30-3913-2原典訳「天界の秘義」創世記Ⅲ

3913. Dixit,:言った、Ecce:ほら、見よ、famula:女召使、女奴隷、mea:私の、Bilhah'::ビルハ、quod:こと、それ、そのこと、significet:意味する、medium:手段、媒介、中間、affirmans.:主張している、肯定している、強めている、固めている、quod:こと、それ、そのこと、inter:~の中に、~の間で、~の間に、naturale:自然の、自然的な、verum:真理、(c) et:~と、および、interius:内的な、より内なる、verum,:真理、constat:知られる、明らかである、(c)ex:~から、~により、significatione:意味、`famulae':女召使、女奴隷、tum:その上、更に、ancillae,:女奴隷、女召使、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、affectio:情愛、cognitionum:知識、概念、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、exterioris:外的な、より外なる、hominis,:人間、de:~について、qua:それから、そのことから、n.:番号、1895, 2567, 3835, 3849, et:また、そして、quia:なぜなら、ので、affectio:情愛、illa:それは、est:ある、medium:手段、媒介、中間、conjungendi:連結することの、結合することの、vera:諸々の真理、interiora:内的な、より内なる、eum:それを、彼を、veris:諸々の真理、naturalibus:自然の、自然的な、seu:即ち、或いは、externis,:外部の、外なる、ideo:それ故、そのために、hic:ここに、この場に、per:~を通して、~によって、`famulam':女召使、女奴隷、significatur:意味される、medium:手段、媒介、中間、affirmans.:主張している、肯定している、強めている、固めている、inter:~の中に、~の間で、~の間に、illa;:それらを、et:また、そして、ex:~から、~により、repraesentatione:象徴、表象、`Bilhae':ビルハ、quod:こと、それ、そのこと、sit:ある、quale:質、性質、illius:それの、彼の、medii.:手段、媒介、中間、中央、中心、真ん中、
Per:~を通して、~によって、ancillas:女奴隷達、女召使達、datas:与えられた、Jacobo:ヤコブ、a:~から、~により、Rachele:ラケル、et:~と、および、Leah:レア、in:~の中へ、~として、mulieres:女達、妻達、婦人達、ut:~のために、こと、~するように、procrearent:生じた、産んだ、sobolem,:子、子孫、nihil:無意味、何も~ない、無、aliud:他のもの、異なった、in:~の中、~において、sensu interno:内意、repraesentatum:象徴された、表象された、et:また、そして、significatum est:意味された、quam:~を除いて、~の外は、tale:このような、次ぎのような、quod:こと、それ、そのこと、inservit,:仕える、奉仕する、hic:ここに、この場に、pro:~として、~のために、medio:手段、媒介、中間、conjunctionis,:連結、結合、nempe:正確には、即ち、interioris:内的な、より内なる、veri:真理、verum:真理、externo;:外部の、外なる、per:~を通して、~によって、`Rachelem':ラケル、enim:なぜならば、~というのは、repraesentatur:象徴される、表象される、interius:内的な、より内なる、verum,:真理、per:~を通して、~によって、`Leam':レア、externum,:外部の、外なる、n.:番号、3793, 3819: agitur:述べられる、取り扱われる、enim:なぜならば、~というのは、hic:ここに、この場に、per:~を通して、~によって、duodecim:12、filios:息子達、Jacobi:ヤコブ、de:~について、duodecim:12、communibus:普遍的な、一般の、全般的な、seu:即ち、或いは、cardinalibus:基本的な、主要な、rebus:事柄、物事、per:~を通して、~によって、quas:それらを、initiatur:導かれる、伝授される、始められる、奥義を伝えられる、手ほどきされる、homo:人間、in:~の中、~において、spiritualia:霊的な、et:~と、および、caelestia:天的な、dum:その時、もし~ならば、regeneratur:再生される、seu:即ち、或いは、dum:その時、もし~ならば、fit:為される、行われる、Ecclesia;:教会、
[2]homo:人間、enim:なぜならば、~というのは、cum:その時、その場合、regeneratur:再生される、seu:即ち、或いは、fit:為される、行われる、Ecclesia,:教会、hoc est,:即ち、cum:その時、その場合、fit:為される、行われる、a:~から、~により、mortuo:死んだ、生命のない、{1} homine:人間、vivus:生きている、生命のある、seu:即ち、或いは、{2}a:~から、~により、corporeo:地的な、形体的な、caelestis,:天的な、per:~を通して、~によって、plures:より多くの、多数の、status:状態、性質、a:~から、~により、Domino:主、ducitur;:導かれる、communes:全般的な、一般的な、普遍的な、{3} status:状態、性質、sunt:ある、qui:それらは、designantur:明記される、表示される、描かれる、per:~を通して、~によって、duodecim:12、illos:彼らを、filios,:息子達、et:また、そして、dein:次いで、その後、その後は、per:~を通して、~によって、duodecim:12、tribus,:部族、quapropter:そのために、それ故に、` duodecim:12、tribus':部族、significant:意味する、omnia:凡ての、全体の、fidei:信仰、et:~と、および、amoris,:愛、ut:~のように、~として、n.:番号、3858 ostensum:示された、videatur;:見られる、認められる、communia :普遍的な、一般の、全般的な、enim:なぜならば、~というのは、involvunt:包む、含む、omnia:凡ての、全体の、particularia:部分的な、個々の、et:~と、および、singularia,:個々の、別々の、et:また、そして、haec:これらは、se referunt:~に関係する、~に関係がある、ad:~に、~へ、illa.:それらを、
Cum:その時、その場合、homo:人間、regeneratur,:再生される、tunc:その時、やがて、internus homo:内なる人間、conjungendus:連結されるべき、結合されるべき、(未来受動分詞)est:ある、cum:~と一緒に、~と、externo,:外部の、外なる、proinde:従って、それ故に、(t) bona:諸々の善、et:~と、および、vera:諸々の真理、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、interni hominis:内なる人間、cum:~と一緒に、~と、(t)bonis:諸々の善、et:~と、および、veris:諸々の真理、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、externi,:外部の、外なる、ex:~から、~により、veris:諸々の真理、et:~と、および、bonis:諸々の善、enim:なぜならば、~というのは、homo:人間、est:ある、homo;:人間、illa:それらは、non:否、conjungi:連結されること、結合されること、possunt:出来る、可能である、absque:~なしに、~を除いて、mediis;:手段、媒介、中間、media:手段、媒介、中間、sunt:ある、talia:このような、次ぎのような、quae:それらは、そのことらは、aliquid:何か、若干の、trahunt:得る、引き寄せる、引き出す、獲得する、ab:~から、~により、una:1、parte:~の側から、et:また、そして、aliquid:何か、若干の、ab:~から、~により、altera,:他の方の、もう一つの、第二の、et:また、そして、quae:それらを、そのことらを、faciunt:行なう、結ぶ、ut:~のように、例えば、quantum:quantum~tantum~、~ほど~それだけ、~だけ~である、homo:人間、accedit:加わる、近寄る、近づく、接近する、ad:~に、~へ、unam,:1、tantum subordinetur:下位に置かれる、従属させられる、altera;:他の方の、もう一つの、第二の、haec:これらは、media:手段、媒介、中間、sunt:ある、quae:それらは、そのことらは、significantur:意味される、per:~を通して、~によって、`ancillas,':女奴隷、女召使、media:手段、媒介、中間、a parte:~の側から、interni hominis:内なる人間、per:~を通して、~によって、` ancillas:女奴隷、女召使、Rachelis,':ラケル、{4} et:また、そして、media:手段、媒介、中間、a parte:~の側から、externi:外部の、外なる、hominis:人間、per:~を通して、~によって、` ancillas:女奴隷、女召使、Leae.':レア、
[3] Quod:こと、それ、そのこと、media:手段、媒介、中間、conjunctionis:連結、結合、erunt,:ある、(三人称複数未来)constare:知られること、明らかであること、potest:出来る、可能である、ex:~から、~により、eo:それから、quod:こと、それ、そのこと、naturalis:自然的な、自然の、homo:人間、ex:~から、~により、se:自分自身を、それ自身を、prorsus:全く、完全に、non:否、concordet:調和する、cum:~と一緒に、~と、spirituali,:霊的な、sed:しかし、quod:こと、それ、そのこと、in tantum:それほどに、discordet,:一致しない、調和しない、ut:~のために、こと、~するように、prorsus:全く、完全に、ei:彼に、それに、oppositus:対立の、反対の、sit;:ある、naturalis:自然的な、自然の、enim:なぜならば、~というのは、homo:人間、spectat:見る、考慮する、et:~と、および、amat:愛する、se:自分自身を、et:~と、および、mundum,:(この)世、世界、spiritualis:霊的な、autem:しかし、他方において、non:否、spectat:見る、考慮する、{5}se:自分自身を、et:~と、および、mundum:(この)世、世界、nisi:~以外、もし~でなければ、quantum:ほど、~の限り、~の範囲、~の程度、conducit:役立つ、益する、導く、貢献する、ad:~のために、~へ、promovendos:助長することへ、成就することへ、向上することへ、usus:用、役立ち、in:~の中、~において、spirituali:霊的な、mundo,:(この)世、世界、ita:このように、従って、servitium:奴隷、従属、服従、ejus:それの、彼の、spectat:見る、考慮する、et:また、そして、id:それを、amat:愛する、ex:~から、~により、usu:用、役立ち、et:~と、および、fine;:目的、意図naturalis:自然的な、自然の、homo:人間、tunc:その時、やがて、vitam:生命、生活、habere:持つこと、sibi:自分自身に、videtur,:見られる、認められる、cum:その時、その理由で、ad:~に関して、~へ、dignitates:地位、名誉、evehitur,:高められる、上げられる、ita:このように、従って、ad:~によって、~へ、supereminentiam:卓越、傑出、super:~の上に、~の上へ、alios,:他のもの、異なった、at:しかし、だが聞き給え、spiritualis:霊的な、homo:人間、vitam:生命、生活、habere:持つこと、sibi:自分自身に、videtur:見られる、認められる、in:~の中、~において、humiliatione:卑下の状態、卑下、et:~と、および、quod:こと、それ、そのこと、minimus:最小の、最も低い、sit;:ある、nec:否、dignitates:地位、名誉、spernit,:遠ざける、退ける、modo:~する限りは、もし~とすれば、per:~を通して、~によって、illas:それらを、ut:~のために、こと、~するように、per:~を通して、~のために、media:手段、媒介、中間、inservire:役に立つこと、仕えること、possit:出来る、可能である、proximo,:隣人、仲間、societati:仲間関係、社会、communi,:普遍的な、共通の、全般的な、et:~と、および、Ecclesiae,:教会、et:また、そして、non:否、reflectit:反省する、熟考する、考慮する、super:上に、上で、dignitates:地位、名誉、ad:~に、~へ、quas:それらを、evehitur,:高められる、上げられる、propter:~のために、~の故に、se,:自分自身を、sed:しかし、propter:~のために、~の故に、illos:彼らを、それらを、usus:用、役立ち、qui:それらは、ei:彼に、fines:目的、意図、sunt;:ある、naturalis:自然的な、自然の、homo:人間、in:~の中、~において、sua:それ自身から、beatitudine:幸福、至福、est:ある、cum:その時、その場合、prae:~より多い、~より以上の、aliis:他の者達、opulentus:富裕な、裕福な、{6} est:ある、ac:また、なお加えて、mundi:(この)世、世界、opes:財産、富、possidet,:所有する、占有する、at:しかし、だが聞き給え、spiritualis:霊的な、homo:人間、in:~の中、~において、sua:それ自身から、beatitudine:幸福、至福、est:ある、cum:その時、その場合、in:~の中、~において、cognitionibus:知識、概念、veri:真理、et:~と、および、boni,:善、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、ei:彼に、それに、opulentia,:豊かさ、富、et:また、そして、magis:もっと、更に、むしろ、cum:その時、その場合、in:~の中、~において、exercitio:行使、実行、boni:善、secundum:~に従って、~に沿って、vera:諸々の真理、est;:ある、nec:否、tamen:しかし、それにもかかわらず、spernit:遠ざける、退ける、opulentiam,:豊かさ、富、quia:なぜなら、ので、per:~を通して、~によって、illam:それを、in:~の中、~において、exercitio:行使、実行、potest:出来る、可能である、esse:あること、存在すること、et:~と、および、in:~の中、~において、mundo;:(この)世、世界、
[4] ex:~から、~により、his:これらから、paucis:僅かの、簡潔に、手短に、僅かな言葉で、constare:知られること、明らかであること、potest:出来る、可能である、quod:こと、それ、そのこと、status:状態、性質、naturalis:自然的な、自然の、hominis:人間、et:~と、および、spiritualis:霊的な、sint:ある、sibi:それら自身に、oppositi:対立の、反対の、per:~を通して、~に関して、fines,:目的、意図、(m) sed:しかし、quod:こと、それ、そのこと、usque:それでもなお、やはり、conjungi:連結されること、結合されること、possint;:出来る、可能である、quod:こと、それ、そのこと、fit:為される、行われる、cum:その時、その場合、illa:それらは、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、externi:外部の、外なる、hominis:人間、subordinata:下位に置かれた、従属させられた、sunt:ある、et:また、そして、inserviunt:役に立つ、仕える、finibus:目的、意図、interni(n);:内部の、内なる、ideo:それ故、そのために、ut:~のために、こと、~するように、homo:人間、fiat:為される、行なわれる、(接続法三人称単数現在)spiritualis,:霊的な、necessum est:必要である、ut:~のために、こと、~するように、{7}illa:それらは、quae:それらは、そのことらは、sunt:ある、externi:外部の、外なる、hominis:人間、ad:~に、~へ、obsequium:従順、恭順、redigantur,:元へ返される、元へ戻される、ita:このように、従って、exuendi:取り去ることの、剥ぎ取ることの、捨てることの、sunt:ある、fines:目的、意図、pro:~として、~のために、se:自分自身から、それ自身から、et:~と、および、mundo:(この)世、世界、ac:また、なお加えて、induendi:着ることの、身に着けることの、fines:目的、意図、pro:~として、~のために、proximo:隣人、仲間、et:~と、および、pro:~として、~のために、regno:王国、Domini;:主、illa:それらは、exui:取り去られること、剥ぎ取られること、et:~と、および、haec:これらは、indui:着られること、身に着けられること、nequaquam:決して~でない、possunt,:出来る、可能である、ita:このように、従って、non:否、conjungi,:連結されること、結合されること、nisi:~以外、もし~でなければ、per:~を通して、~によって、media;:手段、媒介、中間、haec:これらは、media:手段、媒介、中間、sunt:ある、quae:それらは、そのことらは、significantur:意味される、per:~を通して、~によって、`ancillas,':女奴隷、女召使、et:また、そして、{8}in specie:特に、詳細に、per:~を通して、~によって、quatuor:4、filios:息子達、ab:~から、~により、ancillis:女召使、女奴隷、natos::産まれた者達、息子達、
[5] primum:第一の、最初の、medium:手段、媒介、中間、est:ある、affirmans:主張している、肯定している、強めている、固めている、seu:即ち、或いは、affirmativum:肯定の、肯定的な、veri:真理、interni,:内部の、内なる、nempe:正確には、即ち、quod:こと、それ、そのこと、ita:このように、従って、sit;:ある、cum:その時、その場合、affirmativum:肯定の、肯定的な、fit,:為される、行われる、tunc:その時、やがて、homo:人間、est:ある、in:~の中、~において、principio:基礎、始め、初め、端緒、起源、源、regenerationis,:再生、bonum:善、{9} ab:~から、~により、Domino:主、operatur,:遂行する、働く、働きかける、(dep)et:また、そして、facit:行なう、為す、affirmationem;:断言、主張、肯定、確認、bonum:善、illud:それは、non:否、potest:出来る、可能である、influere:流れ込むこと、流入すること、in:~の中へ、~に、negativum,:否定の、禁止の、ne quidem:決して~ない、~ですら~ない、in:~の中へ、~に、dubitativum,:疑わしい、疑惑、antequam:~より前に、~より先に、hoc:これを、affirmativum:肯定の、肯定的な、fit;:為される、行われる、id:それは、bonum:善、dein:次いで、その後、その後は、se:自分自身を、それ自身を、manifestat:明らかにする、明瞭にする、per:~を通して、~によって、affectionem,:情愛、nempe:正確には、即ち、per:~を通して、~によって、id:それを、quod:こと、それ、そのこと、homo:人間、afficiatur:働きかけられる、影響を及ぼされる、作用される、vero,:真理、seu:即ち、或いは、incipiat:取り掛かる、起こる、始める、起こる、delectari:楽しまされること、楽しみを与えられること、illo,:それから、primum:先ず、初めて、最初に、quod:こと、それ、そのこと、sciat:知る、id,:それを、dein:次いで、その後、その後は、quod:こと、それ、そのこと、secundum:~に従って、~に沿って、id:それを、agat;:行なう、ut:~のように、例えば、pro:~として、~のために、exemplo,:例、例として、quod:こと、それ、そのこと、Dominus:主、sit:ある、salus:救い、救済の手段、generi humano;:人類、nisi:~以外、もし~でなければ、hoc:これは、fiat:為される、行なわれる、(接続法三人称単数現在)affirmativum:肯定の、肯定的な、ab:~から、~により、homine,:人間、non:否、possunt:出来る、可能である、omnia:凡ての、全体の、illa:それらは、quae:それらは、そのことらは、de:~について、Domino:主、ex:~から、~により、Verbo:聖言、御言葉、aut:即ち、或いは、in:~の中、~において、Ecclesia:教会、didicit,:学んだ、経験した、et:また、そして、in:~の中、~において、naturalis:自然的な、自然の、{10} ejus:それの、彼の、memoria:記憶、記憶力、inter:~の中に、~の間で、~の間に、scientifica:科学的な、事実に基づいた、sunt,:ある、conjungi:連結されること、結合されること、cum:~と一緒に、~と、interno:内部の、内なる、ejus:それの、彼の、homine,:その内なる人間、{11}hoc est,:即ち、cum:~と一緒に、~と、illis:それらから、彼らから、quae:それらは、そのことらは、ibi,:そこに、そこで、possunt:出来る、可能である、esse:あること、存在すること、fidei,:信仰、ita:このように、従って、nec:否、potest:出来る、可能である、affectio:情愛、influere,:流れ込むこと、流入すること、ne quidem:決して~ない、~ですら~ない、in:~の中へ、~に、communia:普遍的な、一般の、全般的な、illius:それの、彼の、rei:事柄、物事、quae:それらは、そのことらは、ad:~のために、~へ、salutem:救い、救済の手段、hominis:人間、conducunt;:集める、雇う、at:しかし、だが聞き給え、cum:その時、その場合、affirmativum:肯定の、肯定的な、fit,:為される、行われる、tunc:その時、やがて、innumerabilia:無数の、数え切れない、accedunt,:加わる、携わる、与えられる、et:また、そして、implentur:満たされる、一杯にされる、bono:善、quod:こと、それ、そのこと、influit;:流れ込む、流入する、nam:なぜなら、というのも、bonum:善、continue:連続的に、継続して、(t) influit:流れ込む、流入する、a:~から、~により、Domino,:主、sed:しかし、ubi:そこで、その場所、non:否、est:ある、affirmativum,:肯定の、肯定的な、non:否、recipitur::受け入れられる、受容される、est:ある、itaque:そして従って、またそのように、またそれ故に、(=et ita)affirmativum:肯定の、肯定的な、primum:第一の、最初の、medium,:手段、媒介、中間、中央、中心、真ん中、et:また、そして、quasi:言わば、あたかも~のように、primum:第一の、最初の、habitaculum:住みか、居住地、幕屋、boni:善、influentis:流れ込んでいる、流入している、a:~から、~により、Domino::主、similiter:同様に、似ている、se:それ自身を、habet:持つ、有す、cum:~と一緒に、~と、omnibus:凡ての、全体の、reliquis:残りの、他の、quae:それらは、そのことらは、fidei:信仰、vocantur.:呼ばれる、

3913.「彼女は言った。私の女召使ビルハを見よ」が、自然的な真理と内的な真理の間で(連結を)強めている手段を意味することは、「女召使」の意味、更に女奴隷の意味が外なる人間の概念(知識)への情愛であることから知られよう。そのことについては1895, 2567, 3835, 3849番(に示された)。またその情愛は内的な真理が自然的な真理、或いは外なる真理に連結することの手段なので、それ故、ここの「召使」によってそれらの間で(連結を)強めている手段が意味される。また「ビルハ」の表象がその手段の性質であることから知られよう。
内意において、子を産むために女(妻)としてラケルとレアによりヤコブに与えられた女奴隷達によって連結の手段として、即ち内的な真理と外なる真理との連結の手段として仕えるようなものを除いて他のものは何も表象されず、また意味されていない。というのは、「ラケル」によって内的な真理が表象され、「レア」によって外なる真理が表象されるからである。3793, 3819番(を参照)、というのは、ここのヤコブの十二人の息子達によって人間が再生される時に、或いは教会に為される時に霊的なものと天的なものに導かれる十二の全般的な事柄、或いは(十二の)基本的な事柄について述べられているからである。
[2]というのは、人間が再生される時、或いは教会に為される時、即ち死んだ人間から生きている人間に為される時、或いは地的な者から天的な者に為される時、主により多くの状態を通して導かれるからである。それらの全般的な状態がその十二人の息子達によって明記されており、またその後、十二の部族によって明記されている。それ故に、3858番に示されたように「十二の部族」は信仰と愛の凡てのものを意味することが認められよう。というのは、全般的なものは凡ての部分的なものと個別的なものを含むからであり、またそれらに関係するからである。
人間が再生される時、やがて内なる人間が外なる人間と連結されなければならない。それ故、内なる人間の善、および真理が外なる人間の善、および真理と連結されなければならない。というのは、人間は真理と善から人間であるからであり、それらは手段なしに連結されることは出来ないからである。手段は一方の側から何かを引き出し、またもう一方の側から何かを引き出しそれらを結ぶようなものである。例えば、人間が一方へ近付くほど、それだけもう一方が下位に置かれるようなものである。それらの手段が「女奴隷」によって意味されている。「ラケルの女奴隷」によって内なる人間の側からの手段が意味され、「レアの女奴隷」によって外なる人間の側からの手段が意味されている。
[3]連結の手段があらねばならないことは、自然的な人間は自分自身からは全く霊的な人間と調和せず、それに完全に反対のものであるほど調和しないことから知られることが出来よう。というのは、自然的な人間は自分自身とこの世を考慮し、また愛するからであり、他方において霊的な人間は、もし霊的な世界の中の用が成就するために役立つ範囲でなければ自分自身とこの世を考慮しないからである。従って用と目的からその従属を考慮し、またそれを愛する。自然的な人間は地位に関して上げられ、そのように他の者達の上に自分自身の卓越によって、その理由で生命を自分自身に持つことが認められる。だが聞き給え、霊的な人間は卑下の中と最小の者であることで自分自身に生命を持つことが認められる。彼(霊的な人間)はもし、それら(地位)によって隣人、共同の社会、および教会に役立つことが出来るとすれば(その)手段のために地位を遠ざけない。またそれらのために上げられる地位の上で自分のために考慮しないが、しかし彼に目的である用のために考慮する。自然的な人間は他の者達よりも裕福な時、またこの世の富を所有する時、その幸福の中に居るが、しかし霊的な人間は真理と善の知識(概念)の中に居る時、その幸福の中に居り、それらが彼に富である。また真理に従った善の実行の中に居る時、更にその幸福の中に居る。それにもかかわらず、彼は富を遠ざけない。なぜなら、それによって(善の)実行の中に居ることが出来るからであり、またこの世に居ることが出来るからである。
[4]これらの僅かな言葉から、目的に関して自然的な人間の状態と霊的な人間の状態は反対の(状態である)ことが知られることが出来よう。しかしそれでもなお、それらは連結されることが出来る。それは外なる人間が下位に置かれ、また内なる人間の目的に仕える時に為される。それ故、人間が霊的に為されるために外なる人間のものが従順へ戻されることが必要である。従って、自分自身とこの世のための目的を取り去り、また隣人と主の王国のための目的を身に着けることの必要がある。それら(自分自身とこの世の目的)が取り去られることとこれら(隣人と主の王国のための目的)が身に着けられることは、もし手段を通してでなければ決してそのように連結されることは出来ない。それらの手段が「女奴隷」、また特に女奴隷から産まれた四人の息子達によって意味されている。
[5]最初の手段は内なる真理がそのようにあることを肯定するもの、或いは肯定的なものである。それ(手段)が肯定的なものに為される時、やがて人間は再生の端緒の中に居る。主からの善が働きかけ、そして肯定が為される。その善はそれ(手段)が肯定的なものに為される前の否定の中に流入することは出来ず、疑惑の中へすら流入することは出来ない。その後、その善はそれ自身を情愛によって、即ち人間が真理に働きかけられることによってそれ自身を明らかにする。或いはそれにより楽しみを与えられることを始める。先ずそれを知り、次いでそれに従って行なう。例えば例として、主は人類に救いであることが、人間により肯定的なものに為されるのでなければ、主について聖言から、或いは教会において学んだ凡てのこと、また自然的なものの中で科学的な(事実に基づいた)ものの間にあるその記憶はその内なる人間と連結出来ない。即ちそこで信仰のものであることが出来るものと連結出来ない。従って情愛が流入することが出来ず、人間の救いのために集めるその事柄の全般的なものへすら流入することが出来ない。だが聞き給え、肯定的なものに為される時、やがて無数のものが与えられ、また流入する善に満たされる。なぜなら、善は継続的に主から流入するが、しかしそこに肯定的なものがなければ受け入れられないからである。そしてそれ故に、肯定的なものは最初の手段であり、またそれは主から流入している善の最初の住みかのようなものであり、それを信仰のものと言われる他の凡てのものと同様に有する。