esse fidei, vel illa prorsus rejiciunt; at ne abutantur veris fidei, deprivantur illis; quibus cum deprivati sunt, falsa, quae prorsus contra vera fidei sunt, arripiunt, et {9}dein per falsa infestant illos qui in veris sunt; hoc illis tunc jucundum vitae est; plures etiam illorum, ut sibi potentiam comparent, magica addiscunt; hoc faciunt illi qui per varias artes quas excogitarunt in mundo proximum fefellerunt, ac ex successu omnia dein suae prudentiae attribuerunt.
4 Illi qui tales facti sunt agnoscunt Patrem Creatorem universi, non autem Dominum; de Domino dicunt sicut hic Pharao de Jehovah, `Quis Jehovah? non novi Jehovam'; immo sicut est sphaera universalis caeli plena agnitione et amore Domini, ita est sphaera universalis infernorum plena negatione {10}Domini et odio contra Ipsum; nec sustinent ut nominetur. {11} Infernales illi tales sunt ut per exhortationes et minas non desistant, {12}tantum enim est jucundum vitae (c)eorum {13} infestare probos, et eos ab agnitione Domini et fide in Ipsum amovere; ipsum illud vitae eorum jucundum augetur per exhortationes ut desistant, inde enim credunt quod brevi actum sit cum illis quos infestant. Hi nunc sunt qui per `Pharaonem' et per `Aegyptios' in specie intelliguntur.

7097. `Non:否、novi:知った、(noscoの一人称単数完了)Jehovam'::エホバ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、Dominum:主、non:否、curent,:欲する、気に掛ける、考慮する、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、` non:否、nosse':知ること、知ったこと、(noscoの不定法完了novisseの短縮形)quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、non:否、curare,:欲すること、注意すること、考慮すること、nam:なぜなら、というのも、qui:その者、non:否、curat,:欲する、注意する、考慮する、is:これは、彼は、dicit:言う、se:自分自身を、それ自身を、non:否、nosse;:知ること、知ったこと、(noscoの不定法完了novisseの短縮形)quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`Jehovam':エホバ、intelligatur:意味される、Dominus,:主、videatur:見られる、認められる、supra:上に、上部に、n.:番号、(x)7091. 
Cum:~と一緒に、~によって、hoc,:これから、quod:こと、それ、そのこと、Pharao:パロ、ファラオ、dicit:言った、se:自分自身を、それ自身を、non:否、nosse:知ること、知ったこと、(noscoの不定法完了novisseの短縮形)Jehovam,:エホバ、ita:次のように、従って、se:それ自身を、habet::持つ、有す、Aegyptii:エジプト、ab:~から、~により、antiquo:古代、tempore:時、時間、時期、時代、noverunt:知る、知った、Jehovam,:エホバ、ex causa quia:その理由から、etiam:~もまた、更に、in:~の中、~において、Aegypto:エジプト、{1} fuerat:あった、Ecclesia Antiqua,:古代教会、ut:~のように、~として、manifeste:明瞭に、はっきりと、constare:知られること、potest:出来る、可能である、ex:~から、~により、eo:それから、quod:こと、それ、そのこと、apud:~のもとに、~において、se:自分自身を、彼ら自身を、Ecclesiae:教会、illius:それの、彼の、repraesentativa:表象の、象徴する、et:~と、および、significativa:意味のある、表意する、habuerint;:持った、有した、hieroglyphica:象形文字、Aegyptiaca:エジプトの、{2} non:否、aliud:他のもの、異なった、sunt;:ある、per:~を通して、~によって、illa:それらを、enim:なぜならば、~というのは、significabantur:意味された、spiritualia,:霊的な、etiam:~もまた、更に、sciverunt:知った、quod:こと、それ、そのこと、actualiter:実際に、本当に、corresponderent;:相応した、et:また、そして、quia:なぜなら、ので、incipiebant:始めた、adhibere:利用すること、適用すること、引き入れること、alia:このような、次ぎのような、in:~の中、~においてcultu:礼拝、崇拝、suo:それ自身の、sacro,:聖なる、神聖な、et:また、そして、{3} colere:崇拝すること、尊重すること、illa,:それらを、et:また、そして、tandem:遂に、最後に、とうとう、quoque:~もまた、同じく、同様に、{4} vertere:転じること、変えること、in:~の中へ、~に、magica,:魔術、魔法、et:また、そして、sic:そのように、こうして、associari:仲間となされること、交流されること、結びつけられること、連携されること、turbae:群、集、一味、diabolicae:悪魔的な、悪魔の、in:~の中、~において、inferno,:地獄、idcirco:それ故に、その理由で、apud:~のもとに、~において、se:自分自身を、Antiquam Ecclesiam:古代教会、prorsus:全く、完全に、正確に、destruxerunt;:損なった、滅ぼした、inde:それ故、そこから、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`Aegyptios':エジプト、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、significentur:意味される、scientifica:科学的な、事実に基づく、Ecclesiae:教会、perversa,:歪められた、誤らされた、tum:その上、更に、falsa:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、contra:~に対して、~に反対して、vera:諸々の真理、Ecclesiae.:教会、
[2] Cum:その時、その場合、ita:このように、従って、in:~の中、~において、Aegypto:エジプト、cultus:礼拝、崇拝、Divinus:神的な、perversus:歪められた、誤らされた、fuit,:あった、tunc:その時、やがて、quoque:~もまた、同じく、同様に、non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、licuit:~することが自由であった、許されていた、eis:ある、colere:礼拝すること、尊重すること、Jehovam,:エホバ、et:また、そして、demum:最後に、ついに、最終的に、ne quidem:決して~ない、~ですら~ない、scire:知ること、quod:こと、それ、そのこと、Jehovah:エホバ、fuerit:あった、(未来完了)Deus:神、Ecclesiae Antiquae,:古代教会、et:また、そして、hoc:これは、ob:~に対して、~のために、causam,:原因、理由、ne:~しないように、否、profanarent:冒涜した、穢した、nomen:名前、Jehovae.:エホバ、
Quod:こと、それ、そのこと、nomen:名前、Jehovae:エホバ、etiam:~もまた、更に、illa:それは、tempore:時、時間、時期、時代、notum:よく知られた、熟知された、fuerit,:あった、et:また、そして、hoc:これは、antequam:~より前に、~より先に、iterum:再び、もう一度、{5}Abrahami:アブラハム、posteris:子孫、後代、per:~を通して、~によって、Moschen:モーセ、in:~の中、~において、Monte Chorebo:ホレブ山、indicatum est,:知らされた、明らかにされた、述べられた、evidenter:明らかに、明白に、はっきりと、patet:明らかである、ex:~から、~により、eo:それから、quod:こと、それ、そのこと、Bileamus,:バラム、qui:その者、fuit:あった、ex:~から、~により、Syria,:シリア、non:否、modo:だけ、単に、noverit:知った、Jehovam:エホバ、sed:しかし、etiam:~もまた、更に、adoraverit:呼びかけた、懇願した、祈願した、Ipsum:御自身、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、sacrificaverit:生け贄を捧げた、Ipsi,:御自身、Num.:民数記、xxii-xxiv. 
Ex:~から、~により、his:これらから、{6}nunc:今や、それで、このような事情の下に、sciri:知られること、potest:出来る、可能である、quare:それ故に、なぜ、Pharao:パロ、ファラオ、dixit,:言った、`Quis:誰か、何か、Jehovah:エホバ、Cujus:その方、 vocem:声、言葉、audiam,:聞く、(接続法一人称単数現在)ad:~のために、~へ、dimittendum:行かせることへ、populum? :人々、民、non:否、novi:知った、(noscoの一人称単数完了)Jehovam.':エホバ、
[3] At:しかし、だが聞き給え、quia:なぜなら、ので、per:~を通して、~によって、Pharaonem:パロ、ファラオ、repraesentantur:象徴される、表象される、illi:彼らは、in:~の中、~において、infernis:地獄、qui:その者達は、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、sunt,:ある、et:また、そして、infestant:悩ます、損なう、害する、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、idcirco:それ故に、その理由で、dicendum:言われるべき、(未来受動分詞)quomodo:どのように、どうして、どのようにして、cum:~と一緒に、~によって、his:この者達から、se:それら自身を、{7}habet::持つ、有す、qui:その者達、in:~の中、~において、infernis:地獄、sunt,:ある、ac:また、なお加えて、infestant:悩ます、損なう、害する、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、sunt:ある、plerique:非常に多くの、極めて多くの、ex:~から、~により、talibus:このような、次ぎのような、qui:その者達、dixerunt:言った、quod:こと、それ、そのこと、sola:だけ、のみ、fides:信仰、salvet,:救う、et:また、そして、tamen:しかし、それにもかかわらず、vixerunt:生きた、vitam:生命、生活、fidei:信仰、contrariam;:反対の、相反する、et:また、そして、quia:なぜなら、ので、post mortem:死後、corporis:体、身体、vita:生命、生活、remanet,:残る、継続する、存続する、ita:このように、従って、malum:悪、quod:こと、それ、そのこと、cogitarunt,:考えた、{7} machinati sunt,:たくらんだ、企図した、et:また、そして、fecerunt,:行なった、為した、idcirco:それ故に、その理由で、ad:~のために、~へ、defendendum:守ることへ、vitae:生命、生活、suae:自分自身の、それ自身の、mala,:諸々の悪、vel:vel~vel、~か~か、一つには~一つには~、applicant:適応する、使用する、利用する、illa:それらを、quae:それらは、そのことらは、dixerunt:言った、esse:あること、存在すること、fidei,:信仰、vel illa:それらは、prorsus:全く、完全に、正確に、rejiciunt;:はねつける、投げ捨てる、ゆだねる、押し返す、at:しかし、だが聞き給え、ne:~しないように、否、abutantur:誤用する、悪用する、濫用する、(dep)veris:諸々の真理、fidei,:信仰、deprivantur:奪われる、剥奪される、illis;:それらに、彼らに、quibus:その者達に、cum:その時、その場合、deprivati sunt,:奪われた、剥奪された、falsa,:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、prorsus:全く、完全に、正確に、contra:~に対して、~に反対して、vera:諸々の真理、fidei:信仰、sunt,:ある、arripiunt,:習得する、理解する、et:また、そして、{9} dein:次いで、その後、per:~を通して、~によって、falsa:諸々の間違った原理(信念)、infestant:悩ます、損なう、害する、illos:彼らを、qui:その者達、in:~の中、~において、veris:諸々の真理、sunt;:ある、hoc:これは、illis:それらに、彼らに、tunc:その時、やがて、jucundum:愉快、楽しい、vitae:生命、est;:ある、plures:より多くの、多数の、もっと多くのもの、etiam:~もまた、更に、illorum,:それらの、彼らの、ut:~のために、こと、~するように、sibi:自分自身に、potentiam:力、影響力、comparent,:獲得した、取得した、magica:魔術、魔法、addiscunt;:習得する、更に学ぶ、hoc:これを、faciunt:行なう、為す、illi:彼らは、qui:その者達、per:~を通して、~によって、varias:様々な、種々の、artes:たくらみ、策略、quas:それらを、excogitarunt:考案した、工夫した、考え出した、in:~の中、~において、mundo:(この)世、世界、proximum:隣人、仲間、fefellerunt,:欺く、騙す、迷わせる、ac:また、なお加えて、ex:~から、~により、successu:成果、成功、omnia:凡ての、全体の、dein:次いで、その後、suae:自分自身の、prudentiae:知恵、予見、思慮、attribuerunt.:~のせいにした、~に帰した、
[4] Illi:彼らは、qui:その者達、tales:このような、次ぎのような、facti sunt:為された、行なわれた、agnoscunt:認める、承認する、Patrem:父なる神、Creatorem:創造、創造主、universi,:普遍的な、全世界、宇宙、non:否、autem:しかし、他方において、Dominum;:主、de:~について、Domino:主、dicunt:言う、sicut:~の如く、~のように、hic:ここに、この場に、Pharao:パロ、ファラオ、de:~について、Jehovah,:エホバ、`Quis:誰か、何か、Jehovah? :エホバ、non:否、novi:知った、(noscoの一人称単数完了)Jehovam';:エホバ、immo:実に、むしろ、というよりはむしろ、sicut:~の如く、~のように、est:ある、sphaera:スフェア(霊気)、universalis:全体の、普遍的な、全般的な、caeli:天界、plena:完全な、充分な、~に満ちた、agnitione:受諾、承認、et:~と、および、amore Domini,:主への愛、ita:このように、従って、est:ある、sphaera:スフェア(霊気)、universalis:全体の、普遍的な、全般的な、infernorum:地獄、plena:完全な、全くの、徹底的な、negatione:拒絶、否定、{10}Domini:主、et:~と、および、odio:憎しみ、憎むこと、contra:~に対して、~に反対して、Ipsum;:御自身、nec:否、sustinent:許容する、我慢する、受ける、ut:~のために、こと、~するように、nominetur.:呼ばれる、名付けられる、{11 causa est, quia:その理由は、} Infernales:地獄の、地獄的な、illi:彼らは、tales:talis~ut~、~のような~、sunt:ある、ut per:~を通して、~によって、exhortationes:奨励、勧告、刺激、誘因、et:~と、および、minas:脅し、威嚇、脅迫、non:否、desistant,:離れる、断念する、やめる、{12}tantum:それだけ、それほど、enim:なぜならば、~というのは、est:ある、jucundum:愉快、楽しい、vitae:生命、(c) eorum:それらの、彼らの、{13} infestare:悩ますこと、害すること、probos,:正しい、立派な、et:また、そして、eos:彼らを、ab:~から、~により、agnitione:受諾、承認、Domini:主、et:~と、および、fide:信仰、in:~の中へ、~に、Ipsum:御自身、amovere;:排除すること、追放すこと、追い出すこと、ipsum:そのもの、それ自身、illud:それを、vitae:生命、eorum:それらの、彼らの、jucundum:愉快、楽しい、augetur:増される、大きくされる、per:~を通して、~によって、exhortationes:奨励、勧告、刺激、誘因、ut:~のために、こと、~するように、desistant,:離れる、断念する、やめる、inde:それ故、そこから、enim:なぜならば、~というのは、credunt:信じる、quod:こと、それ、そのこと、brevi:僅かな、短時間、束の間、簡潔な、actum sit:ことは全く終わっている、万事休す、cum:~と一緒に、~によって、illis:それらから、彼らから、quos:その者達、infestant.:悩ます、損なう、害する、
Hi:この者達は、nunc:今、現在、sunt:ある、qui:その者達、per:~を通して、~によって、`Pharaonem':パロ、ファラオ、et:また、そして、per:~を通して、~によって、`Aegyptios':エジプト、in specie:特に、詳細に、intelliguntur.:意味される、

7097.「私はエホバを知らない」が彼らは主を考慮しないことを意味することは、「知らないこと」の意味が考慮しないことであることから知られよう。なぜなら、考慮しない者はそれを知らないことを言うからである。「エホバ」によって主が意味されることは上の7091番(に示された)。
ファラオがエホバを知らないことを言ったことによって、そのことを次のように有する。エジプトにもまた古代教会があったと言う理由からエジプト人達は古代からエホバを知っていた。そのことは彼ら自身の許のその教会の表象のものと表意するものから明瞭に知られることが出来るように、エジプトの象形文字はそれ以外のものではない。というのは、それらによって霊的なものが意味されるからであり、更に実際にそれらが相応したものであることを知っていたからである。またその神聖な礼拝の中でそのようなものを利用することを始めたので、またそれらを崇拝することを始めたので、また最後に魔術に変えることもまた始めたので、またそのように地獄の中の悪魔の群れに結びつけられることを始めたので、それ故に、自分達の許の古代教会を完全に滅ぼした。そこから聖言の中の「エジプト人達」によって歪められた教会の科学的な(事実に基づく)もの、更に教会の真理に反した間違った原理が意味される。
[2]そのようにエジプトにおいて神的な礼拝が歪められた時、やがてエホバを礼拝することもまたそれ以上許されなくなり、また最後にエホバが古代教会の神であることですら知ることがなくなった。またそれはエホバの御名を彼らが冒涜しないための理由であった。
エホバの御名はその時代にもまた熟知されており、それはアブラハムの子孫達にホレブ山においてモーセによって再び知らされる前であることはシリアからのバラムから明瞭に明らかである。彼はエホバを知っていただけでなく、更にエホバ御自身に祈願し、またエホバ御自身に生け贄を捧げた。民数記、22章-24章(を参照)、
それらから、今やファラオがなぜ、「エホバとは誰か、民(イスラエル)を行かせるためにその言葉を私が聞かなければならないのか? 私はエホバを知らない」と言ったか知られよう。
[3]だが聞き給え、ファラオによって地獄の中で間違った原理の中に居て、また霊的な教会からの者達を害する者達が表象されるので、それ故に、その者達によってどのようにそのことを有するかが言われなければならない。地獄の中に居る者達、また霊的な教会からの者達を害する者達は信仰のみが救うことを言ったような者達、またそれにもかかわらず信仰の生活(生命)に反して生きたような者達からの極めて多くの者達が居る。また身体の死後、生命(生活)は継続するので、従って彼らが考えた悪、企んだ悪、および行なった悪(もまた継続するので)、それ故に、自分の生命(生活)の悪を守るために彼らが言った信仰のことを利用するか、それらを完全にはねつけるかする。しかし信仰の真理を彼らが誤用しないようにそれらは彼らのために剥奪される。それらが剥奪された時、その者達に彼らが習得する間違った原理があり、それは信仰の真理に完全に反してある。またその後、間違った原理によって真理の中に居る者達を害する。それは彼らにその時、生命(生活)の楽しいものである。更に彼らの多くの者達は自分に力を得るために魔術を習得し、それをこの世において考案した様々な策略によって隣人を欺く者達、また(その)凡ての成果から、その後、(それらを)自分の思慮に帰した者達は行なう。
[4]そのように為された者達は全世界の創造主の父なる神を承認するが、しかし主を承認しない。彼らは主についてここのファラオの如く「エホバとは誰か、私はエホバを知らない」と言う。実に全天界のスフェア(霊気)は(主の)承認と主への愛に満ちた如くあり、そのように全地獄のスフェア(霊気)は主の否定と主御自身に対する憎しみに満ちたものであり、(主の)御名が呼ばれることを許容しない。その理由は、地獄的な者達は勧告と脅しによっては断念しないからである。というのは、正しい者達を害すること、また彼らを主の承認と主御自身への信仰から排除することはそれほど彼らの生命の楽しいものであるからである。彼らの生命のその楽しいものそのものは断念することの勧告によって増やされる。というのは、そのこから短時間で害する者達によって彼ら(正しい者達)が万事休すになることを信じるからである。
この者達が今、「ファラオ」によって、また「エジプト人達」によって特に意味されている。

5-7094~7096原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7094~7096原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7094. `Et dixit Pharao': quod significet cogitationem contrariam, constat ex significatione `dicere' quod sit cogitare, de qua n. 3395; quod sit cogitatio contraria ab illis qui infestant, qui repraesentantur per `Pharaonem,' patet a nunc sequentibus, nam Pharao prorsus non destitit, sed adhuc magis filios Israelis aggravavit.

7094. `Et:また、そして、dixit:言った、Pharao'::パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、cogitationem:思考、contrariam,:反対の、相反する、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dicere':言うこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、cogitare,:考えること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、3395; quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、cogitatio:思考、contraria:反対の、相反する、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、infestant,:悩ます、損なう、害する、qui:その者達、repraesentantur:象徴される、表象される、per:~を通して、~によって、`Pharaonem,':パロ、ファラオ、patet:明らかである、a:~から、~により、nunc:今から、すぐに、sequentibus,:後に続く、次の、nam:なぜなら、というのも、Pharao:パロ、ファラオ、prorsus:全く、完全に、正確に、non:否、destitit,:やめる、思いとどまる、sed:しかし、adhuc:更に、一層、magis:もっと、更に、むしろ、filios:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、aggravavit.:圧迫した、悩ませた、苦しめた、

7094.「そして、ファラオは言った」が反対の思考を意味することは、「言うこと」の意味が考えることであることから知られよう。そのことについては3395番(に示された)。害する者達からの反対の思考が「ファラオ」によって表象されることは、今から後に続く箇所から明らかである。なぜなら、ファラオは全く思い留まることなく、更に一層、イスラエルの子孫達を苦しめたからである。

7095. `Quis Jehovah Cujus vocem audiam': quod significet de Domino Cujus (x)exhortationi auscultarent, nempe cogitationem contrariam, constat ex significatione `vocis' quod hic sit exhortatio, quia sunt illa quae Moscheh et Aharon ad Pharaonem dixerunt, de qua n. 7090; et ex significatione `audire' quod sit oboedire, de qua n. 2542, 3869, 5017; ita `vocem audire' est exhortationi oboedire seu auscultare; quod Dominus sit Cujus exhortationi nollet auscultare, est quia per Jehovam in Verbo non alius quam Dominus intelligitur, videatur supra n. (x)7091.

7095. `Quis:誰か、何か、Jehovah:エホバ、Cujus:その方、vocem:声、言葉、audiam'::聞く、(接続法一人称単数現在)quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、de:~について、Domino:主、Cujus:その方、(x)exhortationi:奨励、勧告、刺激、誘因、auscultarent,:耳を傾けた、服従した、nempe:正確には、即ち、cogitationem:思考、contrariam,:反対の、相反する、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`vocis':声、言葉、quod:こと、それ、そのこと、hic:ここに、この場に、sit:ある、exhortatio,:奨励、勧告、刺激、誘因、quia:なぜなら、ので、sunt:ある、illa:それらは、quae:それらは、そのことらは、Moscheh:モーセ、et:~と、および、Aharon:アロン、ad:~に、~へ、Pharaonem:パロ、ファラオ、dixerunt,:言った、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、7090; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`audire':聞くこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、oboedire,:耳を傾けること、服従すること、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2542, 3869, 5017; ita:このように、従って、` vocem:声、言葉、audire':聞くこと、est:ある、exhortationi:奨励、勧告、刺激、誘因、oboedire:耳を傾けること、服従すること、seu:即ち、或いは、auscultare;:耳を傾けること、服従すること、quod:こと、それ、そのこと、Dominus:主、sit:ある、Cujus:その方、exhortationi:奨励、勧告、刺激、誘因、nollet:欲しなかった、好まなかった、拒絶した、auscultare,:耳を傾けること、服従すること、est:ある、quia:なぜなら、ので、per:~を通して、~によって、Jehovam:エホバ、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、non:否、alius:他のもの、異なった、quam:~を除いて、~の外は、Dominus:主、intelligitur,:意味される、videatur:見られる、認められる、supra:上に、上部に、n.:番号、(x)7091.

7095.「エホバとは誰か、その言葉を私が聞かなければならないのか?」が、主についてその勧告に、即ち反対の思考に彼らは服従しなければならないを意味することは、「言葉」の意味がここでは勧告であることから知られよう。なぜなら、それはモーセとアロンがファラオに言ったものであるからである。そのことについては7090番(に示された)。また「聞くこと」の意味が服従することであることから知られよう。そのことについては2542, 3869, 5017番(に示された)。従って「言葉を聞くこと」は勧告に服従すること、或いは耳を傾けることである。彼(ファラオ)がその勧告に服従することを拒絶した方は主である。なぜなら、エホバによって主を除いて他の方は意味されないからである。そのことは上の7091番に認められよう。

7096. `Ad dimittendum populum?': quod significet ut desistant, constat a significatione `dimittere' quod sit desistere, ut supra n. 7092, nempe ab infestandis illis qui ab Ecclesia spirituali, qui hic sunt `populus'; quod filii Israelis sint qui ab Ecclesia spirituali, videatur n. 6426.

7096. `Ad:~のために、~へ、dimittendum:行かせることへ、populum?'::人々、民、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ut:~のために、こと、~するように、desistant,:離れる、断念する、やめる、constat:知られる、明らかである、a:~から、~により、significatione:意味、`dimittere':行かせること、送り出すこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、desistere,:離れること、断念すること、やめること、ut:~のように、~として、supra:上に、上部に、n.:番号、7092, nempe:正確には、即ち、ab:~から、~により、infestandis:悩まされるべき、害されるべき、(未来受動分詞)illis:それらに、彼らに、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、qui:その者達、hic:ここに、この場に、sunt:ある、`populus';:人々、民、quod:こと、それ、そのこと、filii:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、sint:ある、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、videatur:見られる、認められる、n.:番号、6426.

7096.「民(イスラエル)を行かせるために」は彼らが離れることを意味することは、「行かせること」の意味が、上の7092番のように離れること、即ちここの「民」であり、イスラエルの子孫達である霊的な教会からの者達(そのことは6426番に示された。)にとって害されなければならないものから離れることであることか知られよう。

5-7092~7093意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7092~7093意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7092.「私の民を行かせよ」が、その害されるべきことから離れることを意味することは、それが教会の真理を害する間違った原理が表象されるファラオに言われている時の意味が、攻撃から離れることであることから知られよう。またここで「私の民」である「イスラエルの子孫達」の表象が霊的な教会からの者達であることから知られよう。そのことについては6426, 6637番に示された。

7093.「また砂漠において私に祭りを行わせよ」が、その中に彼らが居る信仰の不明瞭なものの中で彼らが喜ばしい心から主を崇拝することを意味することは、「祭りを行なうこと」の意味が喜ばしい心からの礼拝であることから知られよう。そのことについては後に続く箇所で述べよう。彼らが祭りを行なった方は主であること、またその方がここで「私に」よって、或いは「エホバ」によって意味されることは直ぐ上の7091番に認められよう。また「砂漠(荒野)」の意味が信仰の不明瞭なものであることから知られよう。そのことについては2708, 7055番に示された。霊的な教会からの者達が相対的に信仰の不明瞭なものの中に居ることは、2708, 2715, 2716, 2718, 2833, 2849, 2935, 2937, 3241, 3246, 3833, 6289, 6500, 6945番に認められよう。
[2]「祭りを行なうこと」によって喜ばしい心からの礼拝が意味されることは、エジプトから三日の道において祭りが行なわれるべきだからである。従って間違った原理からの攻撃がない状態において、即ち自由な状態において行われるべきだからである。というのは、間違った原理から解放される者、またそこからの苦悩から解放される者は喜ばしい心から神に感謝を捧げるからであり、そのように祭りを行なうからである。更に祭りはその民の許に定められたものであったからである。それらは毎年三回あった。更にエジプトにおける奴隷状態からの解放の記念もまた制定された。即ち霊的な意味においてこの世への主の降臨によって間違った原理からの攻撃からの解放の記念として制定された。それ故、モーセの書において明らかであるように、その時、彼らが喜ぶこともまた命じられた。そこで幕屋の祭りについて取り扱われている。
「幕屋の祭りにおいて、最初の日に飾りの地の樹木の果実、椰子の枝、また多くの樹木の枝と急流の柳を取らなければならない。そしてあなたの神エホバの前で七日の日々あなた達は喜ばなければならない。」レビ記、23.40、
[3]ここの「飾りの樹木の果実、椰子の枝、多くの樹木の枝と急流の柳」によって人間の最内部からその外なるものへの善と真理からの楽しさが意味されている。「飾りの樹木の果実」によって愛の善が意味され、「椰子の枝」によって信仰の真理が意味され、「多くの樹木の枝」によって科学的な(事実に基づく)ものの真理が意味され、「急流の柳」によって特に外なるものである感覚的な真理が意味される。それが要求されたことの命令は霊的な世界からの原因なしにあることは出来なかった。その原因は内意からでなければ決して誰にも明らかであることは出来ない。
[4]彼らが諸週の祭りにおいて喜んだこともまたモーセの書において知られよう。
「あなたは諸週の祭りをあなたの神エホバに行なわなければならない。またあなたはあなたの神エホバの前で喜ばなければならない。あなたとあなたの息子とあなたの娘、またあなたの奴隷とあなたの女奴隷、またあなたの門の中のレビ人はあなたの神エホバの前で喜ばなければならない。」申命記、16.10, 11、更にこれらの聖言によってもまた内意において最内部から外部への善と真理からの喜びが意味されている。
[5]祭りの中に喜びがあったこと、またそのように祭りを行なうことは喜ばしい心から礼拝することであたこともまたイザヤ書の許の下記の箇所から明らかである。
「祭りが聖別されなければならない夜の如く、あなた達に歌がなければならない。」30.29、ナホム書において、
「見よ、山々の上で良い知らせを告げ、平和を宣言している者の足を、ユダよ、あなたの祭りを祝え、あなたの誓約を戻せ、なぜなら、もはやあなたを通して邪まな者は通り過ぎることを繰り返さないであろうからであり、凡ての者が滅ぼされるであろうからである。」1.15、ゼカリヤ書において、
「ユダの家の断食は楽しみと喜びになり、また善い祭りになるであろう。真実と平安だけを愛せよ、」8.19、ホセア書において、
「彼女の喜び、彼女の祭り、彼女の新月の祭りの凡てが終わることを私は為そう。」2.11、アモス書において、
「あなた達の祭りを悲嘆に、またあなた達の凡ての歌を嘆きに変えよう。」8. 10、
[6]祭りを行なうことはエジプトにおける奴隷状態から解放されたことの喜ばしい心からの礼拝であること、即ち霊的な意味において間違った原理からの解放されたことの喜ばしい心からの礼拝であることは過ぎ越しの祭りから明白である。それは彼らがエジプトから出て行った日の毎年の日に祝われることが命じられた。またそれはイスラエルの子孫達の奴隷状態からの解放、即ち霊的な教会からの者達の間違った原理からの解放、従って地獄行きの宣告からの解放のためであった。また主は御自身の降臨によって彼らを解放されたので、また御自身が復活された時、彼らを御自身と一緒に天界へ上げられたので、それ故、そのことでもまた過ぎ越しの祝いが為された。そのことがヨハネ伝の許の主の聖言によって意味される。
「今、この世の審判がある。今、この世の君主は外へ追い出されるであろう。しかし私がもし地から上げられるなら、私自身に凡ての者達を導こう。」12.31, 32、

5-7093-2原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7093-2原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7093. `Et:また、そして、festum:祝祭、祭り、agant:行う、働く、(接続法)Mihi:私に、in:~の中、~において、deserto'::砂漠、荒野、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ut:~のために、こと、~するように、ex:~から、~により、laeto:喜ばしい、好ましい、animo:精神、心、colant:尊重する、尊ぶ、崇拝する、Dominum:主、in:~の中、~において、obscuro:不明瞭な、不確かな、暗い、fidei:信仰、in:~の中、~において、quo:それから、そのことから、sunt,:ある、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`festum:祝祭、祭り、agere':行なうこと、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、cultus:礼拝、崇拝、ex:~から、~により、laeto:喜ばしい、好ましい、animo,:精神、心、de:~について、qua:それから、そのことから、sequitur;:後に続く、続いて来る、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、Dominus:主、Cui:その方、festum:祝祭、祭り、agerent,:行なった、et:また、そして、Qui:その方、hic:ここに、この場に、intelligitur:意味される、per:~を通して、~によって、`Mihi':私に、seu:即ち、或いは、per:~を通して、~によって、`Jehovam,':エホバ、videatur:見られる、認められる、mox:直ぐ前に、直ぐ後に、supra:上に、上部に、n.:番号、7091; et:また、そして、ex:~から、~により、significatione:意味、`deserti':砂漠、荒野、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、obscurum:不明瞭な、不確かな、暗い、fidei,:信仰、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、2708, 7055; quod:こと、それ、そのこと、illi:彼ら、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、sunt:ある、in:~の中、~において、obscuro:不明瞭な、不確かな、暗い、fidei:信仰、respective:、~と比較すれば、~と比べて、相対的に、sint,:ある、videatur:見られる、認められる、n.:番号、2708, 2715, 2716, 2717, 2718, 2833, 2849, 2935, 2937, 3241, 3246, 3833, 6289, 6500, 6945.
[2] Quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`festum:祝祭、祭り、agere':行なうこと、significetur:意味される、cultus:礼拝、崇拝、ex:~から、~により、laeto:喜ばしい、好ましい、animo,:精神、心、est:ある、quia:なぜなら、ので、festum:祝祭、祭り、ageretur:行なわれた、ad:~において、~へ、viam:道、trium:3、dierum:日々、ab:~から、~により、Aegypto,:エジプト、ita:このように、従って、in:~の中、~において、statu:状態、性質、non:否、infestationis:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、hoc est,:即ち、in:~の中、~において、statu:状態、性質、libertatis;:自由、自主性、qui:その者、enim:なぜならば、~というのは、liberatur:自由にされる、解放される、a:~から、~により、falsis:諸々の間違った原理(信念)、et:また、そして、ab:~から、~により、angustia:苦悩、困難、苦痛、in:~の中、~において、qua:それから、そのことから、tunc:その時、やがて、est:ある、ex:~から、~により、laeto:喜ばしい、好ましい、animo:精神、心、agit:行なう、Deo:神、gratias,:感謝、恵み、好意、ita:このように、従って、festum;:祝祭、祭り、etiam:~もまた、更に、festa:祝祭、祭り、quae:それらは、そのことらは、instituta:定められた、制定された、fuerunt:あった、apud:~のもとに、~において、populum:人々、民、illum,:それを、quae:それらは、そのことらは、fuerunt:あった、tria:3、quotannis,:毎年、{1} dicuntur:言われる、etiam:~もまた、更に、instituta:定められた、制定された、memoriam:記憶、記念、liberationis:自由にすること、解放、a:~から、~により、servitute:奴隷状態、隷属状態、in:~の中、~において、Aegypto,:エジプト、hoc est,:即ち、in:~の中、~において、sensu spirituali,:霊的な意味、in:~の中へ、~として、memoriam:記憶、記念、liberationis:自由にすること、解放、ab:~から、~により、infestatione:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、per:~を通して、~によって、Adventum:降臨、到来、到着、Domini:主、in:~の中へ、~に、mundum; :(この)世、世界、{2} ideo:それ故、そのために、その理由で、etiam:~もまた、更に、mandatum est:命じられた、ut:~のために、こと、~するように、tunc:その時、やがて、laetarentur;:喜んだ、楽しんだ、(dep)ut:~のように、~として、patet:明らかである、apud:~のもとに、~において、Mosen:モーセ、ubi:そこで、その場所、agitur:述べられる、取り扱われる、de:~について、festo:祝祭、祭り、祝祭日、tabernaculorum,:幕屋、幕営、
In:~の中、~において、festo:祝祭、祭り、祝祭日、tabernaculorum:幕屋、幕営、accipient:取る、迎え入れる、(三人称複数未来)in die primo:最初の日に、fructum:果実、実、arboris:木、樹木、honoris,:生け贄、飾り、spathas:ヤシの房状の実を包む、仏炎苞(ぶつえんほう)ヤシの一種、palmarum,:手の平、枝、et:また、そして、ramum:枝、arboris:木、樹木、densae,:大変多い、濃密な、ぎっしり詰まった、密な、頻繁な、et:また、そして、salices:柳、torrentis,:激しく流れる、急流の、et:また、そして、laetemini:喜ぶ、楽しむ、(接続法二人称複数現在dep)coram:~の面前で、目の前で、Jehovah:エホバ、Deo:神、vestro:あなた達の、septem:7、diebus,:日々、Lev.:レビ、xxiii 40; 
[3] per:~を通して、~によって、` fructum:果実、実、arboris:木、樹木、honoris,:飾り、名誉、spathas:ヤシの房状の実を包む、仏炎苞(ぶつえんほう)ヤシの一種、palmarum,:手の平、枝、ramum:枝、arboris:木、樹木、densae,:大変多い、濃密な、ぎっしり詰まった、密な、頻繁な、et:~と、および、salices:柳、torrentis':激しく流れる、急流の、significatur:意味される、gaudium:喜び、楽しさ、ex:~から、~により、bono:善、et:~と、および、vero:真理、ab:~から、~により、intimo:最内部の、最奥の、hominis:人間、ad:~に、~へ、externum:外部の、外なる、ejus;:それの、彼の、bonum:善、amoris,:愛、quod:こと、それ、そのこと、est:ある、intimum,:最内部の、最奥の、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、` fructum:果実、実、arboris:木、樹木、honoris,':飾り、名誉、bonum:善、fidei:信仰、per:~を通して、~によって、`spathas:ヤシの房状の実を包む、仏炎苞(ぶつえんほう)ヤシの一種、palmarum,':手の平、枝、verum:真理、scientificum:科学的な、事実に基づく、per:~を通して、~によって、` ramum:枝、arboris:木、樹木、densae,':大変多い、濃密な、ぎっしり詰まった、密な、頻繁な、et:また、そして、verum:真理、sensuale,:感覚的な、感覚の、quod:こと、それ、そのこと、{3}est:ある、maxime:特に、とりわけ、externum,:外部の、外なる、per:~を通して、~によって、`salices:柳、torrentis';:激しく流れる、急流の、quod:こと、それ、そのこと、jussum:命令、fuerit:あった、(未来完了)ut:~のために、こと、~するように、illa:それらは、sumerentur,:主張された、言及された、要求された、non:否、potuit:出来た、可能であった、(三人称単数完了)esse:あること、存在すること、absque:~なしに、~を除いて、causa:原因、理由、e:~から、~により、mundo spirituali,:霊的な世界、quae:それらは、そのことらは、causa:原因、理由、nusquam:どこにもない、決して~ない、alicui:誰か、何か、patere:明らかであること、potest:出来る、可能である、nisi:~以外、もし~でなければ、ex:~から、~により、sensu interno.:内意、
[4] Quod:こと、それ、そのこと、{4} laetarentur:喜んだ、楽しんだ、(dep)in:~の中、~において、festo:祝祭、祭り、祝祭日、septimanarum,:週、一週間、七日間、etiam:~もまた、更に、constat:知られる、明らかである、apud:~のもとに、~において、Mosen,:モーセ、
Facies:行なう、為す、(二人称単数未来)festum:祝祭、祭り、septimanarum:週、一週間、七日間、Jehovae:エホバ、Deo:神、tuo,:あなたの、et:また、そして、laeteris:喜ぶ、楽しむ、(接続法二人称単数現在dep)coram:~の面前で、目の前で、Jehovah:エホバ、Deo:神、tuo,:あなたの、tu,:あなたは、et:~と、および、filius:息子、tuus,:あなたの、et:また、そして、filia:娘、tua,:あなたの、et:また、そして、servus:奴隷、しもべ、tuus,:あなたの、et:~と、および、ancilla:女奴隷、女召使、tua,:あなたの、et:また、そして、Levita:レビ人、qui:その者、in:~の中、~において、portis:門、戸、出入口、tuis,:あなたの、Deut.:申命記、(x)xvi 10, 11; etiam:~もまた、更に、per:~を通して、~によって、illa:それらを、verba:言葉、語、in:~の中、~において、sensu interno:内意、significatur:意味される、laetitia:喜び、楽しみ、ex:~から、~により、bono:善、et:~と、および、vero:真理、ab:~から、~により、intimo:最内部の、最奥の、ad:~に、~へ、{3}externum.:外部の、外なる、
[5] Quod:こと、それ、そのこと、in:~の中、~において、festis:祝祭、祭り、esset:あった、laetitia,:喜び、楽しみ、et:また、そして、sic:そのように、こうして、quod:こと、それ、そのこと、festum:祝祭、祭り、agere:行動すること、行うこと、sit:ある、colere:礼拝すること、尊重すること、ex:~から、~により、laeto:喜ばしい、好ましい、animo,:精神、心、etiam:~もまた、更に、ab:~から、~により、his:これらから、下記の、locis:くだり、箇所、patet::明らかである、apud:~のもとに、~において、Esaiam,:イザヤ、
Cantus:歌、erit:ある、(三人称単数未来)vobis,:あなた達に、sicut:~の如く、~のように、noctis:夜、sanctificandi:聖別されるべき、(未来受動分詞)festum,:祝祭、祭り、xxx 29: apud:~のもとに、~において、Nahum,:ナホム、
En:見よ、super:~の上で、~の上に、montibus:山々、pedes:足、evangelizantis,:良い知らせを告げること、proclamantis:告知している、宣言している、布告している、pacem!:平和、平安、平静、静穏、feriare:祝え、(命令形)Jehudah:ユダよ、(呼格)festa:祝祭、祭り、tua,:あなたの、redde:返せ、戻せ、(命令形)vota:誓約、tua:あなたの、quia:なぜなら、ので、non:否、addet:加えて行う、世話をする、付き添わす、繰り返す、(三人称単数未来)amplius:この後、もはや、これ以上、transire:通り過ぎること、過ぎ去ること、通過すること、er:~を通して、~によって、te:あなたを、belial,:ベリアル、邪まな者、サタン、omnis:凡ての、全体の、exscindetur,:切り離される、滅ぼされる、切り倒される、取り除かれる、(三人称単数未来受動)ii 1 [A.V. i 15]: apud:~のもとに、~において、Zachariam,:ゼカリヤ、
Jejunia:飲食の節制期間、断食、erunt:ある、(三人称複数未来)domui:家、家屋、Jehudae:ユダ、in:~の中へ、~に、gaudium,:喜び、楽しさ、et:~の中へ、~に、in:~の中へ、~に、laetitiam,:喜び、楽しみ、et:また、そして、in:~の中へ、~に、festa:祝祭、祭り、bona;:諸々の善、veritatem:真理、真実、modo:だけ、単に、et:また、そして、pacem:平和、平安、平静、静穏、amate,:愛せよ、(命令形複数)viii 19: apud:~のもとに、~において、Hoscheam,:ホセア、
Cessare:終わること、faciam:行なう、為す、(接続法一人称単数現在)omne:凡ての、全体の、gaudium:喜び、楽しさ、ejus,:それの、彼女の、festum:祝祭、祭り、ejus,:それの、彼女の、novilunium:新月の祭り、ejus,:それの、彼女の、ii 11: apud:~のもとに、~において、Amos,:アモス、
Convertam:回心する、変える、(接続法一人称単数現在)festa:祝祭、祭り、vestra:あなた達の、in:~の中へ、~に、luctum,:悲嘆、哀悼、悲しみ、et:また、そして、omnia:凡ての、全体の、cantica:歌、詩、聖歌、vestra:あなた達の、in:~の中へ、~に、lamentum,:嘆き叫ぶこと、悲嘆、嘆き、viii 10. {5}
[6] (m)Quod:こと、それ、そのこと、festum:祝祭、祭り、agere:行動すること、行うこと、sit:ある、cultus:礼拝、崇拝、ex:~から、~により、laeto:喜ばしい、好ましい、animo:精神、心、quod:こと、それ、そのこと、liberati sint:自由にされた、解放された、救い出された、a:~から、~により、servitute:奴隷状態、隷属状態、in:~の中、~において、Aegypto,:エジプト、hoc est,:即ち、in:~の中、~において、sensu spirituali,:霊的な意味、quod:こと、それ、そのこと、liberati sint:自由にされた、解放された、救い出された、ab:~から、~により、infestatione:悩ますこと、攻撃、襲撃、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、manifestum:明白な、明瞭な、est:ある、ex:~から、~により、festo:祝祭、祭り、祝祭日、Paschatis;:過ぎ越しの祝い、過ぎ越しの生け贄、{6}hoc:これは、mandatum est:命じられた、ut:~のために、こと、~するように、celebraretur:祝賀された、称賛された、祝われた、die:日、quotannis:毎年、cum:その時、その場合、exibant:出た、出て行った、ex:~から、~により、Aegypto,:エジプト、{7}et:また、そして、hoc:これは、propter:~のために、~の故に、liberationem:自由にすること、解放、filiorum:息子達、子孫達、Israelis:イスラエル、a:~から、~により、servitute,:奴隷状態、隷属状態、hoc est,:即ち、propter:~のために、~の故に、liberationem:自由にすること、解放、illorum:それらの、彼らの、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、a:~から、~により、{8}falsis,:諸々の間違った原理(信念)、ita:このように、従って、a:~から、~により、damnatione;:断罪、地獄行きの宣告、et:また、そして、quia:なぜなら、ので、Dominus:主、liberavit:自由にした、解放した、illos:彼らを、per:~を通して、~によって、Adventum:降臨、到来、到着、Suum,:御自身、et:また、そして、illos:彼らを、secum:自分自身で、自分自身に、自分自身と一緒に、(=cum se)in:~の中へ、~に、caelum:天界、elevavit,:上げた、cum:その時、その場合、resurrexit,:復活した、甦った、ideo:それ故、そのために、その理由で、hoc:これは、quoque:~もまた、同じく、同様に、Paschate:過ぎ越しの祝い、過ぎ越しの生け贄、factum est;:為された、行なわれた、(n) hoc:これは、quoque:~もまた、同じく、同様に、significatur:意味される、per:~を通して、~によって、Domini:主、verba:言葉、語、apud:~のもとに、~において、Johannem,:ヨハネ、
`Nunc:今、現在、judicium:審判、裁判、est:ある、mundi:(この)世、世界、hujus,:これの、nunc:今、現在、princeps:君主、長、mundi:(この)世、世界、hujus:これの、ejicietur:退けられる、追い出される、(三人称単数未来)foras;:屋外へ、外へ、Ego:私は、vero,:真理、しかし、si:もし~なら、たとえ~でも、exaltatus:高められた、上げられた、e:~から、~により、terra,:地、地上、omnes:凡ての、全体の、traham:引き出す、導く、取り入れる、獲得する、(接続法一人称単数現在)ad:~に、~へ、Me:私へ、Ipsum,:御自身、xii 31, 32.'

7093.「また砂漠において私に祭りを行わせよ」が、その中に彼らが居る信仰の不明瞭なものの中で彼らが喜ばしい心から主を崇拝することを意味することは、「祭りを行なうこと」の意味が喜ばしい心からの礼拝であることから知られよう。そのことについては後に続く箇所で述べよう。彼らが祭りを行なった方は主であること、またその方がここで「私に」よって、或いは「エホバ」によって意味されることは直ぐ上の7091番に認められよう。また「砂漠(荒野)」の意味が信仰の不明瞭なものであることから知られよう。そのことについては2708, 7055番(に示された)。霊的な教会からの者達が相対的に信仰の不明瞭なものの中に居ることは、2708, 2715, 2716, 2718, 2833, 2849, 2935, 2937, 3241, 3246, 3833, 6289, 6500, 6945番に認められよう。
[2]「祭りを行なうこと」によって喜ばしい心からの礼拝が意味されることは、エジプトから三日の道において祭りが行なわれるべきだからである。従って間違った原理からの攻撃がない状態において、即ち自由な状態において行われるべきだからである。というのは、間違った原理から解放される者、またそこからの苦悩から解放される者は喜ばしい心から神に感謝(を捧げるからであり)、そのように祭り(を行なうからである)。更に祭りはその民の許に定められたものであったからである。それらは毎年三回あった。更にエジプトにおける奴隷状態からの解放の記念もまた制定された。即ち霊的な意味においてこの世への主の降臨によって間違った原理からの攻撃からの解放の記念として(制定された)。それ故、モーセの書において明らかであるように、その時、彼らが喜ぶこともまた命じられた。そこで幕屋の祭りについて取り扱われている。
「幕屋の祭りにおいて、最初の日に飾りの地の樹木の果実、椰子の枝、また多くの樹木の枝と急流の柳を取らなければならない。そしてあなたの神エホバの前で七日の日々あなた達は喜ばなければならない。」レビ記、23.40、
[3]ここの「飾りの樹木の果実、椰子の枝、多くの樹木の枝と急流の柳」によって人間の最内部からその外なるものへの善と真理からの楽しさが意味されている。「飾りの樹木の果実」によって愛の善が意味され、「椰子の枝」によって信仰の真理が意味され、「多くの樹木の枝」によって科学的な(事実に基づく)ものの真理が意味され、「急流の柳」によって特に外なるものである感覚的な真理が意味される。それが要求されたことの命令は霊的な世界からの原因なしにあることは出来なかった。その原因は内意からでなければ決して誰にも明らかであることは出来ない。
[4]彼らが諸週の祭りにおいて喜んだこともまたモーセの書において知られよう。
「あなたは諸週の祭りをあなたの神エホバに行なわなければならない。またあなたはあなたの神エホバの前で喜ばなければならない。あなたとあなたの息子とあなたの娘、またあなたの奴隷とあなたの女奴隷、またあなたの門の中のレビ人(はあなたの神エホバの前で喜ばなければならない)。」申命記、16.10, 11、更にこれらの聖言によってもまた内意において最内部から外部への善と真理からの喜びが意味されている。
[5]祭りの中に喜びがあったこと、またそのように祭りを行なうことは喜ばしい心から礼拝することであたこともまたイザヤ書の許の下記の箇所から明らかである。
「祭りが聖別されなければならない夜の如く、あなた達に歌がなければならない。」30.29、ナホム書において、
「見よ、山々の上で良い知らせを告げ、平和を宣言している者の足を、ユダよ、あなたの祭りを祝え、あなたの誓約を戻せ、なぜなら、もはやあなたを通して邪まな者は通り過ぎることを繰り返さないであろうからであり、凡ての者が滅ぼされるであろうからである。」1.15、ゼカリヤ書において、
「ユダの家の断食は楽しみと喜びになり、また善い祭りになるであろう。真実と平安だけを愛せよ、」8.19、ホセア書において、
「彼女の喜び、彼女の祭り、彼女の新月の祭りの凡てが終わることを私は為そう。」2.11、アモス書において、
「あなた達の祭りを悲嘆に、またあなた達の凡ての歌を嘆きに変えよう。」8. 10、
[6]祭りを行なうことはエジプトにおける奴隷状態から解放されたことの喜ばしい心からの礼拝であること、即ち霊的な意味において間違った原理からの解放されたことの喜ばしい心からの礼拝であることは過ぎ越しの祭りから明白である。それは彼らがエジプトから出て行った日の毎年の日に祝われることが命じられた。またそれはイスラエルの子孫達の奴隷状態からの解放、即ち霊的な教会からの者達の間違った原理からの解放、従って地獄行きの宣告からの解放のためであった。また主は御自身の降臨によって彼らを解放されたので、また(御自身が)復活された時、彼らを御自身と一緒に天界へ上げられたので、それ故、そのことでもまた過ぎ越しの祝いが為された。そのことがヨハネ伝の許の主の聖言によって意味される。
「今、この世の審判がある。今、この世の君主は外へ追い出されるであろう。しかし私がもし地から上げられるなら、私自身に凡ての者達を導こう。」12.31, 32、

5-7092~7093-1原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7092~7093-1原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7092. `Dimitte populum Meum': quod significet quod desisterent ab illis infestandis, constat ex significatione `dimittere' cum dicitur ad Pharaonem, per quem repraesentatur falsum quod infestat vera Ecclesiae, quod sit desistere ab infestatione; et ex repraesentatione `filiorum Israelis,' qui hic sunt `populus Meus,' quod sint qui ab Ecclesia spirituali, de qua n. 6426, 6637.

7092. `Dimitte:行かせよ、送り出せ、(命令形)populum:人々、民、Meum'::私の、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、quod:こと、それ、そのこと、desisterent:離れた、断念した、やめた、ab:~から、~により、illis:それらから、彼らから、infestandis,:悩まされるべき、害されるべき、(未来受動分詞)constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dimittere':行かせること、送り出すこと、cum:その時、その場合、dicitur:言われる、ad:~に、~へ、Pharaonem,:パロ、ファラオ、per:~を通して、~によって、quem:その者、repraesentatur:象徴される、表象される、falsum:間違った原理(信念)、quod:こと、それ、そのこと、infestat:悩ます、損なう、害する、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、desistere:離れること、断念すること、やめること、ab:~から、~により、infestatione;:悩ますこと、攻撃、襲撃、et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、` filiorum:息子達、子孫達、Israelis,':イスラエル、qui:その者達、hic:ここに、この場に、sunt::ある、` populus:人々、民、Meus,':私の、quod:こと、それ、そのこと、sint:ある、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6426, 6637.

7092.「私の民を行かせよ」が、その害されるべきことから離れることを意味することは、それが教会の真理を害する間違った原理が表象されるファラオに言われている時の意味が、攻撃から離れることであることから知られよう。またここで「私の民」である「イスラエルの子孫達」の表象が霊的な教会からの者達であることから知られよう。そのことについては6426, 6637番(に示された)。

7093. `Et festum agant Mihi in deserto': quod significet ut ex laeto animo colant Dominum in obscuro fidei in quo sunt, constat ex significatione `festum agere' quod sit cultus ex laeto animo, de qua sequitur; quod sit Dominus Cui festum agerent, et Qui hic intelligitur per `Mihi' seu per `Jehovam,' videatur mox supra n. 7091; et ex significatione `deserti' quod sit obscurum fidei, de qua n. 2708, 7055; quod illi qui ab Ecclesia spirituali sunt in obscuro fidei respective sint, videatur n. 2708, 2715, 2716, 2717, 2718, 2833, 2849, 2935, 2937, 3241, 3246, 3833, 6289, 6500, 6945.
2 Quod per `festum agere' significetur cultus ex laeto animo, est quia festum ageretur ad viam trium dierum ab Aegypto, ita in statu non infestationis a falsis, hoc est, in statu libertatis; qui enim liberatur a falsis et ab angustia in qua tunc est ex laeto animo agit Deo gratias, ita festum; etiam festa quae instituta fuerunt apud populum illum, quae fuerunt tria quotannis, {1}dicuntur etiam instituta fuisse in memoriam liberationis a servitute in Aegypto, hoc est, in sensu spirituali, in memoriam liberationis ab infestatione a falsis, per Adventum Domini in mundum; {2}ideo etiam mandatum est ut tunc laetarentur; ut patet apud Mosen ubi agitur de festo tabernaculorum,
In festo tabernaculorum accipient in die primo fructum arboris honoris, spathas palmarum, et ramum arboris densae, et salices torrentis, et laetemini coram Jehovah Deo vestro septem diebus, Lev. xxiii 40;
3 per `fructum arboris honoris, spathas palmarum, ramum arboris densae, et salices torrentis' significatur gaudium ex bono et vero ab intimo hominis ad externum ejus; bonum amoris, quod est intimum, significatur per `fructum arboris honoris,' bonum fidei per `spathas palmarum,' verum scientificum per `ramum arboris densae,' et verum sensuale, quod {3}est maxime externum, per `salices torrentis'; quod jussum fuerit ut illa sumerentur, non potuit esse absque causa e mundo spirituali, quae causa nusquam alicui patere potest nisi ex sensu interno.
4 Quod {4} laetarentur in festo septimanarum, etiam constat apud Mosen,
Facies festum septimanarum Jehovae Deo tuo, et laeteris coram Jehovah Deo tuo, tu, et filius tuus, et filia tua, et servus tuus, et ancilla tua, et Levita qui in portis tuis, Deut. (x)xvi 10, 11;
etiam per illa verba in sensu interno significatur laetitia ex bono et vero ab intimo ad {3}externum.
5 Quod in festis esset laetitia, et sic quod festum agere sit colere ex laeto animo, etiam ab his locis patet: apud Esaiam,
Cantus erit vobis, sicut noctis sanctificandi festum, xxx 29:
apud Nahum,
En super montibus pedes evangelizantis, proclamantis pacem! feriare Jehudah festa tua, redde vota tua, quia non addet amplius transire per te belial, omnis exscindetur, ii 1 [A.V. i 15]:
apud Sachariam,
Jejunia erunt domui Jehudae in gaudium, et in laetitiam, et in festa bona; veritatem modo et pacem amate, viii 19:
apud Hoscheam,
Cessare faciam omne gaudium ejus, festum ejus, novilunium ejus, ii 11:
apud Amos,
Convertam festa vestra in luctum, et omnia cantica vestra in lamentum, viii 10. {5}
(m)Quod festum agere sit cultus ex laeto animo quod liberati sint 6 a servitute in Aegypto, hoc est, in sensu spirituali, quod liberati sint ab infestatione a falsis, manifestum est ex festo Paschatis; {6}hoc mandatum est ut celebraretur die quotannis cum exibant ex Aegypto, {7}et hoc propter liberationem filiorum Israelis a servitute, hoc est, propter liberationem illorum qui ab Ecclesia spirituali a {8}falsis, ita a damnatione; et quia Dominus liberavit illos per Adventum Suum, et illos secum in caelum elevavit, cum resurrexit, ideo hoc quoque Paschate factum est;(n) hoc quoque significatur per Domini verba apud Johannem,
`Nunc judicium est mundi hujus, nunc princeps mundi hujus ejicietur foras; Ego vero, si exaltatus fuero e terra, omnes traham ad Me Ipsum, xii 31, 32.'

5-7091意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7091意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7091.「イスラエルの神エホバはこのように言われた」が、神的な人間性からを意味すること、即ち教会の真理に反している者達への主の神的な人間性からの勧告を意味することは、「イスラエルの神エホバ」によって神的な人間性に関する主が意味されることから知られよう。聖言において主がエホバであることは1343, 1736, 2921, 3023, 3035, 5041, 5663, 6281, 6303, 6905番に認められよう。「イスラエル」によって霊的な主の王国が意味されるので「イスラエルの神」と言われている。6426, 6637番を参照、また主はこの世への御自身の降臨によってその王国からの者達、或いはその教会からの者達を救われたので、6854, 6914, 70357番を参照、「イスラエルの神」は神的な人間性に関する主である。なぜなら、その教会からの者達は凡ての霊的なものと天的なものについて、および神的なものについてもまた自然的な考えを持つからである。それ故に、神的なものについて自然的な人間についてのように考えるのでなければ、神的なものに何かの情愛によって連結されることが出来ない。なぜなら、神的なものについて自然的な人間についての如く考えるなら、神的なものについて何も考えを持たないか、異常な考えを持つからであり、またそのように神的なものを穢すからである。それ故、「イスラエルの神」によって神的な人間性に関する主が意味され、その上、神的な自然的なものに関する主が意味される。「イスラエル」と「ヤコブ」によって最高の意味において神的な自然的なものに関する主が意味され、「イスラエル」によって内なる神的な自然的なものに関する主が意味され、また「ヤコブ」によって外なる神的な自然的なものに関する主が意味されることは4570番に認められよう。また霊的な教会からの者達が救われたこと、また主の神的な人間性によって救われたことは2833, 2834番を参照、更に「イスラエル」である霊的な教会の人間は内的な自然的なものであることは4286, 44024番を参照、
[2]それらから、今やなぜ主は聖言の中で「イスラエルの神エホバ」と「イスラエルの神聖なエホバ」と言われているか明らかであろう。誰でも神的なものが文字通りの意味の中に現われていない何かの神聖なものに適合しているのでなければそのように言われることがないことを知ることが出来よう。
「イスラエルの神」によって神的な自然的なものに関する主が意味されることは、聖言の中の多くの箇所から明らかであり、下記の箇所から明瞭に明らかである。
「モーセとアロン、ナダブとアビフ、およびイスラエルの七十人の長老達はイスラエルの神を見た。その方の足は、あたかもサファイアの石の造りのようであり、また純粋な(透き通る)天の実体のようであった。」出埃及記、24. 9, 10、
[3]主が居られること、また父なる神と言われるエホバが居られるのではないことは、ヨハネ伝の許の主の聖言から知られよう。
「かつて誰も神を見なかった」1.18、
「またかつてあなた達はその声を聞かなかった。またかつてあなた達はその姿を見なかった。」5.37、イザヤ書において、
「私があなたの名を呼ぶイスラエルの神エホバであることを、あなたが知るために私はあなたに暗闇の宝物と隠れた富を与えるであろう。」45.5、エゼキエル書において、
「ケルビムの頭の上に、サファイア石の外見のような王座に似たものがあり、また王座に似たものの上に、その上により高くあたかも人間の外見のような似姿があった。またそれらは火と虹の外観であり、また周囲に輝きがあった。」1.26-28、これらはエホバの栄光、またイスラエルの神の栄光が言われている。同書、1.28、8.4、9.3、10.19, 20、を参照、同じくそこで新しい神殿について述べられている。同書において、43.2、44.2、更に他の多くの箇所において、例えばイザヤ書、17.6、21.10, 17、24.15、41.17、詩篇、41.13、59. 5、68. 8, 35、69. 6、72.18、また他の箇所に、更にイスラエルの神聖な方ともまた言われている。イザヤ書、1.4、5. 19, 24、10.20、17.7、30.11, 12, 15、49.7、60.9, 14、エゼキエル書、39.7、
[4]イスラエルの神とイスラエルの神聖な方は神的な人間性に関する主であることは贖い主、救い主、造物主と言われていることからもまた知られよう。贖い主はイザヤ書において、
「私達の贖い主、万軍のエホバ、その御名はイスラエルの神聖な方、」47.4、更に41.14、43.14、48.17、54.5、救い主はイザヤ書、43.3、造物主はイザヤ書、45.11、
それらからもまた旧約聖書の聖言においてエホバによって主を除いて他の者は意味されていないことが明らかである。なぜなら、神エホバとイスラエルの神聖な方、贖い主、救い主、造物主と言われているからである。イザヤ書においてエホバが贖い主と救い主であること、
「凡ての肉は私がヤコブの強いあなたの救い主、またあなたの贖い主エホバであることをあなたが知るために、」49.26、同書において、
「私があなたの救い主、またあなたの贖い主、ヤコブの力強いエホバであることをあなたが知るために、」60.16、そのようにまたイザヤ書、43.14、44.6, 24、54.8、63.16、詩篇、19.14、
[5]主はイスラエル、即ち霊的な教会からの者達を救ったことがイザヤ書において、
「エホバが私達に報いられた凡てのこと、イスラエルの家に多くの善良を報いられた凡てのことに従って、エホバの慈悲、エホバの栄誉を私は述べるであろう。彼は言われた。彼らは疑いなく私の民、偽りのない息子達である。またそれ故に、彼らのために救い主になられた。彼らの苦悩はエホバ御自身の苦悩であり、またエホバ御自身の顔の天使が彼らを解放した。エホバ御自身の愛の結果として、またエホバ御自身の情け深さの結果としてそれが彼らを贖い、また彼らを選んだ。そして永遠に凡ての日々に彼らを担った。」63.7-9、

5-7091-2原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7091-2原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7091. `Ita:このように、従って、dixit:言った、Jehovah,:エホバ、Deus:神、Israelis'::イスラエル、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、ex:~から、~により、Divino:神的な、Humano:人間性、Domini,:主、nempe:正確には、即ち、exhortatio:奨励、勧告、刺激、誘因、ad:~に、~へ、illos:彼らを、qui:その者達、contra:~に対して、~に反対して、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、eo:それから、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`Jehovam,:エホバ、Deum:神、Israelis':イスラエル、intelligatur:意味される、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Humanum;:人間性、quod:こと、それ、そのこと、Dominus:主、sit:ある、Jehovah:エホバ、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、{1}, videatur:見られる、認められる、n.:番号、1343, 1736, 2921, 3023, 3035, 5041, 5663, 6281, (a)6303, 6905; `Deus:神、Israelis':イスラエル、vocatur:呼ばれる、quia:なぜなら、ので、per:~を通して、~によって、`Israelem':イスラエル、significatur:意味される、regnum:王国、Domini:主、spirituale {2},:霊的な、n.:番号、6426, 6637, et:また、そして、quia:なぜなら、ので、Dominus:主、per:~を通して、~によって、Adventum:降臨、到来、到着、Suum:御自身、in:~の中へ、~に、mundum:(この)世、世界、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、eo:それから、regno:王国、seu:即ち、或いは、ab:~から、~により、ea:それから、Ecclesia:教会、fuerunt:あった、salvavit,:救った、n.:番号、6854, 6914, 7035; {3} quod:こと、それ、そのこと、`Deus:神、Israelis':イスラエル、sit:ある、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Humanum,:人間性、est:ある、quia:なぜなら、ので、illi:彼らは、qui:その者達、ab:~から、~により、ea:それから、Ecclesia:教会、{4}sunt:ある、de:~について、omni:凡ての、全体の、spirituali:霊的な、et:~と、および、caelesti:天的な、naturales:自然的な、自然の、ideas:考え、原型、habent,:持つ、有す、et:~と、および、quoque:~もまた、同じく、同様に、de:~について、Divino;:神的な、quapropter:そのために、それ故に、nisi:~以外、もし~でなければ、de:~について、Divino,:神的な、ut:~のように、~として、de:~について、homine:人間、naturali,:自然的な、自然の、cogitarent,:考えた、non:否、possent:出来た、可能であった、Divino:神的な、per:~を通して、~によって、aliquid:何か、若干の、affectionis:情愛、conjungi;:連結されること、結合されること、{5} nam:なぜなら、というのも、si:もし~なら、たとえ~でも、de:~について、Divino:神的な、non:否、sicut:~の如く、~のように、de:~について、homine:人間、naturali:自然的な、自然の、cogitarent,:考えた、de:~について、Divino:神的な、vel:vel~vel、~か~か、一つには~一つには~、nullas:何も~ない、決して~でない、誰も~ない、vel enormes:異常な、憎むべき、酷い、変則の、ideas:考え、原型、haberent,:持った、有した、et:また、そして、sic:そのように、こうして、Divinum:神的な、conspurcarent;:汚した、穢した、inde:それ故、そこから、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`Deum:神、Israelis':イスラエル、intelligatur:意味される、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Humanum,:人間性、et quidem:その上、実際に、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Naturale;:自然的な、自然の、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、`Israelem':イスラエル、et:~と、および、`Jacobum':ヤコブ、in:~の中、~において、sensu supremo:最高の意味、intelligatur:意味される、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Naturale,:自然的な、自然の、per:~を通して、~によって、`Israelem':イスラエル、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Naturale:自然的な、自然の、internum,:内部の、内なる、et:また、そして、per:~を通して、~によって、`Jacobum':ヤコブ、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Naturale:自然的な、自然の、externum,:外部の、外なる、videatur:見られる、認められる、n.:番号、4570; et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、illi:彼らは、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、sunt:ある、salvati:救われた、fuerint:あった、et:また、そして、salventur:救われる、per:~を通して、~によって、Divinum:神的な、Humanum:人間性、Domini,:主、(m) n.:番号、2833, 2834;(n) tum:その上、更に、quod:こと、それ、そのこと、spiritualis Ecclesiae:霊的な教会、homo,:人間、qui:その者、`Israel,':イスラエル、sit:ある、interior:内的な、より内なる、naturalis,:自然的な、自然の、n.:番号、4286, 4402.
[2] Ex:~から、~により、his:これらから、nunc:今や、それで、このような事情の下に、patet:明らかである、{6}cur:なぜ、どうして、Dominus:主、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、dicitur:言われる、`Jehovah,:エホバ、Deus:神、Israelis':イスラエル、et:~と、および、`Jehovah:エホバ、Sanctus:神聖な、聖なる、Israelis';:イスラエル、quisque:各々の、誰でも、(t) scire:知ること、potest:出来る、可能である、quod:こと、それ、そのこと、Divinum:神的な、ita:このように、従って、nominatum:呼ばれた、名付けられた、non:否、sit:ある、{7} nisi:~以外、もし~でなければ、convenienter:一致して、適合して、適当に、ふさわしく、ad:~に、~へ、aliquod:何か、若干の、Sanctum:神聖な、聖なる、non:否、apparens:見えている、現れている、外観、in:~の中、~において、sensu litterae.:文字通りの意味、
Quod:こと、それ、そのこと、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Naturale:自然的な、自然の、intelligatur:意味される、per:~を通して、~によって、`Deum:神、Israelis' {8},:イスラエル、patet:明らかである、a:~から、~により、pluribus:より多くの、多数の、locis:くだり、箇所、in:~の中、~において、Verbo,:聖言、御言葉、manifeste:明瞭に、はっきりと、ab:~から、~により、his,:これらから、下記の、
Quod:こと、それ、そのこと、Moscheh:モーセ、et:~と、および、Aharon,:アロン、Nadab:ナダブ、et:~と、および、Abihu,:アビフ、et:~と、および、septuaginta:70、seniores:長老達、Israelis,:イスラエル、viderent:見た、認めた、Deum:神、Israelis,:イスラエル、sub:~の下に、~の下で、Cujus:それの、pedibus:足、quasi:言わば、あたかも~のように、~も同様に、opus:行い、細工、作り、製作物、lapidis:石、sapphiri,:サファイア、etquasi:言わば、あたかも~のように、~も同様に、substantia:実体、物体、本質、caeli:天、quoad:~に関して、~に関する限り、munditiem,:純粋、優雅、Exod.:出埃及記、xxiv 9, 10: 
[3] (m) quod:こと、それ、そのこと、Dominus:主、fuerit,:あった、(未来完了)et:また、そして、non:否、Jehovah,:エホバ、Qui:その方、Pater:父なる神、vocatur,:呼ばれる、constat:知られる、明らかである、a:~から、~により、Domini:主、verbis:聖言、御言葉、apud:~のもとに、~において、Johannem,:ヨハネ、
Deum:神、nemo:誰も~ない、vidit:見た、認めた、unquam,:いつか、ある時、かつて、決して~ない、i 18; 
Neque:否、また~でない、そして~でない、vocem:声、言葉、Ipsius:御自身、それ自身、audivistis:聞いた、(二人称複数完了)unquam,:いつか、ある時、かつて、決して~ない、neque:否、また~でない、そして~でない、speciem:外見、形、外観、美しい姿、Ipsius:御自身、それ自身、vidistis,:見た、認めた、(二人称複数完了)v 37:(n) 
apud:~のもとに、~において、Esaiam,:イザヤ、
Dabo:与える、(一人称単数未来)tibi:あなたに、thesauros:宝物、財宝、tenebrarum,:暗闇、無知、et:~と、および、occultas:隠された、opes:財産、富、latebrarum,:隠れ場、潜伏所、ut:~のために、こと、~するように、cognoscas:知る、認める、(接続法二人称単数現在)quod:こと、それ、そのこと、Ego:私は、Jehovah,:エホバ、Qui:その方、vocaverim:呼ぶ、(接続法一人称単数完了)te:あなたを、nomine:名前、tuo,:あなたに、Deus:神、Israelis,:イスラエル、xlv 3: apud:~のもとに、~において、Ezechielem,:エゼキエル、
Super:~の上で、~の関して、capite:頭、Cheruborum:ケルビム、ケルブ、quasi:まるで~かのように、~のように、aspectus:外観、外見、lapidis:石、sapphiri,:サファイア、similitudo:似たもの、似姿、肖像、彫像、throni,:王座、et:また、そして、super:~の上で、~の上に、similitudine:似たもの、似姿、肖像、彫像、throni,:王座、similitudo:似たもの、似姿、肖像、彫像、quasi:言わば、あたかも~のように、~も同様に、aspectus:外観、外見、hominis:人間、super:~の上で、~の上に、illo,:それから、彼から、superius;:より高く、より上の、以前に、et:また、そして、illi:それらは、aspectus:外観、外見、ignis:火、炎、et:~と、および、iridis,:虹、et:また、そして、splendoris:輝き、光輝、circumcirca,:周囲に、周りに、取り巻いて、i 26-28; illa:それらは、dicuntur:言われる、gloria:栄光、名誉、Jehovae,:エホバ、et:また、そして、(d)Dei:神、Israelis,:イスラエル、{9} ibid.:同じ個所に、同書に、i 28, {10} viii 4, ix 3, x 19, 20; et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、ubi:そこで、その場所、agitur:述べられる、取り扱われる、de:~について、Novo:新しい、Templo,:神殿、神域、apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、xliii 2, xliv 2; praeter:加えて、他に、更に、{11} in:~の中、~において、pluribus:より多くの、多数の、aliis:他のもの、異なった、locis,:くだり、箇所、ut:~のように、例えば、Esai.:イザヤ、xvii 6, xxi 10, 17, xxiv 15, xli 17; Ps.:詩篇、xli (x)14 [A.V. 13], lix (x)6 [A.V. 5], lxviii (x)9, 36 [A.V. 8, 35], lxix (x)7 [A.V. 6], lxiii 18, et:また、そして、alibi::他の箇所に、tum:その上、更に、quoque:~もまた、同じく、同様に、SANCTUS:神聖な、聖なる、ISRAELIS,:イスラエル、Esai.:イザヤ、i 4, v 19, 24, x 20, xvii 7, xxx 11, 12, 15, xlix 7, lx 9, 14; Ezech.:エゼキエル、xxxix 7. 
[4] Quod:こと、それ、そのこと、Deus:神、Israelis:イスラエル、et:~と、および、Sanctus:神聖な、聖なる、Israelis:イスラエル、sit:ある、Dominus:主、quoad:~に関して、~に関する限り、Divinum:神的な、Humanum,:人間性、constat:知られる、明らかである、quoque:~もまた、同じく、同様に、ex:~から、~により、eo:それから、quod:こと、それ、そのこと、dicatur:言われる、Redemptor,:贖い主、Salvator,:救い主、{12} Factor::造物主、REDEMPTOR:贖い主、apud:~のもとに、~において、Esaiam,:イザヤ、
Redemptor:贖い主、noster:私達の、Jehovah:エホバ、Zebaoth,:万軍の、(エホバの称号)nomen:名前、Ipsius:御自身、それ自身、Sanctus:神聖な、聖なる、Israelis,:イスラエル、xlvii 4: tum:その上、更に、xli 14, xliii 14, xlviii (x)17, liv 5; SALVATOR,:救い主、apud:~のもとに、~において、Esaiam:イザヤ、xliii 3; FACTOR:造物主、apud:~のもとに、~において、Esaiam:イザヤ、xlv 11. 
Ex:~から、~により、his:これらから、etiam:~もまた、更に、patet:明らかである、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、Jehovam:エホバ、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、Veteris Testamenti:旧約聖書、non:否、alius:他のもの、異なった、intelligatur:意味される、quam:~を除いて、~の外は、Dominus,:主、nam:なぜなら、というのも、dicitur:言われる、JEHOVAH:エホバ、DEUS:神、et:~と、および、SANCTUS:神聖な、聖なる、ISRAELIS,:イスラエル、REDEMPTOR,:贖い主、SALVATOR,:救い主、FACTOR::造物主、{13} Jehovah:エホバ、Redemptor:贖い主、et:~と、および、Salvator,:救い主、{12} apud:~のもとに、~において、Esaiam:イザヤ、
Ut:~のために、こと、~するように、sciant:知る、(接続法)omnis:凡ての、全体の、caro:肉、quod:こと、それ、そのこと、Ego:私は、Jehovah:エホバ、Salvator:救い主、tuus,:あなたの、et:また、そして、Redemptor:贖い主、tuus,:あなたの、fortis:強い、たくましい、強力な、頑丈な、Jacobi,:ヤコブ、xlix 26: apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Ut:~のために、こと、~するように、scias:知る、知っている、(接続法二人称単数現在)quod:こと、それ、そのこと、Ego:私は、Jehovah:エホバ、Salvator:救い主、tuus,:あなたの、et:また、そして、Redemptor:贖い主、tuus,:あなたの、potens:強力な、力強い、力のある、{14}Jacobi,:ヤコブ、lx 16, ut et:そのようにまた、{15} Esai.:イザヤ、xliii 14, xliv 6, 24, liv 8, lxiii 16; Ps.:詩篇、xix (x)15 [A.V. 14]. 
[5] Quod:こと、それ、そのこと、Dominus:主、salvaverit:救った、Israelem,:イスラエル、hoc est,:即ち、illos:彼らを、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali,:霊的な教会、apud:~のもとに、~において、Esaiam,:イザヤ、
Misericordias:慈悲、憐れみ、Jehovae:エホバ、commemorabo,:思い出す、述べる、(一人称単数未来)laudes:称賛、栄誉、賛美、Jehovae,:エホバ、juxta:~により、もとづいて、~に従って、等しく、omne:凡ての、全体の、quod:こと、それ、そのこと、retribuit:返す、報いる、nobis:私達に、Jehovah,:エホバ、multus:多数の、多くの、bonitate:善良、誠実、domui:家、家屋、Israelis;:イスラエル、dixit,:言った、Certe:疑いなく、確かに、勿論、populus:人々、民、Meus:私の、illi,:彼らは、filii:息子達、子孫達、qui:その者達、non:否、mentiuntur;:偽る、装う、ideoque:そしてそれ故に、それでそのために、factus est:為された、行なわれた、illis:それらに、彼らに、in:~の中へ、~に、Salvatorem;:救い主、in:~の中、~において、omni:凡ての、全体の、angustia:苦悩、貧困、欠乏、困難、illorum,:それらの、彼らの、Ipsi:御自身、angustia;:苦悩、貧困、欠乏、困難、et:また、そして、angelus:天使、facierum:顔、面、おもて、Ipsius:御自身、liberavit:自由にした、解放した、illos;:彼らを、ob:~に対して、~の結果として、amorem:愛、Suum,:御自身、et:また、そして、indulgentiam:情け深い、寛大である、Suam,:御自身、
Hic:これは、redemit:贖った、償った、illos,:彼らを、et:また、そして、assumpsit:引き寄せた、選んだ、選択した、選抜した、illos,:彼らを、et:また、そして、portavit:連れて行った、負った、担った、引き受けた、illos:彼らを、omnibus:凡ての、全体の、diebus:日々、aeternitatis,:永遠、不滅、不朽、lxiii 7-9.

7091.「イスラエルの神エホバはこのように言われた」が、神的な人間性からを意味すること、即ち教会の真理に反している者達への主の神的な人間性からの勧告を意味することは、「イスラエルの神エホバ」によって神的な人間性に関する主が意味されることから知られよう。聖言において主がエホバであることは1343, 1736, 2921, 3023, 3035, 5041, 5663, 6281, 6303, 6905番に認められよう。「イスラエル」によって霊的な主の王国が意味されるので「イスラエルの神」と言われている。6426, 6637番(を参照)、また主はこの世への御自身の降臨によってその王国からの者達、或いはその教会からの者達を救われたので、6854, 6914, 70357番(を参照)、「イスラエルの神」は神的な人間性に関する主である。なぜなら、その教会からの者達は凡ての霊的なものと天的なものについて、および神的なものについてもまた自然的な考えを持つからである。それ故に、神的なものについて自然的な人間についてのように考えるのでなければ、神的なものに何かの情愛によって連結されることが出来ない。なぜなら、神的なものについて自然的な人間についての如く考えるなら、神的なものについて何も(考えを持た)ないか、異常な考えを持つからであり、またそのように神的なものを穢すからである。それ故、「イスラエルの神」によって神的な人間性に関する主が意味され、その上、神的な自然的なものに関する主が意味される。「イスラエル」と「ヤコブ」によって最高の意味において神的な自然的なものに関する主が意味され、「イスラエル」によって内なる神的な自然的なものに関する主が意味され、また「ヤコブ」によって外なる神的な自然的なものに関する主が意味されることは4570番に認められよう。また霊的な教会からの者達が救われたこと、また主の神的な人間性によって救われたことは2833, 2834番(を参照)、更に「イスラエル」である霊的な教会の人間は内的な自然的なものであることは4286, 44024番(を参照)、
[2]それらから、今やなぜ主は聖言の中で「イスラエルの神エホバ」と「イスラエルの神聖なエホバ」と言われているか明らかであろう。誰でも神的なものが文字通りの意味の中に現われていない何かの神聖なものに適合しているのでなければそのように言われることがないことを知ることが出来よう。
「イスラエルの神」によって神的な自然的なものに関する主が意味されることは、聖言の中の多くの箇所から明らかであり、下記の箇所から明瞭に明らかである。
「モーセとアロン、ナダブとアビフ、およびイスラエルの七十人の長老達はイスラエルの神を見た。その方の足は、あたかもサファイアの石の造りのようであり、また純粋な(透き通る)天の実体のようであった。」出埃及記、24. 9, 10、
[3]主が居られること、また父なる神と言われるエホバが居られるのではないことは、ヨハネ伝の許の主の聖言から知られよう。
「かつて誰も神を見なかった」1.18、
「またかつてあなた達はその声を聞かなかった。またかつてあなた達はその姿を見なかった。」5.37、イザヤ書において、
「私があなたの名を呼ぶイスラエルの神エホバであることを、あなたが知るために私はあなたに暗闇の宝物と隠れた富を与えるであろう。」45.5、エゼキエル書において、
「ケルビムの頭の上に、サファイア石の外見のような王座に似たもの(があり)、また王座に似たものの上に、その上により高くあたかも人間の外見のような似姿(があった)。またそれらは火と虹の外観であり、また周囲に輝きがあった。」1.26-28、これらはエホバの栄光、またイスラエルの神の栄光が言われている。同書、1.28、8.4、9.3、10.19, 20、(を参照)、同じくそこで新しい神殿について述べられている。同書において、43.2、44.2、更に他の多くの箇所において、例えばイザヤ書、17.6、21.10, 17、24.15、41.17、詩篇、41.13、59. 5、68. 8, 35、69. 6、72.18、また他の箇所に、更にイスラエルの神聖な方ともまた言われている。イザヤ書、1.4、5. 19, 24、10.20、17.7、30.11, 12, 15、49.7、60.9, 14、エゼキエル書、39.7、
[4]イスラエルの神とイスラエルの神聖な方は神的な人間性に関する主であることは贖い主、救い主、造物主と言われていることからもまた知られよう。贖い主はイザヤ書において、
「私達の贖い主、万軍のエホバ、その御名はイスラエルの神聖な方、」47.4、更に41.14、43.14、48.17、54.5、救い主はイザヤ書、43.3、造物主はイザヤ書、45.11、
それらからもまた旧約聖書の聖言においてエホバによって主を除いて他の者は意味されていないことが明らかである。なぜなら、神エホバとイスラエルの神聖な方、贖い主、救い主、造物主と言われているからである。イザヤ書においてエホバが贖い主と救い主であること、
「凡ての肉は私がヤコブの強いあなたの救い主、またあなたの贖い主エホバであることをあなたが知るために、」49.26、同書において、
「私があなたの救い主、またあなたの贖い主、ヤコブの力強いエホバであることをあなたが知るために、」60.16、そのようにまたイザヤ書、43.14、44.6, 24、54.8、63.16、詩篇、19.14、
[5]主はイスラエル、即ち霊的な教会からの者達を救ったことがイザヤ書において、
「エホバが私達に報いられた凡てのこと、イスラエルの家に多くの善良を(報いられた凡てのことに)従って、エホバの慈悲、エホバの栄誉を私は述べるであろう。彼は言われた。彼らは疑いなく私の民、偽りのない息子達である。またそれ故に、彼らのために救い主になられた。彼らの苦悩はエホバ御自身の苦悩であり、またエホバ御自身の顔の天使が彼らを解放した。エホバ御自身の愛の結果として、またエホバ御自身の情け深さの結果としてそれが彼らを贖い、また彼らを選んだ。そして永遠に凡ての日々に彼らを担った。」63.7-9、

5-7091-1原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7091-1原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7091. `Ita dixit Jehovah, Deus Israelis': quod significet ex Divino Humano Domini, nempe exhortatio ad illos qui contra vera Ecclesiae, constat ex eo quod per `Jehovam, Deum Israelis' intelligatur Dominus quoad Divinum Humanum; quod Dominus sit Jehovah in Verbo {1}, videatur n. 1343, 1736, 2921, 3023, 3035, 5041, 5663, 6281, (a)6303, 6905; `Deus Israelis' vocatur quia per `Israelem' significatur regnum Domini spirituale {2}, n. 6426, 6637, et quia Dominus per Adventum Suum in mundum illos qui ab eo regno seu ab ea Ecclesia fuerunt salvavit, n. 6854, 6914, 7035; {3} quod `Deus Israelis' sit Dominus quoad Divinum Humanum, est quia illi qui ab ea Ecclesia {4}sunt de omni spirituali et caelesti naturales ideas habent, et quoque de Divino; quapropter nisi de Divino, ut de homine naturali, cogitarent, non possent Divino per aliquid affectionis conjungi; {5}nam si de Divino non sicut de homine naturali cogitarent, de Divino vel nullas vel enormes ideas haberent, et sic Divinum conspurcarent; inde est quod per `Deum Israelis' intelligatur Dominus quoad Divinum Humanum, et quidem quoad Divinum Naturale; quod per `Israelem' et `Jacobum' in sensu supremo intelligatur Dominus quoad Divinum Naturale, per `Israelem' quoad Divinum Naturale internum, et per `Jacobum' quoad Divinum Naturale externum, videatur n. 4570; et quod illi qui ab Ecclesia spirituali sunt salvati fuerint et salventur per Divinum Humanum Domini, (m)n. 2833, 2834;(n) tum quod spiritualis Ecclesiae homo, qui `Israel,' sit interior naturalis, n. 4286, 4402.
2 Ex his nunc patet {6}cur Dominus in Verbo dicitur `Jehovah, Deus Israelis' et `Jehovah Sanctus Israelis'; quisque (t)scire potest quod Divinum ita nominatum non sit {7}nisi convenienter ad aliquod Sanctum non apparens in sensu litterae. Quod Dominus quoad Divinum Naturale intelligatur per `Deum Israelis' {8}, patet a pluribus locis in Verbo, manifeste ab his,
Quod Moscheh et Aharon, Nadab et Abihu, et septuaginta seniores Israelis, viderent Deum Israelis, sub Cujus pedibus quasi opus lapidis sapphiri, et quasi substantia caeli quoad munditiem, Exod. xxiv 9, 10:
3 (m)quod Dominus fuerit, et non Jehovah, Qui Pater vocatur, constat a Domini verbis apud Johannem,
Deum nemo vidit unquam, i 18;
Neque vocem Ipsius audivistis unquam, neque speciem Ipsius vidistis, v 37:(n)
apud Esaiam,
Dabo tibi thesauros tenebrarum, et occultas opes latebrarum, ut cognoscas quod Ego Jehovah, Qui vocaverim te nomine tuo, Deus Israelis, xlv 3:
apud Ezechielem,
Super capite Cheruborum quasi aspectus lapidis sapphiri, similitudo throni, et super similitudine throni, similitudo quasi aspectus hominis super illo, superius; et illi aspectus ignis et iridis, et splendoris circumcirca, i 26-28;
illa dicuntur gloria Jehovae, et (d)Dei Israelis, {9}ibid. i 28, {10} viii 4, ix 3, x 19, 20; et quoque ubi agitur de Novo Templo, apud eundem, xliii 2, xliv 2; praeter {11}in pluribus aliis locis, ut Esai. xvii 6, xxi 10, 17, xxiv 15, xli 17; Ps. xli (x)14 [A.V. 13], lix (x)6 [A.V. 5], lxviii (x)9, 36 [A.V. 8, 35], lxix (x)7 [A.V. 6], lxiii 18, et alibi: tum quoque SANCTUS ISRAELIS, Esai. i 4, v 19, 24, x 20, xvii 7, xxx 11, 12, 15, xlix 7, lx 9, 14; Ezech. xxxix 7.
4 Quod Deus Israelis et Sanctus Israelis sit Dominus quoad Divinum Humanum, constat quoque ex eo quod dicatur Redemptor, Salvator, {12} Factor: REDEMPTOR apud Esaiam,
Redemptor noster Jehovah Zebaoth, nomen Ipsius Sanctus Israelis, xlvii 4:
tum xli 14, xliii 14, xlviii (x)17, liv 5; SALVATOR, apud Esaiam xliii 3; FACTOR apud Esaiam xlv 11. Ex his etiam patet quod per Jehovam in Verbo Veteris Testamenti non alius intelligatur quam Dominus, nam dicitur JEHOVAH DEUS et SANCTUS ISRAELIS, REDEMPTOR, SALVATOR, FACTOR: {13} Jehovah Redemptor et Salvator, {12} apud Esaiam
Ut sciant omnis caro quod Ego Jehovah Salvator tuus, et Redemptor tuus, fortis Jacobi, xlix 26:
apud eundem,
Ut scias quod Ego Jehovah Salvator tuus, et Redemptor tuus, potens {14}Jacobi, lx 16,
ut et {15}Esai. xliii 14, xliv 6, 24, liv 8, lxiii 16; Ps. xix (x)15 [A.V. 14].
5 Quod Dominus salvaverit Israelem, hoc est, illos qui ab Ecclesia spirituali, apud Esaiam,
Misericordias Jehovae commemorabo, laudes Jehovae, juxta omne quod retribuit nobis Jehovah, multus bonitate domui Israelis; dixit, Certe populus Meus illi, filii qui non mentiuntur; ideoque factus est illis in Salvatorem; in omni angustia illorum, Ipsi angustia; et angelus facierum Ipsius liberavit illos; ob amorem Suum, et indulgentiam Suam, Hic redemit illos, et assumpsit illos, et portavit illos omnibus diebus aeternitatis, lxiii 7-9.

5-7090意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7090意訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7090.「また言った。ファラオに」が、教会の真理に反対している者達へそこからの勧告を意味することは、「言うこと」の意味が、7033番にもまた言われているように神的な命令からモーセとアロンにより言われたことなので勧告であることから知られよう。また「ファラオ」の表象が教会の真理に反する科学的な(事実に基づく)ものであることから知られよう。そのことについては6651, 6673, 6683番に示された。従ってそのような者達である。
ここと後に続く箇所において、この世への主の降臨によって救われた霊的な教会からの者達について取り扱われている。またその者達は主の降臨前には更に低い地に引き留められ、またそこで間違った原理により攻撃された。即ち悪からの間違った原理の中に居る者達の地獄から攻撃された。その地は正面の部分は真理を曲解した者達と善を不純化した者達からの地獄に取り囲まれ、右側に神的な秩序を歪め、またそこから自分自身に力を取得することに専念する者達の地獄に取り囲まれ、背後からは隣人に対して自己愛から密かに悪を企んだ足の裏の下にある悪い悪鬼達の地獄に取り囲まれた。それらの下部深くに神的なものを完全に拒絶し、また自然を尊び、またそこから凡ての霊的なものを自分自身から遠ざけた者達が居る。更に低い地の中に居る者達はそのような者達に取り囲まれており、そこに霊的な教会からの者達は主の降臨前に保持され、また害された。しかしそれでもなお、主により守られ、また主御自身が復活された時に主と一緒に天界へ上げられた。それらのことについては前の6854, 6865, 6914, 6945, 7035番に言われ、また示されたことが認められよう。
[2]主の降臨まで霊的な教会からの者達が更に低い地に保持されたことは聖言において何度か言われている。例えばイザヤ書において、
「エホバが造られたので、あなた達は天に歌え、更に低い地に叫べ、歌で山々に大声で言え、その中の森と凡ての樹木に言え、なぜなら、エホバがヤコブを贖ったからであり、またイスラエルにその名誉を与えられたからである。」44.23、ここでは主により救われた更に低い地に居た者達について述べられている。「ヤコブとイスラエル」は霊的な教会であり、「ヤコブ」は外なる教会であり、「イスラエル」は内なる教会である。3305, 4286, 6426番を参照、エゼキエル書において、
「私は永遠の民のために穴へ下っている者達と一緒にあなたが降りることを為し、また私は荒野の中の更に低い地にあなたが住むことを為す。」26.20、同書において、
「人間の息子達の真ん中で、更に低い地に向かって穴に下っている者達のために、更に低い地の中のエデンの凡ての樹木を、レバノンの選ばれたものと主要なものを、水を吸い込んでいる凡てのものを、そこからそれらを慰めるであろう。」31. 14, 16、ここの更に低い地は、そこに霊的な教会からの者達が居た。
[3]今日でもまた、世俗的なものと同様に地上のものから自分の考えを植え付け、またそのようなものに信仰の真理が接合された教会からの者達が居る。彼らは更に低い地に降ろされ、またそこで戦いの中にもまた居る。そしてそれは世俗的なものと地上のものが信仰の真理から分離されるまで、なお加えて、もはや連結されないようなものが導入されるまで続く。それが成し遂げられた時、そこから天界へ上げられる。なぜなら、そのようなものが取り除かれる前に、決して天使達と一緒に居ることは出来ないからである。というのは、それらは天界の光と清潔に調和しない暗闇と汚物であるからである。それらの世俗的なものと地上のものは間違った原理に対する戦いによって以外分離されることと取り除かれることが出来ない。それらの戦いは下記の方法で行なわれる。そこに居る者達は地獄から周りに出されている欺きとそこからの間違った原理により害されるが、間違った原理は主により天界を通して反駁され、また同時にその時、真理が吹き込まれる。そしてその真理は戦いの中に居る者達の許にある如く見える。
[4]それ故、霊的な教会は戦っている教会と言われなければならないが、しかし今日、この世の誰かの許で滅多に戦っていない。なぜなら、教会の人間がこの世で生きる時、悪い者達の群れの真ん中に居るため、また弱い肉の中に居るため戦いに耐えないからである。他生において人間は良心の拘束の中に堅く保持されることが出来るが、しかしこの世においてはそれほど保持されない。なぜなら、戦いの中に居る者達の通例であるように絶望の何かの中へ連れて行かれるなら、直ちにその拘束を突き破り、またもしそれらを突き破るならその時、屈するからであり、またもし、そのように屈するなら彼の救いについては万事休すであるからである。それ故、今日、教会内の僅かな者達しか間違った原理に対し真理の力で戦いに入ることは許されない。その戦いは霊的な試練である。
更に低い地について、またそこでの浄化について、前の4728, 4940-4951, 6854番に示されたことが認められよう。

5-7090原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

5-7090原典訳「天界の秘義」出埃及記Ⅰ

7090. `Et dixerunt ad Pharaonem': quod significet [inde] exhortationem ad illos qui contra vera Ecclesiae, constat ex significatione `dicere,' quia a Mosche et Aharone ex mandato Divino, quod sit exhortatio, ut quoque n. 7033; et ex repraesentatione `Pharaonis' quod sit scientificum quod contra vera Ecclesiae, de qua n. 6651, (x)6673, 6683, ita illi qui tales sunt. Hic et in sequentibus agitur de illis qui ab Ecclesia spirituali salvati sunt per Adventum Domini in mundum, quique ante Adventum Ipsius detenti fuerunt in terra inferiore et ibi vexati a falsis, hoc est, ab infernalibus qui in falsis ex malo sunt; terra illa est sub plantis circumcincta infernis, a parte anteriore illis qui falsificarunt vera et adulterarunt bona; ad dextrum illis qui pervertunt ordinem Divinum, et inde sibi potentiam acquirere student; a tergo {1}malis geniis qui ex amore sui occulte machinati sunt malum contra proximum; profunde infra illos sunt qui Divinum prorsus spreverunt et naturam coluerunt, et inde omne spirituale a se removerunt; talibus circumcincti sunt illi qui in terra inferiore sunt, ubi ante Adventum Domini reservati sunt illi qui ab Ecclesia spirituali ac ibi infestati; sed usque a {2}Domino tutati, et evecti in caelum cum Domino quando Ipse resurrexit; de his videantur quae prius n. 6854, (x)6865, 6914, 6945, 7035, dicta et ostensa sunt.
2 (s)Terra inferior, ubi reservati sunt illi qui ab Ecclesia spirituali {3} ad Adventum Domini, in Verbo aliquoties nominatur, ut apud Esaiam,
Cantate caeli, quia fecit Jehovah, jubilate inferiora terrae, personate montes cantu, silva et omnis arbor in illa, quia redemit Jehovah Jacobum, et in Israele gloriosum se reddidit, xliv 23;
ibi de illis qui in inferiore terra, quod salvati a Domino; `Jacob' et `Israel' {4}sunt Ecclesia spiritualis, `Jacob' {5}Ecclesia externa, `Israel' {6} interna, n. 3305, 4286, 6426: apud Ezechielem,
Fecero descendere te cum descendentibus foveam, ad populum aeternitatis, et habitare fecero te in terra inferiorum in desolationibus, xxvi 20:
apud eundem,
Ad terram {7}inferiorem in medio filiorum hominis, ad descendentes foveam: unde consolabuntur se in terra inferiore omnes arbores Edenis, selectio et praecipuum Libani, omnes bibentes aquas, xxxi 14, 16;
ibi terra inferior, ubi illi qui {8} ab Ecclesia spirituali {9}fuerunt.
3 Hodie etiam, qui ab Ecclesia sunt, et impleverunt ideas suas mundanis et quoque terrestribus, et fecerunt ut vera fidei talibus {10} adjuncta essent, illi {11} ad terram inferiorem demittuntur et ibi quoque in pugnis sunt, et hoc usque dum mundana et terrestria illi a veris fidei separata sunt, ac talia inserta ut non amplius conjungantur; cum hoc peractum est, tunc inde elevantur in caelum nam antequam talia amota sunt, nullatenus possunt cum angelis esse sunt enim illa tenebrae et inquinamenta quae cum luce et puritate caeli non concordant; mundana et terrestria illa non nisi quam per pugnas contra falsa separari et amoveri possunt; pugnae illae fiunt hoc modo: infestantur illi qui ibi, a fallaciis et inde falsis quae ab infernalibus circumcirca emittuntur, sed a Domino per caelum refelluntur, et simul tunc insinuantur vera; et {12}haec apparent sicut 4 apud illos qui in pugnis sunt; inde est quod Ecclesia spiritualis dicenda sit {13} pugnans; sed {14}hodie raro est pugnans apud aliquem in mundo, nam {15}homo Ecclesiae cum vivit in mundo, non sustinet pugnam, propter malorum turbam in cujus medio est, et propter carnem in qua est, quae infirma; homo in altera vita {16} contineri potest firmiter in vinculis conscientiae, non autem ita in mundo, nam si in mundo perducitur in aliquid desperationis, ut solent illi qui in pugnis {17} sunt, ilico vincula illa rumpit; sique illa rumpit, tunc succumbit, et si ita succumbit, actum est de salute ejus; inde est quod pauci intra Ecclesiam hodie a Domino admittuntur in pugnas pro veris contra falsa; pugnae illae sunt tentationes spirituales. Videantur etiam quae de terra inferiore, et vastationibus ibi, prius n. 4728, 4940-4951, 6854, ostensa sunt.(s)

7090. `Et:また、そして、dixerunt:言った、ad:~に、~へ、Pharaonem'::パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、[inde]:それ故、そこから、exhortationem:奨励、勧告、刺激、誘因、ad:~に、~へ、illos:彼らを、qui:その者達、contra:~に対して、~に反対して、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、constat:知られる、明らかである、ex:~から、~により、significatione:意味、`dicere,':言うこと、quia:なぜなら、ので、a:~から、~により、Mosche:モーセ、et:~と、および、Aharone:アロン、ex:~から、~により、mandato:命令、命じられた、Divino,:神的な、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、exhortatio,:奨励、勧告、ut:~のように、~として、quoque:~もまた、同じく、同様に、n.:番号、7033; et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:表象、象徴、`Pharaonis':パロ、ファラオ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、scientificum:科学的な、事実に基づく、quod:こと、それ、そのこと、contra:~に対して、~に反対して、vera:諸々の真理、Ecclesiae,:教会、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、6651, (x)6673, 6683, ita:このように、従って、illi:彼らは、qui:その者達、tales:このような、次ぎのような、sunt.:ある、
Hic:ここに、この場に、et:~と、および、in:~の中、~において、sequentibus:後に続く、次の、agitur:述べられる、取り扱われる、de:~について、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、salvati sunt:救われた、per:~を通して、~によって、Adventum:降臨、到来、到着、Domini:主、in:~の中へ、~に、mundum,:(この)世、世界、quique:そしてその者達、またその者達、(qui+que)ante:前に、以前に、先に、Adventum:降臨、到来、到着、Ipsius:御自身、detenti:引き留められた、押し留められた、抑留された、fuerunt:あった、in:~の中、~において、terra:地、地上、inferiore:更に低い、更に下の、et:また、そして、ibi:そこに、そこで、vexati:攻撃された、苦しめられた、a:~から、~により、falsis,:諸々の間違った原理(信念)、hoc est,:即ち、ab:~から、~により、infernalibus:地獄の、地獄的な、qui:その者達、in:~の中、~において、falsis:諸々の間違った原理(信念)、ex:~から、~により、malo:悪、sunt;:ある、terra:地、地上、illa:それは、est:ある、sub:~の下に、~の下で、plantis:足の裏、circumcincta:取り囲まれた、取り巻かれた、infernis,:地獄、a:~から、~により、parte:部、部分、anteriore:より前の、正面の、表の、以前の、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、falsificarunt:曲解した、虚偽化した、vera:諸々の真理、et:~と、および、adulterarunt:偽造した、不純化した、bona;:諸々の善、ad:~に、~へ、dextrum:右、右側、illis:それらに、彼らに、qui:その者達、pervertunt:曲げる、歪める、ひっくり返す、破壊する、滅ぼす、ordinem:秩序、順序、Divinum,:神的な、et:~と、および、inde:それ故、そこから、sibi:自分自身に、potentiam:力、影響力、acquirere:取得すること、獲得すること、student;:~に専念する、~に熱中する、熱心に求める、a:~から、~により、tergo:背中から、背後から、{1} malis:諸々の悪、geniis:悪鬼達、qui:その者達、ex:~から、~により、amore sui:自己愛、occulte:こっそり、密かに、machinati sunt:たくらんだ、企図した、malum:悪、contra:~に対して、~に反対して、proximum;:隣人、仲間、profunde:深く、infra:下に、下部に、下方に、illos:それらを、彼らを、sunt:ある、qui:その者達、Divinum:神的な、prorsus:全く、完全に、正確に、spreverunt:退けた、拒絶した、et:また、そして、naturam:自然、本質、性質、coluerunt,:礼拝した、尊重した、尊んだ、et:また、そして、inde:それ故、そこから、omne:凡ての、全体の、spirituale:霊的な、a:~から、~により、se:自分自身から、それ自身から、removerunt;:遠ざけた、取り除いた、取り去った、talibus:このような、次ぎのような、circumcincti sunt:取り囲まれた、取り巻かれた、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、terra:地、地上、inferiore:更に低い、更に下の、sunt,:ある、ubi:そこで、その場所、ante:前に、以前に、先に、Adventum:降臨、到来、到着、Domini:主、reservati sunt:保持された、保管された、illi:彼らは、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、ac:また、なお加えて、ibi:そこに、そこで、infestati;:悩まされた、害された、sed:しかし、usque:それでもなお、やはり、a:~から、~により、{2}Domino:主、tutati,:守られた、保護された、et:また、そして、evecti:上げられた、持ち上げられた、in:~の中へ、~に、caelum:天界、cum:~と一緒に、~と、Domino:主、quando:時に、~の時、Ipse:御自身、resurrexit;:復活した、甦った、de:~について、his:これらから、videantur:見られる、認められる、quae:それらは、そのことらは、prius:以前に、前に、前以て、n.:番号、6854, (x)6865, 6914, 6945, 7035, dicta:言われた、et:また、そして、ostensa sunt.:示された、
[2] (s)Terra:地、地上、inferior,:更に低い、更に下の、ubi:そこで、その場所、reservati sunt:保持された、保管された、illi:彼らは、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、{3} ad:~に、~まで、Adventum:降臨、到来、到着、Domini,:主、in:~の中、~において、Verbo:聖言、御言葉、aliquoties:数回、数度、しばしば、nominatur,:呼ばれる、名付けられる、ut:~のように、例えば、apud:~のもとに、~において、Esaiam,:イザヤ、
Cantate:歌え、(命令形複数)caeli,:天、quia:なぜなら、ので、fecit:造った、為した、Jehovah,:エホバ、jubilate:歓呼せよ、歓喜の声を上げよ、叫べ、(命令形複数)inferiora:更に低い、更に下の、terrae,:地、地上、personate:大声で言え、叫べ、大声で歌え、(命令形複数)montes:山々、cantu,:歌、演奏、silva:森、林、et:~と、および、omnis:凡ての、全体の、arbor:木、樹木、in:~の中、~において、illa,:それらを、quia:なぜなら、ので、redemit:贖った、償った、Jehovah:エホバ、Jacobum,:ヤコブ、et:また、そして、in:~の中へ、~に、Israele:イスラエル、gloriosum:名誉、栄光、se:それ自身を、reddidit,:与えた、受けた、xliv 23; ibi:そこに、そこで、de:~について、illis:それらから、彼らから、qui:その者達、in:~の中、~において、inferiore:更に低い、更に下の、terra,:地、地上、quod:こと、それ、そのこと、salvati:救われた、a:~から、~により、Domino;:主、`Jacob':ヤコブ、et:~と、および、`Israel':イスラエル、{4}sunt:ある、Ecclesia spiritualis,:霊的な教会、`Jacob':ヤコブ、{5}Ecclesia externa,:外なる教会、`Israel':イスラエル、{6} interna,:内部の、内なる、n.:番号、3305, 4286, 6426: apud:~のもとに、~において、Ezechielem,:エゼキエル、
Fecero:行なう、為す、(一人称単数未来完了)descendere:降りること、沈むこと、遠ざかること、te:あなたを、cum:~と一緒に、~と、descendentibus:下っている、降りている、foveam,:穴、くぼみ、抗、ad:~のために、~へ、populum:人々、民、aeternitatis,:永遠、不滅、不朽、et:また、そして、habitare:住むこと、fecero:行なう、為す、(一人称単数未来完了)te:あなたを、in:~の中、~において、terra:地、地上、inferiorum:更に低い、更に下の、in:~の中、~において、desolationibus,:荒廃、荒らすこと、荒野、xxvi 20: apud:~のもとに、~において、eundem,:同(書)、
Ad:~に向かって、~へ、terram:地、地上、{7}inferiorem:更に低い、更に下の、in:~の中、~において、medio:中間、中央、中心、真ん中、filiorum:息子達、子孫達、hominis,:人間、ad:~のために、~へ、descendentes:下っている、降りている、foveam::穴、くぼみ、抗、unde:そこから、どの源から、consolabuntur:慰める、励ます、(三人称複数未来dep)se:それら自身を、in:~の中、~において、terra:地、地上、inferiore:更に低い、更に下の、omnes:凡ての、全体の、arbores:木、樹木、Edenis,:エデン、selectio:選択、et:~と、および、praecipuum:主要な、おもな、Libani,:レバノン、omnes:凡ての、全体の、bibentes:飲んでいる、吸い込んでいる、aquas,:水、xxxi 14, 16; ibi:そこに、そこで、terra:地、地上、inferior,:更に低い、更に下の、ubi:そこで、その場所、illi:彼らは、qui:その者達、{8} ab:~から、~により、Ecclesia spirituali:霊的な教会、{9}fuerunt.:あった、
[3] Hodie:今日、現在、etiam,:~もまた、更に、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia:教会、sunt,:ある、et:また、そして、impleverunt:植え付けた、ideas:考え、原型、suas:自分自身の、mundanis:世俗的な、この世の、et:~と、および、quoque:~もまた、同じく、同様に、terrestribus,:現世の、地上の、et:また、そして、fecerunt:行なった、為した、ut:~のために、こと、~するように、vera:諸々の真理、fidei:信仰、talibus:このような、次ぎのような、{10} adjuncta essent,:結合された、結ばれた、接合された、illi:それらは、彼らは、{11} ad:~に、~へ、terram:地、地上、inferiorem:更に低い、更に下の、demittuntur:降ろされる、et:また、そして、ibi:そこに、そこで、quoque:~もまた、同じく、同様に、in:~の中、~において、pugnis:戦い、戦闘、sunt,:ある、et:また、そして、hoc:これは、usque dum:~するまで、~の時まで、~まで、mundana:世俗的な、この世の、et:~と、および、terrestria:現世の、地上の、illi:それらは、a:~から、~により、veris:諸々の真理、fidei:信仰、separata sunt,:分離された、区別された、切り離された、ac:また、なお加えて、talia:talis~ut~、~のような~、inserta:導入された、加えられた、ut non:否、amplius:この後、もはや、これ以上、conjungantur;:連結される、結合される、cum:その時、その場合、hoc:これは、peractum est,:成し遂げられた、遂行された、tunc:その時、やがて、inde:それ故、そこから、elevantur:上げられる、in:~の中へ、~に、caelum:天界、nam:なぜなら、というのも、antequam:~より前に、~より先に、talia:このような、次ぎのような、amota sunt,:取り除かれた、排除された、nullatenus:決してない、全くない、possunt:出来る、可能である、cum:~と一緒に、~と、angelis:天使達、esse:あること、存在すること、sunt:ある、enim:なぜならば、~というのは、illa:それらは、tenebrae:暗闇、無知、et:~と、および、inquinamenta:汚物、quae:それらは、そのことらは、cum:~と一緒に、~と、luce:光、et:また、そして、puritate:清潔、清浄、清澄、caeli:天界、non:否、concordant;:一致している、調和する、mundana:世俗的な、この世の、et:~と、および、terrestria:現世の、地上の、illa:それらは、non:否、nisi quam:除いて、~以外に、per:~を通して、~によって、pugnas:戦い、戦闘、contra:~に対して、~に反対して、falsa:諸々の間違った原理(信念)、separari:分けられること、分離されること、et:~と、および、amoveri:取り去られること、除かれること、possunt;:出来る、可能である、pugnae:戦い、戦闘、illae:それらは、fiunt:為される、行なわれる、hoc:これから、下記の、modo::方法、手段、infestantur:悩まされる、害される、illi:彼らは、qui:その者達、ibi,:そこに、そこで、a:~から、~により、fallaciis:欺き、間違い、誤まり、et:~と、および、inde:それ故、そこから、falsis:諸々の間違った原理(信念)、quae:それらは、そのことらは、ab:~から、~により、infernalibus:地獄の、地獄的な、circumcirca:~の周りに、ぐるりに、emittuntur,:出される、送り出される、sed:しかし、a:~から、~により、Domino:主、per:~を通して、~によって、caelum:天界、refelluntur,:反駁される、やりこめられる、et:また、そして、simul:一緒に、同時に、tunc:その時、やがて、insinuantur:吹き込まれる、導入される、vera;:諸々の真理、et:また、そして、{12}haec:これらは、apparent:現れる、見える、sicut:~の如く、~のように、apud:~のもとに、~において、illos:彼らを、qui:その者達、in:~の中、~において、pugnis:戦い、戦闘、sunt;:ある、
[4] inde:それ故、そこから、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、Ecclesia spiritualis:霊的な教会、dicenda:言われるべき、(未来受動分詞)sit:ある、{13 Ecclesia:教会、} pugnans;:戦っている、sed:しかし、{14}hodie:今日、現在、raro:稀に、滅多に~ない、est:ある、pugnans:戦っている、apud:~のもとに、~において、aliquem:誰か、何か、in:~の中、~において、mundo,:(この)世、世界、nam:なぜなら、というのも、{15} homo:人間、Ecclesiae:教会、cum:その時、その場合、vivit:生きる、in:~の中、~において、mundo,:(この)世、世界、non:否、sustinet:忍ぶ、耐える、pugnam,:戦い、戦闘、propter:~のために、~の故に、malorum:諸々の悪、turbam:群、集、一味、in:~の中、~において、cujus:これの、medio:中間、中央、中心、真ん中、est,:ある、et:また、そして、propter:~のために、~の故に、carnem:肉、肉体、in:~の中、~において、qua:それから、そのことから、est,:ある、quae:それらは、そのことらは、infirma;:弱い、無力な、homo:人間、in:~の中、~において、altera vita:他生、{16} contineri:含まれること、繋がれること、保持されること、potest:出来る、可能である、firmiter:しっかりと、強固に、堅固に、確固として、堅く、in:~の中、~において、vinculis:拘束、縛るもの、枷、絆、conscientiae,:良心、自覚、non:否、autem:しかし、他方において、ita:このように、それほど、in:~の中、~において、mundo,:(この)世、世界、nam:なぜなら、というのも、si:もし~なら、たとえ~でも、in:~の中、~において、mundo:(この)世、世界、perducitur:連れて行かれる、導かれる、in:~の中へ、~に、aliquid:何か、若干の、desperationis,:絶望、自暴自棄、ut:~のように、~として、solent:習慣である、常である、通例である、illi:彼らは、qui:その者達、in:~の中、~において、pugnis:戦い、戦闘、{17} sunt,:ある、ilico:直ちに、即刻、その場で、即座に、すぐさま、vincula:拘束、縛るもの、枷、絆、illa:それらを、rumpit;:破る、無効にする、突き破る、sique:そしてもし~なら、またたとえ~でも、(si