27-3540-2~3541原典訳「天界の秘義」創世記Ⅲ

[3] Quia:なぜなら、ので、pelles:皮膚、皮、毛皮、significabant:意味した、externa,:外部の、外なる、mandatum est,:命じられた、
Quod:こと、それ、そのこと、tegumentum:被膜、おおい、tentorii:テント、天幕、essent:あった、pelles:皮膚、皮、毛皮、arietum:雄羊、ruforum,:赤い、赤らんだ、et:また、そして、superius:より高く、以前に、先に、より上の、pelles:皮膚、皮、毛皮、melium,:穴熊、テン、 Exod.:出埃及記、xxvi 14; `tentorium':テント、天幕、enim:なぜならば、~というのは、erat:あった、repraesentativum:表象の、象徴する、trium:3、caelorum:諸天界、ita:このように、従って、caelestium:天的な、et:~と、および、spiritualium:霊的な、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、regni:王国、Domini;:主、`aulaea':カーテン、幕、quae:それらは、そのことらは、circum,:周りに、ぐるりに、付近に、repraesentabant:象徴した、表象した、naturalia,:自然的な、自然の、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、externa,:外部の、外なる、n.:番号、3478, quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、`pelles:皮膚、皮、毛皮、arietum:雄羊、et:~と、および、pelles:皮膚、皮、毛皮、melium';:穴熊、テン、et:また、そして、quia:なぜなら、ので、externa:外部の、外なる、sunt:ある、quae:それらは、そのことらは、integunt:かぶせる、覆う、屋根を付ける、保護する、interna,:内部の、内なる、seu:即ち、或いは、naturalia:自然的な、自然の、quae:それらは、そのことらは、spiritualia:霊的な、et:~と、および、caelestia,:天的な、sicut:~の如く、~のように、corpus:体、身体、suam:自分自身を、それ自身を、animam,:霊魂、魂、ideo:それ故、そのために、mandatum erat:命じられた、illud;:それが、pariter,:同じように、同様に、
Quod:こと、それ、そのこと、Aharon:アロン、et:~と、および、filii:息子達、ejus,:それの、彼の、cum:その時、その場合、proficiscerentur:出発した、旅立った、dep、castra:陣営、野営、velo:幕、ベール状のもの、tegumenti:被膜、覆い、外皮、obtegerent:覆う、包む、かぶせる、覆い隠す、(接続法三人称複数未完了)arcam:(契約の)箱、testimonii,:律法、戒律、掟、証明、立証、証拠、et:また、そして、darent:与えた、置いた、super:~の上に、~の上へ、illud:それを、operimentum:おおい、ふた、pellem:皮膚、皮、毛皮、melis;:穴熊、テン、... et:また、そして、super:~の上に、~の上へ、mensam:テーブル、食卓、机、et:~と、および、quae:それらは、そのことらは、super:~の上に、~の上へ、illa,:それらを、expanderent:伸ばした、広げた、張った、pannum:布きれ、衣服、coccinei:緋色の、深紅色の、dibaphi,:二度染めの、より糸の、et:また、そして、(x)operirent:覆った、ふたをした、illud:それを、operimento,:覆い、ふた、pelle:皮膚、皮、毛皮、melis;:穴熊、テン、... pariter:同じように、同様に、darent:与えた、置いた、candelabrum:燭台、et:~と、および、omnia:凡ての、全体の、vasa:容器、器、入れ物、ejus:それの、彼の、sub:~の下に、~の下で、operimento:覆い、ふた、ex:~から、~により、pelle:皮膚、皮、毛皮、melis;:穴熊、テン、...tum:その上、更に、omnia:凡ての、全体の、vasa:容器、器、入れ物、ministerii:聖職、職務、奉仕、任務、... darent:与えた、置いた、sub:~の下へ、~のもとへ、pannum:布きれ、衣服、hyacinthini,:青色、et:また、そして、operirent:覆った、ふたをした、包んだ、illa:それらを、operimento,:覆い、ふた、pelle:皮膚、皮、毛皮、melis,:穴熊、テン、Num.:民数記、iv 5, 6, 8, 10-12; quisque:各々の、誰でも、qui:その者達、sancte:敬虔に、信心深く、神聖なものとして、de:~について、Verbo:聖言、御言葉、cogitat,:考える、scire:知ること、potest:出来る、可能である、quod:こと、それ、そのこと、{6} Divina:神的な、per:~を通して、~によって、omnia:凡ての、全体の、illa:それらを、repraesentata sint,:象徴された、表象された、et:また、即ち、sicut:~の如く、~と同様に、per:~を通して、~によって、arcam,:(契約の)箱、per:~を通して、~によって、mensam,:テーブル、食卓、机、per:~を通して、~によって、candelabrum,:燭台、et:また、そして、vasa:容器、器、入れ物、ministerii,:聖職、職務、奉仕、任務、etiam:~もまた、更に、per:~を通して、~によって、indumenta:衣服、覆い、ex:~から、~により、coccineo:深紅色の、緋色の、dibapho:二度染めの、より糸の、et:~と、および、hyacinthino,:青色、tum:その上、更に、per:~を通して、~によって、operimento:覆い、ふた、ex:~から、~により、pelle:皮膚、皮、毛皮、melium,:穴熊、テン、et:また、そして、quod:こと、それ、そのこと、per:~を通して、~によって、haec:それらを、repraesentata sint:象徴された、表象された、Divina:神的な、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、externis.:外部の、外なる、
[4] Quia:なぜなら、ので、`prophetae':預言者達、repraesentabant:象徴した、表象した、docentes,:教えている、et:また、そして、inde:それ故、そこから、doctrinam:教え、教義、boni:善、et:~と、および、veri:真理、ex:~から、~により、Verbo,:聖言、御言葉、n.:番号、2534, (c) et:また、そして、`Elias':エリヤ、ipsum:そのもの、それ自身、Verbum,:聖言、御言葉、n.:番号、2762, similiter:同様に、似ている、`Johannes,':ヨハネ、qui:その者達、ideo:それ故、そのために、dicitur:言われる、Elias:エリヤ、qui:その者達、venturus,:行くべき、来るだろう、来るべき、(未来形)Matth.:マタイ伝、xvii 10-13; idcirco:それ故に、その理由で、ut:~のために、こと、~するように、repraesentarent:象徴した、表象した、Verbum:聖言、御言葉、quale:どのような、どんな種類の、est:ある、in:~の中、~において、externa:外部の、外なる、forma,:形、姿、hoc est,:即ち、in:~の中、~において、littera,:文字通りの意味、Elias:エリヤ、cingulo:帯、pellis:皮、毛皮、cinctus:取り巻かれた、帯を締めること、{7} ad:~に、~へ、lumbos:腰、腰部、suos:自分自身を、それ自身を、fuit,:あった、2Reg.:列王記、i 8;
Et:また、そして、Johannes:ヨハネ、habebat:持った、身に着けた、indumentum:衣服、衣類、ex:~から、~により、pilis:毛、毛髪、cameli,:駱駝、et:また、そして、cingulum:帯、pellis:皮、毛皮、circa:~の周りに、~に関して、周りに、取り巻いて、lumbum:腰、腰部、suum,:自分自身を、Matth.:マタイ伝、iii 4.
Quia:なぜなら、ので、` pellis:皮、毛皮、et:~と、および、cutis':皮膚、外皮、significabat:意味した、externa,:外部の、外なる、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、naturalia:自然的な、自然の、respective:~と比較すれば、~と比べて、相対的に、ad:~に、~へ、spiritualia:霊的な、et:~と、および、caelestia,:天的な、et:また、そして、in:~の中、~において、Antiqua Ecclesia:古代教会、sollemne:習慣的な、通常の、いつものこと、fuit:あった、per:~を通して、~によって、significativa:表意する、意味のある、loqui:話すこと、et:~と、および、scribere,:書くこと、ideo:それ故、そのために、etiam:~もまた、更に、apud:~のもとに、~において、Hiobum,:ヨブ記、qui:それは、Antiquae Ecclesiae:古代教会、liber:書物、文章、記録、巻、編、est,:ある、pellis:皮、毛皮、et:~と、および、cutis:皮膚、外皮、idem:同じ、同様のもの、significat,:意味する、ut:~のように、例えば、ab:~から、~により、aliquibus:何か、若干の、locis:くだり、箇所、apud:~のもとに、~において、illum:それを、彼を、constare:知られること、明らかであること、potest,:出来る、可能である、et:また、そして、quoque:~もまた、同じく、同様に、ab:~から、~により、hoc,:これから、下記の、
Novi:知る、知った、(一人称単数完了)Redemptorem:贖い主、meum,:私の、vivit,:生きる、et:また、そして、postremum:最後に、結局、super:~の上に、~の上へ、pulverem:塵、砂塵、埃、surget,:昇る、上がる、立ち上がる、起き上がる、et:また、そして、post:~の後に、その後、cute:皮膚、外皮、mea:私の、circumdabuntur:与えられる、囲まれる、取り巻かれる、(三人称複数未来受動)haec,:これらは、et:また、そして、ex:~から、~により、carne:肉、果肉、mea:私の、videbo:見る、認める、(一人称単数未来)Deum,:神、xix 25, 26; ` cute:皮膚、外皮、circumdari':与えられること、取り巻かれること、(三人称複数未来受動)haec,:これらは、et:また、そして、ex:~から、~により、carne:肉、果肉、pro:~として、~の代わりに、naturali,:自然的な、自然の、quale:ある種の、~のような、secum:自分自身で、自分自身に、自分自身と一緒に、(=cum se)homo:人間、post mortem:死後、habet;:持つ、有す、de:~について、quo:それから、そのことから、n.:番号、 3539; ` ex:~から、~により、carne:肉、果肉、videre:見ること、認めること、Deum':神、est:ある、ex:~から、~により、proprio:固有の、自分の、固有性、自己、vivificato;:生命を与えられた、生かされた、quod:こと、それ、そのこと、id:それは、sit:ある、`caro,':肉、肉体、videatur:見られる、認められる、n.:番号、148, 149, 780; quod:こと、それ、そのこと、Liber:書物、文章、記録、巻、編、Hiobi:ヨブ、sit:ある、Antiquae Ecclesiae:古代教会、liber,:書物、文章、記録、巻、編、patet,:明らかである、ut:~のように、~として、dictum,:言われた、(c)a:~から、~により、ibi:そこに、そこで、repraesentativo:表象の、象徴する、et:~と、および、significativo,:表意する、意味のある、sed:しかし、non:否、est:ある、ex:~から、~により、illis:それらから、彼らから、libris:書物、文章、記録、巻、編、qui:それは、vocantur:呼ばれる、Lex:律法、法律、et:~と、および、Prophetae,:預言者達、ex causa quia:その理由から、non:否、habet:持つ、有す、sensum internum:内意、qui:それは、solum:だけ、のみ、de:~について、Domino:主、et:~と、および、Ipsius:御自身、regno:王国、agit;:述べる、取り扱う、hoc:これは、enim:なぜならば、~というのは、unicum:唯一の、ただ一つの、est:ある、quod:こと、それ、そのこと、facit:作る、為す、Librum:書物、本、genuini:正しい、真正の、Verbi.:聖言、御言葉、

[3]皮は外なるものを意味したので、
「天幕の覆いは赤い雄羊の皮であり、またその上に穴熊の皮(を覆うこと)」出埃及記、26.14、が命じられた。というのは、「天幕」は三つの天界の表象のものであったからであり、従って、主の王国の天的なものと霊的なもの(の表象のものであったからである)。周りの「幕」は外なるものである自然的なものを表象した。3478番(を参照)、またそれらは外なるものなので、内なるものの覆いである。或いは身体がその霊魂の(覆いである)如く、それらは自然的なものなので霊的なものと天的なものの覆いである。それ故、そのことが命じられた。同様に、
「アロンとその息子達は陣営を出発する時、律法の箱を覆いの幕で覆い、またその上に覆いの穴熊の皮を置いた。...また机の上とそれらの上に(あるものに)二度染めの緋色の布を広げ、またそれを穴熊の皮の覆いで覆った。...同様に、燭台とその凡ての器を穴熊の皮からの覆いの下に置いた。...更に聖職(のための)凡ての器を、...青色の布の下へ置き、またそれらを穴熊の皮の覆いで覆った。」民数記、4. 5, 6, 8, 10-12、誰でも聖言を神聖なものとして考える者達は、ここの凡てのものによって神的なものが表象されたことを知ることが出来よう。即ち契約の箱、机、燭台によって、また聖職(のための)器、更に二度染めの緋色の(布)と青色の(布)からの覆いによって、その上、穴熊の皮からの覆いによって外なるものの中の神的なものが表象されたこと(を知ることが出来よう)。
[4]「預言者達」は教えている者達を表象したので、またそれ故、聖言からの善と真理の教義を表象したので、2534番(を参照)、また「エリヤ」は聖言そのものを(表象し)、2762番(を参照)、同様に「ヨハネ」もそのために来るべきエリヤと言われている。マタイ伝、17.10-13、それ故に、外なる形において、即ち文字通りの意味において聖言がどのようなものであるかを表象するために、
「エリヤは自分の腰に皮の帯を締めた」列王記Ⅱ、1.8、また、
「ヨハネは駱駝の毛からの衣服を身に着け、また自分の腰に皮の帯を巻いた」マタイ伝、3.4、
なぜなら、「皮と外皮」は外なるものを意味したからであり、それらは霊的なものと天的なものに比べた自然的なものであるからであり、また古代教会において通常の話すことと書くことは表意するものによってあったからである。それ故、古代教会の書物であるヨブ記においてもまた皮と外皮は同様なものを意味する。例えばそれ(ヨブ記)の若干の箇所から、また下記の(箇所)からもまた知られることが出来よう。
「私は私の贖い主を知った。彼は生き、また最後に塵の上に立ち上がり、そしてその後、それらは私の外皮で取り巻かれるであろう。また私は私の肉から神を見るであろう。」19. 25, 26、(ここで)「それらが外皮で取り巻かれること」、また「肉から」は人間が死後自分自身に持つような自然的なものとして(記述されている)。そのことについては3539番(に示された)。「肉から神を見ること」は、生命を与えられた自己(人間の固有性)から(神を見ることである)。それが「肉」であることは148, 149, 780番に認められよう。言われたように、ヨブ記の書が古代教会の書物であることはそこの表象のものと表意するものから明らかであるが、しかし主と主御自身の王国だけを取り扱う内意を持たないと言う理由から律法と預言者達と言われている書物からのものではない。というのは、それ(内意)が正しい聖言の書物を作る唯一のものであるからである。

3541. `Super manus illius': quod significet secundum facultatem recipiendi, constat ex significatione `manus' quod sit potentia, de qua n. 878, 3091, ita facultas recipiendi.

3541. `Super:~の上で、~の上に、manus:手、illius'::彼の、それの、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、secundum:~に従って、~に沿って、facultatem:能力、才能、性質、recipiendi,:受け入れることの、受けることの、constat:知られる、ex:~から、~により、significatione:意味、`manus':手、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、potentia,:力、影響力、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、878, 3091, ita:このように、従って、facultas:能力、才能、recipiendi.:受け入れることの、受けることの、

3541.「彼の手の上」が、受け入れることの能力に従ってを意味することは、「手」の意味が力であることから知られよう。そのことについては878, 3091番(に示された)。従って、受け入れることの能力である。