28-3665-2原典訳「天界の秘義」創世記Ⅲ

[3] Cognitiones:知識、概念、quae:それらは、そのことらは、ab:~から、~により、infantia:幼年期、幼児期、ad:~に、~まで、pueritiam:子供であること、少年期、addiscuntur,:習得される、学んで獲得される、sunt:ある、sicut:~の如く、~のように、vasa:容器、用具、入れ物、communissima,:最も普通の、最も通常の、最も全般的な、quae:それらは、そのことらは、adimplenda:一杯にしている、満たしている、sunt:ある、{3}bonis,:善、ac:また、なお加えて、sicut:~の如く、~のように、adimplentur,:一杯にされる、満たされる、遂行される、illustratur:明るくされる、照らされる、homo;:人間、si:もし~なら、たとえ~でも、talia:talis~ut~、~のような~、vasa:容器、用具、入れ物、sunt:ある、ut in:~の中、~において、illis:それらから、彼らから、possint:出来る、可能である、esse:あること、存在すること、bona:諸々の善、genuina,:生来の、本物の、真正の、tunc:その時、やがて、a:~から、~により、Divino:神的な、quod:こと、それ、そのこと、intus:内部に、内面に、内側に、in:~の中、~において、illis,:それらから、彼らから、{4} illustratur:明るくされる、照らされる、homo,:人間、et:また、そして、hoc:これは、successive:継続的に、連続的に、magis et magis;:益々、at:しかし、だが聞き給え、si:もし~なら、たとえ~でも、{5} talia:talis~ut~、~のような~、sunt:ある、ut in:~の中、~において、illis:それらから、彼らから、non:否、possint:出来る、可能である、esse:あること、存在すること、bona:諸々の善、genuina,:生来の、本物の、真正の、tunc:その時、やがて、non:否、illuminatur;:明るくされる、照らされる、apparet:現れる、見える、quidem:確かに、無論、実に、sicut:~の如く、~のように、illustretur,:明るくされる、照らされる、sed:しかし、est:ある、ex:~から、~により、lumine:光、輝かしいもの、fatuo:弱い、かすかな、愚かな、quod:こと、それ、そのこと、est:ある、falsi:間違った原理(信念)、et:~と、および、mali,:悪、at:しかし、だが聞き給え、usque:それでもなお、やはり、obscuratur:暗くされる、隠される、不明瞭にされる、magis et magis:益々、per:~を通して、~によって、illa:それらを、quoad:~に関して、~に関する限り、bonum:善、et:~と、および、verum.:真理、
[4] Cognitiones:知識、概念、tales:このような、次ぎのような、sunt:ある、multiplices,:多数の、様々の、おびただしい、et:また、そして、tam:tam~ut~、~以下ほど、それほど、multiplices:多数の、様々の、おびただしい、ut vix:辛うじて、殆ど~ない、possint:出来る、可能である、quoad:~に関して、~に関する限り、genera:種類、類型、recenseri,:列挙されること、minus:なお更、まして、より小さく、quoad:~に関して、~に関する限り、species:像、似姿、種、種類、distingui;:区別されること、分離されること、derivantur:導かれる、引き出される、enim:なぜならば、~というのは、a:~から、~により、Divino:神的な、multipliciter:様々に、per:~を通して、~によって、rationale:理性、理性的な、in:~の中へ、~に、naturale;:自然の、自然的な、quaedam:何か、何かあるもの、ある種の、{6} enim:なぜならば、~というのは、immediate:直接に、直に、直ちに、influunt:流れ込む、流入する、per:~を通して、~によって、bonum:善、rationalis,:理性、理性的な、et:また、そして、inde:それ故、そこから、in:~の中へ、~に、bonum:善、naturalis::自然の、自然的な、etiam:~もまた、更に、in:~の中へ、~に、verum:真理、hujus:この、boni,:善、ac:また、なお加えて、iterum:再び、もう一度、二度目に、inde:それ故、そこから、in:~の中へ、~に、naturale:自然の、自然的な、externum:外部の、外なる、seu:即ち、或いは、corporeum,:地的な、形体的な、ac:また、なお加えて、ibi:そこに、そこで、quoque:~もまた、同じく、同様に、その上、~でさえ、実のところ、abeunt:変化する、変形する、分かれる、分岐する、in:~の中へ、~に、varios:様々な、種々の、rivos;:派生物、分かれ、et:また、そして、quaedam:何か、何かあるもの、ある種の、influunt:流れ込む、流入する、mediate:間接的に、間接に、per:~を通して、~によって、verum:真理、rationalis:理性、理性的な、{7} in:~の中へ、~に、verum:真理、naturalis,:自然の、自然的な、etiam:~もまた、更に、in:~の中へ、~に、bonum:善、hujus:この、veri,:真理、ac:また、なお加えて、iterum:再び、もう一度、二度目に、inde:それ故、そこから、in:~の中へ、~に、naturale:自然の、自然的な、externum:外部の、外なる、seu:即ち、或いは、corporeum:地的な、形体的な、videatur:見られる、認められる、n.:番号、3573, 3616. 
Se:それら自身を、habent:持つ、有す、illa:それらは、sicut:~の如く、~のように、gentes,:人々、民族、familiae,:家族、氏族、et:~と、および、domus:家、家族、ac:また、なお加えて、in:~の中、~において、illis:それらから、彼らから、consanguinitates:類似性、類縁性、血縁関係、et:~と、および、affinitates,:姻戚関係、quod:こと、それ、そのこと、nempe:正確には、即ち、sint:ある、qui:その者達、in:~の中、~において、linea:系統、血統、recta:正しい、正義の、正当な、まっすぐな、sunt:ある、a:~から、~により、primo:第一の、最初の、patre,:父、父祖、先祖、et:また、そして、qui:その者達、in:~の中、~において、linea:系統、血統、obliqua:斜めに、傾斜して、seu:即ち、或いは、collaterali:傍系の、隣接した、付随的な、magis et magis;:益々、in:~の中、~において、caelis:天界、haec:これらは、distinctissima:最も区別された、最も分離された、sunt,:ある、nam:なぜなら、というのも、societates:仲間関係、社会、ibi:そこに、そこで、omnes:凡ての、全体の、secundum:~に従って、~に沿って、genera:種類、類型、et:~と、および、species:像、似姿、種、種類、boni:善、et:~と、および、veri,:真理、ac:また、なお加えて、inde:それ故、そこから、proximitates,:近いこと、類似、近い親族関係、distinctae sunt,:区別された、分離された、n.:番号、685, 2508, 2524, 2556, 2739, 3612; quas:それらを、etiam:~もまた、更に、repraesentabant:象徴した、表象した、antiquissimi:最古代、qui:その者達、caelestes:天的な、homines:人間達、fuerunt,:あった、per:~を通して、~によって、id:それを、quod:こと、それ、そのこと、ita:このように、従って、distincti:区別された、分離された、in:~の中へ、~に、gentes,:人々、民族、familias,:家族、氏族、et:~と、および、domos:家、habitarent,:住んだ、n.:番号、470, 471, 483, 1159, 1246; inde:それ故、そこから、quoque:~もまた、同じく、同様に、その上、~でさえ、実のところ、erat:あった、quod:こと、それ、そのこと、mandatum:命じられた、神の掟、律法、命令、ut:~のために、こと、~するように、illi:それらは、彼らは、qui:その者達、ab:~から、~により、Ecclesia:教会、repraesentativa:表象の教会、erant,:あった、conjugia:結婚、婚姻、contraherent:限った、制限した、限定した、intra:内部で、~の内で、~の間に、suae:自分自身の、それ自身の、gentis:民族、異邦人、familias,:家族、氏族、ita:このように、従って、enim:なぜならば、~というのは、repraesentari:象徴されること、表象されること、potuit:出来た、可能であった、per:~を通して、~によって、illos:それらを、彼らを、caelum,:天界、et:また、そして、ejus:それの、彼の、societatum:仲間関係、社会、conjunctio:連結、結合、quoad:~に関して、~に関する限り、bonum:善、et:~と、および、verum;:真理、sicut:~の如く、丁度~のように、hic:ここに、この場に、nunc:今、現在、per:~を通して、~によって、Jacobum:ヤコブ、quod:こと、それ、そのこと、`iret:進んだ、行った、(eoの接続法三人称単数未完了)ad:~に、~へ、domum:家、Bethuelis:ベトエル、patris:父、matris:母、tuae,:あなたの、et:また、そして、accipe:受け取れ、迎え入れよ、(命令形)tibi:あなたに、exinde:この結果として、この故に、そこから、その後、mulierem:女、婦人、妻、a:~から、~により、filiabus:娘達、Labanis:ラバン、fratris:兄弟、matris:母、suae.':あなたの、
[5] {8}Quod:こと、それ、そのこと、attinet:保有する、持ち続ける、関係する、ipsas:そのもの、それ自身、cognitiones:知識、概念、veri:真理、externi:外部の、外なる、seu:即ち、或いは、corporei,:地的な、形体的な、quae:それらは、そのことらは、ex:~から、~により、bono:善、collaterali:傍系の、隣接した、付随的な、sunt,:ある、et,:また、そして、ut:~のように、~として、dictum,:言われた、intus:内部に、内面に、内側に、in se:本質的に、本来、habent:持つ、有す、Divinum,:神的な、et:また、そして、sic:そのように、こうして、admittere:聞き入れること、引き入れること、possunt:出来る、可能である、genuina:生来の、本物の、真正の、bona,:諸々の善、quales:ある種の、~のような、sunt:ある、apud:~のもとに、~において、infantes:幼児達、pueros:少年達、qui:その者達、dein:次いで、その後、更に、それで、以後、そこで、regenerantur,:再生される、sunt:ある、in genere:一般的に、全般的に、tales,:このような、次ぎのような、tale:このような、次ぎのような、quales:質、性質、sunt:ある、historicorum:歴史的な、歴史の、Verbi,:聖言、御言葉、ut:~のように、例えば、quae:それらは、そのことらは、ibi:そこに、そこで、dicuntur:言われる、de:~について、Paradiso,:楽園、パラダイス、de:~について、primo:第一の、最初の、homine:人間、ibi,:そこに、そこで、de:~について、arbore vitae:生命の樹木、in:~の中、~において、medio:中央、中心、真ん中、ejus,:それの、彼の、et:また、そして、de:~について、arbore scientiae,:科学(知識)の樹木、{9} ubi:そこで、その場所、serpens:蛇、qui:その者、decepit;:欺いた、だました、haec:これらは、sunt:ある、cognitiones:知識、概念、quae:それらは、そのことらは、in se:本質的に、本来、habent:持つ、有す、Divinum,:神的な、et:また、そして、in se:本質的に、本来、admittunt:聞き入れる、引き入れる、(t) bona:諸々の善、et:~と、および、vera:諸々の真理、spiritualia:霊的な、et:~と、および、caelestia,:天的な、quia:なぜなら、ので、repraesentant:象徴する、表象する、et:また、そして、significant:意味する、illa;:それらを、tales:このような、次ぎのような、cognitiones:知識、概念、etiam:~もまた、更に、sunt:ある、reliqua:残りの、その他の、quae:それらは、そのことらは、in:~の中、~において、historicis:歴史的な、歴史の、Verbi,:聖言、御言葉、sicut:~の如く、丁度~のように、quae:それらは、そのことらは、ibi:そこに、そこで、de:~について、tabernaculo:テント、天幕、sunt,:ある、deque:下へ、そして~について、(de+que)templo,:神殿、et:また、そして、(c) eorum:それらの、彼らの、constructionibus;:構造、様式、{10} pariter:同じように、同様に、quae:それらは、そのことらは、de:~について、vestibus:衣服、衣装、Aharonis:アロン、et:~と、および、filiorum:息子達、ejus;:それの、彼の、tum:その上、更に、quoque:~もまた、同じく、同様に、その上、~でさえ、実のところ、de:~について、festis:祝祭、祭礼、tabernaculorum,:テント、天幕、primitiarum:初穂、初生り、(神への)最初の奉納物、最初の成果、messis:収穫、刈入れ、et:~と、および、azymorum,:パン種の入っていない、et:また、そして、de:~について、similibus:同様な、等しい、aliis;:他のもの、異なった、haec:これらは、et:~と、および、talia,:このような、次ぎのような、cum:その時、その場合、ab:~から、~により、infante:幼児、puero:少年、sciuntur:知られる、et:また、そして、cogitantur,:考えられる、tunc:その時、やがて、ab:~から、~により、angelis:天使達、qui:その者達、apud:~のもとに、~において、illum,:それを、彼を、cogitatur:考えられる、de:~について、Divinis:神的な、quae:それらは、そのことらは、repraesentant:象徴する、表象する、et:また、そして、significant;:意味する、et:また、そして、quia:なぜなら、ので、angeli:天使達、his:これらに、afficiuntur,:働きかけられる、影響を及ぼされる、感動させられる、affectio:情愛、eorum:それらの、彼らの、communicatur,:共有される、伝達される、結合される、et:また、そして、facit:引き起こす、為す、jucundum:愉快、楽しい、喜ばしい、et:~と、および、volupe:愉快な、快い、quod:こと、それ、そのこと、puero:少年、ex:~から、~により、illis,:それらから、彼らから、et:また、そして、praeparat:準備する、{11} illius:それの、彼の、mentem:心、精神、ad:~のために、~へ、recipiendum:受け入れることへ、vera:諸々の真理、et:~と、および、bona:諸々の善、genuina::生来の、本物の、真正の、talia:このような、次ぎのような、et:また、そして、perplurima:非常に多くの、alia:他のもの、異なった、sunt:ある、cognitiones:知識、概念、veri:真理、externi:外部の、外なる、et:~と、および、corporei:地的な、形体的な、ex:~から、~により、bono:善、collaterali.:傍系の、隣接した、付随的な、

3665.「あなたの母の父ベトエルの家(に行け)、そしてそこから、あなたの母の兄ラバンの娘達から女(妻)を迎え入れよ(娶れ)」が、連結されなければならない隣接した外なる善とそこからの真理を意味することは「ベトエル」の表象が最初の部類の異邦人達の善であることから知られよう。そのことについては2865番(を参照、また)「ラバン」の表象が自然的な人間、或いは外なる人間の中の善い情愛であることから知られよう。また特に共通の起源の隣接した善(い情愛であることから知られよう)。そのことについては3129, 3130, 3160, 3612番(に示された)。また「女(妻)を迎え入れる(娶る)こと」の意味がそこからの真理への情愛に結び付けられること、或いは連結されることであることから知られよう。「女(妻)を迎え入れる(娶る)こと」が、連結されることであることは明らかであり、また「娘達」が情愛であることは568, 2362, 3024番に認められよう。それ故、それらの言葉が何を意味するか知られよう。即ちここの「ヤコブ」によって表象された自然的な善が隣接した外なる善からの真理に連結されること(を意味することが知られよう)。
[2]それらは次のようにそのことを有する。人間が再生される場合、その時、彼(人間)は先ず主により幼児の如く導かれ、その後、少年の如く導かれ、次に青年の如く導かれ、最後に成人の如く導かれる。幼児、少年の如く学ぶ真理は全く外なるものと形体的なものである。なぜなら、内的なものはまだ理解することが出来ないからである。それらの真理はそれらの中の内部に神的なものがあるような概念(知識)を除いて他のものではない。それらの中に神的なものがある概念(知識)は内的な真理を益々継続的に、また秩序によって容認することが出来るようなものである。しかしそれらの中に神的なものがない概念(知識)は(内的な真理を)容認せずに退けるようなものである。というのは、外なる、また形体的な善と真理の概念(知識)は、その性質に従って種を受け入れる大地の如くあるからである。その(或る)種を(受け入れ)他の(種を受け入れない)性質があり、また一つの種類の種を成長させ、また他の種を抑えつける(性質がある)。それらの中の内部に神的なものがある概念(知識)は本来霊的な、また天的な真理と善を引き入れる。というのは、内部に神的なものからのものがあるからであり、また(神的なものからのものが)処理するからである。それら(の概念(知識)は)そのようなものである。しかしそれらの中に神的なものがない概念(知識)は間違った原理と悪だけを引き入れる。なぜなら、そのような性質であるからである。ここで「ラバンの娘達」によって意味される外なる、また形体的な真理の概念(知識)は霊的な、また天的な真理と善を引き入れる。しかし「カナンの娘達」によって意味される(外なる、また形体的な真理の概念(知識)は霊的な、また天的な真理と善を)引き入れない。